86 忘却の海
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[返答がどうであれ、もう一瓶を取り出す。 こちらへは透明な液体――薬草酒が入っていた。]
それから、こっちは痛み止め。 解熱剤も兼ねているので……もし傷の所為で、ひどいようなら。
本当は、連絡船で来た品があればよかったけど。 切らしているから、昔ながらの薬草酒。
効き目は、これでも十分。……ただ、飲み過ぎに気をつけて。
[淡々と説明を続けながらも、どこか距離感をはかるような様子は相手にも伝わっただろうか。
いずれにせよ、昼前にはダーラの宿を出て診療所へと**]
(114) 2013/06/21(Fri) 05時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 07時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 07時半頃
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……あぁ、頼む、
[薬の説明を、と、述べる姿に軽く頷いた。 その途中、彼の視線が本にある事に気付けば、軽く、彼の方に本を動かす。 彼もかつて、この本を読んだのだろうか。 異国であるこの地で馴染みのある本ならば、自分もかつて読んだ事があるのだろうか。]
………怖いシーンがあるなら、夜の遅くに読むのはやめた方がいいかもしれない、な
[小さく漏らした笑みは、饒舌な様子にか、それとも。 我に返った様子に、その笑みもまた、消えるだろう。 薬の説明を、じっと聞いて。]
(115) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[そうして、処置の話になると向けられた視線。 部屋で、という事だろうか。 確かに、傷の状態はあまり人目に晒せるものではない。 縫合したばかりの傷など、こんな店の中で出したら食事が不味くなってしまうだろう。 小さく頷いて、立ち上がる。 片手に本と、薬草酒を抱えるように持って。]
……悪いな、わざわざ、 本当なら、俺が行かなきゃならないんだろ、
[淡々とした言葉に返す言葉には、申し訳なさそうな色が滲んだか。 二階への階段を登る時、軋んだ音が嫌に大きく聞こえた。]
(116) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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─ 自宅 ─
[自室へはいると、古い本や、積み上げていた古新聞を漁りだした。 本は大半が昔の小説で、他のものも、あまり他国の情報が載っていそうなものはなかった。 古新聞は、読み終えれば焚き付けとして使ってしまうことが多いので、そう沢山は残っていない。もとより、連絡船が来た時、たまに数日遅れのものを譲り受ける程度なのだ。]
侵攻……。
[ばさばさとほこりっぽい新聞を捲っているうちに、見つけたのは、隣国の戦争に関する記事だった。 現在は休戦中とはいえ、その動向は、国内でも良く取り沙汰されている。 日付は、半年近く前のもの。記事の内容は、隣国と現在交戦中の国に関してのものだった。]
(117) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[たしかこの国と隣国との戦争は、2年前から始まったはずだと思い出しながら、記事を読み進めるのだが]
……そういえば、……
[この国も、たしか王政だったはずだ。 南北に長く、北と南では文化に差があり、元々内乱が多い国だったと記憶している。 記事を読めば、記憶と大体一致した。
もしや……と思う。 小さくてもいい、確証を得る為に、写真がないだろうかとページを捲る。 しかしいくつか見つけたそれは、遠目からのものばかりで、あまり役に立たなかった。
そうしている間に、陽はあっという間に傾いてしまう。 もうそろそろ、灯台へ向かわなくてはならない。 仮眠のタイミングをすっかり逃してしまった。]
(118) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[灯台に向かう前、ヘクターに、着替えを届けるといっておいたが。 そういえば、彼が読めば、もしかしたら何かもう少しはっきりしたことが分かるだろうか。
そう思い、灯台へ向かう前、ダーラのところへ立ち寄った。 手には、着替えが一式と、役に立つのかたたないのか分からない古新聞の束**]
(119) 2013/06/21(Fri) 12時頃
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― 灯台 ―
……あった!
[灯台周りをぐるぐると歩き回ること少し、いや、かなり。 窓枠の僅かな突起に引っかかっている帽子をようやく見つけ、階段の上から手を伸ばす。 が、微妙に届かない。 ホレーショーに頼めば内側から窓を開いて取ることもできるだろう。 或いは、長い棒を持ってくるか、自分よりも背の高い誰かを連れてくれば。
しかし、ジャンプすれば届くという結論に達して横着した。 その結果――。]
(120) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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――うわっ!
[階段の上でジャンプして帽子の鍔を掴んだまではよかった。 が、着地の時に片足を踏み外し、そのまま階段を何段か滑り落ちる。 咄嗟に空いた手で手すりを掴んで堪え、一番下まで転がることだけは避けた。]
っ、へへ、びっくりさせちまったな。 へーきへーき。もう飛ばすんじゃねーぞ?
