228 吸血鬼の宴
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書斎に集うあの者らのうち、誰が最初の血を流すか。 賭けなどはいかがかな。
[再び召使いが側へと控える。 手にしたトレイには、カクテルグラスが二脚乗っていた。 クリスタルガラスの中で揺れるのは、とろみ帯びた深紅の液体。]
負けた側が、まずは一杯。 いかがか。
[グラスを満たすのは、生き血ではなく、ただの酒精でもない。 血を特別な方法で醸した、正真正銘の血のワイン。 時間ばかりは有り余る吸血鬼が作らせた逸品だった。]
(113) 2017/10/03(Tue) 21時半頃
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[湯に浸かった鞭は、動きを鈍らせた代価に重さを増して打つ。>>108 的確な一撃だった。 鞭が触れただけで変色した肌は、この魔性の弱点を明らかにしている。 その薄い唇を漏れた声に ── 何故か耳朶が火照った。]
もっと、
[くれてやる、と左手で聖水の筒を1本抜き、蓋を指で弾いて浴槽に落とす。 この湯量に混ぜてどれほどの効果があるかは未知数だが、全身で味わうといい。]
(114) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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[が、浴槽に引きずり込もうとの意図は、体重をかけた動きに食い止められる。 潔いまでに背後に倒れ込む苛烈なダンスに、腕の力だけでは対抗しきれない。 これではまるで釣られる魚だ。
鞭を手離す策も過ったが、即却下した。 踏みとどまろうとするのを止め、むしろ、鞭が引かれる勢いを利用して浴槽から抜け出す。
そうして、左逆手に握った鋼の短鞭を刺突武器と化して、標的を地に縫い付けようと前のめりにのしかかった。]
(115) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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─2F廊下─ ……ひとめ、ぼれ
[惚けたようにほつりと鸚鵡返しする。 一目惚れ。──そういう概念が、あったか、と思うと同時、奇妙な程にすとり、と腑に落ちるような感覚。 翡翠緑からあの時目を離せなくなった理由は、まさか。──否、否と思考を止める。]
……そういう手管で街娘も口説いてきたか
[表情正し、態と辛辣な言葉を選ぶ。 見目の麗しい男の事だ、当たらずとも遠からずではないか。]
(116) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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……もっと綺麗なものを 知っているだろうに
[苦り切った表情を幾度目か浮かべた。 無意識の其れは彼の翡翠緑を指すが──口にするつもりもなくて。
胸倉掴んだ手を緩めたのと 唇重なるは同時、滑り込んできた舌にぞくりと震えた。それは嫌悪ではなく。]
っ、ん、……、ん……!
[もう1度掴む手に力を込め直し。 不埒な舌に歯を立ててやろうと足掻く。目論見叶えばしかし、彼の血に酔うことになるのだが*]
(117) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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狩ったのは好きにしていいだよな 古き友よ
[早速の余興にポケットから取り出したるは一枚の銀貨]
憎悪と悲嘆の渡し守。闇の夜の息子よ 我よ、渡せ
[口にしたのは先程の1オボロス銀貨 黒い水の幻が男を包み、8へと運ぶ]
(118) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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─ 大広間 ─
[城主の許しなくかたわらに侍る振る舞いを、悪びれるでもなかった。
精細な紋様を浮かび上がらせる絨毯は、春の夜の芝よりも柔らかい。刺繍の濃淡を広く流すようにドレスの裾を整え、片膝を立ててソファの足元に寛ぐ。 静謐が好きと言ったのは嘘ではないけれど、今は遠く吠える犬の声と、奏者のない楽団が奏でる音楽に耳を傾けていた]
私は、襲われる方が得意なので
[カウンター型なのだ、と守り人の性質を告げる口許は笑んでいたけれど、他の遊戯、と続いた問い>>112には瞬いた]
(119) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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[鏡に映るのは、書斎に集う金の光粒。 幾つかの愛らしい小道具や、白いメモ用紙や。 暫く、薄灰の双眸は鏡の向こうを凝視していた]
……初獲れの果実は捧げ物に相応しい、と言いますね そう、楽しそう。それに── 負けた側、でよろしいのか 稀なる美酒に酔わされたいが為に、私は不正を働くかも
[首を巡らせて城主を見上げ、髪を指先で掬い上げて耳へ掛けた。 小さなグラスの中で揺れるだけで、噎せ返るほどに甘く淫靡な香を放つ深紅のワイン]
二人とも負けたならば、 共に杯を交わせますね?
