84 ― 手紙 ―
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/05/25(Sat) 00時頃
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―― 自室・夜 ――
[陽が沈む前にミナは窓から元気よく飛び出て行った。 その後姿を見送ったまま外を眺めること暫し、ゆっくりと街並みがブルーグレイになるその様は何とも美しく、見ていて飽きることはない。
そのときふと、通りの先に見慣れた郵便屋の姿を発見する。 約束どおり来てくれたのかと、青年は二つの封筒と一つのポストカードを手に、急いで家を飛び出した。
その様は窓を飛び出したミナに少しだけ、似ていたかもしれない。]
(59) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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[読み終わった手紙を元通り折りたたみ、次の手紙の封を切る。 封筒を傾けると、便箋より先に布の包みが滑り落ち、テーブルの上に小粒の花たちがはらりと広がった]
あら、金木犀。
[春咲きの金木犀は、乾燥して褐色がかっていたものの、手に取るとまだ香りが残っていて]
ふふ。こういうのも素敵なもんだね。
[恐らくは数日で香りも抜けてしまうだろうけど、それでもそっと留め置くように、丁寧に布に包んで。 眼差し緩めながら、改めて便箋に視線を落とす]
(60) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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[淡い色彩に似合う、香り。
差出人を確かめれば、懐かしい、これも昔の教え子の名前。まだ仕事が落ち着いていた頃に、勤勉の時を共にした一人。]
ああ、いや、これ以上お待たせするわけには。 ご苦労様です。
[郵便屋の背中を見送って、 ――― これは偶然か。不思議な偶然も、あるものだ。
妙に浮き足立って、荷物を纏めて帰路に着き 列車に揺られている間もどこか上の空で。 家路に辿り着けば、そんな飼い主の姿に、白い子猫がにゃんと鳴く。その、首を振った拍子に響いた、鈴>>57の音。]
………? 何処で拾って来たんだ、お前。
[呆然とした飼い主を他所に 子猫は、気に入ったよう首を振った。*りぃん*]
(61) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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ウェーズリーさん! これ、お願いします!
[走りながら手を振るが、息は切れない。 手紙を差し出すほどに距離が縮まってもなお、息を整えることもせず]
あはは、お姿が見えたのでつい。 久しぶりに走りましたけど、まだまだ動けるものですね。
[ウェーズリーの鞄に手紙がしまわれるのを確認しながら、懐かしむような、それでいて少し寂しげな笑みを浮かべる。 警察官時代の名残がまた、顔を出した**]
(62) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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[生憎、不評であった。 私が幼少の時分にトリックによって引き込まれた世界は、 彼にとっては、嘘吐きと一言で断ずるにふさわしいらしかった。
その好奇心あふれる眼差しが、 ポーチュラカの顔を思い出させてくれたというのに 私が彼に見せたことは魔法の否定らしい。]
悪いね、坊や。 手品師だから、嘘吐きなんだよ。
(63) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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サイラス→キャサリン→ジェフだとすごくおいしいなあ。
(-88) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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もしかしたら生粋の嘘吐きだから、手品師なのかもね。
[懸命にペンを消す練習をしていた男の子は もう聞いていなかったかもしれない。 友達にも教えてやんなよ、と促す言葉を再度かけておいた。 どこかの、内気な子供が、それを見て 目を輝かせてくれればいいと思う。 かつての私がそうであったように。]
(64) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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― 帰り道 ― [郵送は明日かな、と思いながら夕闇を歩く。
隣家のコリンズ邸の門戸の近くに人影があるのを見つけた。 目を凝らすと、見慣れた郵便かばんが見て取れた。]
誤配送が? それは大変ですね……。
そんな折に仕事を増やしてしまって恐縮ですが、 ついでに僕の手紙もお願いできませんかね。
や、ありがとうございます。
[手間は変わりませんから。そう言っていつもの静かな笑みで快く応じてくれるウェーズリー氏に、猫背ぎみの身の丈をさらに丸めて謝意を示す。
うち一通の差出人が「セシル・マクガイヤー」であることには、きっと、気づいてはいるのだろうが、彼は特になにも言わなかった。
我が家の戸を開けると、夕飯のトマトシチューの匂いがした。**]
(65) 2013/05/25(Sat) 00時頃
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