241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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[ノイズとは、思ったより強い存在なのか。 それとも、色が違う辺り、別種なのか。 色々なことを考えたが、まず焦りが心を支配した。]
……っ!
[無駄だとは思うけど。 私に目も向けない通行人たちに紛れて、走り出す。 ほんの少しでも目くらましになってくれればいいと。 人通りの多い方へ、多い方へと走っていく。
……そのうち、周囲の通行人たちの背丈が自分と同じ程度か、それより低くなっている事に気づいた時。]
(67) 2018/05/21(Mon) 20時半頃
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― 東エリア ―
[走り続けて、いつしか人混みが消えた時。 近くにいたのは子どもたちで、もう目的地の付近についてしまったのだと、気づいた。 走り続けた結果、近くで悲鳴は聞こえるけど、周囲に自分を襲おうとする黒い影は見えていない。 ……もしかしたら、なすりつけてしまったのかも。 そう少しだけ悔やんだのは、仕方ないと思う。
切らした息を整えようと、深呼吸して。 息を吸って、下を向いて吐いて。 上を向いて、息を吸って……。
空を見上げれば、また黒い影が見える。 ただ、その黒い影は、さっきまで見ていたものとは違う。 人の、形だ。>>@17]
(68) 2018/05/21(Mon) 20時半頃
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[肩で息をしながら、ずっと影を見上げる。 その姿から、死神だということは分かるけど。]
……あ!
[気づくのには、時間がかかった。 いつしか一瞬だけ見た、狼を手なづけた女性。
周りの喧騒にその声がかき消されるのか。 それはまだ、わからない。*]
(69) 2018/05/21(Mon) 20時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 20時半頃
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[話を聞かながら、私は考える。
『人を蹴落としてでも勝ちたいと思う』 それは当然の感情かもしれない。
皆が皆死にたくて死んだわけじゃない。 少なくとも、『私は死にたくなかった』 というニーナはそう。
そもそもこのゲームに参加している時点で 救われる命の数に限りはあるわけで。 そう考えれば、生き返りたいと願う行動を 否定することはできないのかもしれない。]
(70) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[けれど、続く言葉>>30には目を丸くして。 本人はのんびりと呟いている様子だったが。]
思うのと実行するのに差があるか…… 私は思ったことはすぐにやりたいと思う 性格だったからなぁ……
(71) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[何かあったのかと問われれば、 目線は前のまま言葉を続けて。]
実は、昨日ミッションに参加していた 協力者同士でキリングが起こったんだ。
今まで優しい参加者が多かったからさ、 そういえばそういうゲームだったんだなって。
[顔は少し暗くなったか。]
(72) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……あっ、危ない!!
[そんな時だったか。 目の前に黒く醜悪なノイズが現れたのは。*]
(73) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[空の蒼。 消えた命の蒼。
ただ見つめていたなら、いくつかの人影が側を通り過ぎていっただろう。 それでもただ、見つめた空から引き離されたのは、自分を呼ぶ聲。
ふ、と己の躯を見る。 怪我は、癒えていた。痛みはもうない。 殺した彼の返り血と、運んだ彼の返り血と。
血にまみれた服と肌も、嘘のように綺麗に。 ただ、ちょっとはさされてくれない? と言った彼の最後の思いのように――。
服の、肩の部分には破けた後と乾いた血の色が残っていた]
[真っ青な顔。 その後ろから迫るノイズ。 ち、と舌打ち1つ。]
(74) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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下がっていなさい。
[言外にそこは邪魔だと後ろへ彼を押し、対する黒いノイズに腕を震った。
……果たして、ノイズは真っ二つに分かれたけれど、それでもすぐに襲ってくる。 2つに、分裂したまま]
……?
