93 【飛び入り歓迎】魔法学園へようこそ!
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
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「―っ!甘い、わ。」
[自分に迫る二つの刃が試合用に威力が弱められている事を志乃は見抜いていた。 正々堂々とした試合の場だと言うのに、そんな気遣いをしている亀吉に褐色をきつく眇め。]
『地よ、私を守りなさい!』
[二つ目の言霊が志乃の口から紡がれた。 ぎりぎりで紡いだそれは、一つは盾となってその接近を防いだが、もう一つは防ぎ損ねて彼女の頬を僅かに掠め。 頬に走った痛みに、志乃は顔を顰めた。]
「…っこの…。」
[―術者の身を守る為の力を秘めた言霊は、少しずつ彼女の魔力を削っていく。]
(301) 蒼生 2013/08/29(Thu) 03時半頃
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/* 先生も水城もおやすみー。 ぼくもそろそろ限界なので、茉莉と吉にもとりあえずおやすみなさいませ。
茉莉に、最も大きな感謝と謝罪を捧げつつ。**
(-1590) 岸野遙 2013/08/29(Thu) 03時半頃
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[志乃は自身の魔力の消耗を感じながらも、再び言霊を紡ごうとした。 頭に浮かんだのは自分の身を守るものではなく、対戦相手を傷つける内容だ。 その言霊は彼女に大きな負担をかけるだろう。
けれどそれを気にする事なく。 この試合だけ出来れば、自分はそれでいいというように、彼女は声を張り上げる。]
『地よ。刃となりて、亀吉を襲え…!』
[盾となった土が崩れて長剣の形となり、亀吉に襲い掛からんと。 颯は主人を守ろうと、その剣に追い縋るようにしてかまいたちを繰り出すが、勢いのついた土の属性を帯びた長剣の速度はそれだけでは止まらない。]
(302) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時頃
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…ノウマク・サンマンダ・ボダナン・インダラヤ…。
[颯の稼いだ時間。 亀吉は印を結び、真言を紡いでいた。 最初は術者の右手に支えられていた呪符は、今は空中に浮かび上がり、稲妻の如き光を放ち、時折放電している。]
―颯さん、ありがとうございます。
[浮かべるのはいつもの笑み。 その瞬間、呪符はふわりと浮き上がり、彼の身長を超えて遥か上空へ。 亀吉の指し示す場所に向かって照準を合わせる。 雷の神の力を帯びた7本の矢が、志乃のいる場所に向かって降り注ぐ。]
(303) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時頃
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「―っっ!」
[志乃は怯えたように目を見開き、その場から動けない。 言霊を短時間で使い過ぎて消耗している所為で、身を守る為に使える魔力は殆ど残っていなかった。 そんな状態であの雷の矢を受ければどうなるのかなど、想像する事も出来ず。
―けれど。]
急急如律令!
[亀吉の声と共に、呪符が疾風の如く飛んできて彼女の頭上に雷の盾を形成する。 雷の矢はその盾で受け止められて吸収されるか、一部は彼女の足元の地面に突き刺さり、消える。
…一方、土の剣は二本の矢によって軌道がずれて亀吉の肩を僅かに掠めて地面に突き刺さっていた。]
(304) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時頃
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[雷の盾は核となった呪符の消失と共に地上に落ちた星の如く一度強く光を放った後に霧散した。 土の剣も同様に消えて。
志乃はその場に座り込んで暫し昴としていたが、やがて時が経てば現状を把握し始める。 ―自分は負けたのか。 しかも亀吉の術によって庇われて。]
『これは…渡辺亀吉の勝利です!』
[湧きあがった歓声の中には亀吉の同級生の声もあったかもしれない。 弾かれたように立ち上がると、志乃は抗議するように立ち上がる。]
(305) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時半頃
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「私はまだ戦えるわ!」
[その声は歓声に紛れて観客席までは届かなかったけれど、同じ空間にいる亀吉には届き。 切られた肩を押さえながら近づいてくる亀吉を、志乃はきっと睨みつける。]
―いけません。 だって志乃さん、顔に怪我してしまったじゃないですか。
[志乃が既にかなりの魔力を消耗している事を亀吉は察知していたが、目に見える頬の傷のみを指摘して志乃を宥めようとする。 それは確信に近い。 もし魔力が残っていれば、彼女は間違いなく応戦しようとしていた筈だ。]
「これくらい何て事はないわ…!」
[亀吉は眉を下げてなおも戦うと言う志乃の顔をじっと見つめていた。
―が。]
―あの時は貴方の意を汲めず、傷つけてしまって申し訳ありませんでした。
(306) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時半頃
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[目の前で亀吉に深く腰を折られれば、志乃は勢いを削がれて黙り込む。]
何度だって謝ります。 これからも、何度言霊の術を仕掛けられても構いません。 …ですから。 いつかは許して、もう一度あの時のように笑顔を見せてくれませんか?
