193 ―星崩祭の手紙―
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[ ―― 彼女のことも、思い出すから。 硝子体に入れられた、 見たことの無い、透明な花弁の花を認めれば、 ますます過ぎってしまう彼女の過去に、 眉を 下げ。 苦笑を浮かべ。 ]
(11) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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"これ、あいつに"
[ 片手で肩を叩いて、少女へと。 丁寧に硝子体を差し出す。 ]
「名前で呼んであげなよ。恥ずかしい?」
[ 茶化すような口調には、もうひとつ肩を叩いて抗議。 さて、少女の瞳の中。 星が輝いた気がしたが、きっとそれは真実だろう。 だってこんなにも、彼女に、似て。 嬉しそうな表情を 浮かべていたから。 ]
(12) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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「―― 母さん、喜ぶよ。絶対」 「娘の私が保証する」
[ 硝子体を抱く少女の 声 は。 真っ直ぐだ。 ]
(13) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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[ ふたつめ。 古いのだろうインクと、同じく、古そうな羊皮紙。 この星においては、 "こういうものがあった"という、 言い伝えで残っている特徴の 手紙。 ]
[ かわいらしく、まあるい、 しかし、バランスがとれずにいる小ぶりの文字列は、 途中で書き直したような跡がある。 キカ というらしい…彼?は、 彼の住む、星は。 男や少女の住む星とは反対に、白くて。 それでいて 星の見えないところは同じで。 ―― 今 家族のいない、ところは。 大きく異なって、いた。 ]
(14) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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[ 同封されているもの。 袋がふたつと、また別のものと。 もう一枚、チップ。 <らくらく惑星育成キット>
そんなタイトルとともに、 チップから映像として出てきた女性が、 育て方を説明しているのを、 少女とともに、聞いていた。
説明が終えるまで、 女性の声が途切れるまで。
見つけ出して と。 さようなら と。 そんな 思いを残した相手の星に思いを馳せて、 ただ 静かに。 ]
(15) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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「―― 父さん、水槽、帰りに買おう」 「ねえ、空、綺麗だよ。星が沢山」 「あの子の星、見つけられるかな」 「…ちょっとでも、見える?」
[ 男の隣に立つ、彼女に似て、強い少女。 こうして時折見せる、臆病なところは。 きっと、男に 似ている。 ]
(16) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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"買おう" "…写真も撮って、お前に送るさ" "あいつにも、どうにかして見せよう"
[ それから、きっと、もうひとつ。 少女の頭を柔く撫で、 あやすように、自身の思いを伝える男は、 ]
(17) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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"―― きっと、大丈夫だ"
[ ずっと見ていた彼女に、似たのだろう。 ]
(18) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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[ 地下の星。暗闇の星。 その全てを照らす大きな星の波は、 暗闇で住んでいるだけだった、 死者の魂を呼び寄せる――、らしい。 故に、この星の星崩祭は。 通り過ぎる大きな星の波の元で、死者と生者が会える日。 生者は歌の代わりに星すべてを飾り、彩り、 やって来る魂を迎える。
そう"伝わり"続けて、行い続けて、はて。 どれ程時が巡ったのだろう。 ]
(19) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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[ 何時か、男と少女とともに。 大きな星の波を見たがっていた彼女は。 一年前。 迎える立場では無くて、 やって来る立場と なってしまった。 ]
(20) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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[ 今日は、星崩祭。 たった一日 家族が、揃う日。 ]
(21) mayam 2016/07/21(Thu) 00時半頃
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/*
金曜日の夜インがうっすいので いまのうちにがーっと 長々失礼いたしました
>>-66 ポーラさん お久しぶりです(ぺこ) 歌が綺麗とあったので、声が出る出ない、など、 そういう面でもお手紙送ってみたかった…!くやしみ。
ポーラさんの話し方とか、肩に頭を預ける仕草とか、 とても女性っぽさが出てて。 雰囲気がいいなあとなってました
(-132) mayam 2016/07/21(Thu) 01時頃
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/* ひょこ。 エフさんの星崩祭…(うるうる 不器用だけど愛に溢れてるところがほんとすてき… 娘さんといつか会いに来てね、待ってる…
>>-37クリスマス わーい!ありがと、ありがと! 楽しみにお待ちしているよ!(くるくる) 女の子にしか見えなかったよ! 見習いたい、その女子力。 はっ、前に私がレア女子だった時もやまださん女子だったなあ(ロザ田さん)。
>>-40キカ わくわくキットでわくわくしたかった…みんなのわくわく見て楽しみます!終わる星に届くところとかじわっときたなあ。
(-133) dix73 2016/07/21(Thu) 02時半頃
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/* >>-60ピート この幸せ者め!ピートからのおてまみも楽しみにしてるよー!(n´ω`n)
>>-61パパー!(エフ) 気分は娘でした…本当のパパもエフさんがだいすきです。 イヤリングすごいうれしかった! 宝物です! キャンディーも食べていただけてもう、もう…!
>>-73ライジ らいじ しっているか じゅーきは ろりこんをこじらせて まれによく みずから ろりになる。 えへへ、ライジさんやさしい!(*´ω`*)
(-134) dix73 2016/07/21(Thu) 02時半頃
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/* イースターちゃんの生態系やアマルテアさんの元ネタに興味津々丸しつつ(元ネタググりはまだしていない)、おてまみは明日書くのよ。
はじめましての方ははじめまして! dix73ことジューキです。 お知り合いはピートとクリスマス、ライジにポーラかな? ポーラとは確か最後にさいごの手紙村でお会いしていますね。 フランクでした。
チェック甘いから他に同村ありな方いたらおしえていただきたく!
