250 ─ 大病院の手紙村 ─
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[ 一言いってやりたいと、 勢いで書いたメモの行方を知るのが怖くて、 メモ帳を取出すことはなるべく避けたかった。 患者は、そんなことも知らずに、 いちご先生何か書いて〜と能天気にねだってくる。 ]
早く次の子を診てあげないと、いけないから。 また今度何でも書いてあげるから、 今日は許してくれる?
[ 事実ではあるが、こちらの事情が主な理由である。 誤魔化すように、優しく笑いかける。 せんせ、くろのまじんみたーい、 と高い声できゃらきゃら患者が笑った。 黒の魔人。 日曜朝9時から放映されているテレビ番組の悪役だ。 ]
(101) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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[ 開き直りが何事も肝心だ。 黒の魔人の決め台詞を放ってから、次の患者のもとへ。 病棟に入院している患者の様子を見て回った。
患者たちの絵の依頼を退けて、仕事をひと段落させる。 とりあえずは怖いものから逃れることができた。 ]
……食事にするか。
[ なんとなしに足は病院の頂上階へと向いた。 食堂で日替わり定食でも頼もうと啓之は思う。 たまたまエレベーターで一緒になった顔見知りと、 雑談をしながら、食堂へと足を踏み入れた。 ]
(102) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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[ 前と同じオレンジ色の封筒と、メモを 昨日とおんなじ引き出しへ。 まだ真っ白なレターセットやら、その辺に散らばった紙片も一緒にぽいぽい。
包帯ぐるぐる人間は、今日はここまで。 明日の手紙を楽しみにしよう。
だから完全に忘れていた。 紙片の一枚に書いた、悲鳴のような 愚痴のような、ただの何かを。]
(103) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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[そのお客さんが本当に今日もお店に来てくれていて 季節のケーキを注文してくれていたことは 私はまだ、知らない。
そもそも、手紙を書いてくれたのがいつのことかも それさえもわからないわけだから。 "今日も美味しいケーキ、いっぱい作ろう!" って。私はただ、嬉しさを噛みしめて、 そう思うことしかできなかった。]
(104) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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[ーーー今日も、小さな喫茶店は賑わっていた。 色んなお客さんが入れ替わり立ち代わり やってきては美味しそうにケーキや軽食を食べて 楽しい話や難しい話。思い思いに時を過ごす。
私は食べ物を出したりで忙しいけれど、 少し空いた時間に、ふと、 お客さんが過ごしている緩やかな時間を 眺めるのが、私は好きだった。]
新しいケーキ、人気でよかったなあ。
[私が考えて作った洋ナシのタルトの売れ行きは良く 残り1ピースのショーケースを見て、にへへと笑う。 でも、カウンターの中にも店の中にも。 厨房やその奥にも、ある人が居なくて、 少しだけ、気分が落ちてしまう。 今日の夕方。また、おばーちゃんは居なかった。]
(105) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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嫌な事を思い出した。 全部今更だし、どうにもならないのに なんで蒸し返して来るんだ。
退部届けを出さないからって、どうなる事じゃないけど。 どうせ、出来ないし、出すけど。
なんで両足がもう動かないくらいに なってくれなかったんだよ。
(ただの殴り書きのメモ用紙。 端っこの凹凸を鉛筆で擦れば、逃矢メルの名前が読めるだろうか。)
(-46) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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『お三時どきも過ぎたし、一人でも大丈夫でしょう 少しだけ、店番よろしくね。』
[病院のお医者さん達は絶対知っている人はいるのに おばーちゃんのことを話してくれる人はいなかった。 きっと、孫には言わないようにと言われているんだろう。
そのことを考えると、落ち込んでしまうものだった。 でも、ポケットに当たった手が、硬いものに触れる。 中に入っているもの、書いてあったことを思い出せば、 一気に、気持ちが晴れてきたように思えた。]
……よし!気分転換に、お手紙のお返事書こうかな。 不思議だけど…きっとまた、届くよね。
[黒猫の便箋を取り出すと、 お客さんが来てないかだけ、気を配りながら。 日が落ちてきて客入りも緩やかになってきた時分に、 カウンターのテーブルでお返事を書き始めた。]
(106) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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[リ・ジアン様。リ・ジアン様。 私がもし、あなたにお願い事をするならーーー]
(107) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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/* どうしてもロルがのんびりになってしまう…!! お返事は、新しくくれた二人を優先に。 でも間に合えば全員に書きたいなあ。かきかき。
