199 獣[せんせい]と少女 2
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[聖誕祭を祝ってくれる人達の中で踊りを踊るの。 旋律もお友だちにして色とりどりの花を咲かせるのよ。 今日は大盤振る舞いね。
飾られたランタンにも明かりを灯して、口笛を吹いて、陽気なメロディは悲しい心も吹き飛ばしてくれるはず。 いずれこのちいさな女の子が大人になった時にも覚えてくれますように。 願いを届けてわたし達はうたった。
きっとさいごだから]
(773) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[でもね、さいごだけれどまだ、さいごじゃない。 まだ、わたし、歌えるわ。 あなたが寂しくないように、わたし、さいごのお別れをする時は、笑顔でいようと思ったの。
それは不器用なあなたと同じだったみたいで>>745 あなたの目尻を拭おうとわたしはしたのに、わたしの瞳もぐらぐらと揺れて、大粒の涙が零れ落ちたの]
(あったかい。とってもあったかい。わたしは、あなたにこうやって抱きしめられるのが、なによりも、だいすきだった。)
[あなたに触れて、あなたの体温に寄り添って、あなたの傷を知って、あなたの思い出を知って、わたしは染まっていく。 いつかわたしが涙していた時も伸ばしてくれた腕。 ふかく、ふかく、息を吸うの。 体の奥底まであなたを刻みつけるように]
(774) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* >>-974 私の方は待っているから、やり残しのないようにね。
(-985) ひびの 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[きっとね。 あなたが誰かに呼ばれたように、きっと。 わたしもあなたに呼ばれたの。 そうだったらいいな、なんて思うのに、うまく言葉が出てこない。 ねえ、まだ、わたし、話したいことがたくさんあるの。 伝えたいことがたくさんあるの。 あなたと、あなたと、もっと、もっと]
( ………、生きて、 )
[しあわせなのに、くるしい。 しあわせだから、くるしい。
涙が溢れて止まらないのは、さいごの挨拶を告げる特別はわたしにあるから。 でも、涙が溢れて止まらないのは、おはようの挨拶をあなたにもう届けることができないから]
(775) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* >>-982 あの時の子だ!って すぐわかったぁああん(愛だね
(-986) belphe 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[形あるものを残したのは、忘れられることが怖かったから。 忘れることが怖かったから。 だから、いやだった。いつまでもあなたのこころと共にありたかった。 次を生きるあなたの枷になってはいけない。 そう思っているのにわたしは、お呪いをかけたいと思ってしまっている。
あなたが、あなたが、これからもわたしだけを見ていて覚えてくれるようにって。 ほんとうに、わたしったら、わがままな子]
(-987) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[でもね、あなたがわたしを星と呼ぶのなら>>-960 わたしはあなたの星で在りたい。 それはいつか誰か他のわたし達も願った祈りかもしれないけれど、それでもわたしはあなた“だけ”の為に輝く星になりたいの。
だからわたし、おまじないじゃなくて、お祈りをするわ。 さいごまでわがままな子で、ごめんなさい]
“絶対”に、しあわせになってね、ヴェスパタイン。
[あなたにとってのしあわせは何かしら。 明日からひとりになってしまうあなたの心臓をそっとなぞる。 まだ生きているいのちの巡りに触れながら、あいを囁くの]
(776) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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翼がなくてもあなたは飛べる。 あなたが連れて行ってくれたせかいでわたしは、いつまでも……共に在る。
[今日のわたしはきっと、美味しいから。 きちんと、食べてね。 お歌をうたうことも、お菓子を作ることも、いっしょになって眠ることも、いたずらをする事も、もう出来ないけれど]
お誕生日、おめでとう。 ヴェスパタイン。 あなたが生まれてきてくれてよかった……。
(777) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* あーーーーもうだめ、なくないてるよもう
(-988) かの 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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わたし達は“永遠にしあわせ”よ。
(-989) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* >>-497ピッパ 泣いた…泣きながら〆書いてた… タマいなくても私が大丈夫になる日くるかなあ… 蜂蜜たくさん用意して長生きしてもらお…
(-990) dix73 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[だから泣きたくなんかなかったのに。もう、溢れて止まらない]
(-991) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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……またね、ヴェスパタイン。 …………おやすみなさい。
[あなたにだけ聞こえる声で、 わたしだけの、とくべつな人に最期の言葉を。
あなたがしあわせな未来を紡げるように、最期のおまじないを、囁いた]
(778) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ぽとりと落ちる雫はきっと、何かの命を芽吹かずにはささやかなものこしれないけれど、それでも。 瞼の中に入った冷たいガラスの破片を溶かすことだってある。
それをどこまでも信じてわたしは、わたしとお別れをする。 キラキラと輝く星のなる木の下で、ちいさな星はいつまでも、あなたのこころの中で輝き続けるの]**
(779) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* ひええ、さいごのさいごまで誤字やつでした。ごめんなさい。 ヴェスパタインせんせいはありがとう。愛をこめて。 あとはせんせいのすきなようにしてね。あいしてる。
(-992) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* >>-982ヘクター 私も手記みた瞬間誰のことかわかったよ(`・ω・´)(どや
(-993) dix73 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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―― 刻限に至る前:砂の海 ――
[ 地平の果ての果て、風を辿って着ける場所 そこが故郷なのだと、いつか教えてもらった。
何もない場所だというけれど 細かな砂が風に巻き上げられる様は 金の粉が舞っているようで
地上にいるのにどこよりも 空に近いように私の瞳には映ったから
衣服が砂まみれになるのも構わずに 澄み切った空の下、走り回ったりもした。]
(780) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* うぇっうえっ(´;ω;`)ぐすぐす 〆ロル書いてくる…!絶対間に合わせるからね!
