268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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─ 街角 ─
[薔薇の蔦で彩られた白い壁。海を望む街角、夜の絵が並ぶけれど、空はなお昼。 吹いた風が指先を擽り、]
―――――。
[裏通りから出てきた人間>>106に顔を向けて。いつの間に角度の変わったか陽射しの羞明に、くらり] [一歩分靴を滑らせて、日陰へ避難]
…… マドンナ?
[自分の名はサイラスではないから、画家がきっとサイラスだろう。 知り合いらしき地元民同士のやりとり、少し首を傾けて、絵を見ていた時と同じ真顔で男の顔を眺めた。
ところでさっきの倒壊音なんだったの、 ]
(112) 2019/07/26(Fri) 21時頃
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[赤い二両編成は今も昔も変わらない。 マーケットの最中は編成を増やせば良いのに。と市民から陳情が上がることもあるが生憎二両以上を引いて坂を登れる馬力ではないのだ。運行速度も自動車よりも少し早い程度、大都市の電車を知っているなら各駅停車だと云うことを差し引いても鈍行に感じてしまうだろう。 それでも多くの常客は車窓を流れゆく景色を楽しみ乗車時間を過ごす。オリュースの街並みは絵画に勝るとも劣らない。
――― 無論、市電としても乗客の無聊を慰める策を立てていない訳ではなく、その一つが運転台を覗く窓の上に設けられたギャラリーだった。
発案は自身。友人からもらったキャンパスを>>26より多くの眼に触れさせたくて飾りだしたのが始まりだが、広告を吊って小銭を稼ぐよりも利用者からの評判が良い。 別の車両では飾り台を作り、わらわらとした猫の木彫りを飾っていたりもするが、これを職人に依頼したのも自身だ。オリュース市電の規模では車掌の仕事は乗務員だけに留まらない。]
(113) 2019/07/26(Fri) 21時半頃
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そろそろ新作も欲しいな。 ……手堅く猫のいる街とかで頼むか。
[ちょいと制帽の鍔を持ち上げギャラリーを見上げれば独り言が口腔に籠った。各車両のギャラリー周りはすっかり自身の仕事になっている。 何度か同僚間で持ち回り制にもしてみたが、他の面子は良い品を見つけると車両に飾るのではなく家族や恋人への土産にしてしまうから結局己の下に仕事が戻ってくる。 若くて独身だから。と言うのはそれ以外にも丁度良い免罪符らしく、始発と終電の当番も少なくない。]
(114) 2019/07/26(Fri) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 22時頃
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/* 今日もトレイル様が大変働き者で…麗しい…
(-49) 2019/07/26(Fri) 22時頃
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/* >>113 そうそう、地元の路面電車はバッリバリ吊り広告並んでるけどこの街並みでトレイル様が運転するならそういうのない方がいいよな、と思って新聞広告にしたん
電車、乗りたい。うずうず 乗るとしたらおうちに帰る時だからまだだなあ
(-50) 2019/07/26(Fri) 22時頃
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[朝にも夜にも強いから変則的な勤務は苦ではない。 車両基地の硬い仮眠ベッドも然程気にならない。
寧ろ、朝霧を切り裂く進行とがらんとした回送列車は好ましさすら覚える。最初と最後だけ見られる非日常的な特別感は車両だけではなく、乗客にも同じことが言えた。
始発を包む微睡む空気と終電にて意識を刈り取られた人々。――― 妙に微笑ましく感じるのは、己が揺り籠を揺らす側であるからか。
ともあれ。拳を己の腰裏に宛がい上体を折り曲げて、白手袋でトントンと客の肩を叩くのは慣れた仕草。>>93 「お客様、いつも下車される停留所ですよ」と坂の上から通う彼に言葉を添えるのは、睡魔と疲労に苛まれる身を終点まで連れ去る非道を犯しがたい為だ。 彼の取材を受けたことがある身としては変則勤務に共感と理解があり、本当は寝かしていてやりたい気持ちが強い。>>94
だが、終電の終点は車両基地の一つ手前。 即ち、港の倉庫街だ。いくらなんでも良心が痛む。]
(115) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[自分の生活をちゃんと持っている 男性からすれば、僕のやっている事は 若い時の夢幻かもしれない。 しかしそれを『良い事だ』と言ってくれた大人もいた>>91 その青さを、想いを認めてくれたと言うだけで 僕は嬉しくて、その嬉しさを似顔絵にも込めたし 慣れない挿絵にも挑戦させてもったものだ。
だが僕はそれで絵で食べているとは胸を張って 言えない事もまた知っている。
家を出て自分のアトリエを、自分の城を持ち 自分の好きなものだけを描いて生きていけたら。
そんな夢が叶うのは一握りだと判っている。 いつか僕の夢が終わるかも知れない事も]
(116) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[それでも僕は地に足を着けたトレイルと酒を酌み交わし 互いの夢を語る事を止められない。