ログ読みつつ寝ます…!おやすみなさい。
(-135) dix73 2016/07/21(Thu) 03時頃
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/* ぎゃあ!エフパッパに挟んでもうた!と思いながら潜んでものがたり読んでたら寝落ちた。おはようございます。
あぁ…ママやっぱり…せつな…
(-136) ameya 2016/07/21(Thu) 07時半頃
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/* ミツボシ>>-134 ふっふっふっ。 今日こそ書くよ…手紙とロルの続き書くよ…眠気は明後日まで襲ってくるのこらえてくれ…
(-137) ameya 2016/07/21(Thu) 07時半頃
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/* >>-135 お久しぶりです、お父さん。 また手紙村ご一緒できてとても嬉しいです。 ミツボシかわいくて、アンドロイドとか諸々親近感湧いてました。 マスター呼び、被ってしまってごめんなさい! お手紙とっても嬉しいです!お返事後で認めます。
(-138) かの 2016/07/21(Thu) 12時半頃
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/*
ミツボシとポーラで宇宙を股に掛けたアイドルユニットが出来るなぁと思ってた。 歌と踊りのコラボレーション……!
(-139) noir 2016/07/21(Thu) 12時半頃
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/*
とかなんとか世迷いごとを言いつつひょっこり。 取り敢えず御礼のみ。
>>-19 村建てさん ご回答ありがとうございますー! お言葉に甘えて、最終日分もこそっと送りたいと思います……!
(-140) noir 2016/07/21(Thu) 12時半頃
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『起きて。』
[また、声が聞こえた。]
(22) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[星崩祭。 翠のワタシにヒトが説明してくれた、おまつり。 初めての文流し、初めてのお祭り。 初めて、は、ココロを浮き上がらせた。
体力がない、らしい、ワタシ。 ヒトと初めて会ったころにはよくしていた欠伸が久しぶりに、でてしまった。]
(23) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[ヒトの話をしよう。
ヒトは調査という仕事をしていた。 ワタシがいた星に調査しにきたヒトは、ワタシを見つけた。 ワタシはちょうど繭の中に帰ろうとしていたところを、ヒトは引き留める。]
『こんにちは。 って、ああ。そもそも言葉通じてるのかな? ことば、わかる?』
[あの星に『言葉』を話す生き物はいなかった。 唐突な、音にひどく驚いたのを、よおく覚えている。]
(24) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[不思議な、音を出すヒト。 繭に帰るのも忘れて、じいと視線を注いでいれば、 腹の底より湧き上がるもの。 くあ と口を大きく開ける。 瞼を閉じれば、体液が少し、零れた。]
『眠いのっ……』
[再び、目に光を取り入れた時、ヒトの口は半開きだった。 それが面白くて、感情に身を任せ、笑うということを覚えた。]
(25) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[硬直を解いたヒトは、笑った。 硬化した体液を拾い上げ、光に翳し、眺めた。
引き留めた腕から解放されたワタシは、 繭の中に身をすべり込ませる。]
『引き留めてごめん。 おやすみ。また、来る。』
[繭が完全に覆われる前に、 影ができ、ヒトはそう告げた。]
(26) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[ヒトは約束通りやってきた。 それから、ヒトとたくさん過ごした。 世話をしてもらった。 ヒトの言葉を教えてもらった。 知識を授かった。 多くの感情をしった。 名前をつけてもらった。
そして、ワタシは増えた。 碧のワタシ。]
(27) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[ワタシが増えて、ヒトはまた口を半開きした。 光が差して、消える。 その繰り返しが60回行われてから、ヒトは問うた。]
『Rに、B。 一緒にきてくれないか? 今より、いい生活は絶対に保障する。』
[ワタシは、ワタシ達はヒトが好きだった。 ワタシと示し合せることなく、同時に頷いた。 そうして、今の部屋に連れてこられた。
いい生活、だったのだろう。元いた星より断然に。 ワタシはまた増えた。 翠のワタシ。]
(28) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[ヒトと同じ、ヒト達は、ヒトは、 ワタシ達に体液を流す─泣くという行為をしてほしいようだった。 硬化した涙は、ヒト曰く価値のあるもの。
だから、時々泣いた。 紅く、碧く、翠に、輝くそれを手に入れたヒト達は満足そうだった。]
(29) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[そのものを手にしただけでは足らなかった、らしい。 ワタシ達は泣く前に、目薬を差すことになった。 体液を硬化させるのを遅延させる効果。 赤と青と緑。 均等な量で混ぜて、透明な色を作りだしたいらしい、ヒト達。 その中にも、もちろんヒトも。
ヒトの話、終わり。]
(30) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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[起きて、の声。 ワタシ、じゃない声に引き寄せられて、意識を浮上させる。 繭の殻を割った。]
『おはよう、R。 BもGも、私も、君を待ってたよ。
今日は星崩祭だから、一緒に楽しもう。』
[おはよう、世界。 おまつりを、楽しもう。 ワタシと同じ名前も持つという、おまつりを。]
(31) aki_nano 2016/07/21(Thu) 15時半頃
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