「―……。」
[一緒に学び、笑い、過ごしたひと夏。 その思い出は志乃の中でも、そして亀吉の中でも風化してはいない。 志乃は何か言いたげな亀吉に謝罪する事は許さなかったし、聞くつもりもなかった。 けれど、いざ謝罪の言葉を聞けば胸に巣食っていた黒い感情が僅かに和らぐ。 心の中で起ころうとしている変化に、志乃は褐色の瞳を揺らめかせ。]
(307) 蒼生 2013/08/29(Thu) 04時半頃
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[一度目を閉じた後、志乃はぼそりと独り言でも言うように言葉を紡ぐ。 それは新たな新入生に向けた、言霊を扱う一族の出身の上級生からの寿ぎの言の葉。]
「……入学おめでとう。 先輩として、また稽古を付けてあげてもいいわ。」
―ありがとうございます。
[嬉しそうに笑う亀吉が差し出す手を取って、志乃は立ち上がった。
そして対戦者に対して、礼を尽くして頭を下げる。 再び上げた其処には、ほんのりとあの時のような笑みが浮かんでいただろうか。]
(308) 蒼生 2013/08/29(Thu) 05時頃
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[そして、一回戦を突破した亀吉は続いて二回戦にも挑む事となった。 実際に武器を振るう事の少ない亀吉には肩の傷は些細な事ではあったが、流石に四年の先輩との実力の差は歴然としていて。]
…いやぁ、負けてしまいました。
[試合を終えて門から退場し、観客席でふわりと笑う―彼としては残念に思っているのだが、表情は緩いもの―亀吉に向かって、気合が足りない、と怒る志乃の姿があったかもしれない。*]
(309) 蒼生 2013/08/29(Thu) 05時頃
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/* うなー。 長々と失礼しました。 …お邪魔な時は亀を消せば1ページくらいは消える筈←
念の為に言っておくと、志乃さんとは桃じゃないよ! いい関係が築けたら良いなーと亀は思ってます。
しかし今日がお休みで良かったです。 これから寝まする。
(-1591) 蒼生 2013/08/29(Thu) 05時頃
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/* そして、起きていられる気がしないので、ここでご挨拶をば。
皆さん、一週間本当にお疲れ様でした! 拠点を移動しつつ、リアルと戦いつつの参加でしたが、とても楽しかったです。
構って下さった方は本当にどうもありがとうございました。 2日目で終わったのは残念でしたね。 もっともっと皆さんと遊びたかったです。 あまり絡めなかった人もいますが、皆さん素敵なキャラで眼福でした。
しょた亀とか、未来亀とか、もっと色々したかったんですが、時間が足りませんでした。無念。 また妄想浮かんだら、SNSに落としたいなーと思います。
また何処かの村でお会いした時には、どうぞ宜しくお願い致します。 それではー! [亀吉は明之進の隣にごろんした**]
(-1592) 蒼生 2013/08/29(Thu) 05時頃
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/* ひょこり。
誰もいない、かしらね。 [仲睦まじげな亀明コンビを横目に、旦那様にこっそり膝枕などしてみつつ]
亀ちゃんは夜通しバトってたのね、お疲れ様…!
(-1593) eyes 2013/08/29(Thu) 06時頃
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/* メモからこちらに移動(内容は同じ)
一瞬でエピローグに突入したと思いきや、リアルであれば2週間ほど。 振り返ればあっという間でも、期間としては十分長い日々が過ぎていたのですね。
皆様、改めましてどうもありがとうございました。
一点だけ、念のため。 好意や善意でしてくれているので、お願いするなという趣旨の何かがございましたが。 他者の好意に、作業をお願いしたことはございませぬよ。 諸所の事由で秘したのみで、作業は全て自分でしてございます。 その一点のみ、無意味ながら説明を付しましてこちらで失礼致します。
皆様の日々と季節が、明るく楽しいものでありますように。
ID/SNS:岸野遙 またの名を、wikiさん
(-1594) 岸野遙 2013/08/29(Thu) 06時頃
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双生児 オスカーは、メモをはがした。
岸野遙 2013/08/29(Thu) 06時頃
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―少し前、寮ラウンジ―
[――ようこそ、紅砦学院へ。ぴたりと呼吸を揃えて響いた声に先輩二人組に視線を向けて]
こちらこそ、よろしくお願いしますね。 先輩方も、…同級生のみんなも。
[もうすっかり馴染みつつある顔に、ひとり、またひとりと視線を合わせて]
(310) eyes 2013/08/29(Thu) 06時頃
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……これからも、末長くよろしく?
[きつく絡めた指先、僅かに遊びのある親指だけで、包んでくれる大きな手の甲をそっとなぞった*]
(-1595) eyes 2013/08/29(Thu) 06時頃
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