屋根裏だってまだ僕の出発点にしかすぎない。 だからそこを恥じるつもりはないが、 表情を上手く操れる大人の心の内の声の音が 聞こえたなら>>87 自分がまだまだ世間の荒波を知らない子供だと 思われた感じがして少しばかり居心地の悪さを 感じたかも知れない。
しかしそれを感じさせることもなく、 少ない言葉で夜の絵を褒められた僕は 手っ取り早く有頂天になる]
(117) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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ありがとうございます。
僕はこのオリュースの美しさを全部描き留めたいって 思っているんですが、毎日見ていても飽きなくて。
出来たら世界中の風景を、 描き残したいと思った光景を自分の目で 見て描けたらと思ってはいます。
(118) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[夜を走る流星を気に入ってくれた客の言葉に 勝手に自分の夢を語る。 僕の悪い癖で青い青いと誰かに揶揄われた事を思い出したが、 今は誰だったか思い出している場合じゃない]
砂漠、ですか?
[何か要望はと言ったのは僕だが、まさか この場所に一番似合わなさそうな風景が 出て来るとは思わなかった>>88]
(119) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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砂漠は、写真や動画でしか見た事はありません。
金と銀と赤、紫、濃紺、寂しさを厳しさを 感じさせるあの光景は、是非僕も挑戦してみたい 風景の1つです。
[挑戦したいと言う以上、描いた事はないと同義]
砂漠が、お好きなんですか?
[もし描くならその砂漠に何か想う者を持った人の その人の感情を何処かに載せたいと問うたけれど、 彼の興味に添えない画家の問いに答えてくれるだろうか]
(120) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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ありがとうございます。 ええっと、カードを使えそうな店構えで無くて 申し訳ありません。
小切手ならいただきましょう。
[それでも彼の元へ引き取られた絵は一枚>>89 少しでも誰かの目に留まる事が出来て、 その人の元へ行ってくれるなら、作者として 嬉しいに決まっている]
今年も綺麗な星が流れます。 宵闇を切り裂くではなく、縫い留める糸みたいに。
どうぞ実際の流星の空も楽しんでくださいね。
[キャンパスに描いた流星が縫い留めたものが 何かを考えるのは彼が見つければいい。 キャンパスを包んで小切手を受け取る間、 掛けられた声>>101に顔を上げた]
(121) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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ああ、これはハワードさん。 ハワードさんこそ、こんなに暑い中 写真から切り取ったみたいにぴっしりしてますね。
[道行く観光客とも市街の人とも違う少しだけ違う風を 纏った人、時間が止まった人と僕はこっそり呼んでいる。
派遣の執事さんと聞いた事はあるが、いつ見ても どんな時でもハワードさんはハワードさんとしか 表現出来ないが、逆にだからこそ彼を的確に 表現出来る絵を描けたらいいなとも思っている。
彼に似合うのは時の流れを止めた薔薇咲き誇る古城だろうか。
それとも豪華な今時の輝くホテル?などと 思い浮かべる事もある。
今度万能執事の挿絵の仕事が来たら、間違いなく 彼をモデルにする気だが今のところ機会は訪れていない]
(122) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[どうもと軽い会釈を行う。 その相手は老齢に見えるのに姿勢よく躰を反転させた。動き一つにも、無駄がない。ご無沙汰しているという相手の挨拶はひどく様になり。>>108 ついつい眼鏡の奥、観察を続けたがる。 人間観察、とは言わないが学ぶ処の大きい動きだと思う。 自分が模倣出来るかどうかは別としてだ]
ええ、久しぶりです。 おかわりないようで………
[企画の中では彼の仕事について詳しく聞いたか。 ありきたりだが、誰もが知りたがる。 仕事のやりがいや、成功談。人間としても出来た彼の話は留めておくには勿体ない。距離を詰める相手が仕事ではないというのなら、珍しいと瞬き]
(123) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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ああ、私は此れから郵便局に。 仕事の手紙を出しにいこうと思ってまして
……かまいませんが…
[うずうずと掌が荷物を持ちたがるのをほんの少し首を傾げ。これも一種の職業病だろうかと考えるのだ。一瞬、持ってもらうのを躊躇うのは、仕事ではないから。だが、此処で迷うのも悪い。
書店の袋を彼にと向けて>>110]
(124) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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…持っていただけますか?
