11 獄の、聖痕者
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弱いから――。 此処へ。
[血に濡れていない方の手で撫でてもらえれば。 番人によって傷付けられた心は――
その手と、心に響くその言葉に癒されて。 次第に表情も和らいで行き]
貴女の手も、とても優しく。 私を癒してくれる。 [撫でる彼女の手に頬を摺り寄せ。 逃げないようなら、*唇をその指先にそっと落した*]
(140) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
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/* あぁ、ソフィア――!!
(-20) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 04時半頃
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あたし、が…?
[自分の手に癒されたと話すピッパの言葉に、 驚いたように見開く瞳]
無能のあたしでも、 誰かの癒しに、なれるのね。
[ぽつりと呟いて。 指先へ落とされる口接けに、頬を微かに染めて*はにかんだ*]
(141) 2010/05/27(Thu) 05時頃
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妾(わらわ)に触れるでない!下賤(げせん)の身の分際で!!
[ピシャッと、右手で持っていた扇子で、腕を掴んでいた番人の手を叩く。
だが、それも相手方には無駄だったようで、 その場に押し倒された上に無理やり犯された。 おそらく体温が上がると香る薔薇の香りの性だろう。
他のものと比べ長き時間をこの獄に縛られているのは、 夫を殺し、子を殺し、情夫の元へと走ったからだ。 最後の結末は、遠方の地にいた息子に殺されたのだが。]
なぜ妾(わらわ)がこんな目にあわなければならぬのだ…!
[『自分』が『自分』であるために、例えちっぽけな矜持でも譲れない。
矜持を手放し、快楽や罰に身を委ねてしまえば、楽になれるのは分かっている。
だが譲れないから、ここにいる。**]
(142) 2010/05/27(Thu) 12時頃
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/* rinneです。 番人でいけばいかったかなー。と思ってるです。
でも、今はSくないのでこっちでいくです。
(-21) 2010/05/27(Thu) 20時半頃
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[いつの間にか番人たちの手も緩まっていた。 どうやら休憩の時間になったようだ。
生前のように背筋を伸ばし、歩き出す。 行く当てはない。
行く先で、誰かに出会えるだろうか…?*]
(143) 2010/05/27(Thu) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/27(Thu) 22時半頃
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/* やべぇ、眠い。 そして、おそらくサクラさんはピパさん。
(-22) 2010/05/27(Thu) 22時半頃
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[>>141 己の言葉に驚いたように見開かられた瞳。 彼女の口から呟かれる、無能のあたしの言葉に。
ゆるり首をふり]
現に、私は――。
今ね。 貴女に癒されたんだよ。
[はにかむローズマリーに、ふんわりと笑む]
(144) 2010/05/27(Thu) 23時頃
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[でも――。
癒されると言う事は。 地獄では、番人による仕置きの時間の訪れを意味して]
(145) 2010/05/27(Thu) 23時頃
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[気付けば、背後に血にまみれた黒い影が現れる。
酷薄な笑みを湛え。 逃げ場は無いと言わんばかりにゆったりと歩み寄る番人。
有無を言わさず、ローズマリーと引き離すように。 女の身体を担ぎ上げて――]
は、離せ――っ!
[身体を捩り、逃れようとするけど。 がっしりとした体格の番人に敵う訳も無く]
(146) 2010/05/27(Thu) 23時頃
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[そのまま――。
皮膚が瞬時に崩れ、肉が爛れる灼熱が流れる川へ。 女の身体を番人は投げ入れる]
ぐあッ――…‥っ
[身を焼き尽くす熱に絶叫を上げながら。 川を流されてゆく。
何処かの岸に流れつくまで、身を灼熱に焦がしながら]
(147) 2010/05/27(Thu) 23時頃
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/* ちょっと番人を使ってみました(`・ω・´)
(-23) 2010/05/27(Thu) 23時頃
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……ふむ、満足に散歩もできぬようだの。
[右手に持った金の扇子を口元に当て、少し考えこむようにして番人を見上げる。]
妾(わらわ)が嫌だと申しても連れて行く、とな。
[瞳に剣呑な色を纏わせ番人を睨む]
分かっておる、それが獄のやり方だと。 ……して、次はどこだったかえ?
