25 仮面舞踏会
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あれだけ私が社交の場に出るを厭われておいででしたのに。 確かに、お兄様開催の小規模な舞踏会。 パートナーがディーン様(先生)でしたら 私にとっては、表上はこれ以上ないデビューの場かもしれないけれど……。
[呟きに侍女達が言葉を返さないのはいつものこと。 だから、私は構わずに呟き続けます。]
私がお兄様に厭われているのは、ご承知の筈。 ねぇ、どう思って?思うかしら?アンナ?
[問いかけを向けたのは、母の侍女をしていてそのまま私の侍女をしている老女。こうして問いかけを向けないと応えてくれないのは、私の所の侍女だけなのかしら?どうなのかしら?
アンナは少し困ったように、王はご兄弟が仲良くされるのを望んでおられるのでは?などと、当たり障りのない応えを私の髪を整えながら返します。]
(78) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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本当にそう思うの?思うのかしら? でも、そうね、きっと私はもうすぐ死ぬのだから 最期に華やかな世界見るも良いと お心、配って下さったのかもしれないわね?
[くすくすと唇から笑みが零れました。 侍女たちが、どこかざわめくのを感じます。 彼女たちは、どうやら私が笑うのを恐れているようです。 その様子が、逆に可笑しくて堪りません。
アンナが咎めるような咳払いを一つ致しました。 私は首を傾げます。 もう一度咳払い。その背後で馬車の近付く音を聴きました。 私はその音に、ディーン様の訪れを識るのです。 私の所に来て下さる方は、そう多くありませんから。]
ディーン様がお着きのようね。 応接間で一度お迎え致しましょう。そう致しましょう。
[私は席を立ち、ドレスの裾を翻すのでした。]
(79) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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―第三王子離宮―
[馬車が止まると、従者にコーネリアを呼びにやらせる。 自身はゆっくりと馬車を降り、離宮を眺めた]
随分……荒れたな。 寵姫も寵を失えばこのざまか。 哀れなものだ。
[黒犬は傍に伏し、大人しく尻尾を振っている]
(80) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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[去る馬車が巻き上げる土煙から、顔を庇うために扇を翳す。それから改めて、アイリスは周囲を見回した。 目に入るどこまでが敷地かも分からない、広大な森。狩猟を趣味とする者には大層魅力的に映るのだろうが、生憎アイリスには夜に彷徨えば生きて戻れぬ緑の迷宮のように感じられた。その木々を貫き真っ直ぐのびる馬車道は地平に霞む。間もなく他の参加者もここを通りやって来るのだろう。 王宮の一角も目にしたことはあったが、此方は離宮であるというのに、灰と化したベレスフォード侯爵邸など足元に及ばぬ程に広大で、どこか威圧的でもあった]
す、……ごい。
[文字通り開いた口が塞がらず、ぽかんと阿呆面晒して固まっていたところに、案内人であろう王子の侍従が訝しげな視線を寄越す。恥じ入るように扇で顔を隠すと、何事もなかった風を装い、アイリスは歩き出す。幸い、頬紅以上に赤く染まっただろう顔色は、白粉が隠してくれた。 完全なるシンメトリに整えられたエントランスまでも、酷く遠く、幾重ものペティコートで膨れた釣鐘型のスカートの裾をたくし上げながら歩くのは、なかなかに重労働だった]
(81) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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/* 恐らく風景描写をした途端に中バレる仕様。 や、それ以前に分かってるって?
ベネットがあずみさんっぽい な。 あやめさんはあまり小動物系を自分から出さない気がする。
(-52) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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/* ヨーランダの語り口面白いなぁ。 めんどくさい女だなぁwwwww(褒め言葉)
(-53) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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髪飾りはアンジェルのものを。――そう、あの金細工の。
[平然とした顔でそう続け、更に妹達の名前を上げていく。 首飾りは次女のもの、手袋は四女のもの……
やがて全ての準備が整い、繊細な装飾のなされた姿見にはすっかり着飾った娘が映される。 不思議なことに、あんな選び方をしながらも衣装はきちんと調和がとれているが]
――似合わない、わね。
[薄い藤色のドレスも、繊細な装飾品も。体格の良いローズマリーには少々華奢すぎるように見えた。 慌てて世辞を並べる侍女に静かに微笑むと、濃紫から白へと美しいグラデーションのかかったショールを羽織り衣装部屋を後にする]
(82) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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― 末の皇女の離宮 ―
[馬の蹄音は乗る者の性格を知るかのように、正しいリズムを刻んで正確に門の前で止まる。 馬車影が見えた時から準備していたであろう門番は彼が降りる前に門を開け、控えて居た召使が馬車の扉を開けるのを待ち、ディーンはゆっくりと脚を下ろした。]
我が姫君のご機嫌はよろしいかな?