[告げて、爪先で示すのは、庭園で死者の名を貸し与えた青年の虚像>>79]
(120) 2017/10/03(Tue) 22時頃
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― 書斎 ―
[十字架を掲げてみせる青年に、小さく首を傾ける>>73 大蒜と十字架は吸血鬼に効果があるのだったか。
そうして彼の顔が赤くなり、 それから気落ちしたように目を伏せるのを見れば おろおろと視線をさまよわせる。
しかしどうしたらいいものか、皆目見当がつかなくて。
困ったように少年のほうを見やれば 此方の書いたメモを見て、声をかけてくれた>>87 こく、と彼に頷きを返すと そのまま、つられて彼の視線の先にある 窓の外の月白を見つめる。]
…。
(121) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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[月を見るたび、思い出すのは あのとき此方に背を向けたヨーランダの後ろ姿。]
……。
[彼女には、生まれたての雛のようと言われたけれど 今の自分は真実、鳥の雛のようだと思う。 何かを思い考えるたび、気がつけば脳裏に浮かぶのは彼女の姿で。 それが良いことなのか悪いことなのかは、自分には、よくわからない。
彼女は人ならざる者で、 そして今の自分たちは彼女たちの『獲物』なのだと朧気には理解しているつもりだけど。]
…。
[うまく、考えがまとまらなくて。 ふるふると小さく首を横に振れば、白金がさらさらと項を擽った。]
(122) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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[そう言えば、と。 メモにもう一つ文字を綴る。]
『ヨーランダは、少なくとも四人いると言っていた』
[あのとき>>0:210の記憶が確かなら 彼女はそう言っていたはずだ。 もしかしたら、ここにはそれ以上の数の吸血鬼が いるかもしれない。 彼女の言葉が真実であるならば、 人ならざるものの数に対して、今この場にいる 三人だけというのはは『贄』の数としては 少ないのではないだろうか?]
…。
『誰か、他にもいるかもしれない』 『もし、人がいたら協力できるといいけど』
(123) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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/* トレイル こんな、偏屈者で大丈夫か……!
渡し守とてもかっこいいな 早く誰か捕まえないかな……(楽しみにしている)
(-31) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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[足首に掛かる抵抗がふと弱まり、狩人の姿が宙を舞う。>>115 見上げる視界の中、月光に煌めく水滴を纏い、黒い影絵となって飛び来たるさまは、猛々しい猛禽のよう。
地面に手を付き、身体をさらに回転させ、立ち上がろうと試みる。 その周囲に降りかかる飛沫は、聖なる熱を肌を焦がした。 拡散するより早く跳ね散った聖水は、熱湯にも似た痛みをもたらす。
痛みによる僅かな遅滞。 それを求めてしまった心。
結果、降ってきた彼を抱き留める形で押し伏せられる。 鎖骨を削るように突き立った鋼の刺突が、肩を地面へと縫い留めた。]
(124) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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やはり、 激しいこと。
[脈打つ痛手に黒柘榴の瞳が潤む。 抱擁の形に腕を伸ばし、もっと、と唇で綴り、頭を持ち上げて狩人の首筋に、あるいは腕に牙を突き立てんと試みる。 血を奪うためではない。ただ、噛み裂こうという意図をもって。]
(125) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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[男が目を開けると庭園]
お呼びではないと言いたげさね 虫の居所が悪いか闇と夜の息子よ それとも柄にもなく罪を償えといいたいか
[クスクスと笑う]
活きているさね、生きているだろうが、意識だけは
[陽光は致命傷。だが自らの一族に真の死は訪れない 灰になっても死んでいないのだ。細かい灰になってもそのバラバラになった痛みの中、元の姿に戻らず永遠に生き続ける 屑だと陽光に晒して灰にしたまだ生きている血族はここに撒かれている事は自分しか知りえぬ秘密]
