249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり
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――回想 (>>3:78>>3:79>>3:80>>3:81 クロエ)――
そうなんだ…。厳しいね。
わたしさ、ドーン☆スターTVなんていったけど、昨日ぽっと思いついたばかりだし、まず最初に一回、どうやって見ようと思ってもらうかもまだ考え中だし。
ほんと、初心者もいいところなんだ。動画みてただけ。作る人じゃない。 スポーツと同じなのかどうかもさ、ほんとうはわからないんだけど、きっとね、厳しいことだって沢山あるはず。
大和くんは、そんな厳しさをずっと浴びてきたんだもんね。入り口を探し中のわたしより、ずっと、ずーっと先輩なんだ。
…ね。大和センパイ。
わたしなんかが羨ましいならさ、見ていて。わたしの、ユーチューバーやってみた☆大作戦。 上手にできたら褒めてほしい。もし失敗したら…、へへ。ポテチ奢って?なーんて。
(84) 2018/08/30(Thu) 00時半頃
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[まあ正直なところ、「ヘンな気持ち」どころの話じゃないんだけど、と肩を竦めてみせる姿にたははと力なく笑う。
吐息まじりに口から零れたのは、彼女と同じ 「入れ替わってますなあ。」>>45
池田も大して期待してなかったんだろうけど、やはり残念ながら、その原因も理由もとんと見当がつかない。
そのうち戻るっしょ、という実に池田らしい回答が 今は正解なのかもしれない。>>46 およそ自分の力ではどうにもならないことを くよくよと考えていてもきっと禿げるだけだ。
精々自分たちのほかにも様子がおかしい人間がいるということくらいだろうか。 もし池田も気付いてるなら、と口を開きかけたとき 彼女から投げかけられた言葉は]
将棋? …うん指せるよ
[とっても意外なもの。>>47]
(85) 2018/08/30(Thu) 00時半頃
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[ふわり。花が開くみたいに 目の前で開かれた掌の上、ちょこんと乗っているのは 古ぼけた将棋の駒。>>47
ああそうか。今朝はうちで。]
それね じいちゃんが将棋好きでさ
[まだ残ってたのかあ、とそっと指で摘まむ。 幼い記憶の中、忘れ去られた思い出の欠片。
これを持ってきて、池田は何を伝えたいんだろう? 指先につままれた駒を見つめながら 彼女の真意を図った。
――結局自分では答えを見つけ切らないうちに 池田本人の口から提案という名のお誘いを頂戴して。>>49 小首を傾げきょとりと目を丸くする。]
(86) 2018/08/30(Thu) 00時半頃
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…言っときますけど、俺は強いよ?
[にたり。 申し出を快諾したら、そう不敵な笑みを浮かべる。 アプリとかよくわかってないから、 設定やらは池田に任せっぱなしで 楽しみだねとくつくつと喉で笑った。
ここでなら漫画読めるし、とか サボりポイントだわー、とか 何マジでやんの?いや将棋とかダサいから、とか そう言う雑音抜きで対局できると思うと 久しぶりにワクワクする。
スマホのホームに増えた将棋アプリのアイコンを見つめ眸を細めて。折角幸せな気分に浸っていたのに]
(87) 2018/08/30(Thu) 01時頃
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まじでぇ
[地の底に突き落とされるような宣言>>50に 女子にあるまじき顔を向ける。
ご勘弁くだせぇ御代官様〜 この米だけは〜この米だけは〜 とまあそんなことを言った所で池田の意志は固かろう。
これは来年の春を迎える頃には 腹が割れてるかもしれない。
ちなみに追加注文の方には、 コクコクとただ無言で頷くほかなかった。
疚しいことをする気なんかサラサラ無かったけど、 罰ゲームじゃ済まさない池田嬢が とにかく怖すぎた。**]
(88) 2018/08/30(Thu) 01時頃
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ごめん。 今度は私が出すから。
[両手でオレンジジュースの缶を握りしめる。 天地因の身体。 糖分の多いジュースではなく、 スポーツドリンクにするべきだった?