(-47) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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/* >>100 SUKI TOTEMO KAWAII
(-48) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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/* というかほんとね、皆が喫茶店利用してくれてるのが嬉しい…! 多分医者先生とか患者さんなんかは、飲み物だけ買って院内で飲んだりとかするんだろうなあ。
(-49) 2018/09/24(Mon) 21時半頃
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/* 阿呆だから、ぷろろーぐで自分で何を書いたか忘れて確認しまくってる。 筆が進まないし、手紙を確認したくないよーっていちごさきがだだこねるんですけど。 みそじのだだは可愛くないので、大人しく見てくれ。確認してくれ。
(-50) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 罫線だけが入った白い便箋を広げていた。 端の千切れた紙切れじゃ、 あまりに不相応であると思ったからだ。
ベッドに戻った少年の傍らに腰かけていた。 その子は、思い出したようにまた語る。
「 誕生日に、ケーキを買ってきてくれたよね 」 「 けど、キウイが入ってて、ママと喧嘩してた 」
当然、加賀にとっては初めて聞く話であり、 適当に、よく聞く話に当てはめて応える。]
(108) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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……キウイと、パイナップルも駄目だったか。
[ 「 そうそう 」とその子は機嫌よく頷き、 加賀は、今度は大げさに安堵することもなく、 さらりとはったりをきかせることができた。
正誤でなく、堂々と言うのが大切なのだ。 嘘の基本ともいえる心得を今更に思い出す。
先ほど、改めて文字として認めたからだろうか。 少し、気分はマシになっていた。
加賀の役割は、期間限定の影武者であり、 それ以上のことは、加賀の立ち入る領域ではない。 そこまでお人好しではない。と改めて自認し、 これでいいと自分に言い聞かせるような心地である。]
(109) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ その子の話を片耳で拾いながら、 加賀は、丁寧に封筒に入れられていた手紙を広げた。
お父さんへ。そうはじまる手紙に、 相応しい返事は、どうにも思いつきそうになく。
加賀の視界で、他人の子どもは、 変わらず楽しそうに言葉を紡いでいる。 加賀はまた、「 そうだったな 」などと、 心にもない返事をしながら、ペンを握る。
文面の中、嬉しい。という言葉が、 やけに視界にちらつき、息が詰まる。]
(110) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ いくつくらいの子だろうか。
女の子らしい。とは予想を立てたものの、 丸っこい文字や、便箋からは、 その年齢までは推測しようがない。
小学生にしては難しい漢字も記されているが、 分別ある中高生にしては、文面が幼い。
あんな、走り書きに何かを信じる子だろうか。 疑いもせず、自分に宛てた手紙と思い、 素直に返事を書くような年ごろの子だろうか。
サンタクロースの正体を、 明かすのが残酷か、信じ続けるほうが哀れか。 どうにも加賀には、それと似た問題に思える。]
(111) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ なんにせよ、あの文面を自分宛と信じるなら、 ずいぶんと可哀そうな子どもである。と加賀は思う。]
(112) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 無視してしまっても、いいのだ。 加賀が意図して送った手紙ではない。
会ったこともない差出人である。 見なかったことにしたとて、 誰に責められるわけでもない。
それは、別に加賀の役割でもなんでもない。
きゅうと喉を鳴らすように、 ベッドの上で、盲目の子が笑った。 なんでもない会話を交わし続けていた。
合わせるように加賀も笑って、 躊躇いの後、加賀はペンを走らせる。]
(113) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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メイへ
お返事ありがとう。
会えなかったのはざんねんだが、 返事をもらえて、嬉しいよ。
どんな人。と言われるとむずかしいな。 メイからは、どう見えていたんだろう。
先の手紙にあったとおり、 父親らしいこともできなかったと思うが、 それでも喜んでもらえたのなら、 お父さんも、とてもうれしい。
また、会いに行ければいいんだけれど。 あまり、期待せずにいてほしい。 元気でいてくれることを願っている。
(-51) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 前回のソレと違い、白い便箋の罫線上に、 文字が規則正しく並んでいる、ソレ。
今度こそ手紙の形を取った紙切れは、 丁寧に折り目がつけられ、 やはり、白いばかりの封筒に包まれ、君の元へ。]
(-52) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ ポケットや手帳に収めるには、 売店で買ってきた封筒が少し嵩張った。
どこか、と加賀は病室を見回し、 結局のところ、また他人の子の病室の、 抽斗の底に、そうっとそれを滑り込ませる。
