181 アイスソード伝記
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(64) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[アイスソード回収作戦は、第一陣発進から約5時間後、 回収されたアイスソードとシュバリエ・プロトタイプの活躍により 敵大隊の半数以上を壊滅、撤退に追い込む形で終わりを見た。]
… ライジ、
[交戦終了後。格納庫に降り立ったアイスソードは、 小隊付の整備員の前にいた。 手には、編みかけのマフラーがある。]
(65) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[寡黙な男は、口を開かずに眼差しのみで格納庫を訪れた少女の姿を出迎えた。それは常のことではあったが、今は硬い表情が、別の理由を思わせた。]
ミツボシから伝言です。
[整備油の染込んだ手が、びくりとして震える。言葉のない様子に、静かな声音は先を続けた。]
───… 生きてね と。
(66) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[いつも黙々と仕事に励む彼の脇にいた彼女は、ここにはいない。──いなくなってしまった。]
… 気づいて、いましたか。
[唇の前に人差し指が立てられたことを覚えているから、具体的なことは何も言わないまま、ただ一言だけ尋ねる言葉が漏れた。]
(*16) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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……
[ただ、言ってしまってから。 少女は眉を寄せて苦い顔をした。]
(*17) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[息を呑む気配があったと思う。
汚れたツナギに覆われた膝が、鉄張りの格納庫の床へと崩れた。両手で顔を覆ったまま蹲るように整備士の男は前へと身体を倒した。]
(67) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[低く低く、嗚咽の音が続く。]
────、冷えます。
[当たり前のようにそこにあった姿が消えた格納庫は、人の体躯の十倍もある機体を揃えながら、がらんとして広くあった。手にされた編みかけのマフラーが、伏して泣く男の首にかけられた**。]
(68) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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**
(*18) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[回収作戦が終了したその夜。とんとん。と、アンタレスの部屋の扉を叩くものがある。]
──つきあってください。
[パシュ と気圧音の向こう側にいた少女は、酒瓶を手にしていた。別に酔えるわけでもない、容姿に似合わない高い度数の酒を手に、青い目は同乗者を見上げた。]
(*19) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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[ライジのところにはラッシードがついています。と、そうとだけ告げて、後は無言でグラスに注いだ酒に黙々と口をつけていた。]
恨みますか。
[続く沈黙の中。口を開いたのは、 少女姿の方が先だった。]
(*20) 2016/01/28(Thu) 12時頃
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私の回収など考えなければ、 あんな大群の中に彼女が放り込まれることは なかったかもしれません。
[変わらず。声はどこか淡々としたまま。 青い目は透明な酒の水面を見下ろしている。]
(*21) 2016/01/28(Thu) 12時半頃
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[からん。とグラスを揺らして、 酒を冷やす氷を鳴らす。]
───、アンタレスは、どうして軍に?
[静かな声が、夜の隙間にひとつ 単純な問いを投げた*。]
(*22) 2016/01/28(Thu) 12時半頃
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うるせえまた吹き飛ばされてぇのか!!!!!
