219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[ …多分、相容れない、って言うんでしょう。 客観的に見ればあなたの言い分が正しいと、 自己評価が"血縁という第三者によって" 底辺になってしまった私は思います。 たとえば、目の前の死神が 誰でも良いから愛されたかったとして、 逆に私は誰に嫌われても良いから、 世界でたったひとりに愛されたかった。 どちらでも間違いじゃあ、ないんだと思う。 だけど私は、この死神の考えに、 みっともなく噛みついて、否定する以外に術がない。 きっと、なんてつけなくても、私は餓鬼なんです。 父親に見てほしくて喧嘩を始めた、馬鹿野郎。 ]
(+41) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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/* 素晴らしく泥沼だなぁ(
まぁ独り善がりという点では間違ってないんだよね。
(-37) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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── "オニーサン"も。 独りよがりに誰かを殺して諭すの止めなよ。
[ まったく反対な嫌味を投げて、 タオルが飛んだのを終わりに、 私たちはおさらば、となる。
生憎私は、 名前に込められた祈りとは無縁だったので、 去る死神の名前を呼ばずに* ]
(+42) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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─ …… This is NOT the end ─
(思えば、幼い頃から。 なにかと持て囃されるような事もなく、 僅かな人間とばかり、友好を築いてきた。 触れる暖かい手の温度など、無縁のところに居た。)
[>>+20 ばら、と散らばった黒髪を掬い上げるように、 優しく撫ぜる手の影は最初誰ぞと分からずに 黒靄に塗り潰されていた。
薄らと開く瞼の隙間から入り込んでくる視界の中 首と手の傷みを感じ乍らも───…。
水椀から零れ落ちる雫の如く、何度目かの髪糸が 首筋にふれた時、──はく、と、唇を開こうとして、 漸く、事切れた筈の声が戻った。]
(+43) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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(先ず、浮かんだのはひとりだった。 けれども、あの高嶺の華たる兄の手が 伸びることはないだろう、と消えていった。 次に、浮かんだのはひとりだった。 けれども、あの友人がこういうふうに 僕に触れてくれるようにないことは知って居た。 ………”三度目”、)
……… ─── 榴斗?
[ きみの名を呼んで、呼んでから、 夢十夜のたぐいかと思ったのだ。 ]
(+44) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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(……死んでも夢ってのは見るのか。 ──、臆、どっちにしたって死んでたが。)
……… 今度こそ、 死んだんじゃなかったかね、僕は。
[地よりも柔く、枕にしたものを知らぬ儘、 ”望み通り”にその背に翼があったかは望め無い。 手折られたはずの華は首から下を撫でれば、 浅くなった刀傷があるばかりのようすに
───浅い息を吐いた。]
(+45) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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/* 相容れないどころか正直同類にしか見えないんだけど、 これ言ったら間違いなく殺される(
うーん…なんか、ごめんね。 傷つけることしかできてないや(申し訳ない
(-38) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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(記憶を失った僕には、 これが漸く一度目の死を経た感覚だったとは言え だからこそ、遅れた、狐につままれた心地にもなって。 幻想小説かなにかのように、思っちまうのだ。)
……… でも、きみが生きてんなら好かった。
(───臆、でも、……死ねなかったんだなァ。)
[ふ、と、笑ってから。 見上げたきみのすがたに、 きみの重石になっているのに気づいては 慌てたように髪をはら、と跳ねさせて───……。
「……悪い」と乱した髪を掻きながら、 ゆるうく辺りを、──三度目の「せかい」を見渡した。]*
(+46) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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/* ひとまずいったんストップで。 ここ引きずると表が進まない。
(-39) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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/* こう、あれだな。
こちらとしては、自分の主張がPLさんレベルで相手を傷つけてしまったり、気分を害するようなことしてないかっていうのが一番心配だったりする。
まあ、うん。 そのときはあともう一日たったら謝ろう(エピで)
(-40) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ ……父さん 知ってますか、今日は私の誕生日。 ]
(+47) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ ── 何時かの、死にかけた雨の日。 ぼんやりしていた視界が、 突然明るくなったのは、車が傍まで来たからだった。 一瞬だけ顔を上げて、 ── 警察じゃあ ないな って安堵と、 ── やっぱりあの人、探しに来ない、って、落胆。
ない交ぜになった心は締め上げられて、 確かにあの日は、痛みを感じていた。
もう存在すら忘れた私の、なにか。 ]
(+48) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ 言うなれば小学生の子供によくある話で、 ( 私は高校生だったわけですが。 ) 私が悪い子へ突き進もうとしたのも、 …こうすれば、ここまですれば あの血も涙もない自己保身に走る父親に、 見て貰えると思ったからだ。 たとえそれが叱りの声であっても、 確かに私が貴方の娘だと感じられれば、 私はそれでよかった。 私はあの人の愛が貰えれば、それだけで。
…積み重なっていく不安も、落胆も、 こんな夜になってしまえば大きくなる以外になく。 ]
(+49) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ ── だからこそ、余計に。 消えてしまいたいなあ って 思った。 やっぱり私 あの時胎の中で死んでいた方が、 みーんな幸せだったんじゃないかって、 未だに信じて疑わないし、譲らない。 だってこればっかりは、私しか分からないことだよ。 いっそあの車に轢かれてしまおうかすら考えた。 やらなかったのは、 …残念なことに、体中が痛かったからだ。 ( 今思えば一人犯罪者を増やすところだった。 思考能力も酷いことになっていたらしい。 ) ]
(+50) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ 足音が近づく。 ああ、…車の運転手、そりゃあ、驚いてそうだった。 こんな大雨の中転がっている人間を見れば、 そりゃあ そうなるよなあ。