その、他人の子の機嫌はよく、 加賀に昔話をねだったりするものだから、 ごまかすように、加賀は生い立ちも職業も、 何も関係のないような無難な話を披露し、 その子はそれに満足げに笑っていた。]
(114) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 嘘ばかり。うず高く積みあがっていくにつれ、 バランスが取れなくなるなぞ、誰でも知っている。
できるだけ、自分から話すのではなく、 笑っている子から言葉を引き出すよう意識をし、 加賀は、またしばらくの間会話を重ねた。
その中で、不意に話が現在に飛び、 その子が「 今、何してるの。大変? 」と問う。]
いや、そんなことはないよ。 ……変なことを聞くんだな。
[ 大変? とは。おかしな質問と思ったが、 その一言のおかげで、現在の暮らしについて、 詳しく言及することを避けられたのも事実である。]
(115) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ そんな心持ちでいた加賀に、 その子は、迷いのない声で言う。
「 痩せた? 」
文末の疑問符が、ただのお飾りに聞こえる。 少なくとも加賀には、そう聞こえたのだ。
少年のかさついた指先が、 這うようにして、加賀の手の甲をなぞった。
「 昔は、もっとごつごつしてた 」
ひっと、喉の奥にこみあげた悲鳴を殺し、 加賀は、小さく、乾いた笑い声をあげた。]
(116) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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……おまえが小さかったから、 そういう風に感じただけだろう。 ずいぶん、大きくなったもんな。
[ その子の指の腹の感触は、なぜか、 どことなく、ざらついているくせ、 じとりと汗で湿っているようにも感じる。
「 そうかなあ 」とその子は言ったが、 それ以上、追及してくることはなかった。
……そのとき、するりと扉が開き、 依頼人である女が部屋へと入ってきたため、 加賀の手はようやくのことで解放される。
女は、驚いたような顔をして加賀を見ている。 加賀は、こっそりと服の裾で手の甲を拭い、 何も見えない子どもだけが、静かに笑んでいる。]
(117) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 加賀は、入れ違いで病室を出た。 話もしたかったので、ロビーで女を待つことにする。
まだ返事をできていない一通を眺めていた。
メモ書き、と呼んでもいい体裁ではあるが、 明らかに誰かに向けた問いかけ。
──いや、呼びかけから察するに、 この病院に渦巻く小さな怪奇現象に、 宛先も決めぬまま託したものなのだろう。
薄気味の悪い。と一度は思った文面だ。 今一度、落ち着いて眺めてみれば、 筆跡や文面は、子どものものではない気がする。
自分以外にも、こんなことをする大人がいたものか。 と、加賀は少し意外にも思い、便箋に記す。]
(118) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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几帳面な、どこかの誰か。
自分の抱く欲は何であるかと 冷静に名を付けられる人間なら上等 欲求に忠実な行動を選べるんだから さぞ後悔とは縁のない人生だろう
つまり、自分が望むものが何かも 判別がつかない。という話なわけだが そういうのはいっそ、子どものほうが 得意であるのかもしれない、と近頃思う
ところで、きっと大人である君は 神さまへの願い事があるクチか?
(-53) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ ──リ・ジアン様の思し召しのまま。 とはいえ、差出人に戻れと願ったからには、 それは忠実に往復を果たすのであろう。
文字を書くことに慣れた大人の走り書き。
白地に罫線だけが引かれた便箋は、 封筒に入れられることもなく、 角が少しズレた状態で数度折り畳まれたまま、 問答をはじめた見知らぬ誰かの元へ。]
(-54) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ 文字を書き終えた便箋を膝の上で折る。
平たい場所での作業でなかったため、 角が少しばかりズレてしまったが、 加賀はさほど几帳面な性質でもない。 意にも留めず、それを手帳に挟みなおした。
一通の返事を書き終えて尚、 ロビーに女が下りてくる気配はなく、 加賀は気まぐれに、便箋をもう一枚取り出す。]
(119) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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これはラッキーな手紙です。 と、始まる手紙を受け取ったことがあるか?
どうやらこの病院には、 幸運の手紙というものがあるらしい。
別に誰かに回せとは書かれていなかったが、 どうにも一昔前のチェーンメールを思い出し、 愉快な気持ちになったので、宛先も記さず、 誰に届くかもわからない手紙を書いている。
今のところ、あまり効果は感じられないが、 一つだけ、有益な情報をここに記しておく。
喫茶店『蜜蜂』の洋ナシのタルトが美味かった。
この手紙を受け取った誰かに、 ささやかな幸運が訪れんことを。
(-55) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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[ チェーンメール気どりのふざけた手紙は、 子どものものとは思えない字で記されており、
折り畳まれた、白い便箋がひとつ、 いつしか貴方の身の回りにひっそりと紛れ込む。]
(-56) 2018/09/24(Mon) 22時頃
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