[そうと尋ね。 彼が預かってくれるのなら、感謝を伝え。郵便局まで連れだとうか。ついでに切手が好きな作者に土産を買うのもいい。
仕事以外では無口な唇はもそっと開き]
しかし、年々人が多くなっている気がしますね …この時期は。
[そんな世間話をしては 一度、空をと見上げれば青い空。朗らかな港街に相応しい青を眼鏡に写しだして、明日からの夜を思い。先人にこの街の過去を尋ねる為、顔を横にと向けて問いかけた*]
(125) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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/* おっと書き方が悪かったですね。 しかし声をかけたという解釈をいただけたのならそのようにいたしましょう。ありがとうございます。
(-51) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[見慣れた風景には見慣れぬ観光客が大勢] [ペルセウスマーケット前はいつだってこうだし] [明日からはもっとだ]
[日陰の方へ寄った男性>>112を見る] [日向から日陰] [光量の変化に目を瞬かせながら]
………ええ、そう。マドンナ。 オニーサン、見ませんでした?
こんな感じの
[両手で大きさを示しつつ]
少しクリームがかった白い猫です。 猫かな?多分、猫。 ふっさふさのなにか。
[見ませんでした?と首を傾げた*]
(126) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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― 停留所 ―
[シャッターの下りたままの店。あれは確か本屋だったか。 客引きの声も軽やかな隣の花屋は初めて見る顔。
数ヶ月ぶりの寄港でも、ーーいやだからこそか。 変化を楽しみながらの道行きは、それなりの疲れと荷物のおかげで結局は真っ直ぐに家に向かうことになる。 港の終着駅からひとつ隣の、路面電車が立ち寄る小さな停留所。 マーケットを楽しみにしている観光客の隣に並ぶ]
ふぁ、あ、 ……ねむ。
[噛み殺した欠伸を早く海じゃなくて太陽の匂いがするシーツに滑り込ませたい。 帰宅の連絡は滞りなく。スイート・スチュワードは間違いのない仕事を済ませているだろう。特に誰を、と指名することもないが、浮かぶ顔は一つだ。 船員仲間にハワードと同じ頃の仲間は多く、しかし彼らはもれなくだらしがない……生まれか、育ちか、訓練か。そのどれもだろう。 彼に、と少し多めに振り込んである支払いも、あそこならきちんと反映してくれるだろう]
(127) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[だがハワードさんはハワードさんで やる事が多いのだろう、姿が見えなくなるのも早い。
その入れ替わりの様に今度は用件付きで 声を掛けられ>>106内容に噴き出した]
ぶっ、また逃げられたのかい?
マドンナと言う名前に相応しい振り回されっぱなしだね。 ちょっと待ってて。
[いい加減名前だけで何が起きたか見当が付く。 あれ、絶対お前と遊んでるんだと思うんだ、と 揶揄いながらもスケッチブックを開いて スラスラと美猫(と言わないと僕まで怒られた記憶があるんだ) の見事な体型を愛らしくでっぷりと、ふてぶて、愛らしさを 押し出した顔と毛色を描き込んで]
(128) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[彼が日陰に入るその一瞬] [薄めのサングラスの下の瞳が見えた]
――――――――。
[ここが、往来の中でなければ] [その瞳に釘付けになったまま] [視線を逸らすこともなかっただろう]
(-52) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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僕は今日は見てないけど、ま、皆知ってると思うけど 観光客も多くなったし、捜索願に似顔絵は付き物だろ。
これで聞き込みの手伝いになれば。
あと、極力可愛らしく描いといたから、 プレゼントしたら少しは大家さんのご機嫌も イイ感じになると思うよ、多分、きっと、だといいな。
[そんな適当な事を言いながら、手早く描いた マドンナの指名手配の似顔絵を差し出した]
(129) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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もしこれで何かイイ目を見たら 僕に感謝して何か奢る事。
[ちょっとした意地悪を付け足してから、 まだ客の彼が残っていたら慌てて頭を下げて 恥ずかしい所をお見せしましたと、 謝罪の1つもしただろう*]
(130) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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── 昼下がりの路地 ──
[癖っ気をいじる照れた仕草に、くつくつと喉を震わせてから。>>83]
それは耳が痛いな。 俺も集中している時は、鳩の一声に気づけるか怪しい。
[顎に手を当て、真顔になった。 秒針の狂う音ならすぐに気づける自信はあるのだが。]
では、そのお店に俺もお世話になろう。 ソウさんのおかげで、中途半端な時間でも 食べさせてくれる店が増えて感謝してるよ。 でなきゃ、インスタントとテイクアウトだらけになる。
[食事にこだわりはないが。 できたての温かい料理を超える美味しい食事はないし、食べられるならそうしたい。 この人形職人の紹介で、不味かった店はないので全面の信頼を置きつつ。 調子よく得意気に施錠を語る、その真相を今知れないのは大変残念である。>>79]
(131) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[手短にメールを送信して携帯をしまえば、タヴェルナの入口はすぐそこに。>>84]
……いい音だな。
[温かみのあるドアベルの音。 鳩時計ではないが。以前一度からくり時計の修理が入った時には、彼に木彫人形を外注依頼したことがあった。 街の人形劇団にも、人形を提供しているそうだし。 どこか愛嬌があって温かみがある作品は、彼の人柄を表しているようでもあるとしみじみ思う。
どこかの裏通りで響いた悲鳴と物音は、ドアの閉まる音で掻き消された。>>73*]
(132) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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/* 推しかわいすぎでは??????
