169 きみがおとなになるまえに
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 20時頃
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[フォンダンショコラにナイフが通ると、中からはとろり、"ショコラ"が湧く。 あまいカカオの香りが強く。
香りをあてに、カップに口をつけた。]
──思い出、か。
[そう言えば、彼等は旅人だった。 巡礼の旅に、終点は無いのか、それとも。
ふと、貴金属店を探す青年に思い巡らせる。 都会であるからこそ、信用できる店も少ないが良い技術者が集まるのも事実。記憶を形に残すなら、未来の贈り物を作るなら、 此処キネーンがうってつけだったのかもしれない。
ならば。 昨日、彼等と出逢ったのも、何かしらの導きであったのか。
学者は既に神を信じてはいないが、彼等は"教会の人"であるので。 そう言ったものの手繰り寄せた縁なのだろうか。]
(72) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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[カップを置いた。底に薄く残る琥珀。 その頃には窓に映る外の景色は黄昏の様相。赤と黒の合間、人々の顔に影が差しはじめる。 可愛らしい焼き菓子の、残りを口に入れてしまえば御馳走様。
一足先に学者はカフェの支払いは纏めてやってしまって店内を歩く。 甘く匂い立つ装飾品たち、何れも此も、見慣れない為にどうしても見る目が滑る。髪飾りとか、ブローチとか、色々眺めてみてもピンとは来なくて、渋い顔。
おんなのこの勘って言うのは、魔法の類いなのだろうか。 広い庭から彼女の場所を探し出してみたり、多分、おとこには出来ない。 別に自分が特別鈍感な訳でもないだろう。ぶつぶつ、脳内で言い訳を募らせながら。
恐ろしいほど似合わない空間で似合わない顔を、している。
───さて、]
(73) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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/* 1
(-12) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
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[ ───学者の目に留まったのは、一つの指環。 赤い、薔薇の蕾。両脇に飾られた小振りな宝石。
宝石は、恐らくはジルコニアだろうけれど、中央の蕾は仕立て良く丁寧に包まれて見えた。 学者にとっては、小指サイズの小さな指環、聖女の指には本の少し大きいだろうか。──否、もしかしたら丁度良いかもしれない。学者が思う以上に、聖女は成長しているから。
赤い薔薇、──情熱の赤。然し咲き誇る前の蕾には、"純潔"の意味がある。 聖女オーレリアはエニシダの象徴だけれど、咲き誇る前の純潔の聖女たる"私の"オーレリアには、赤薔薇の蕾が良く似合う。
聖女が手に取っていたものを当てる、とかその目的は消え去っていて─結果的に当たっているのだけれど─学者は其の指環を手に取った。 青年が髪飾りを買うに合わせて、隠れるようにしてプレゼント包装。]
(74) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[ …なんとなく。 覗きこまれた碧と、意地悪く笑う先生が見えれば、 何か言われるのだろうと、そんな予想はあったのですが。 行儀の話でも嫌味でもなく、 少し違う言葉が、来たものだから。 ]
えっ、
[ ナイフに添えたフォークが、フォンダンショコラの奥。 お皿を軽く引っ掻いて、嫌な音を立てて。 それはもう、分かりやすくオーレリアは慌てます。 必死に言葉の意味を巡らせて、 もしかしたら、ああ――見られていたのかも、なんて。 途端に恥ずかしくなって、俯き。 ]
(75) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[ 取り繕う様に、言葉を探して。 ]
あ、――、 …い、いいの。
[ "いいの"、なんて。 こんな様子で言ったところで。さて。 隠していた事なんて、きっとばれているのでしょう。 先生からの視線を誤魔化す様に、 それだけ言った後には、お皿をただ見て。 ショコラをひとつずつ、口に運んでいました* ]
(76) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[ 多分、それ以降。 オーレリアから先生に話すことは出来ずにいて。 時折ショコラと、おいしいね、なんて会話をしながら、 最後の一口を食べ終えれば、もう。 空は夜の色と、なっていたでしょう。
先生は先に会計をしている様で、待つ間。 別れの言葉を告げる声>>71に、ふ、と。顔を上げて。 微笑を浮かべて、挨拶を。 ]
(77) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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ミカエルさん、も。 これからの旅が、良いものでありますよう。
[ ――"綺麗"な瞳を、最後、灰に映し、細め。 視線は少し下、ともだちへ。 ]
ショコラ、あのね。 また…お話し出来たら、いいな。
[ 今日紡ぐのは、おまじないの様な、またねの言葉。 次に会った時は、その髪飾りを付けているのかな、と。 そんなことを思いつつ、ゆるり、手を振りました* ]
(78) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[近くに居ただろう青年には、しーっ、と指を立てて。 小さな包みはセカンドバックに押し込まれた。
然して、彼等を見送る時。]
──ええ、貴殿方にも。 "また"、御会い致しましょう。
[何時ぞやの別れのように、学者は次の縁を口にして。 手を振る聖女と共に、暫くおとなとこどもの旅人の背中を、見送っていただろう。]
(79) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/* そごってないか不安だけどどうにか なる だろか
(-13) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/*
>私のオーレリア
中身が突っ伏した
(-14) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/* ランダム1→薔薇の蕾みつける ランダム2→ドルフィンリングみつける
の、にたくでした。
(-15) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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……ゆき?