おっかなびっくり。 大丈夫か って 声が 雨音の遠くから、聞こえてくる。 軋む身体を起こして、フードの陰から相手を見て、 …いや、真っ暗に近かったからよく見えなかったけれど、 おにーさん、っぽい。 第一感想。 なんとも酔狂な人間がいたもんだ。 ]
(+51) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ 私はといえば、 …おにーさんの問いかけに ちゃんとしたお返事をしなかった。
もう色々疲れたなあ、とか 思っていたし、 このおにーさんが百パーセントいい人の保証なんて 何処にも無い。
そう簡単に信じちゃ行けないんだ。 信じたら私の両親の二の舞だって、 親を選べなかった子供はよぅく、学習しているから。
だから、つい 出た言葉が、 ]
(+52) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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― 7th day/十王マルチシアター屋上 ―
[ 日付が変われば、昨日の傷は嘘のように癒えていて。 ]
…。
[ 飴を片手に端末を操作してメールを確認する。
なんとなく、ここが今日の舞台のような気がしていた。 他ならぬ“ゲームマスター”が彼女である以上。 ]
(@28) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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「 子供の誕生日を覚えてない親って、 "普通"に考えて居ると思う? 」
(+53) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[ 短い金糸の毛先から、滴がひとつ、垂れた* ]
(+54) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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/* >>+2の表現にかけての>>+44だと思ってるのだが合ってるかな…? 取り敢えず好きすぎて軽率に中の人が死んでいる (何故か、かがりさんのPCにかわいいなどと言っている私がいるが)
(-41) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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― 7day・ジョードデンキ付近 ―
[家電量販店の入口付近。 気怠げに座る方法は幼女にはふさわしくなく。 数名の死神が頭を下げながら、その脇を通っていく。]
……禁断ノイズかぁ。
[誰が発生させたかは想像がつく。 そしてそれを咎めるつもりもない。 ただただ、『面白くない』だけだ。
なんの価値にも満たない雑音が。 それほど価値のない命を散らすのが。 興味のある光景ではなかった、というだけで。]
(@29) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[迫ってくる黒い雑音は、死神を襲う。 だから自分の保護を求める死神もいようとは、考えつく。
その腰抜けにも腹は立つが、器を知っている賢さがあるだけ、彼らは愚者ではない。 と言うよりは、より価値の無いものがいるから、しょうがないかと今は黙認しているだけなのだが。]
お前はどう思う? そうしてるの、楽しい?
[その問いかけに振り向いたのは、頭が異常に巨大化した猪。 その猪は向かってくる黒いノイズを潰し続けている。
……問いかけに反応する様は、まるで命を持っているようで。*]
(@30) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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── うん。
(+55) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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…どうしてっかねぇ、あいつら。
[ 昨日の彼女たちのことを少し思い出して。
相容れない、とは思わなかった。 むしろ同類にしか思えなかったからこそ、 ついつい言葉を並べてしまったのは、否定できない。
まあ、そのことに殺してみてから気づくというのも なんとも皮肉な話である。 たぶん、あのとき殺そうとしなければ、 俺は彼女たちの存在に気づくこともなかっただろう。]
(@31) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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― 戻って、 ―
[ くる、と ]
[ シーシャ>>6:+86へ振り向けば、 ポニーテイルが揺れる。
── 気がつけば、 黒い雑音が増えていく世界だった。 いくつもあるそれは私の足元を勢いよく掠めていって、 地面に浅く、傷を残していく。
境界線。 線の向こう側には、シーシャがいた。 ]
(+56) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/23(Fri) 22時半頃
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── 十七年、ずっと 戦ったところで報われない、 あのろくでもない世界から消えたかった。
[ 語る私の声は、きっと冷静で。 私の表情は、何時もの鉄仮面。 ]
(+57) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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……それで、どうして? 生きている方が素晴らしいって、説くの?
[ ゆぅるり、首を傾げる。 油断すると ぷつり と 糸が切れそうで それを止めようと ぎりぎりと、腕を蛇が 締め上げていく* ]
(+58) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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[何度呼びかけただろう。 ふっと、瞳が開き、抱いていた小さな身体が起き上がる]
……おかえり。
[心配かけて、とか。色々言いたい事はあったけれど。 何故だろう。どこか吹っ切れた様子の彼を見れば>>+40それしか言えなかった。
回復したようならば、サイガワラを覆うノイズをなんとかしようと、行動を始めるだろう]*
(+59) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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/* マジな話、食事と風呂とうずくまるしか出来てなかったよね(
いや、ホント気圧ってあなどれないと思ったので、この時期は来年からは気をつけておこうと思った。 ホントに気圧が原因かもわかんないけど(
(-42) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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……ま、いいや。
[ あとは彼女“たち”自身の問題である。
殺しておいて無責任と言われるかもしれないが。 だが、仮に此方が何を言ったとしても それを受け入れるかを選ぶのは 結局のところ、彼女たち自身なのだから。
――まあ、勝手なことを口にするならば。 自分と同じような件がもう一つ、 増えなければいいと、ただそれだけの話だ。 ]
(@32) 2017/06/23(Fri) 22時半頃
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