(-53) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[──セイルズ様と出会う少し前。>>122 今や街のあちこちで見かける機会も増えた、謙虚な若者への態度も折り目正しい。ただ、微笑めば自然と目尻による皺だけが平生より多いが、微々たるもの。]
は、は。それはどうも 私としましては写真よりも サイラス様の絵画から抜け出しとうございます
[実物と遜色ない、それ以上の魅力を描くのに長けている彼の似顔絵は観光客にも評判が高い。 対面で依頼をするには機会に恵まれず、自身がどのように描かれるのかなぞ想像もつかないが、いつかを楽しみにするとして。 連れがいるようだったので、この場は挨拶に留めて先へ進んだ筈。
頃合悪く、見覚えのある観光客の視線と興味は路地裏へ向かっている時。>>89 縁ある観光客とは、何れかの機会があることと。]*
(133) 2019/07/26(Fri) 22時半頃
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[そう、船乗りには妙な連中が多い。 常に同じ船に乗る仲間もいるが、ほとんどが旅は道連れ、とばかりの烏合の衆だ。 陸でも暮らせるだろう奴もいれば、ああこいつは海で死ぬんだな、という奴もいる。 俺は、………きっと海じゃあ死ねないだろうが]
あぁ、そういえば 次に来たら会う約束をしてたっけ
[子供に憧れられる職業ではない。 しかしだからこそ、セイルズのとこの坊ちゃん(年はそう変わらないだろうが、死んだ祖母がそう呼んでた馴染みだ)には、色々と包み隠さず話そうと思っていた。 ただの強盗であるが、未だ蔓延る海賊だとか。 陽気な面とクソみたいな面とか。 憧れるなら、それこそ絵描きや劇団のがいいんじゃないか、ってな。 約束はいつだったかな。家に手紙でも届いてるだろうか]
(134) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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── 食堂 ──
こんにちは、マダム。 もう一人分も、追加でお願いできますか。
[ソウスケの後に続いて店内に入ったなら。>>85 皮肉る声に苦笑を浮かべながら、帽子を脱いで女店主へ頭を下げ。食欲をそそる匂いに、口端を緩ませた。
ペンネかサンドイッチか。 悩ましい二択にうーんと小さく唸っていれば、ポケットにしまったはずの携帯が震える。>>97 時間の変更かと、内容だけちらっと確認して。]
じゃあ俺も、サンドイッチで。 食べ過ぎたらこの後、愛想を尽かされてしまらしい。
[うっかり食べ過ぎてしまいそうなトマトソースのペンネはまた次の機会にお願いしよう。]
(135) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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[良心が痛む、と言うのは経験則だ。
終電では乗客の自宅を知らずとも余程のことがない限り民家の無い港湾に差し掛かる前に声をかける。タクシーを拾うにしても諦めて宿を探すにしても人気のない深夜の港スタートは心が折れるもの。 ベテランと言うにはまだ年が足りていないが車掌の肩書を背負うのだからそれくらいは理解している。
だが、一度だけ。 一度だけ、船を漕ぐ紳士を終点まで放置していたことがある。>>55
あれは確か冬の終電だった。 裾広がりのロングコートに初めて腕を通した年。 憧れていた制服と、揺れる車両と、瞬く寒空の星と。]
(136) 2019/07/26(Fri) 23時頃
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