41 アンデッドスクール・リローデッド
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[見殺しにしたのだろうか。 助けてくれた相手を。]
[嫌でも頭に浮かぶのは、閉じられた扉。その前に重ねられる家具。 手の感覚が消えていく。震えだす指で顔を覆う。 何度も呟く謝罪の言葉は、何に対してなのか自分でも明確には分からなかった。
いろいろ溢れてくるようで抑えていなければきっと、内側から脳みそも心臓もすべて流れ出してしまうのだろう、と思った。それで必死に抑えていたのに何一つ溢れ出さない。]
(44) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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[さて…食堂から離れた後、青年は思わず人目につかないところにしゃがみこむ。 今までの行動は意識の奥底に沈んだはずの青年の本音ばかり。 体の中にいるアンデッドは都合の良い時だけ、利用していただけなのだ。 すでに曖昧な精神の中で、夢を見ているような感覚]、
…は……
[沈んだ意識はまだ自我を保っている。 みなの前で体調不良のままでいるわけにはいかない]
「お前……」「早く」、出て行けよ…!」
[ぎりり、と胸を掴んで、苦しさに顔は歪む]
(*16) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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/* くっそネルが可愛いすぎて生きるのが辛くなってきた。いや死んでるけど。
(-48) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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[むしろ溢れ出してしまえばいいのに。 感情が全て出てしまえば、もう怖がることもなく、泣くこともなくて きっと刃物も、もっと簡単に振るえるようになるのだろう。 相手の顔面にねじ込めるようになるのだろう。] [それは夢を描くに似ている。今の自分ではない何かになれるよう、閉じた視界の中で祈った。]
(45) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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[裏庭に足を進める前、食堂へと近づいてきたレティーシャ>>41に気がつく。 刹那ヴェスパタイン>>43へ視線を向け、そして彼女に向かってぺこりと頭を下げた。]
……ゾンビが、入って来そうになったようです。 今、手分けしてバリケードを作ろうと……。
[自分が知っていることはそれだけだ。他にはなにもわからない。]
私達は裏庭を見てきます。 会長も、お気をつけて。
[視線を合わせられぬままそういうと、ヴェスパタインの隣へ戻って裏庭に向かうつもりで]
(46) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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/* あ、ソフィアの位置をちょっと誤認してたー 武器庫からちょっとでていたっぽいーーーっ。
ぼけぼけです、リンダ(´・ω・`)
(-49) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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こんだけ脅かしても、びびるどころか立ち向かってきている時点で、立場なんかとうに無いだろうが。
[その筆頭は間違いなく自分である。]
実験台は実験台だよ。 手足は切られたらどれくらいで再生するかとか、近づけたらどれくらいでくっつくのかとか。 痛みはどのくらいまで耐えられるのかとか、温度にはどういった変化があるのかとか。
[他にもいくつかあるが、比較的易しい実験をいくつか取り上げて]
まずは血を抜いて、ウイルスとワクチンの精製、それから中途半端な不老不死ではなく、本来の不老不死の薬品を作り出すのが当初の目的だから、それが出来たら、すぐに解放してもいいよ。
[ゾンビを生み出す過程は治療しておくつもりだが、そこにはあえて触れず。]
(*17) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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―― 裏庭方面 ――
…――――
[まだ、ここは破られてはいないようだ 裏庭に出る勝手口から、ぎしぎしと音はしているけれど ゾンビの姿は、まだそこにはない 奴等は、音に反応してやってくるはずだ ここは、誰もいなかったのだから、音などありはしない なのに、何故入ってこようとするのか]
ロゼット、適当に家具を運んで勝手口を塞ぐ それから、窓を開けて実験しよう
(47) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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……ごめんね、出来るだけお話ししないようにとは思ってるの。
[レティーシャを疑うのが怖い。 けれど無視できるほど、彼女のことを拒めない。 それくらい彼女は、大好きで憧れる存在だったから]
話せば余計に、つらいってわかってるのにね。
(=5) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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[少しだけ、そのままでいた。 バリケードを作らなくてはいけない、という時にそんな悠長をして、自己嫌悪が胸の中に生じる。そういえば、とさっき背中に受けた声>>38を思い出した。]
止めかけてくれ、たのかな
[どこかで見た覚えのある女の子。それが学校の、屋上でのことだと思い出すのに時間がかかった。屋上から手を振った、あの女の子に似ている。
顔を覆っていた手を降ろす。唇が音を発するときに、それ以上震えないように。ぎゅっと噛みしめた。]
(48) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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「何…」「言ってンの……」
[ちょうど「ベネット」が意識に浮かんだ時らしい]
「俺……」「死にたくなんて」「ない」 「そんなの」「まっぴらだ」
[治す薬も作れるというが、そももうそんなことなんて忘れてしまいそうな程、自分を保つのが難しくなってきている。 いいように利用される「ベネット」の意識は、 また少しすれば沈んでしまう]
