11 獄の、聖痕者
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[問い掛け >>114 には不思議そうに瞬いた。 ぎぎぎ、と音がしそうな程緩やかに首を反対へ傾ぎ]
……?
貴方達と同じに、見えるの?
[鎌の先を少し揺らした。 欲しているであろう、答えは 少なくとも罪人が持ち合わせる事はないであろう禍々しさ]
(115) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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[狂気に満ち、壊れた声が。 五月蝿かったと無表情に告げるのに。
血が退色した黒衣を纏う番人が齎す咎。 それに耐える覚悟を決めたけど]
殴る――?
この手で誰を……。 [ローズマリーを殴れと。 番人が示していると知りつつも あえて、とぼける様に語り]
この女を殴れと言うのなら。 断る、わ。
[強い意志を込めて、拒否をした。 その事で、どのような罰を受けるのも厭わぬ覚悟で]
(116) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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[とぼける様には相変わらずの無表情。 すぐに言葉を向ける事はしなかったが、 続く強い拒否に]
そう。
[頷いて。 視線をもう一方へと向けて >>114]
って、言ってるの。 彼女が拒否するから、仕方無いの。 私を殴って下さいって、懇願して?
そうじゃないとこの人に 罰を与えなきゃいけなくなるけど。
……貴女のせいで。
[最後の一言は、一呼吸置いて伝えた。]
(117) 2010/05/27(Thu) 03時頃
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姿は、同じに見える。 でも……違う存在(モノ)――
[揺れる鎌の先を見詰め、それから再度、繰り返す同じ問い]
あなた、は、だぁれ?
(118) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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/* メアリーがじゅりるりさん? ローズが、さくらさん?
(-16) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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水商売 ローズマリーは、漂白工 ピッパが拒否するのを見て、嬉しそうに微笑んだ。
2010/05/27(Thu) 03時半頃
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[>>117の番人の言葉に。 ローズマリーの方を向き。]
私なら、大丈夫。 どんな罰にだって――…。
耐える、から。
[大丈夫と言うように優しく微笑む]
私が罰を受けるのは、私に罪があるから。 貴女のせいじゃ、ないわ。
(119) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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懇願……?
[じっとピッパを見詰めて、微笑む]
彼女の手は人を殴る手じゃなくて、癒す手。 だから、それは出来ない、わ。
[ふるりと首を振った]
(120) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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/* 実は、ローズも番人でした。 パターンとか、あったらいやーん(´・ω・`)
(-17) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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……やっぱり、優しいひと。
[微笑む彼女に、ありがとうと。 音には出さず、唇の動きだけで囁く]
(121) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、水商売 ローズマリーがじっと、こちらを見詰め微笑むのに、柔らかに微笑み返して。
2010/05/27(Thu) 03時半頃
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……馬鹿じゃないの。
[無表情に差す陰。 其れは明らかな怒り。]
黙って聴いていればいいのに。 出来ない、じゃなくてやるのよ。
……貴女達に選択権なんて無い。
[言いながら手を装束の懐へ。 取り出したのは太く長い、針。]
じゃあ、せいぜい耐えなさい?
[其れを、近づきながら振り上げる 優しい手と評された罪人の手の甲へ 思い切り突き立てようと振り下ろした]
(122) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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[優しい彼女の手に、突きたてようと振り下ろされる太く長い針。
それがピッパの皮膚を貫く前に。
間を塞ぐように、差し出した自らの手]
(123) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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――……っ!
[劈く痛みに、声も出せずに。苦痛に顔を歪めた]
(124) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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[ローズマリーが、ありがとう、と。 音に出す事なく、唇の動きだけで囁くのに。
いいのよ、と同じく音に出さずに伝えて]
やらない、わ――… 例え、選択権なんてなくても。
[>>122 の怒りが滲む言葉に告げるも。 太く、長い針が露になれば。
身体はその痛みを想像して。 血の気が引き、強張って行く]
(125) 2010/05/27(Thu) 03時半頃
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…
[庇う手に突き立てた感触。 酷くつまらなそうにそれを見下ろして 右に左にと、針を動かした。 その手を幾度も責め立てる罰の如く。]
ねぇ、今。 どんな気持ち?
[問うたのは、突き立てた女へでは無い。 庇われた、優しい手の女へ眸が向く。]
(126) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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花売り メアリーは、漂白工 ピッパへ「ねぇねぇ?」と覗き込むように顔を少しだけ近づけた。
2010/05/27(Thu) 04時頃
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……ふっ、くぅ……っ。
[嬲る様に、抉る様に動く針に、嗚咽が漏れ出て。 強すぎる痛みに、がくりと膝をついた]
(127) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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[―――振り向くと同時に、番人の大きな斧が振り被る。]
ッ…!
[諦観を抱けないのは、 許しを乞う表情に愉悦を抱く者がいるからか]
ぐ、あ、ぁぁぁ!!!
[片腕が、千切れた。 ぼどぼどと血が溢れ、骨が露になる。]
あ、ぁああ、あああああ!!!