[外で待っていた子供に帽子を手渡して別れると、今度こそ宿に向かおうと歩き始める。 つき、と足首にほんの僅かに違和感を覚えたが、大したことはないと思った。]
(121) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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― 宿付近 ―
[ミルフィはまだ外にいただろうか。 彼女の姿が見えれば駆け寄って。]
わりーわりー、寄り道してた。 もうヘクターにあの本渡した?
[他の面々は何処にいただろう。くるり見渡して。会えば軽く話す。 それが終われば頃合を見て自宅に戻るだろう。 ミルフィには気づかれぬように隠したが、平気だと思っていた足は、歩けば歩いただけじんわりと痛み始めていた。**]
(122) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 12時半頃
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……そう、だよね。 間違ってないよね。
[ヘクターの言葉に、ただ繰り返した>>109。 先ほどと同じ、この先のことは、語られることはないけれど。]
(123) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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[表情を明るいものに変えて、絵本をヘクターに差し出した。]
ん、どうぞどうぞ。 明日じゃなくてもいいよ、もうアタシは読んでるし。
[蔵の中で声に出して読んだ物語。 細かなところは憶えていないけれど、大筋は記憶している。 手を振って、宿を後にした。]
(124) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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[宿の前でしばらくぼんやりとしていれば、駆け寄るセオドアの姿に気がつく>>122。]
遅かったわね。 うん、もう渡しちゃった。読んでくれるって。
[よかった、と笑みを見せるも、ふとセオドアの肩口に視線が向く。 少し砂で汚れているようで、ぱたぱたと指先で払った。]
砂遊びしてたの?ついてるよ。
[どうして砂がついたのか、その理由を知らないアタシは、そんな風に能天気に問いかけて。
暫くすれば、途中まで彼と共に帰宅の途につくだろう。 途中何度かセオドアの歩く姿に違和感を覚えたが、別れるそのときまでその違和感には気がつくことが出来なかった**]
(125) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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─ Gorgon前 ─
[着替えと振り新聞を持ち、ダーラの店の前に着いたのは、陽が西に大きく傾いた頃。 空はあまり染まっておらず、明日の天気はあまり良くないような気がした。]
こんにちは。 ヘクターさん、いますか?
[扉をくぐり、店内を見回してみたが、そこには姿が見つからなかった。 2階の宿か、診療所だろうかと思い、階段の方へ視線を向ける。]
あぁいえ、届け物をしに来ただけですので。 あとで渡しておいてもらえれば、それで。
[そうダーラに伝え、託した着替えは、先日貸したものとあまり差のない、やはリシンプルなシャツとパンツ。 新聞は、1年近く前のものから、半月ほど前のものまで。あわせて6部ほど。 一応、隣国と、おそらくはダーラとヘクターの出身国との、戦争に関する記事の載っているものを持ってきてみたのだが、この国と件の国とは、あまり国交がない為か、どの記事も、あまり紙面は割かれていないようだ。]
(126) 2013/06/21(Fri) 18時頃
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古いものばかりで、情勢を知る……には、あまり向かないかもしれませんが、何かを思い出す切欠になれば良いと思いまして。
……。
[記事はどれも、素っ気なく書かれてはいるが、その内容に明るい話題はひとつもない。 あまり、読んでいて気分の良いものでもないだろうと思うと、表情は少し翳ってしまう。]
それでは、わたしはこれで失礼します。 もし何かありましたら、おそらく、朝までは灯台の傍の小屋にいますと、ヘクターさんに声をかけておいて下さい。
[伝言を頼み終えると、軽く頭を下げ、店を辞して灯台へ向かった。]
(127) 2013/06/21(Fri) 18時半頃
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─ 灯台 ─
[食べかけのリンゴは、鳥か野ネズミが持っていったのだろう、もうそこには置いていなかった。 不在中に、セオドアがここに来ていたなど、知る由もない。
いつものように、火を灯し、日誌に時刻を記入して、海の様子を眺め見る。 なんとなく、雨の降りそうな雲行きではあったが、雷鳴などは聞こえていない。 そう大降りにはならないだろう。 ……この辺りの気候は気まぐれなので、あまりあてにはならないが。]
(128) 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 21時頃
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─ 灯台の番屋 ─
[木造の小さな番屋で過ごす時間は、ここへ来た当時は、とても嫌なものだった。 夜間、この村に近付く船など皆無に等しく、たまにあったとしても、先日のように、なんの応答もなく通り過ぎてしまう。 退屈と孤独に苛まれ、散々飲んだ挙げ句に酔いつぶれ、昼を回って漸く灯を落としたことも幾度かあった。 けれど時折、村の人達が、共に夜を過ごしに来てくれた。 ハンナが熱を出したと知れば、傍にいてやれと、夜通しの番を代わってくれた。]
