192 【R18薔薇】対魔忍キルロイ
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―廊下/朧とキルロイの場所―
―― … っ!
[静かな声が耳を打つ>>94 同時、足元が急にずるりと滑った。 水の渦に足をとられ、壁に手をついた。 肩を貸していた職員を支えきれずに片膝をつく。]
――っ、な、に。
[ヤナギ・ベネットはまだ知らないが 再度キルロイの傍に来たせいか、 もう抵抗力の弱い職員の眼はとろりと溶け始めている。 肩越し、今背を向けたばかりの人影へと顔を向けた。]
……坂、町…… 何、して。
(98) 2016/06/07(Tue) 19時頃
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[バタバタと外に駆け出していくベネットや後輩達、残ってホワイトボードに何かを書き出しているJ。 視界に映るもの全て、フィルターがかかったように見える。 荒くなっていく息を必死に押し殺して、その場でじっと唇を噛み締めていた]
(……くそっ)
[妻が居なくなってからの3ヵ月というもの、一人致す事はあったが、このまま暴走して女性スタッフを手篭めにしてしまうようなことは何としても避けたい。
それは俺自身が許せないから。 そして妻への裏切りだから。
のろのろと起き上がって、酷く緩慢な動きで会議室を退出する。誰か咎める者がいるなら「……うんこくらいさせろよ」とでも返しただろう]**
(99) 2016/06/07(Tue) 19時頃
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―廊下/朧とキルロイの場所―
[術におぼれたのか、問う前に 朧が迫っていた者の正体がわかった。 甲高い声だったせいで最初は分からなかったが 抵抗するそれには聞き覚えがある。>>97]
……キルロイ…!
(100) 2016/06/07(Tue) 19時頃
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――会議中――
[席はなく、部屋の隅に立つ。 必要とされた時だけ喋り、後は黙り込んだ。 眼を逸らすような気配を感じても、反応はしなかった。 一刻も早く直円を、と言うJの言を聞くと、傀儡の向こう側の主は薄く笑った]
(その結論がもう少し前に出ていたら、状況も変わっていたでしょうね)
[準備期間が終わる前に攻め込まれれば危うかっただろうが――もう、手遅れだ]
(101) 2016/06/07(Tue) 19時頃
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――会議後――
[>>75こちらに真っ直ぐに向かってくる亀吉に笑い掛けたところで、胸を叩かれ罵倒された。 鋼鉄の枷と掌握された身体の上から触れられたぬくもりは、彼が身を案じた「ヘクター」には届かない]
不味い酒を飲ましちまって、すまねえな。
[睨み上げる目に眉を下げて、一言] ……そうだな。 どうせなら、会議が終わった後にでも一杯やるか?
[冗談めいて、けれど拘束を外しても良いと言外に告げる。「ヘクター」から外れた言葉を、耳元でそっと囁いた。 彼本来の覚悟を知らぬ者に、枷を外させるきっかけになるように**]
(102) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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[>>90――会議前の、ヘクターの言葉を思い出す。
(一番の敵は、いつも同族)
「――問題ありませんよ。 そのために鍛えているつもりです。」
そう答えた。理想と掲げるのJの姿であり。 けれど今のはどうだ。嬌声を前に、本能的に怖気づいて。 ――父が、快楽に堕ちたのを知っているから。
(――今俺らができることをして>>90)
できること?この状態で? キルロイが、求めているものは、何。
「四井が好物のカツサンドを差し入れるって言ってたはずです。もう食べられるからって」
――そんな受け答えが遠い。ヘクターが既に傀儡だと知りもせず。]
(103) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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[>>97抵抗する力は弱く、己一人も押し退けられないさまに、戸惑うような溜息を一つ。 勿論それは芝居に過ぎず、実際はそんな反応を楽しんでいたのだが、それを>>98ヤナギに悟られるわけにはいかない。
キルロイの尻に回していた手を離し、ついでに己の自身に触れさせていた手も解放して。 後方に数歩、たたらを踏む仕草で密着していた身体を離した。 キルロイがどうして欲しいのか、何を求めているのか、察しながら与えず、彼自身が耐え切れなくなるように煽る。 そう、最初からそれが目的だ。]
……ロイが、苦しそうだったから。 でも、僕には何もしてあげられることが、ない。
[>>98だから、ヤナギを呼びとめたのだと言わんばかりに。 キルロイにそうしていたのと同じく、あくまで研究者として、幼馴染として、彼を救いたいのだという姿勢を崩さぬまま、告げる。 ヤナギの足元を掬った水の渦はすぐに消え、ヤナギの足は自由を取り戻す。 きっと、気まじめな彼はキルロイを放ってはおくまい。]
(104) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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/* 腹具合がめちゃくちゃ悪くて、お手洗いと友達になってるなう
(-38) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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──……っ、
[しばらくすれば、甘い匂いがそこらじゅうに満ちる。 朧と異なり、何の力も受けていない身体は自然に反応を示す。 半獣ゆえに他者よりも免疫はなく、荒い息が鋼鉄の中に満ちた。中心が布地を押し上げて、うなじに脂汗が浮かぶ。 そんな人形の身体と正反対に、操る主は至極冷静に場を見渡し、獲物を見定める]
……おい、どこ行くんだ?