(*18) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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―地下室・研究室― [祖父の手記にあったとおり、隠し階段はそこにあった。 周囲に隠れて、その階段を下りれば、祖父や先祖が残したさらに核心に迫るような資料を発見できた。]
なるほどね。こいつはすごい。 殺された振りしてここに隠れながら研究をしてもいいな。 一応武器の予備もあるようだし…。 必要なのは弾丸だけど…うん、ちょうどいいのがあった。
[必要そうな書物を開いて、それの中身を覚えながら、知識を蓄える。]
(49) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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/* おうふ。おうふ。おうふ。
(-50) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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…――――
いや、気にしなくていい 私も、彼女の事は疑っていないんだ
セシル、だったか、あの男 あの男から、彼女と、ロゼットを頼むと言われている それは、彼女がまだ人間だ、と言う事だろう
[そう、行っては見たものの 彼女が真実、人間である確証はない だから、私は、ロゼットだけを守ろうとしているだけで]
(=6) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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うん、いろはに言ってくれ。 俺は助けようが無いんだ。
[当たり前のように笑いながら、聞こえてきた意識にはそう対応する。]
何度も言っているけど、運が無かったんだよ。 でも、いろはを説得して、研究に協力してくれるなら、治療法を優先するし、治療もしてやるよ。
["食事"を行った後であれば難しいが、協力的な被験者がいれば、不可能ではないだろう。]
(*19) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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― 回想 ―
[呆れられた様子>>33には、頬を膨らます。 私が入らないとでも思ったのだろうか、と思うとちょっと腹が立った]
……。 どーしても一人でやらなあかん事、やったら。 凄い嫌、やけど、分かった。
[全然納得しきれてない顔で、渋々頷く。 しかし、ここに至っても拒否されるのであれば、本当に着いて行っては駄目なのだろう。 だから不服ながらも了承して]
でも、あんまし危ない事ばっかりやってると。 私すっごい怒って、その後、すっごい泣いたんねんからな!
[せめて、捨て台詞的な台詞をはいておくことにした。 …その内容は、子供の言うような事だったけれど]
― 回想・了 ―
(50) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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うん、まあそれは、分かる。 ここに居ろうが居るまいが、危険はあるやろし。 …やっぱ私もなんか、武器とか調達した方がええかな。
[大きなものは扱えそうにないので、ハンドガンあたりだろうか? 緊張した面持ちで頭の中でゲームに登場したものを想像して]
……。 え、あ、う、うん。 そっちについては、セシルの、好きなようにしたら…ええと思うし…
[貞操とかいう単語を聞くと、とたんに挙動不審となる。 取り繕おうと何とか言葉を重ねるけれど、失敗してる感があった。 うん、嫌じゃない、嫌じゃないけど、具体的なあれそれとかを考えると、どうしても恥ずかしいやら怖いやらで、ふわふわした感じになってしまう]
(-51) 2011/12/06(Tue) 23時半頃
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― 裏庭 ―
[人気のないその場所へ足を踏み入れる。ゾンビがどこかから出てこないかと恐々としていたが、どうやら入り込んではいないようだ。]
うん、了解。
[立てかけてある箒を扉の前に組むように置き、軽い木箱を敷き詰めるように置いていく。重い家具は彼と共に運ぶだろう。つ、と頬に汗が伝う。]
外、ゾンビいるかな。 気をつけないと……
[実験の段階でこちらが負傷してしまっては無意味だ。窓を離れた場所から覗く。]
(51) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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「……やっぱり」「あんたは「絶対殺してや、る」
[研究という名の拷問か。 治療してやるという言葉だって今こんな状態で信用できるわけもなく]
「話なんてできないんだよ」「いるのはわかって……」
[また、「トプン」と音を立てた後、 青年の意識は沈む*]
(*20) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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あ。
[ヴェスパタインとすれ違う形>>43になると、とりあえず移動の邪魔をしないように、一歩下がる。 どうやらローズマリーも一緒>>46のようだ。 セシルを除けば一番近しい彼女の姿に、緊張が解けたように軽く笑いかけた]
…ゾンビが? うん、そっか、ありがと。
私の心配はせんでもええけど、マリーちゃんも気ぃつけてな。
[そう言って、二人の姿を見送る]
(52) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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[研究資料、薬品、弾丸の補填、これらを揃えてバッグに詰め込んだ。 別にここでやっても構わないのだが、ヒントを欲しがる人間が来れば、対応しなければならない。]
彼らには頑張ってアンデッドを、いろはを捕まえてもらわないといけないからな。
[だからそれらをもって、地下室を後にする。 実は折れた腕が相当痛いが、結構平気な振りをしているのもしんどかった。]
一応痛み止めや麻酔も持ってきているし、これでなんとかなるだろう。 薬打って、腕を固定して、少し横になるか…。
[痛みで少しだけ頭を朦朧とさせながら、ふらふらと廊下を歩いて自分の見つけた部屋に向かった。]
(53) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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…え?