[腰を折る侍女に声を掛けると、僅かばかりにほっとした心地の表情を浮かべるのはかの姫君が所謂「変わった」女であるからかもしれない。 男はブーツの踵の音もまるでメトロノームのように正確な間隔を保ちながら、離宮の中へと歩を進めた]
(83) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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ヴェスパタイン王子は、もう王宮の権力を掌握しているのかしら? 第一王子は所詮妾の子だと、歯牙にもかけぬ者が多いとか。
並居る王子が全員、このような立派な離宮を 与えられるわけでもないでしょうし。 次の王と目されているのは、矢張り……。
[畏怖は王という絶対権力に対して。急に、自らが場違いに思えて萎縮してしまう。 男爵の地位すら危うい生家から侯爵家に嫁いだ折にも、その生活の段違いの豪奢さに驚嘆したものだったが、今の衝撃はそれ以上だった。足が竦むものだから、ただでさえハイヒールに挫けそうな足取りは遅々として進まない]
(84) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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― 末の皇女の離宮 ―
[ディーン様が応接間に着く前に、私の姿はその場にあるでしょう。 お姿が見えれば、お教え頂いたように、淑女の礼をとります。]
ご機嫌麗しく、ディーン様。
[かける言葉はこの通り。 そして、いつものように、纏われる色彩に色の薄い眼を細めましょうか。]
(85) 2011/02/02(Wed) 22時半頃
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確かに極上の趣味ではあるね。 女性の好きな数ある噂の中に、「美青年を着飾る」と加えたいくらいだ。
[言葉は皮肉げにしかし遊ぶように。 肩を竦めていれば友人は侍女を連れて衝立の後ろへ>>56。 紡がれた申し入れには、恭しく礼を1つ。]
こんな美人からの申し出、光栄の極み。 さっそく帰ってそのドレスに似合う服を選ばないとな。 僕が衣装負けしてしまう。
…つまらない見栄だって? 戦で勝てないんだから、そのくらいの見栄は張らせてくれよ。
[見据えられた瞳に、軽薄に返し。それでもその瞳は誠実さを失わぬまま。 しばらく会話を交わした後、急いで自宅に戻るだろう。]
→スタッフォード家へ
(86) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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黙る?さて、何をだろう。 僕はこんなに美しい女性を"初めて見た"からね。頭がぼーっとのぼせているのかもしれない。
[早速とぼけて見せて、承知したという合図。]
…手持ちの衣装、別に持ってくのが勿体無い位だな。 君、ずっとそのドレスでいたらどうだい? まるで本当に女性のようだ。とてもよく似合ってるよ。
[からかうように言った言葉に、友人は不快感を示すだろうか。 その言葉が真実を突いているかどうか、知ってるも知らぬも告げぬまま。]
(-54) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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[娘の装いを眺め、若い侍女達は何度も不思議そうに首を傾げていた。 その様子を思い出したのか、廊下を進む娘にふっと笑みが浮かぶ。
彼女らも後に侍女長にでも聞けば知ることになるだろうが、これらは全て今は亡き公爵夫人の物だったのだ。 七人の娘たちは一つずつそれを受け継ぎ、重要なパーティーでは必ず身につけていた。
三女の婚約者が死んだ日にも。 五女の婚約者が消える直前にも。]
――あのお方が覚えているとは、思わないけれど。
[無理をして小さなドレスを着込む理由も、長姉の無理を妹達が聞き入れた訳も。 全ては、第二王子へのささやかなあてつけだった]
(87) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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――――…ふざけてるわ。
まさか、ベネデットお兄様を迎えによこすなんて。
[上腕にまで達するほど長いグローブを纏ったその両の手のひらで、ぎゅっとドレスの裾を握った。
自分をここに追いやった、王の正妻の息子。 あの憎い第二王子の実の弟、デネベットをパートナーに指定してくるなど、第二王子からの嫌がらせとしか思えなかった。
部屋の外からデネベットの到着を告げる声が聞こえ、彼女はしばらく俯いた後に静かに立ちあがった。]
(88) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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[彼女の首元までを覆う、少し青みがかった薄い紫のドレスは、彼女の瞳の色と髪の色に合わせられて仕立てられたものでとてもよく彼女に映えた。 左の腰から非対象に広がるティアードドレスのフリルの裾には、所々黒のチュールレースがあしらわれている。 背中は大きく開いており、痩せすぎず、無駄な肉もついていないすっきりとした美しい背中が覗いている。
装飾品は、幾重にも重ねられた真珠の首飾りと、耳飾りのみで、女は髪も結い上げず、髪飾りも付けてはいない。
まともに舞踏会に参加する気など、彼女にはさらさら無かった。
階段を下り、短い廊下を歩いて離宮の外に足を踏み出す。
そこに深緑の衣装に身を包んだ異母兄の姿があった。]
(89) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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/* >>76 「妹の一人に合わせた」
……寸法直ししたんだよ、きっと……(汗)
(-55) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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― 末の皇女の離宮 ―
これは、わざわざ下までご足労を…このディーンめの為に、有難う御座います。
[手を折り腰を折り、恭しく深くお辞儀をするのは何時もの家庭教師然とした彼とは少し違うもの。無彩色の彼女と、青に金を身に添わせるディーンとは近寄ればまるで違う絵画のようだ。]
嗚呼、白いドレスをお召しになられたのですか。 困ってらっしゃるのではと私めの方でも色々準備をさせましたが…やはり色を纏うのは心地良くはありませんか?