(-994) 天然たらし 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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ねぇ、せんせ?
[ 砂の海に並んで立てば 次から次へと湧き上がってくる疑問。 その中には、せんせいの始まりへ通じるものもあったけど。
普段はしまいこんでいるそれを 口にしようと思えたのはきっと 故郷へ連れてきてもらったという安心感から。
どんな答えをもらっても この砂の海が私には一番の答え
大事な人が生まれたこの場所のこと 今まで訪れたどの場所よりも愛しくて。]
(781) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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/* >>-994 ぎゅうぎゅうぎゅう。あとでイメソン添えますね…。
(-995) 24kisouth 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ 黄金色の砂の上
私の足跡が風に消えてしまうのを いつまでも、いつまでも見つめていたっけ。*]
(782) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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―― 刻限 ――
[ 瞳に映る景色に靄がかかっても 光だけは見分けることができた。
だから、最後に過ごした星の夜は 霧の中に煌々と輝く白い点。
あれが星なのだと、一つ一つ数えれば ランタンの明かりに照らされて ぼんやり輝く自分の腕。
横にいるはずのせんせいが なんだかとても遠くに感じたから 離れてしまいそうな気がしたから
朧な視界で歌った時には せんせいの存在を確かめるように いつもより、触れられる距離を求めもした。]
(783) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ ぼやけてしまった景色の代わり 何度となくねだった言葉
高く低く 早く遅く 目に見える景色の代わり 音として風景を刻むせんせいの声
上達していくお話を聞くたびに 昔のようにはっきりと せんせいの顔が見える気がしたから
もっと。って、繰り返したワガママ 触れることを望むようになったのも同じ。
だから、視界が霞んでいくごとに 距離は近づいていったように思うけど。]
(784) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ 壁に沿うように歩いていけば 小さな家の間取りはすぐに覚えることができた。
がっこうとは違う小さな家は 私にとって、目隠しになった。
透けた体を隠せる安心感と同時に 旅の日々から離れてしまったようで 少し寂しく思えたけれど
戻れないとわかっているものを 戻りたいと望むことはできなくて
ベッドの上、毛布にくるまって せんせいと訪れた場所のこと ひとつ、ひとつ思い出したりしていた。]
(785) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ 窓辺ではたはたとなびく布>>673
せんせいが掛けてくれたこの布の 名前も、本当の形も私は知らない。
ただわかるのは、それを掛けてくれた時 光を受けてくっきりと 影のように見えた手の形だけ。
私と繋いでくれた優しい手 ほつれた布を継ぎ足して 新しい形に繋ぐせんせいの手。
お揃いって鞄に結んだ飾り帯 元は一つだった二つのもの いつか結んだリボンのようだって 見るたび、思ったりもしたけれど。]
(786) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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おはよ、せんせ ―――だいすき
(-996) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ いつも通り答えた挨拶。
今が、本当は朝なのか夕なのか 熱の中、微睡むように過ごしていたから はっきりとはしなくて
だからこの『おはよう』は せんせいがくれた一日の始まり。
重ねた手から伝わる温もりを 閉じ込めるように、私もそっと握り返して。]
ねぇ、せんせ
砂しかないかもしれないけれど せんせの故郷、私は好きだよ
[ 一緒に訪れたどんな場所よりも 一番好きだと、腕の中小さな声で囁いて。]
(787) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ 光を覆うように掛けられた布。
作ってもらった闇の中 せんせいの胸に頬を寄せれば 早い、早い鼓動の音。
それはあの日 鐘楼の中で響いた声にも似て。
鼓動の音と、旅の行き先。 二つを考えれば、せんせいもまた 別れを察しているのだろうと 推測できたから。
せんせいの胸の音とは反対に ゆっくりになっていく私の音。
ばれないように、腕の中 他愛のない話を幾つも幾つも重ねて]
(788) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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―― 砂の海 ――
[ やがて風の中 細かな粒子が混ざり始めたら 布を取ろうと、身じろぎひとつ。
朧な視界に、いつかの景色を描いて 空白を埋めるようにして。]
せんせ
[ ついたねって、綻ぶ口。
せんせいがどんな表情をしているのか どこを見ているのか 私にはもうわからないけれど]
(789) pearlkun 2016/10/23(Sun) 22時半頃
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[ 見えない代わり伸ばした指先 大事なヒトの形を 私の指に焼き付けていく。]
あのね、せんせ わたしはね、しあわせだったよ
いっしょにいられて、なによりも きっと、だれよりも しあわせだった。
[ それさえあればこれからを 過ごしていけるほど、幸せをもらったから。]
(790) pearlkun 2016/10/23(Sun) 23時頃
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