[>>99のろのろと起き上がって部屋を出る後ろ姿に声を掛ける。 排便と言われたら、そっと顔を上向かせ、彼の耳元で囁いた。 自由の利かない両腕が、ぎちぎちと揺れる]
それだけか? ……なあ、お前の邪魔はしねえから、少し協力してくれないか。
[彼よりも苦しげな荒い声で、ただ助けを求める体で頼んだ*]
(105) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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/* っし!来いやぁ!!!(ケツパァン!)
(-39) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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/* そしてトイレいくとこまで書いたロルは(*・_・)ノ⌒*ポーイ
(-40) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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/* はらいたいのやばい、と思ってお手洗いに駆けこんだためにとても中途半端なロールを打ってしまった感ある
(-41) 2016/06/07(Tue) 19時半頃
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/* >>104これな。ちょっとロールしくじったね?
(-42) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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>>98 [ばち、と壁を叩く音に、ハッとそちらを振り返る。 職員に肩を貸す、グリーンのシャツ姿。]
――ヤナギ、さ、
[>>100呼びかけが届くと、困惑は安堵に変わり、目が潤む。 自分に鋼の心を説いたこの人なら、きっと大丈夫だ。同門の先輩への信頼は厚い。]
たすか、った……こいつ、なんか、へん……っ
[>>104身を離されると、はぁ、と息を吐き、ホッとした様子でヤナギを見た。未だ頬が染まり、肩で息をしたままに。*]
(106) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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──会議終了後・ラルフと──
まあ吸わなくても効くんなら消臭スプレーなんざ聞かないんだろうさ。 俺も替えは一着しなかないから、処分はごめんだねぇ。 ま、臭いの元を断てばなんとかなるだろ。
[ 影流が組む相手がいないようならば、「ロッカー一緒に行きますか?」と、声をかける。
尊敬の眼差しを向けられる>>89のは悪くないと感じつつも、外に出て小走りに移動しながらたしなめる。]
お前なぁ、Jさんをあまり困らせるようなことは言うな。あの人は話がわかる人だし、可能な限り目下の者を慮った処置をしてる。 特に俺たちのような鉄砲玉が下にいる人は苦労が多いんだ。
さっきの指示にしても、どうやったら伝えられるかなんて少し考えたらわかるだろう。否定するなら代案を出しな。 ガキ過ぎるぞ。
(107) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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[ ちらとラルフの様子を横目に見る。顔色をうかがうわけではないが、師匠と慕ってくれる自分の言葉は耳に届いているだろうかと。 ラルフを責めているわけではない。Jの肩を持っているわけでもない。
かつての教え子としてJを気遣う部分もあるが、ラルフの指導者として、ラルフの未熟な部分を鍛えたいと思うだけだ。
日常面やコミュニケーション面で不安が残るなら、一人前とは言えない。]
(108) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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―廊下/朧とキルロイ―
―――苦しそう…? でも、 今、―――、
[今の、声は。 >>#0会議で聞いた通り。 慾を発するより他ない、と。
坂町朧は、その手段を講じていたのか?
頬を上気させて、苦しそうに息を荒げるキルロイを見やる。もはや自身で立っていられなくなった職員をそっと横たえてから、キルロイのところへと向かう。]
キルロイ、――大丈夫ですか。 とにかく、掴まって。
……変、なのは、おそらく、この施設に充満する淫気のせいです。もう職員が何人も当てられて、我を失いつつある。
(109) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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[頭が痛いのは果たして二日酔いのせいだけだろうか。 この甘い香気はいつでも俺を責め立てる。 『あんたいっつもそうだよ』 ずん、と重くなる瞼をぎゅっと閉じれば、不意に声をかけられた>>105]
……ヘクター。
[話しかけられたくない人物だった。いや、話しかけなければならないのはこちらの方なのだが。何となく目線を逸らしながらぼそぼそと憚りに行きたい旨を伝えるが、呆気なく看破されてしまった。
ぎちぎち、ヘクターの手を拘束する痛々しい枷が目に入る。荒々しい息が首にかかる。辛そうな、苦しげな声がする。 ……全部、俺のせいだ。俺のせいでヘクターは……]
……どうした、どっか痛いのか?
