80 あの日、僕らが見た空は
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[やがて次の階層に辿り着いた時、すぐに辺りの様子を確認する気力は、少年にはなかった。常より一層青白い顔で、一層ふらついたように歩み]
……、……
[変過ぎる、と零された声を聞いて、ようやく視線を周囲に巡らせた。其処は、確かに「変」な場所だった。其処は、白かった。建物も、地面も、細かな物も、全てが白い。行き交う人の格好も、白い。何もかもが、白い。 異質な街で、少年達は異質だった。 足元を見下ろす。揺れるコート、ブーツ、それらの黒は、白と対照的で、浮き上がるようで、沈み込むようで、異質で――異端で]
……
[よろめくように、数歩、進む。 人々の中から一つ、此方に向けられる瞳があった。二つ、三つ、増えていく瞳。それらは声なく言葉を発してくるようだった。 異質だと――異端だと]
(73) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
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――異端。
[そう、声が聞こえた。 だがそれは、他でもない、己の呟きで]
(*26) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
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[一人の男が、此方に向かって歩いてきた。白い帽子と白いローブのような服を纏った、厳格そうな面持ちのその姿は、何処か聖職者めいて見えた。 息を呑む。呼吸が速くなる。鼓動が激しくなる。 一瞬、眩暈のように世界が歪んだ。ずきりと頭が痛み出して]
……っ、 や、 嫌だ、 嫌…… いやだ、 僕は…… 僕、は。……
[頭の片隅で誰かが喋っているような気がした。 誰かが見つめているような気がした。 呻くように零しながら、一歩、一歩、後ずさる。男は早い歩みでじりじりと距離を詰めつつ、此方に手を伸ばすような仕草をした。それを見た直後、少年は不意に踵を返して走り出した]
あぁ、あぁぁ……!!
[恐怖心に満ちた掠れた叫び声を一つあげて。 白い世界の中を、何処へともなく、*逃げるように*]
(74) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
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[異端]
[聖職者]
[神]
[ふたつ]
[ひとつはさいわい ひとつはわざわい]
[くれないはわざわい]
[てんがい の ひとみは]
[――]
(*27) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[シーシャ。 誰かが、僕を呼ぶ]
[シーシャ。 空色の瞳が、僕を呼ぶ]
(*28) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[夢を見ていた
金色の鳥籠の中に閉じ込められた 籠の外は他にも同じアンティークの鳥籠が いくつもいくつも並んでいて
どこからか、聴こえる美しい囀りは黄色い金糸雀 それは綺麗な声の歌となり 声の主はカナリヤイエローのドレスをまとう 可愛いらしい少女の姿に]
(*29) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[少女は謳う]
『あたしは…歌を忘れた金糸雀だから』
[口元のほくろが印象的な]
…ジェニファー?
[歌声は色褪せて、その輪郭も失われ 夢の中に溶けて消える]
(*30) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[別の籠からは鈴を転がすような囀りが クスクスと転がるような笑い声に
白い色した金糸雀は 純白のドレスを纏う少女の姿に]
(*31) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[少女は語る]
『薄青の四角いブローチ…取りにいこうね』
[幼い頃、小さな空を見上げて]
…メアリー?
[物心ついた時にはすでにそばにいた だけども、今はどこかへいった―同い年の姉]
(*32) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[夢の中で幼いメアリーと一緒に どこかへ迷いこんでいた
手を繋いでいたメアリーは 心細くなったのか泣き出して 何をいっても泣きやまない
あれはどれほど前だったか まだ文字どころか話すものやっと それくらい小さな頃の記憶]
(75) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[2人で空を見上げて そこへ向かって歩いていた
どこまでどこまで歩いても 手が届くどころか近づけない
そのうち段々疲れてきて 歩みを止めて辺りを見ると 見知らぬ場所で見知らぬひとに囲まれて]
(76) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[途方に暮れて泣きたくなった その時、自分たちの名を呼びながら 近づいてくる人影が
『………おにいちゃん?』 『おにいちゃん!』
涙でぐしゃぐしゃになったメアリーと 必死になって手を振れば 向こうもこちらを見つけたようで
スピード上げて走ってきた]
(77) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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なんだべ。おまーら。 気持ち悪いだべ。
[近づいてくる白い人々。 背中が震えたけれど、彼は鋭い眼光を向けた。]
って、シーシャ?
[だが、ツレのシーシャが錯乱して逃げていく。 咄嗟に掴もうとした手は届かず、 白い路地にシーシャはい消えていく。 彼は忌々しく舌打ちをしたが、次には逆に掴んできた白い手に一瞬びくりと身体を震わせた。]
(78) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[メアリーの涙を拭って抱き上げる まだまだ小さな自分たちから見れば普通に大人 そう思っていた当時の彼は
今の自分とそれほど違いはないだろうか 今の自分は15だが それくらいかもう少しだけ歳上]
(79) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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さわんなっ!! きしょっ おまーら、なにモンだべ。
[力強く振り払う。 すると、白い人々は何か寄ってひそひそと声を交わし合う。]
(きみはそとからきたね) (そのはなしかたは、ここではないどこか) (なにしにきたのかな?) (ああ、おそらくは、 だろうけれど) (なんでこんなところにいるのかな?)
