14 学校であった怖い話 1夜目
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 00時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 00時半頃
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……………あ、ぁあ、あ。
[鋏に絡めた細い指先に感じる赤色は、夢なんかじゃなくて]
おにい、ちゃん。
[消え入りそうな声で呟きながら、刀が転がる音を、何処か遠くで聞いた。命を突きさす重みは、思っていたよりもずっとずっと、ずしりと両手に響く]
ごめんなさい。ごめん、なさい…。 でも、他にほうほうが、思いうかばなかった。
[震える手を、鋏から離す。 兄の腹に刺さったままの鋏から流れる血の色を、少女は目に焼き付けた]
せんぱいは、かえして、あげたかった。 おにいちゃんに、もうだれもころしてほしく、なかった。
だから。
[ぽろぽろと涙を零しながら、たどたどしく告げる様子は、まるで幼い子供のようで]
(61) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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/* ラルフメモwwwww このやろうwwwww
(-24) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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/* おにいちゃんのめもに、にがてって、かかれてる…!
めありー、やみすぎだしあたまゆるすぎるもんね。 しかたなーいねー。
(-25) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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――はっ……なんだよ。なんでお前が、泣くんだよ……
[急所は外れているし、失血死するにもまだ時間があるだろう。 しかし、メアリーが己を殺す事を選んだ以上、「区切り」の刻は近い。 もはや「鬼」がゲームに勝つ手段はなくなった]
俺は、お前の兄貴じゃ…ねぇ。 おにいちゃん、なんて。呼ぶんじゃ…ねぇ、よ。
[ぼろぼろと涙を落とすメアリーを前に、「ラルフ」は辛そうに顔をしかめた。 目的を失い、叫び疲れた体が膝からがくりと崩れ落ちる]
…けっ。胸糞悪ぃ……やっぱこの「体」、俺には向かねーわ…。
(62) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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[もう一度殴られでもしたら今度こそ落ちるだろうと。 だからこそ視界は明瞭でないまま、ただ睨むように見上げていた。 ――メアリーの声が聞こえる。
何があったのかは、一瞬ではテッドも理解できなかった。 刀が落ちた音、ラルフの声、メアリーの言葉。 反対を向いたからだがどうなっているのかは理解できないけれど、かすかににおうのは――。
打たれた頭へと片手を当てる。床を支えていた手はなく、床に座り込んだ。 ただ、黙って、二人の様子を見る。]
(63) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/07/28(Wed) 00時半頃
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俺には、何もなかった。 誰からも与えられなかった。誰にも与えなかった。
――メアリーに話しかけられると、どうしても「こいつ」が強くなって、怖かったんだ。
羨ましくて仕方なかったけど、それを手にしたら俺は「俺」じゃなくなるから。
(-26) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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/* 鬼に向けての感情。
ノックス:憎めないばか。 ラルフ:すくえないばか。 ホリー:ちょっとこわかった。
別にラルフのメモに対抗したわけじゃあないんですよ。眠いだけです…。
(-27) 2010/07/28(Wed) 00時半頃
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だって、あなた苦しそう。
[泣く理由を問われ>>62て、答えになっていない言葉を返す]
…………なら、なんて、呼べば良い? たとえ「だれ」でも。 わたしは、あなたの、そばにいるよ。
[崩れ落ちる体を支えようと腕を伸ばしたけれど、自分の力なんかじゃ全然足りなくて一緒によろめいて膝をついた。 鬼の傍に寄り添うように、小さくなって座り込む。 それから、眼前のテッドへ、伏せがちな視線を向けた]
せんぱい。パティ先輩、まもれなくて、…ごめんなさい。
わたしが怖がらなければ。 もっと、強ければ。
まもれていたかも、しれないのに。
(64) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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[まだずきずきと痛む頭を抑えながら、メアリーの声を聞いて、彼女へと視線の方向を変える。]
んなこと言ったら俺もだろう。
……あんたはこれでよかったのか。
[ラルフ、鬼の方を、視線で示す。]
(65) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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[幼い頃は、暗闇が怖かった。そこにお化けの姿が、沢山視えていたから。 けれどいつからか、少女は暗闇を怖がらなくなった。 だってお化けよりも、人間の方がよっぽど怖いと知ったから]
せんぱい。
もしも上手く帰れたら、 …セシルさんみたいに戻ってきちゃ、駄目、だよ。
[にいと一度無邪気に笑い、そして緩やかに瞳を閉じた**]
(66) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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うるせえ……いらねーつってんだろ、お前なんか……
[……「その刻」を目前にして、 床に膝をついたままの「ラルフ」はメアリーに向かって手を伸ばした。 彼女が拒まなければ、そっとその頬を撫でるようにする]
お前には、ちゃんと居るだろ。待ってる奴が、ちゃんと居るだろ。 ……皮肉なもんだけどな、「俺」はそれを知ってる。 この体が、知ってる。
だから、俺はお前が嫌いだ。お前なんか俺の仲間じゃない。
[とん、と。片手でメアリーの肩を突き飛ばす。 しかし、その力は決して強くはなかった]
(67) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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[終わりの刻は近い。 最後の鬼に引導が渡されるシーンも ...には鏡の中の世界のようで遠く、 陽の光を見るように目を細めた]
おはよう ホリー って呼ぶのでいいの? あなたの 名前は なに?
[返事を待って、「ホリー」を見た。 乾いた髪の毛が落ちかかった額に、どうにか見えた 眼窩が落ち窪んで暗く、深い穴のようだった]
おともだち だね ずっと だね
[にたりと笑った少女の笑みが何を意味するかは 知らない。でも、ずっと続くともだち、というのは 生前、そして死後の...には魅力的なものだった 差し出された手を、握ろうと手を伸ばした]
(+32) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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わたしは わたしももう 鬼なのかも 恨んでは ないけど 羨ましい
よくわからないけど
[...に残ったのはさみしいという気持ちだ 青ざめた表情が、文字で刻み付けられたような 淋しさと空虚を物語っていた]
あなたや …オスカーも ここにいるなら
[ここにいようかな、と小さく呟き 鬼であるラルフの動きを目で追った]
(+33) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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戻んねえよ。
[極当然というように、それははっきりと答えた。 メアリーは本当に戻らないというのか、それは可能なのか。 わからずに眉を顰めて。 それから、ラルフを見て小さく笑った。]
素直じゃねーの、ふくかいちょー。
(68) 2010/07/28(Wed) 01時頃
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