[裾を引く手の力は、小さくとも、藤乃の視線をゆきへと向けさせるには十分で。>>+17 訝しげに、首を傾げる。 だけど、その様子はいつもとどこか違うような、──ああ、見下ろす視線からでは今ひとつ読み切れないのがもどかしい。 ただ、静かな声で紡がれた願いは、きちんと聞き取れたので。 了解、というように、裾に絡んだままの手に、自分の手を柔く重ねる。 次いで、ヴェスパタインへと視線を戻して]
ごめん、立ち話になってしまったね。
少なくとも、俺たちは此処に留まるつもりでいるし……、 また今度、時間が許せば食事でも。
[そんな風に2人へと手を振り、背を向ける。 ゆきの手を引いて、歩き出した*]
(+21) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[そうして、ひとまずはゆきの言葉通り、外へと足を向ける。 外に出た途端、日差しの眩しさに目を細めながらも、ゆきと視線を合わせるように屈みこんだ。 よくそうするように、白い髪をさらりと梳いて、細やかな違和感の元を探るように目を合わせる。
「外を散歩したい」という言葉とは裏腹に、その表情はどこか陰っているようにも見えて。]
……具合でも、悪い?
[思わず額にも手を当てて、首を傾げて問うけれど、それにはきっと首を横に振られてしまっただろう。 それでも、やっぱり胸の内の小さな違和感は拭えなかっただろうから。]
──どうかした?
[ゆきの両手を、包むように握りこんで。 出来るだけ、柔い声で尋ねてみる*]
(+22) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[ 背を見送って、姿が消える頃、手を下ろして。 先程の、――オーレリアは、したことはないにしろ。 悪戯がばれてしまった時、の様な。 気まずさにも似た、何かを抱えているせいか。
隣の先生は見上げられず、 並ぶ店の明かりや、街灯へ。そして空、瞬く星に。 ぼんやり、視線を移して。 ]
…もう、帰る時間?
[ 再び、小さく呟けば。 夜の喧騒に、呟きが溶けていったでしょうか。 それより前に、…届いていれば、いいけれど。 ]
(80) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[先生に再び手を引かれ>>71、店を後にする。 彼女達も席を立ち、一緒に手を引かれ]
うん、オーレリアさんも、ありがと。 またね!
[また、なんて言葉を口にするのは旅人らしくないかもしれないけれど。 ひらひらと手を振り、髪飾りの袋を手に持ち。 先生に手を引かれ、二人と別れる*]
(81) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[ 優しく手を引かれて、ゆっくりと外の空気を吸った。 少しだけ気分が落ち着いたような気がした。 どうかした、と心配そうに尋ねてくる藤乃に、なんでもない、と静かに首を振って。 けれど、少し悩んだあと、やっぱり口を開いた]
(+23) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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タリンは、楽園なんだよね?
[ 戸惑っているような、迷子のこどものような、答えを求めている声だった]
どうして、ヴェスとマリオは、楽園で悩んでいるの。 ここにきたら、みんな幸せなんじゃないの?
