134 幽冥異聞
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封の緩みし時、鍵、自ずから集まらん。 封の緩みと共に、鍵より扉の邪気漏れ出ずるも。 封を正さんとする者の手に渡りし時、鍵、その真の姿を見せん。
我ら、鍵分け持ちし者。 扉の開きし事、剣の抜かれし事無きよう、千歳 (せんざい)を見守る者。
――――鍵鳴りしその時には。 冥府に尤も近き“鞘”を見出だし。 如何なる法を以ても、再び剣を封ずるべく生まれし者。
[数年前、兄は“鍵”の音を聴いた。 丁度、己の妻が腹に命を宿した、その頃に。
冥府に近しき者。それ即ち、子供の死。 生まれ来る子供は“鞘”と成る定めなのか、と。悟りかけたその時。
――――兄は、その女と出逢った。]
(43) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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[美しい、妖だった。 さる血筋の男より遣わされたと名乗ったその飛炎魔は、全てを知るかの如くその話を持ち掛けた。
人の身ではまず持たず。 神に等しけれども存在を散じかねぬ、“鞘”の任。
けれども。或いは。 人と妖、その合間を繋ぐ子供なら。 耐えうる術も、あるかもしれぬ……と。
(44) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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[兄は、女との間に子を為した。
そして、子を兄に託した女は、立ち去るその前にとある言葉を遺した。
強く育てろ。 哀しみに、宿業に立ち向かう、強き者へと育てろ、と。
正しく育てる事叶わぬその時には。 “鞘”は変質し、この世を呪う業火となり。 真の“鞘”は、我等では手の届かぬ彼方。黄泉へと近しき場所へと移らん。…………と。]
(45) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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……だからって。 放っておくのも、違うと思うんだがなぁ。
[まぁ、確かに。 真相を知らぬ親族の間で揉まれれば、強い子にもなろうが。 どうにも兄は、情の機知に疎いようだ。]
というか、ほっとけばほっとく程、志乃ちゃんがあの子を甘やかすだろう? そんなんじゃ、志乃ちゃんまで……
「言われねば気付かぬ愚か者なら、血を繋ぐ仮腹にでも使うまで。 ……あの子供の命を預かるのは、私だ。」
[随分な言葉ではある、が。良くも悪くも、それが兄だ。 やれやれ、と。幾度目かの溜め息と共に。]
(46) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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……背負わせたくねぇなら、余計にちゃんと、話してやらなきゃ。
お前たちは将来危ない目に遇うかもしれない。 けれど。父さんがきちんと、守ってやるからな、って。
…………兄上がんな柄じゃねぇのは知ってっけどよ。 あの妖、恐らく“あのお方”の采配だろう?
これじゃ、育ててるなんて言えねぇだろ。 こんなんじゃ、あの子達が……。
[しかし。多分、兄は話さぬのだろう。
子を無用に怯えさせたくない、と。その大義名分の元に。 ……死を待つ子供を直視できぬだけの、男なのだから。]
(47) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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…………扉封じし剣。無名の剣。 銘忘れられし、神威の剣。
[口伝の残りの節を、紡ぐ。 告げるべきは兄だ。己が口を挟めども、仕様がない。]
その剣、破邪の力持てども、持つ者の心次第では封じし怨霊の媒体となり、世を滅ぼす災いともなりし物。
[ああ、けれどもし。 もし、己に成せる事があるとすれば。]
その名は禁忌。 決して知るなかれ、呼ぶなかれ。
[いつか来る時の為、あの優しい息子を育てきり。]
その銘を、その在りかを知る者在る事。 それ自体が、世界の変質に繋がらん。
[傍で、道を見定めさせてやる事。なのだろうか。]
(48) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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――――剣須く、扉にありし事を。
幽と冥の狭間にありて、封じ、守らんことを。
呼ばう名の代わりに、絶えず、伝えん。
[――――何事もなく笑える未来を。 ひたすらに、願いながら**]
(49) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 00時頃
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/* 志乃の嬢ちゃんがきれーにまとめたなー さすがだ
(+35) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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/* おお、流石やな志乃はん……… 今までほんまにお疲れさまや。
(+36) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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