こんなけったくそ悪い所はまっぴらごめんさね
(126) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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[それから、ふと思いついて]
『どうして、ここにきたの?』
[ぴらりと見せたメモにはそんな言葉が一つ。 別に勘ぐったわけではない。
ニコラスという青年が使用人の募集に応じてのもので 自分は、特に何も覚えていなくて。 この少年は、一体なんのためにやってきたのだろうという、 何処かの少年と同じ、ちょっとした好奇心。]*
(-32) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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『ニコラス、シメオン』 『よろしくね』
[自己紹介のあと、ニコラスと名乗った青年と、 それからシメオンと名乗った少年に、 短く書いたメモを見せて、 にこ、とはにかむように笑う。
ヨーランダについて聞かれたので それについて記そうとした、そのときだったろうか。 遠く近く、部屋の外から 天を貫くような慟哭が聞こえたと思えば 闇よりも尚深い色をしたその魔物が 書斎へと入り込んできたのは。>>82]
(127) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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…っ!?
[びく、と驚きで身体を震わせる。
それは、黒い大きな犬に似ていた。 見ようによっては狼にも似ていたかもしれない。 ――その、石炭を燃やしたような、 或いは鮮血をそのまま凝り固めたような 真紅に輝く双眸にさえ、目を瞑れば、だが。]
(128) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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―― 二階:廊下 ――
[鸚鵡返しを肯定するように頷く。 エドアルドからの言>>116に驚いたような顔をして]
……口説いたことはないかな。 一目惚れしたのも、こうして好意を伝えるのも エドアルドがはじめてだから。
[実際、情熱を注ぐのは己の仕事にのみ。 そのはずだったのに、今それが傾くのは、 琥珀の眸もつエドアルドに他ならない。]
(129) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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――…どうだろ。 綺麗なものはたくさん見てきたけど、 こんなにも惹きつけられたのはキミだけだから。
[よもやその綺麗に己の眸が入るとは考えもせず。
触れ合いたいという欲が口付けさせた。 更にを求め無意識に、けれど自然に深く繋がる。 重ねる唇から洩れる声に伏せる翠がとける。
震える舌に追いすがるように絡めようとすれば、 彼の目論見>>117はおのずと叶うことになるだろう。]
(130) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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─ 二階・廊下 ─
[ふと、目を転じた先には瀟洒な花瓶に生けられた花。 飾られるのは、いつか供したものと同じ薔薇の花]
……そーいえば。
[珍しいのは悪くない、それはそれで得難い事だよ、と。 目伏せる彼>>69に告げた言葉がふと蘇る。
己が花を食んでの感想>>70に、ああ、薔薇は香気が強すぎたかなと。 そんな事を思いながら、いつかの来訪を約したのだったか、と。 そんな物思いは、放った花弁に触れる気配に、途切れた]
……あら……って、これはちょっと違うかしら、ねぇ?
[人の子が触れるのとは違う感触。 それに首を傾ぐ間に、何やら黒いものが駆けてきた]
(131) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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……あらあら、これは予想外ねぇ。
[足元に留まり、見上げてくる焔の眼>>83にくすくすと笑いながら、上げられる右前脚に合わせるように手を差し伸べる。 黒衣の袖から覗く手首には、やはり、花硝子を連ねた輪が揺れていた]
あなた、あの月の君の放った子よねぇ? ……アタシの花弁が、お気に召したのかしらぁ?