[痛みが全身を支配する。 それでも本能なのか、それ以上の痛みが襲わない様にと 縺れる足で駆け出した]
(128) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの嗚咽を冷たい眸で見下ろして「……無能」と小声で呟いた。
2010/05/27(Thu) 04時頃
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あっ――…。
[己の手の甲を貫くと覚悟していたのに。
己の手を庇うようにして。 差し出されたローズマリーの手]
だ、めっ――…。
[その声も間に合わずに。 太い針は地に縫い付けるように刺さり。 左に右に、番人がその針を動かすのを見るのが辛い。]
いいのに、私なんかの為に――…。
[弱い心が、さらに。 >>126のメアリーの言葉でぐらり、ゆらぐ]
(129) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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[置いてきた左腕は、多分灰になって。自身からは暫し後、左腕がおたまじゃくしから蛙の成長のように生えてくるんだろう]
ぅ、ぅうう
[番人は痛みに悶え逃げる女を嗤うように、 少しの距離を置いてついてくる。]
たすけて、たすけて、たすけて―――
[獄での追いかけっこなど日常茶飯事だ。そして鬼は必ず勝つという予定調和のゲーム。]
痛い、痛いよ、痛いよ、
[救う者など居る筈がないのに。]
(130) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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馬鹿が集まると 馬鹿な事しか出来ないんだよ
[向ける言葉と虚ろな眸 それは現世の繰り返し]
本当に、馬鹿ばっかり ……どうすれば良いか、解った?
[問うというよりは、言い聞かせる言葉。 背を見せ、ひたひた、と歩き出す]
私が誰か、だっけ? 此れで誰か、少しは理解出来た?
[>>118 確かな言葉にはしない。 名も肩書きも。そんな意味も無いと言いたげに。 去り行く背は只、空虚のみを*纏っている*]
(131) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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花売り メアリーは、去り際に「未だ五月蝿いなぁ、何処だろう」と*呟いた*
2010/05/27(Thu) 04時頃
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[どのくらい追いかけっこを続けたろうか。 三人の人影が見えれば、刹那、希望を抱き]
助け、……ッ!
[乞う声は途切れた。 その三人の内の一人が。 番人だと識っていた、から]
(132) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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…ぅ、う、ぅ、あ
[番人が前に居ると知ると、足取りが重くなる。 そんな女に鞭打つ様に、背に斧が振り被った]
かッ、ぁ……!
[目を見開く。背骨を一寸逸れた箇所に、一閃する痛み。 血飛沫が上がる。 どさりとその場に崩れ落ちた。
左腕が徐々に再生する。 背中からは酷い血が溢れている。 びくん、びくん、と、短い痙攣を続ける。
最早この様で尚、 獄の民として生かされる姿は、 滑稽かもしれない**]
(133) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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無能――…。
[心へ向ける番人の仕打ちに。
嗚咽を漏らし、痛みにがくりと膝を突く ローズマリーの状態に、苦悶するように表情が歪む。
番人の前では、言葉では逆らえても。 何も出来ない己の無力さを指摘するその言葉に。
――魂が裂かれるような痛みが走る。]
くぅっ――…。
[それでも、少しでも彼女の痛みが和らぐように。 傍に寄り、左右に動かす針を止めようとして]
(134) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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[手を穿つ針を持つ女が呟く声が聞こえる。 それは生前、父さまから何度も浴びせられた言葉と、同じもので]
え、ええ……。 そんなこと、知っているの、よ。
[手を穿つ痛みよりも、心を切り裂く痛みに。女は瞳を濡らした]
(135) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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/* 暇だったのでちょっと拷問RP入れてみましたが ちょっと空気読めない子だったかもしれない。 ピッパとローズがいい感じだとちょっと複雑になr 獄1の影響ですかね……。
(-18) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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[そうして彼女が、新しい子供を探して立ち去れば。 縫いとめる針を外そうとするピッパを労わる様に]
いいの、よ。 あなたが、気にしなくても。良いの。
あなたの優しい手を守れるのなら、こんな痛み。平気――
(136) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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/* 言い訳させて。
村落ちて、ゲームをしようと思ったの。 インストールしたの。 wkwkしてたの。 ゲームを始める、ボタンを押したの。
……エラーとか……。
ほんと、地味にショックだった。 発売会社に問い合わせたよ!ああもう面倒くさい! これだから7は!!
(-19) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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寂しくなったら、またおいで。 私はいつでも貴女を受け入れてあげる。
―――――――……貴女が、其れを望むなら。
[立ち去るケイトの背にかけられた声は、さながら呪詛のように。傲慢な唇の紡ぐ言の葉。女は彼女が見えなくなるまで哂い続けていた]
(137) 2010/05/27(Thu) 04時頃
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[>>131 番人が、背を向け去ってゆけば。 ローズマリーの手を無残に貫く太い針を抜き差ってあげて。 その朱に染まる手を癒すように両手で包み]
私が強情を張らなければ――… 貴女をこんな風に傷つける事もなかったのに。
[沈痛な表情で語れば。 彼女から、の優しい労わる言葉。]
ありがとう、私は弱い。 揺すぶられてれてしまう……。
(138) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
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[両手をピッパに包んでもらえれば、嗚呼と小さく声に出して]
みんな、みんな。弱いから、罪犯して此処へ来たの。
[沈痛な表情の彼女を、血に塗れていない手でそっと撫でて]
自分の弱さを知っているあなただから。 この手はとても、優しいの、ね。
(139) 2010/05/27(Thu) 04時半頃
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