[いつもの通り、軽く言ってみせる。そんなことをしたって、もう亀裂の入った仲は元には戻らないのかもしれないけれど]*
(110) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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[身を離された瞬間、安堵した筈なのに強い喪失感が身を襲った。 好物のカツサンドが、目の前で他人に取られたかのような、飢餓のような感情。
だけど、このまま朧のされるがままになっていたらを思うと、……自分は、助かったんだ。 勿体無いなどと、あの手の感触を、もっと育てたかったなどと。思ってはいけない。
呑まれてはいけない。そう何度も自分に言い聞かせ、無理矢理に唾を飲み込んだ。]
(111) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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― 会議終了後:師匠と一緒 ―
消臭スプレーでも駄目か。研究班とかなんとかしてくんないかな この気を払う物の開発とかは……してねーだろうなぁ
[というか戦闘員多分自分ら会議の出席者だけだろう、昼間だし なのでこれ自体を払うのは元を絶たねば難しそう そう考えてたら怒られた]
ぶー。わかってるけど あのすまし顔がちぃとでもさ、歪んだら面白そうじゃんか
[此奴ダメだ全く反省していない。でも師匠が怒るのはもっとも なので>>107はーいとよい子のお返事
代案は出したじゃん。片っ端から動ける奴が部屋放り込んで 其れを書きに来るって……とは思ったけれど 自分がガキ過ぎるのはわかってるから 其れは悪かったとおもってるし、効率的でもないなと思い至った]
(112) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/* どうでもいいことだけど布袋さんから触手が生えたりしたらもうどうしようもなくホイミスライムだよね
(-43) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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[>>106キルロイから身を離し、>>109ヤナギが近づいてくる間。 ふ、とキルロイにのみ見せるように、口の端を持ち上げて笑みを形作った。]
――――……欲しくなったら、いつでも言って。
[何を、とは言わずとも分かるだろう。 殊更に甘く、蕩けるような囁きを、余韻としてキルロイの鼓膜に残す。]
(-45) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/*
<ボク、ホイミン!
(-44) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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[様子を伺う視線>>108には、 分かってるからだいじょぶとばかりに頷きだけ 拗ねはしない。彼がJの肩を持ったり、己を責めるというよりか 教育の1つなんだろうとは思ったからである Jは確か師の元指導者なので、其方を慮ってもいるのだろうとも
基本の頭と理解度は悪くはない しかし行く先々でトラブルを起こすのは――情緒面の欠落と 問題児と自他ともに認める所以でも、ある
でも基本亀吉の言う事はよく聞くので、 次からはたてつきはほんの少しだけ抑えようと思った俺、賢い そんな自画自賛をするのであった]
(113) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/* <ホレーショー が なかまに なりたそうに こちらを みている!
(-46) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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──会議後・ヘクターと──
[ 困ったような顔>>102をされると、困ってしまう。 いきなり何するんだとか、むしろ亀吉の方が解放された祝いとして奢るべきだろうとか悪態を返してくれなくては。 更に畳み掛けようとした言葉をぐっと飲み込んだ。]
ああ、そうだな……って、もう拘束は解いていいのかっ?
[ 耳元に囁かれた言葉に目を見開く。間近で彼を凝視した。 対魔忍組織はヘクターにとって絶対唯一の存在。多少不真面目な振る舞いはするが、命令に違うようなことはするはずがないと亀吉は思い込んでいた。 その彼が拘束具を外してもよいというならそうだろう、と。微塵も疑わなかった。 なら善は急げ、だ。枷に触れ、尋ねる。]
鍵かなんか必要なのか、これ? どうやって外せば……。
(114) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/* <ホレーショー は さびしそうに さっていった…
(-47) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/* あっくっそくだらねえのに挟んじゃった(′;ω;`)ごめんなさい!!
(-48) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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……言わせるのかよ。
[>>110溜息を吐く。 会議室の出入り口から死角になるよう回り込み、膨らんだ自身を思い切り押し付けた]
お前のついでに、ちょっと手を貸せって言ってんだよ。 自分の始末もつけられねえ体たらくだからな。今の俺は。
[自嘲気味に告げる声は、事件が起きる前と変わらない、軽い口調で]
(115) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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/* 亀吉のブレーキぶっ壊れアクセル全開モードすきだけどさすがにここで外すのは矛盾するしぴんちですね??
(-49) 2016/06/07(Tue) 20時頃
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