[ポッドの回収に向かう最中。 人型にしてくださいと、オーレリアの言葉に男が吼えた*]
(-33) 2016/01/28(Thu) 12時半頃
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[交戦終了後、オーレリアとライジの姿に アンタレスは格納庫に降り立たずその足を止め 薄暗い通路の壁に背をもたせた。
オーレリアとミツボシの最後の通信内容を アンタレスは知らない。
ただ、
だだっ広い格納庫の中で いつまでも降り止まない雨のような嗚咽を聞いていた*]
(69) 2016/01/28(Thu) 13時頃
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[伝言にライジの目が見開かれ、
気づいてましたか。
重ねられた言葉に喉元から熱が込上げる。
そうだといいなと想っていた。
ただそれだけで、 満たされていたのだから]
[声にならない言葉が嗚咽に代わる。 しんと底まで冷えたようなハンガーの中、 首元だけが仄かに温かかった*]
(*23) 2016/01/28(Thu) 13時頃
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[夜、扉を叩く音がある。
リモートで空けた扉の先、酒瓶を手にした姿がある。 見上げくる青い目を見下ろしてから、 入れと促すのは室内へと向けた顔の仕草で。
ライジの所在に短く、ん。と答え 黙々と酒を飲むオーレリアを脇目に、 とくとくと自分のグラスも酒で満たした。
恨みますか、と声がして、 水面を見下ろす横顔に視線を向けた]
(*24) 2016/01/28(Thu) 13時半頃
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――いいや。
お前を吹っ飛ばされたのは俺だ。
[彼女に倣い自分のグラスの水面を見る]
(*25) 2016/01/28(Thu) 13時半頃
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どうしてか。
まあ、金だな。
[度数の高い酒にちびりと口をつけてから ぽつと問いに答える]
…ミツボシはよ 宇宙放射線病ってのは知ってたっけか。
治療費が高ぇんだわ。
(*26) 2016/01/28(Thu) 13時半頃
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俺たちはちいせえ頃から兄妹みたいなもんで。 寂れた故郷にはろくな働き口がないんでよ
三人揃って軍に入って、 がむしゃらにやって。 今に至るっつー感じだな。
[機械の体での延命さえも、軍でエスペラント博士と ひょんなことから出会わなければ出来なかったことだ]
お前は、どうなんだ。
[問いのあとに、視線だけを向ける*]
(*27) 2016/01/28(Thu) 13時半頃
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[ヒトと、人の姿をしたヒトではないものと、 酒と沈黙がそこにはあって、]
…
[いいや。と返答に少しだけ顔を上げた後、]
少しくらいは、 恨んだ方が気が楽ですよ。
[どちらが。とは言わず、 ちびりと酒を嘗める間をおいて、]
(*28) 2016/01/28(Thu) 15時頃
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片側に、 …──ひとりに。
すべての責任を持たしてしまうなら。 "同乗者"である意味がありません。
[そこらのAIと同じです。と、 人型の思考機関は言った。]
(*29) 2016/01/28(Thu) 15時頃
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[簡易に語られる三人の昔話。 それを聞く間だけ、 青い目は男の顔を見ていた。 そうでしたか。と、昔話を引き取る その一言を置いて]
私の理由はもっと個人的なものですよ
[水を向けられて、赤毛の男に声は答える。]
(*30) 2016/01/28(Thu) 15時頃
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戸籍と、…誰かに頼らずとも、 暮らしていけるだけのお金がほしくて。
それだけです。
[これが終わったら。と、エスペラント博士に約束をしただいて。と黒リボンの娘は、今はなにも嵌っていない左手の小指に視線を向けながら言った。]
(*31) 2016/01/28(Thu) 15時頃
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まあ、もっとも、頼らずとは言っても、 私が自力で動き続けるには、 どうしても常に「誰か」が必要なのですが。
[希望条件の合う相手を、資産運用しながらでも探していけるといいなと思っています。と、長い長い時間を経た娘は言った*。]
(*32) 2016/01/28(Thu) 15時頃
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[慎ましげなくらしの答えに、 そっか。と 男もやはり一言を置いて]
まあ、
金は大事よな。
[ふと口元が笑う]
(*33) 2016/01/28(Thu) 16時頃
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[ひととき思考を巡らせる間の後]
…なあ、
怒ってるか。
[とつと言葉にしたのは。 同乗者の無茶な願いを一蹴したこと*]
(*34) 2016/01/28(Thu) 16時頃
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[微かな笑みの気配が酒気の漂う部屋に落ちる。 まったくです。と、同感の響きが落ち]
…
[怒っているか。と、問いに 何をかを図る間をおいて]
(*35) 2016/01/28(Thu) 16時半頃
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[つきあう中で培った理解から 行き当たるのは。 ──帰りのポッドの中での頼みごと。]
…… ───そうですね。
[少し。と、少女は眉を目に近づけて、 おおげさに唇を尖らせてみせた。 ぷく。と頬が膨らむ。]
(*36) 2016/01/28(Thu) 16時半頃
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─────、
[ひとしきり、おこった顔をしてみせた後]
せめて、なんて物言いは。 心底、嫌になりますけど。
(*37) 2016/01/28(Thu) 16時半頃
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──私の友達に。大丈夫ですよ、
聞こえてますよって。 ちゃんと伝えますよって
[───言いたかったですから。と、怒った顔をといた剣の娘は、 他に。どうしようもなさそうな顔で笑った*。]
(*38) 2016/01/28(Thu) 16時半頃
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