不思議な村ですよ、ここは……
[海の碧、空の青の交わる村。 ふたつのあおは、まるで、浄化作用でも宿しているかのようで。]
…………。
[けれど、そんな思いを抱きながら見つめた海は、いつもより、波音が騒々しく。 雲に覆われた空は、重い、鉛の色をしていた。]
(129) 2013/06/21(Fri) 21時頃
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[へくたさんは、さっさと行ってしまった。]
あ、 へくたさん…… ふらふらしてたけど……大丈夫、かな。
[おとーさんが呼び止めなくて、何かあるのかなって、呼びかけにのばした少女の手も引っ込んでしまった。 >>80ダーラさんの言葉に、その手はおとーさんをつかむ。 初めて聞いたダーラさんが居たところの話は、優しくなかった。]
ん……
[>>96せしーおにーちゃんの、8年前の話も。 変わったけれど、忘れることなんてできっこない昔。 お酒の匂いは、あれから大嫌いだ。 だから、近づけないようにってダーラさんたちがする以上に、酒場になったあそこには近づきたくない。
おとーさんの背中に、頭をぐりぐりする。]
(130) 2013/06/21(Fri) 21時半頃
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……ん。かえろ。
[おとーさんの背中をもすもすしながら、お家へ帰る。
>>108せしーおにーちゃんが本当に自分のおにーちゃんみたいな気がするのは、きっと何度かここで遊んだからだろう。 おばーちゃんの顔をちゃんと思い出せなくて、ごめんねの気持ちがもやもやしたから、離れる時、せしーおにーちゃんの顔を見られなかった。]
おとーさん。 ハナね、おとーさんだいすきだよ。
[背中にぽそぽそ、呟く。 お酒の匂いをさせても、怒鳴ったりしても、でも少女のことを誰かに押し付けようとはしなかった。 軍でたらい回しを経験した少女がこのおとーさんに心を開くきっかけには、それで十分だった。]
(131) 2013/06/21(Fri) 21時半頃
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――自宅で――
[昼食は、結局食べないまま。 ゆっくりと掃除をして、洗濯物を取り込む。 セオドアが灯台の周りまで遠回りしているのも知らず、ふたりは無事にヘクターに会えたかと考えながら、深く息を吸い、吐く。 "探しもの"をしなくてはいけない。]
(132) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[この国では見ない服装。少し辿々しい言葉。読みの違うスペリング。 それから――あのタトゥー。はじめに見たときは、ただ見覚えがないとだけ。 けれど周りの話をちらほらと耳に挟むたびに、少しずつ呼び起こされた記憶が、"それ"を手にしろと叫ぶ。 どこだっただろう、といくつか引き出しを開けて、ようやく該当のものを見つけた。。]
――……
[お母さん、と呼び起こすだけの思い出は、ない。 幼くして別れてしまった両親の、最期に遺した、それ。]
(133) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[タンスの奥に眠っていた、一枚の小切手。 "ひとり"になったクラリッサを引き取るときに、戦災慰謝料として、祖父に少額ながらにも払われたもの。 そこに押された落款の、紋章を模したらしい、形。 指でなぞって、予感は正しいと知る。]
でも、
[ゆっくりと首を横に振る。 殺したのは、彼じゃない。彼であったとしても、恨んだ所で誰も戻らない。 ならば、彼には彼のままであってほしいと、自分の態度も変えはしまいと、それを強く思い直すだけ。
タンスの奥に、また薄い封筒をしまいこんだ。]
(134) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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さて、と。
[夕食の準備をする前に、今日は買い物に出なければならない。 小麦粉と、くるみと、レーズンと、チョコレート。ああ、出来ればチーズも。 今日は財布以外は空のバスケットを持って、広場へ*]
(135) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 23時頃
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/* あれ? 自分、何か色々と勘違いしてたっぽい……
どうしよう
(-23) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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/* ちょっと、もっかいログ確認する!
(-24) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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― 夕刻:森向こうの街 ―
[朝早く出発し、休みなく道なき森を抜ける。 森を歩く勝手も分かっているから、長身の足はすらすらと進み、 夕刻には森を抜けることに成功していた。]
………ふう。 面倒だ、が――― 頑張るか。
[コートを翻し、駐在が入っていく大きな建物は、 この街に設置されている陸軍の支部。 村を含む、近隣地方を統括する軍の施設だ]
(+0) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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