[明らかにいつもと違う。 倒しても襲ってくるそれはめんどくさい。 何度も何度も切って、切って切り刻んでやっと一体動かなくなったか。
その間にももう2体目。 は、と息が上がる。キリがない]
(75) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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──はは、君らしいな なんていうか、君って まさに”竹を割ったような” ……ってふうに、見えるもんだから
[ どうやらマユミは即行動派らしい>>71。 それに、ニーナはかるうく笑って、 「 悪い意味じゃないよ 」と足した。
けれども、笑っていられたのは そこまでで、続く言葉>>71に目を瞠り、]
……まさか! ミッションの途中に? 一体、誰が? それにしたって、 君は逃げられたんだね、よかった
(76) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[チラリ、と後ろにいるパートナーを見る。 様子がおかしいのはわかった。あの調子で走れるか。 責めてあと一体。
注意を逸らした隙に後ろから来たノイズに振り向きざま腕を振り下ろす。 止まらないのは知っている。 だから何度も何度も、腕をふるった。
そうして居る間にももう一体が襲いかかってくるから蹴り上げ、遠ざけ。 余裕があれば腕で切り裂き、なんとか三体倒した頃には、さすがの男の息も上がっていた]
(77) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……どっちでしたっけ。
[汗を拭って問う。 彼が方向を示すならそちらへと歩き出しただろう]
―兄間薬品―
[彼が薬局で薬と水を買う横で、自分も水を買った。 さすがにさっきのはいい運動になりすぎた。
ペットボトルの蓋を取って一気に飲む。 は、と息を吐くと改めてパートナーを見た。 顔色が悪い。 随分と気分が悪そうだ。
死んでも気分が悪くなるんだな、と。頭の何処かで他人事のように]
(78) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……何か在りましたか。
[漢字?と問われたなら後でも良いですがと言ってしまえるくらいには、彼の状態は良くないように見えた]
どくろ…?
[スマホをもう一度見る。 字が少し違うと彼が言っても何がどう違うのか、わからない
つつじ、とよむらしい。
言葉にして読み上げた彼>>48 やはりそれでも意味はさっぱりわからない。 眉を寄せて首を傾げる。
誘う言葉には更に眉を顰めた]
(79) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ ──そんな、道中のことだ。
スクランブル交差点を北上し、 北エリアの端へと足を進めるその途中、
衝撃的な打ち明け話>>72に、 ニーナは目前迫る何かに気付くのが遅れた。 立ち止まって──、咄嗟に、剣を振るう。
刺さった。それは暗かった。 真夏の日差しに生える影のような、 深い深い黒色に、刃は確かに刺さった。
”これならば両断できる”とニーナは思って、 片手に握っていた柄にもう一方の手も添えて、 渾身の力で、そのまま刀を振り切った、……はずだ。]
(80) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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その体調で、動けるのですか。
[今は動く時ではないのでは。 それでも彼が行くと言うのなら>>49肩でもなんでも貸して、歩いて行くのだけれど。]
[花屋の店員は男が殺した。 けれど男はそれを知らない。 相手の名前すら知らない。だから花屋に言ってもなにも感慨などない。
ただ、躑躅はあまり花屋で売っている花ではなく、どちらかと言えば街路樹として通りに咲いているだろう。 ちょうど、今はその時期でだと、
バイトか何かの若い店員が教えてくれたかも、しれない。]
(81) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……いいですけども。 道を知りません。 そしてめんどくさいです。
[引き摺るのはいい加減。 そう言うと有無を言わせず相手を背負った。 ナビはお願いします、と。
庭園へと移動した。 果たしてその場に惨劇の跡があったかどうか――]
(82) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ 油断をしたといえば、それまで。
斬り捨て御免とふざけるくらいの余裕が、 これまでのノイズならばあったはずだ。
だから、ニーナはマユミに向けて、 小さく呟くなどしようとして、]
……なんだか、今の 狼にしてはおかしな色を──、っ !
[ ひゅんと鼻先を掠めたのは、 恐らく、獣の爪だったんだろう。
引っ掻くために、というよりは 単純に襲いかかってきたのだ、と ニーナは思うより先に背を反らせた。]
(83) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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[ 背を反らせ、膝を曲げて、地面に沈んで、 そのまま飛びかかってきた獣に目を瞠る。
……肩に、獣の硬い歯が当たるのと、 ニーナが腹の前で構えた刃を思い切り伸ばすのと、 そう、同時のことであった。
痛い、とニーナは思ったし、 平和ボケした現代人ではあれど、 ”やられたらやり返す”精神ならば それなりに持ち合わせているつもりだ。]
(84) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……いっ たいなあ!