(+24) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[ 10歳のこどもにとって、楽園とは夢の場所で、そこへ辿りついたらみんなが幸せになれる。 幸せでなければいけない、と、思い込んでいたのだ。 だからこそ、彼らの迷いを…は理解できない。 幸せの園において、それはとても異質に思えたのだ*]
(+25) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[部屋の外で夕食をいただき、ついでのようにフロントへ。 今までの料金を聞き、そして既に支払われていたそれ>>4:113に目を丸くした。 そして、額に手を当てる。
これは、なんとしても彼に出会わなくては。 お金はきっと受け取ってはくれないだろうが、せめて、何か。]
(82) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[ベッド脇においた荷物の中身を思い返す。
ああ、確か。 手工芸が盛んな街に立ち寄った時に求めた、華奢な銀細工の栞があった。 手放すには少し惜しく、売る気になれなかったものだが。 本を読む彼なら、負担にはならないだろう。
それは、半分意地のように。 そう決めた。]
(83) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[やはりはしゃぐゾーイをベッドに放り込み、問答無用でランプを消す。 少し文句があったかもしれないが、ゾーイと出会う前に寄った街の話をして寝かしつけた。
何十と街を巡っても、タリンは見つからない。 そもそもがうわさ話のような街だ。 見つかれば僥倖。 そんなものだろう。
ゆるやかに襲う睡魔に、抗わずに目を閉じた。]
(84) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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――ホテル・エスペラル――
[気がつけば部屋が明るくなっていた。 窓を開けて、空気を通す。
朝日に焼ける町並みをしばらく見、そして朝の支度を開始した。*]
(85) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[聖女が手を下ろすまで、碧を細めて見送る。
学者は、先程の慌て様、そして其れからの気まずげな聖女に、気付いてか気付かずなのか、反して上機嫌だった。 あまい香りを身に纏う、去っていった小さな旅人。手に揺れていた袋。──嗚呼そう言えば袋を貰わなかった。紙の箱一つ、セカンドバックにころんと投げ込まれている。 心はそわそわ、表情は、あくまで平静を装って。
ぼんやりと空に輝く星々を眺める聖女の、呟きは確りと拾い上げ、]
──そうだな、もう、こんな時間か…
[ぱちり、懐中時計を開いた。 さて、屋敷に帰ろうか、暫しの思案。]
(86) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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―回想―
[会計を済ます自分に隠れるようにして、学者が何かを買った>>79らしいことに、少し目を瞬かせたけれど。 人差し指を立てる青年に、合点がいったという風に口角を上げて。]
おや、なかなか。
[粋な真似をされるな、なんて。 男と顔を見合わせて、にやり、と笑う様は、 きっと、悪戯を思いついた少年のよう。]
(87) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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ええ、“また”。 今度は、ゆっくりお話を聞かせていただければ、と。
[また、と再会の言葉には、同じくそう返して。 祈りの後、学者と聖女に背を向け、歩き出す。
少女の片手に握られた袋を、ちらりと見遣って。 さて、と思考を向けた先は、学者から教えられた、いくつかの店のこと。*]
(88) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[この子のこんな声を初めて聴いた、と思った。>>+24 うたっている時のそれとはちっとも似つかない、惑い揺れる、声。]
……ゆき、
[返事に窮して、藤乃もまた戸惑ったように名前を呼ぶ。 それでも、その問いへの答えはひとつだけ。]
──タリンは、"楽園"だよ。
[ゆきが導いてくれた、ゆきに導かれた場所だから。 それは、藤乃にとって揺らぐことのない、答え。 言い切ってしまえば、それはゆきへの返答と言うよりも、自分の心へと響いて。 気持ちを立て直すように、藤乃は、いつもの穏やかな笑みを浮かべる。 ゆき、と、今度は静かに、いつもの優しい声で呼ぶ。]
(+26) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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……長く生きていると、ね。 自分のそれまでの生き方に納得していてもいなくても、 環境が変わることに、気持ちが驚いて、ついてゆけなく感じることもあるんだ。
[勿論、それが良い変化であっても、と付け加えて。]
あの2人は、たぶん、俺たちよりも長く生きているから。 選ぶことに、少し時間がかかることも、あるんだよ。
……2人が、タリンに住まうことを選んでくれたらいいのにね。
そしたら、皆で、うたを歌えばいい。 その時は、ゆきが、俺たちの歌の先生になってくれる?
[そんな風に、冗談めかして笑う。 それは、まるっきり、綺麗な大人の回答だ。]
(+27) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[だけど、この時。 たぶん、小さな小さな波紋は、藤乃の胸に落ちて。 それは、すぐに掻き消えてしまう程に細やかなもの。
──神の御使いにも似た、白い小さな子ども。 彼に導かれて、自分はタリンへと辿り着いたけれど。 揺れたアイスブルーの瞳は、ただの、10歳の子どものそれでしかなくて。
だから、何か、この時。 もっと違う言葉を、藤乃は持っていたんじゃないか、と。 そんなことを、一瞬だけ思ったのだった*]
(+28) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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/* いきなり饒舌に喋りだした……どうした……
(-16) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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