[すれ違い様の言葉に、目をぱちくりとさせた。 何か返答しようかと思ったが、考えが纏まる前にその姿は離れて行く。 わざわざ追いかける程でもない為、結局何も言わずに見送る形となって]
(-52) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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[暫くは、家具運びだ 重たい家具を並べて、その隙間に椅子などをはめ込む 引っかかって、ずれたりしなくなるように]
…――――
[それも、一時凌ぎにしかなるまい ならば、ここを捨てる事も視野に入れておこう
それでも、まずは 少しだけ、窓を開けてみる 例の薬を塗った、小刀を懐から取り出して 徘徊する、ゾンビに投げてみた]
…――――
[ざく、とそれはゾンビの腕に刺さるそれ ささったゾンビは、痺れたようにその場で動かなくなった]
(54) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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そ……っか。 セシルさんはやっぱり、セシルさん、なんだね。
[そんなことを言うのは、よく知る人の良いセシルそのものだ。アンデッドのことを知る、その正体には驚いたけれど]
一度ちゃんと、話したほうがいいかもしれないな。 会長とも、セシルさんとも……
[今は気まずくて、話しかけるのも躊躇ってしまう。だがレティーシャが人間なのならば、一緒に生きる道も探すことは出来るだろうと]
(=7) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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/* やだセシルさんったら。 そんな知らない所で気遣いしてくれてるなんて…(*ノノ)
後、あれだな。 とりあえず白狼には襲われないけど、半狼→人狼には襲われる可能性があると言う事か。 …私の守護能力の存在意義に光明がさした!
(-53) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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俺の死は、唯一お前を救ってくれる可能性がある人間の死になる。 ということは、絶対に助からないことになるな。
[そのまま、少しだけ考えて]
俺が説得したって無駄だからなぁ。仕方ないだろ?
[けろっとしたままそう答えた。]
(*21) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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ゾンビ、いたぞ
[ゾンビがいるかな、と言うロゼット 彼女に、小刀を投げた後でそう言った]
どうやら、雑魚には効果があるようだ ボスゾンビに効くかは、わからないけど 試す価値は、きっとある ロゼットは、弾丸に塗りこんでおくといい
[そう言って、窓を閉めた後 その窓の前に、大きな化粧台を置いて、塞いだ]
(55) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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心配するに、決まって……っ!
[声をあげかけて、慌ててつぐんだ。 見送ってくれる彼女>>52にもう一度頭を下げた。]
(56) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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そうだな、話してみよう 落ちついたら、ゆっくりと話せるさ
私が彼を信用する事にしたのは、その言葉があったからだ 人を案ずる事が出来る者なら、きっと…――――
[共に生きる事だって、出来るはずだ]
さて、バリケード作りと、テストが終わったな 会いたい人、行きたい場所、あるか?
(=8) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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[外に通じる扉の鍵を確認して、これならば家具を置かないで良いやと横着をした。 恐らくほかの所も同じように誰かが見て回っているのだろう。 とりあえずは台所から離れ廊下へ出る]
―廊下―
……お礼、言わなきゃ。 [床に視線を落としたまま呟く]
(57) 2011/12/07(Wed) 00時頃
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