[問いかけつつ、朱さした唇はとてもとても楽し気に弧を描く。*]
(132) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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――…。
[目の前の獣から視線を逸らさぬようにして、慎重に距離を取ろうとする。
今の自分には、何もない。 あったとして精々その手にあるのは先程まで使っていた万年筆だ。 正直な処を述べれば、獣身を守る武器としてはその性能に疑問を感じる。
何か、武器のようなものはないかと 部屋の隅へと後ろ向き歩を進め――気がつけば暖炉の傍へ。 そうして咄嗟に、その脇に置かれていた火掻き棒を 後ろ手に取れば、目の前の獣に向かってそれを構える。
――尤もその姿は如何にも戦い慣れしていない者のそれで。 お世辞にも格好良いとは言い難いものであったが。]*
(133) 2017/10/03(Tue) 22時半頃
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/* 戻って来たら、何か凄いものが見えたwww
(-33) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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好きにし賜え。気に入るものがあるのならば。 遊んだのちは野に返してやるのが、我の主義ではあるがな。
[闇の水を渡っていく友の背へ声を掛ける。>>118 玩具と変えて城に留め置くは主義に反するが、これもまた趣味の些細な相違というところ。 釘指す言葉も、形のみであった。]
(134) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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[足元に寛ぐ死の守り人の、広がったドレスの裾は墓地に振り積む雪にも似ようか。死の静寂に白い沈黙を重ねるもの。 無垢の白を踏み荒らすものは、冷たい指に捕らえられる。 襲われる方が得意と言う微笑みに、髭を扱いて頷く。>>119
賭けの話となれば、その表情が動くのを見つめぬ程度に眺めた。 薄灰が向けられる先にあるものをも、また。]
然り。 負ける度に盃を重ねるのが、人間の間の作法とも聞く。 今宵はそれに倣おう。
……そうか。あれらに最も近い牙は、貴殿の犬でもあるな。 これはしたり。
[しまった、という顔で、顎を撫でてみせる。]
(135) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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─ Black Dog ─
[書斎に偶さか集った幾つかの贄。 その前に現れた黒妖犬は、死の匂いを振りまきながら漆黒の牙を剥き出した。
唸り声はただ空気を振動させるだけで、人間の耳には捉えられない低音のもの。 後退する金の光達へ、赫赫と瞳を輝せて尾を振った]
[獲物を襲い、散らし、弱らせて。 そして狩人の前にまで追い立てるのが猟犬の役目。
扉を抜けた黒犬の姿は書斎の半ばまで入り込み、三人の中央へ今にも躍り掛かるべく爪で床を掻いた*]
(136) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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二人とも負けたならば、 無論、共に。
[ヨーランダの指が示す相手を一瞥したのち、残る二人を見比べる。]
ならば、我はあれにしよう。 あの髪の色には、赤が良く映えるだろう。
[示したのは、力を合わせようと声を掛けている方の人間。>>88]
(137) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2017/10/03(Tue) 23時頃
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─ 二階・廊下 ─
[お手>>132が華麗に決まる。 黒犬は花弁を咥えたまま、ぼふん、と鳴いた]
[黒衣の足元を左右に二往復した後、廊下を駆けて行き―― 耳を立てて尻尾を大きく揺らしながら、花の吸血鬼を振り返った]
ぼふっ
[花弁はお気に入りの様子]
(138) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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私自身は渡りの訓え(特殊能力)以外は血族としては多少身体能力が高く頑丈なだけだからね 獲物を見つけるまでが苦労する
[視る力がない それは探し当てるまで人間のように探すだけ それは面倒だが、ある意味楽しい作業]
さて銀貨の裏表で行き先を決めるか
[まだ時間はある と銀貨を弾いて、銀貨が刺し占めるは3 ]
(139) 2017/10/03(Tue) 23時頃
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