[眉を顰める。]
(80) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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(私の心臓を奪いにきたのよ。 本当に酷いわ。)
[仏頂面の女神が言った、]
(*33) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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うるせえ・・・・・・・
[頭を抑える。 次の瞬間には、じゃじゃ馬のハンドルを握って反転していた。 シーシャが消えた方向。じゃじゃ馬を漕いで駆け出して。 思い切りエンジンを吹かす。]
シーシャ!!どこにいったっ!!
[消えた友だちを探すけれど、見当たらない。 そして白い世界、メクラ滅法に走って・・・]
(81) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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デメテル!?
[>>59代わりに見つけたのは、 まるで轢かれた猫のように、地べたに這いつくばっている少女。 周りから白い手が伸びるのをみれば、じゃじゃ馬を迷うことなくそちらに向け、爆音とともに猛ダッシュをかまし。]
(82) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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[抱っこされてメアリーはようやく泣き止んだ
『心配したぞ、こら…お転婆め』
(そうだ、小さな頃はメアリーの方が…)
叱られてしゅんとしながらも 彼女は必死になって、その理由をいう
『あのね…トレイルといっしょに…』 『おそらをとりにいこうとおもったの』 『きれいなんだもの…だって…』
たどたどしい口調であったが とにかく、いわずにはおられない
『…おにいちゃんのめのいろみたいだから』
2人でそれをプレゼントしたい そんな子どもじみた無計画で他愛ない理由]
(83) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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出前持ちを舐めんじゃねえべ。
[片手でデメテルを攫うように抱え込むと、またアクセルを吹かす。 あとは白い連中からただ逃げるように、ハンドルを切って。**]
(84) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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―傘の層―
[階段を上りきると、建物と建物の細い隙間に出た
さっき貰った飴をポケットから取り出したら、くしゃくしゃになった紙がついてきて地面にポトリ、落ちる 元飛行機の形をしていたその紙はもう飛べないだろう 唇の赤い印をじっと見つめながら、飴を1つ取り出して口に含む]
――あま、い………………
[ こんなにおいしいもの ゾーイやデメテルやペラジーにも分けてあげなきゃ そう思ったけれど、すぐにふるふると首を振る
もう、下には戻れない
…その友たちが、少女と同じように空を目指している事を知るのは、もう少し後のお話。]
(85) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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[よく見ると、ポケットの底に小さな穴が空いていて しかたなく紙飛行機だったものと飴の袋を手に持ったまま歩きだした]
――ゎ…………
[大通りに出て、小さな感嘆の声をあげる 傘、傘、傘。 人、人、人。 流されるように、人混みの中に入ってしまう
目指すは、次の層へ続く階段。 でも、どこにいけばいいの?
その時、見慣れた小さい後ろ姿が見えて]
…っ…ぺラジー!
[叫んだ]
(86) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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[さらに違う鳥籠から誰とも知らない囁き その姿は見えない 眩しすぎて見えない
『あなたの羽は青いの? それとも…紅いの?』
それは、他の誰にも聴こえない囁き
…君は誰?
そう問いかけても まるで壊れたレコーダーのように
『そろそろ、空が恋しいでしょ?』 『飛びましょう? …青く高いあの空を』
耳をふさいでみたが囁きは止まず 何故ならそれは―頭の中で響く声だから]
(*34) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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…やめて! 空に行くから、静かにして!
[自分の叫びで目が覚めた
目が覚めたのは見知らぬ部屋の見知らぬベッド 枕元に付き添っていたのはジェニファーと]
…お兄ちゃん?
[夢の中に出てきたくすんだ青い空色 それと同じ瞳の*青年*]
(87) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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/* >>85 シーシャも入れたげて! 食べたの俺とサミュだけだから…
(-23) 2013/04/24(Wed) 14時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 14時半頃
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[傘と大理石に反響して、自分の耳に高い声が戻ってきた
すぐ傍を歩く大人たちが不愉快そうな視線をこちらに向けたが、ペラジーは振り向かない 背の低い彼女の背中はみるみる間に流されて、見失ってしまいそう]
――ま、………………待って……………
[飴の袋と紙飛行機を手に持ったまま、必死に人込みを掻き分けて追いかける 虚ろな目でペラジーだけを見て、彼女に追い付こうと一心不乱に前へ前へ 進んで、進んで、少し大通りから外れて開けた場所に出た 駆け寄りながら、もう一度叫ぼうと息を吸って]
――………ペラz
(88) 2013/04/24(Wed) 16時頃
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―――隠れて!!
(*35) 2013/04/24(Wed) 16時頃
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やだ!待っておにいちゃんに貰った飴が
空、が
[誰かの白い靴が空を踏み潰した。 刹那、きっと白い靴裏が、青く染まっている様を見た気がした。
それを彼らは「汚れ」と呼ぶのだろうか。 白以外を排除しようと、汚れた靴は捨てられるのかもしれない]
(89) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
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――…ぃ……………!
[吸いかけた空気は声にならぬまま吐き出される 急いであたりを見回して、屋台の横に隠れた
…なぜ、かくれなければいけないのだろう?
呼吸を整えてから、そっと屋台の向こう側を覗くと 変なお面を持っている男の人がペラジーに話しかけてるところ>>@6]
(90) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
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――彼らに捕まると 上へ行く事になるよ、ホリー。
(*36) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
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