[言って、傍による自身の侍女ローザが持つドレスは下げさせ、持って来させた箱から取り出しヨーランダの前に差し出したのは、胸に飾る為の血程に深い紅色の花――だが良く見れば、それが布で出来たものに糸を通した細かい石を縫いつけた、精巧な贋物だと言うことは、香りも無い事から知れる事]
(90) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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/* 紫のドレスが多いな! 好きだけど。 衣装とか仮面とか全然決めてなかったや。その場の勢い。
時代ぼかしてるので、ファンタジー的に いつ頃の衣装にしていいやら迷うね。 いっそ前時代的な仮装を楽しむのも、 ぎらぎら悪趣味な仮面舞踏会っぽくていいかなぁ。
それより天声書かない と 笑 風景描写に滾っている場合ではない!
(-56) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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ルーカスさまが見たらどう仰るかしら。
[そもそも自分がドレスを受け継がなかったのも、体格に難があったせいだ。 侍女達がなんとか見えるようにはしてくれたものの、普段のローズマリーを知る者なら違和感には気づくかもしれない。]
無理があるって笑われるかしら。ねぇ?
[側を歩く侍女にそう聞いてみても、返ってくるのは苦笑ばかり。 それを見てまた、くすくすと笑った。
やがてローズマリーの支度が全て終わるのと、ルーカスがディーリアス家に到着するのとではどちらが早かっただろうか。]
(91) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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― 馬車 ―
[女性を迎えに行くのに馬だけではムードがないと忠告され、 馬車にて許婚の家に向かう羽目になった]
呪いの姉妹か。 まじないで人が殺せるはずはない。 かならず何か裏があるに決まっている。
……仮に、呪いの力とやらが実在するのなら。 その力を飼い慣らせば強力な毒になるな……。
……いや、彼女はそう言った事とは別の存在だ。
[胸中をかすめる黒い思惑 許婚の家は呪われていると、人々は噂し合っている
その力があればと、想像を巡らせる事はあれど 決して許婚の前ではその胸中を見せる事はない]
(92) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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母上からの寵だって……何がきっかけで失せるかわからない。 なぁ、ノワール?
[他国から恋も知らずに嫁いだ王妃は、父王に良く似たベネデッドを嫌い、王妃に良く似たヴェスパタインを偏愛していた。 寵姫を作り、王妃との関係は作業の様な子作りだけ。 そんな王を王妃は憎んでいた。子の目にもわかる程に]
っと。
[離宮から現れたコーネリアに目を見張る。 年頃の娘にあるまじき、垂らしたままの髪は彼女を美しく飾る。 少ない装飾品がそれをより一層引き立てる]
父上が惑うのも無理はない。
[小声で呟き、平然とコーネリアに手を差し伸べる]
久しぶりだな。 ご機嫌は……あまりよくは見えない。
(93) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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―モンタランベール家― [フィリップのからかうような声音に、形の良い眉を寄せた。 のらりくらりと逃げられたような気がせぬでもない。]
……それは世辞と受け取っておく。
[続く囁きには答えず、短く鼻を鳴らすに留めた。 短い会話の後、早々に帰っていった友人を見送り、第二王子の離宮の向かう支度を始めた。]
(94) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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/* 文章書くスピードがだいっぶ落ちてるな。 村久しぶりだよ。 婚約者にゾッコンのアホノックスやるつもりが、どうしてこうなった。
>>92 るーちゃんwwwムードwwwwww
(-57) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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― 末の皇女の離宮 ―
[いつもきちりとした家庭教師の教え通り、淑女の礼はきっと完璧だとは思うのだけれど。返ってきた礼は、常とは少し違っておいででしたから、私は思わず瞬きを何度か繰り返してしまいました。]
私の為にご用意を?