[ 伸ばした刃が至近距離で、 ぐすりと真っ暗の獣の腹に刺さる。
思い切り、右足を振り上げた。 胴体を、蹴っ飛ばしてやったのだ。 ……あまり、有効打という風でもなかったが。
獣の腹に刺さったまんまの刃を、 柄から、思い切りひねってやる。 ぐりぐりと、内臓をいじめるみたいに。]
(85) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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──君も、橘さん! 後ろ、ちゃんと見てろ っ
[ ニーナが声を張り上げたのは、 仰向けになってもみ合った拍子に、 空から迫る黒色の、鳥影が見えたからだ。
あいにく、ニーナの手も身体もこの通り、 たった一匹の獣にかかりきりだったし、 そりゃあ、声を飛ばすくらいしかないじゃあないか!]
(86) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……懐かれたって、 嬉しかないんだよ、このワン公!
[ 獣の腹の下から、 飛び起きるように抜け出した。 同時に、刃は一旦極限まで縮めて引っこ抜く。
立ち上がって、ニーナは逆手に剣を握っていた。 漆黒の獣は、刃の突き立てる場所を悩まなくていい。 それだけが、よいところだと思った。
──思って、 思い切り、脳天に刃を突き立ててやる。 それでようやく、奇妙な黒色はさらさらと消えた。
……彼女の方でも、一段落ついていただろうか。]
(87) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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……なんだ、今の これまでのノイズじゃあ、ないよな
──君の方は、大丈夫?
[ よろりと起き上がって、 眉を顰めたニーナはマユミに問うた。
左肩から血が出ていたけれど、 骨まで持ってかれなかったんだから、 まあ、よしとしようと内心思って。]
(88) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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あんなのがうようよしてるんじゃ 堪ったもんじゃあない
マユミ、君って走れる方か? 一気に目指そう、走るぞ!
あと、もしかすると 途中、嗚呼麺本舗とかに飛び込めば、 一時休憩くらいはできるかも──、
……私は、止まる気はないから ついてきてくれると嬉しいもんだけど!
[ 言うなり、ニーナは地を蹴って駆け出す。 ──知恵の実を求めて、一直線に。*]
(89) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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−少し前・スクランブル交差点−
[今日も今日とて相方の姿はなく。 けれど、今日は早くからテレパシーが届いた。]
ミッションか? 私も意味はよくわからないんだが、 とりあえずいちご横丁かバナナストアにいけば 何かわかるんじゃないか。
私はこれから知恵のりんご像に向かう。
[この3ヶ所はミッションの文を 並び替えると浮上してきた場所。 ただし、この場所に行ってから どうすればいいのかまでは 文章から読み解くことはできない。]
(90) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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/* 奈津美さんが良い感じでNPC殺して死神演出してて恰好良いね!!! 奈津美さん本当恰好良いなー。うまいなーって思う!
(-49) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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昨日のことは気にしなくていい。 むしろ君には感謝している。 ……それと、あまり他の参加者のことは 信用しないほうがいいかもしれない。
何かあったらお互いに報告しよう。 私は少なくともお前の味方だからな。
[テレパシーのトーンは暗めだっただろうか。 相方が昨日現場を見ていたかまでは 把握していないが、逃げているときに 私から伝えたことはないだろう。**]
(91) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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/* ニーナさん書くのはえええ!!(焦り)
(-50) 2018/05/21(Mon) 21時頃
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/* アナグラムを延々と解いてた顔 やっとわかった! けどもうみんな到達してるからちょっと待とう……
(-51) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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[何かを探すように、誰かを探すように 辺りに広がる地獄へ向けて忙しなく視線を走らせる。
女にとって、惨状を眺める事自体は苦痛ではない。 しかし、もしこうしてる間にも彼の身に何かがあればと思えば気が気ではなく。]
どこ…どこにいるのよ…シュンタロ……
[ハンカチの主を探す目には不安の色が滲んでいた。]
(@19) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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― 少し遡り ―
[女に襲いかかってきた以上同僚たちも無事とは限らない。
急いで端末を取り出し新着メールを確認。 しかしMs,碧衣からは本日のミッションに関わる事以外 何の連絡もきた様子はなかった。]
さすがにあっけなくやられてしまいました。 なんて事はないでしょうけど…
[死神として、Mr,奉一に彼女のサポートを頼まれた手前もある。 一度様子を見に行った方がいいだろう。
けれどもうひとり、女には探すべき人物がいた。]
(@20) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
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