[嫌な物は嫌だ。 それでも、やらねばならない。
どんな時でも、背筋を伸ばし前を向く。 それも、矜持の一つ。]
(148) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
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[爛れ、骨さえむき出しになりかけた指か手か。 ごつごつとした岩がむき出しとなった岸辺に引っかかる]
はぁ…、はぁ……っ
[灼熱の川から必死に逃れれば――。 暫くすれば再びの仕置きへの準備とばかりに。 崩れていた肉や皮は元の姿に戻ってゆき。]
ごほっ、かはっ――…。
[再生と共に、口から赤い血を咳き込むように吐く。
その赤い血が喉を口を通過すれば。 再度の焼け付く痛みに、顔を歪めて]
(149) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
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良家の娘 グロリアは、漂白工 ピッパをちらりと流し見た後、針山の方へと。
2010/05/27(Thu) 23時半頃
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……ふむ、あの娘はあの川に流されたようだのぅ。
[自身が向かっている場所も場所なので、 五十歩百歩であろうな、と一人ごちた。
そして、終わることのない罰を受ける。
次の休憩が、訪れるまで。**]
(150) 2010/05/27(Thu) 23時半頃
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[再生してゆく瞳に。
ちらり此方を流し見る―― 高貴そうな言葉を操る女性の姿が映る]
うぅ――…。 [背筋を伸ばし、仕置きの場へと前を向いて歩く彼女。 未だに肌が爛れるような感覚に苛まされながら。 視線を上げれば、向かう先には針の山が見えて。]
針が身を貫くあの山を――。 あの人は、歩かされるのだろう、か……。
[一時の休息を取るように身を横たえながら、呟いた**]
(151) 2010/05/28(Fri) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 00時頃
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苦しい――…、 辛い――…。
[番人から身を挺して守ってくれたあの女は――。
此処から逃げるのではなく、罪を贖い。 罰の齎す痛みが、私の罪を禊ぐと言った]
う、ぁ――…。
[でも、痛みに耐え罪を償うのは苦しい。 己を癒すように撫でてくれたその手を―― 求めたくなる。
それが逃げだとしても。]
(152) 2010/05/28(Fri) 01時半頃
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音――。
[呟きは誰にも届かない。 果ての無い獄で、鎌だけが聴いている。]
嫌いじゃないよ。
[小さな丘の上から見下ろせば、 未だ其処にあったかもしれぬ残滓を見止めた >>133]
でも、好きにもなれない。 リリィは、どう?
[応えぬ鎌に向ける、淡い笑み。]
(153) 2010/05/28(Fri) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、ゆらり、立ち上がれば――、ふらふら歩き始めた
2010/05/28(Fri) 01時半頃
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[他の番人達が罪人に罰を与えている。 その光景が此処からはよく、見えた。 つまらなそうに一望するのも常の姿。]
あーあ。
[男性の番人が力任せに 罪人の身体を二つに裂いた。 罪人は悲鳴よりも先に血飛沫をあげた。]
あれじゃ、だぁめ。 相手の反応を確り、みないと。 何処かどう痛むのか、何処がどう悲しいのか 何が、本当に厭なのか……解らないでしょ?
[鎌へ同意を求めるように首を傾ぐ]
(154) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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/* 今のピッパは 出会った人を襲ってしまう可能性あります――(´・ω・`)
たぶん<<墓守 ヨーランダ>>かも?
(-24) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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ヨーランダ(´・ω・`)
ダ相手は寂しいです。
(-25) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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いたいよぉ くるしいよぉ
[声は幼子のように高く、透き通る]
いやだよぉ やめてよぉ
[握った二つの拳を頬へ寄せて 身体をきゅうっと縮こまらせては]
たすけてぇ ……そんな音に耳を傾けなきゃ
[獄の地に、零す真似事]
(155) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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花売り メアリーは、鎌の柄でかつりと獄の地を打ち鳴らした。
2010/05/28(Fri) 02時頃
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[罪人の血にまみれた地獄の大地を歩む。
罰が齎す痛みから逃れる悲鳴や助けの声。 それを嘲笑する番人の聞くに堪えない声。
耳に飛び込むそれらの響きに居た堪れなくなる]
あぁ、幼子まで――…。
[番人が真似事をした声とは知らずに。 その高く透き通って響く声に――
眉を顰めた。]
(156) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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/* ケイトとロビンはいないのかなー?
そっちとも絡みたかったんだけど。。。
(-26) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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[身の緊張を解き、地を打ち鳴らす頃。 丁度下方に此方の声を聴いた罪人が見えた。 つまらなそうに見下ろして]
リリィ。 さっきの、罪人。
[鎌へと告げる。 ふわぁり紅黒の装束はその身と共に獄の宙を舞う 小さな丘から罪人の背後へ、すとん、と]
……
[降り立っては、無言で佇んだ。]
(157) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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[まるで引き離される様に、連れて行かれたピッパを追うように、 伸ばした手が空を切る。
――やがて。
女自身にも訪れる、贖罪の時間]
(158) 2010/05/28(Fri) 02時頃
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[背後に何かの気配を感じた。 厭に禍々しい気配――。
この気配を、私は知っている]
――…。
[その気配から逃げる事も出来ずに 背後を振り向く。
あぁ――…
先程、ローズマリーと私を甚振った番人だ]
また、罰を与えにきたの?
[苦々しい表情で彼女を見詰め、問うた]
(159) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
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[馬の頭を持つ番人が女の身体を地面へと縫いつける。
未だ血の止まらぬ手を、縫いとめる鉄杭に]
――……っ!
[喉の奥で、苦悶の声を上げる]
(160) 2010/05/28(Fri) 02時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2010/05/28(Fri) 02時半頃
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