[首を傾げれば、銀というよりは白髪に近い髪が揺れました。 きっと飾った白椿も、揺れていることでしょう。
ディーン様の侍女より差し出されたのは、血を思わせるような紅。 私は、それに眼を奪われます。 とても緻密な贋物の花でした。 触らずともその質感が伝わってきそうな程です。]
(95) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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[紅という色は、とても綺麗だと思います。 思い出すのは、嗚呼、猫の眼を刳り抜いた時に見た血色。 あれが色彩ない私の肌の下にも脈打っていると思うと、不思議な感じが致します。
私は、紅に手を伸ばしかけて、けれど、途中で首を横に振りました。]
私に飾られては、この色が可愛そうでなくて?ないかしら?
[尋ねるけれど、答えは私の中で既に出ているのです。 先程、姿見の中で浮いて見えた、黄と緑、それが答えだと。]
(96) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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― ディーリアス家 ―
[彼女の家へ到着すると馬車から飛び降りるように駆け出す 馬車の中で彼女に対する想いが少しでも不純に思えた故 それを知らぬとは言えど彼女への罪滅ぼしのような行動]
夜分遅くに申し訳ない。 ルーカスだが、ローズマリーさんはいらっしゃるかな?
[怪訝そうな屋敷の者にステッキで帽子を上げて顔を見せる 彼女は準備をしているとの旨を聞きほっと息をつく]
そうか。 ならば少し待たせてもらう事にするよ。 彼女にも届いているのだろう? 招待状が。
ならば将来の夫として、彼女をエスコートしようと思ってね。
(97) 2011/02/02(Wed) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/02(Wed) 23時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/02(Wed) 23時半頃
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お久しぶりです。
[女は異母兄の手を取ることなく、ドレスの裾を掴み頭を下げ、形だけの挨拶を済ませる。
そして、皮肉めいた口調で男に続けた。]
惨めな私を笑いにいらしたのですか? どうも御足労頂きありがとうございます。
光栄ですわね。
[それだけ言うとにこりと笑むが、其れが彼女の心情と裏腹なのは誰にでもわかる事。]
(98) 2011/02/02(Wed) 23時半頃
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[ゆったりと廊下を歩いていると、使用人の一人が正面からこちらへ向かってくるのが見えた。 彼が急ぎ側へ寄り伝えた言葉を聞くや、娘の顔はふわりと明るくなった]
まあ。ルーカスさまがわざわざお迎えに? お待たせしてはいけないわ。準備の者を急がせなさい。
[さも意外そうに言って、自身は彼の待つであろう客間へと向かう。 しかしながら、招待状に彼の名を見つけた時から、彼が来るだろうことは予想していた。 馬車も準備させていたのは荷物と侍女の物だけで、自身が乗り込む馬車は全く用意していなかった。
それが許婚への愛ゆえなのかは定かではないが、少なくとも娘はルーカスを「紳士」として信頼している]
(99) 2011/02/02(Wed) 23時半頃
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可哀想だと想うならば、持ってきたりしませんよ。 嗚呼、でも
[眉間の皺は解く事無く、視線は生徒である皇女の貌の輪郭をなぞり。 上げた血色の良い手は彼女に触れられる事なく、紅の花へと降ろされて、差し出すそれを抑えるように]
無理強いする心算はありませんよ?
(100) 2011/02/02(Wed) 23時半頃
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[準備はさしたる支障もなく終わった。 出入りの仕立屋を急遽召し出して、次の社交シーズンに着用する筈であった白の礼装を、仮面舞踏会用に仕立て直させた他は、取り立てて述べるようなこともなく。 身辺に侍る侍女達の内、最も信を置く一人を連れ、用意の馬車に乗り込む。 荷物はさして多くなく、従僕にトランクの幾つかを積み込ませれば事足りた。 手馴れた従者の御する馬車の振動に身を任せ、目を閉じる。]
なあ、ナディア。
[と、向かいの座席に侍るエキゾチックな顔立ちの侍女に、瞑目したまま声をかけた。]
ガティネ公爵ご夫妻も招待されているそうだ。
[「リストを拝見いたしました」との応えに、答えることはなく。 短い笑いだけを漏らした。]
どういうつもりなのだろうな。殿下は。 ……まあいい。ここで考えても詮無いことだ。
(101) 2011/02/02(Wed) 23時半頃
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