そんなことを考えていれば、 一陣の風が舞う。 湿気を含む夏の風。 纏まらない髪に随分困らされた。 しかし、うなじを撫でるそれは案外心地よく。 長かった日の入りは、 いつの間にかすぐそばにあった。]
(89) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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[かくかくじかじか、に異論はない。 ののかの視点からも一致する。 その旨を口にして、 状況の把握が終わったのなら。
天地は過不足なく説明してくれた。 なら次に必要なのは、疑問を重ねることではなく 解決法の模索、のはず。 ………だというのに、私ときたら。
目の前で、首を傾げる君が 訊きたい事は?なんて誘うものだから。]
(90) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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天地の好みのタイプは?
[違う、そうじゃない!
零れ落ちた言葉を戻す方法があればいいのに。 叶わないから、内心で慌てふためきながら 他の言葉で、自身の失言を上書きしようと試みる。]
(91) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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あ、いや。違……蒲生がね。 天地の好きな人のタイプ知りたがっていて。
この状態が長く続くなら 誤魔化しきれないだろうから。
あらかじめ教えておいてもらえたら、 いい加減なこと言わなくて、すむかなって―――
(92) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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―――――ごめん。
[わかってる。 だからと言って、それを尋ねるくらいなら。 蒲生より、もっと優先すべきことあるでしょう? ならそこに混じる感情は、私欲だ。 私が知りたいだけの。 こんな異常事態だというのに。 恋心というもの厄介さには、呆れてしまう。]
(93) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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朝のことも、ごめん。 天地の顔で変なこと言わないよう 気を付けるから。
[今まさに変なことを口走った時点で 説得力はあまりないだろうけど。 火照る頬を冷ます余裕はなかった。 夕陽が隠してくれるのを祈るしかない。]
(94) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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そうだ!もし明日も出かけるのなら。 スマホで呼び出してもらえると、助かるな。 ………お化粧、しに行くから。
[最後にばつの悪い顔で、そんな我が儘を忍ばせたら。 いたたまれなさから、逃げるように帰路に着き、 目が覚めて身体が戻っていることを *願ったはず。* ]
(95) 2018/08/30(Thu) 01時半頃
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――翌朝――
[ 走っていた。 そうでもしていないと、涙がこぼれてしまいそうだった。 めそめそした魂も、ぐいぐいと力強くはこぶ足に乗っていると、覚悟が決まってくる。さあ、男子を開始するぞ。
「おはよう、母さん。」と挨拶して、朝ご飯をぺろりとたいらげるところから。 ふっくらしたお母さんは、ほっとしたような仕草をしていた。 あー。昨日の態度で心配かけちゃってたんだなあ。 ]
(96) 2018/08/30(Thu) 02時頃
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[ しかし、せっかく据わった腹も、早朝ジョギングの汗を流そうと脱衣所にはいったところで、正確にはボクサーブリーフ一枚になったところで、脆くも崩れ去ってしまうのだった。
落ち着いて黒江。あたりまえの朝シャンをあたりまえにやるだけなの。 なにひとつおかしくも、やましくもないのよ。
けどでもだって、ここから先は、引き返せない最終地点の更に向こう、PLUS ULTRAなのよ。
なにをいまさら躊躇うの黒江。とっくにもう戻れない。ずっと男子として生きていくのよ。
けどでもだって、そればかりはほら、やっぱりさすがにこわいし。
逃げちゃダメよ黒江。今だってけっこう汗のにおいがすごいのに、ずっとこのまま暮らすつもり?
けどでもだって…** ]
(97) 2018/08/30(Thu) 02時頃
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[と、そこへ なんとまあよく見慣れた幼馴染と、 男子高校生の代表みたいな高庭の二人組が 空き教室に飛び込んできて。>>19
聞けば二人も同じ状況に陥っているらしく。 ますますもって池田の 「穴場に集まったメンバー」がおかしくなってる説が有力になってくる。
だからといって、 その解決法は相変わらず見つからないまま。
まさか昨夜、曙星が一緒に見ようと勧めてきた動画の中にそのヒント>>26があったかもしれないなんて、結局勉強のおさらいがしたいからと誘いを断った自分にが気付けるはずもない。
そのまま何かを始めそうな曙星と高庭をそのままに そろそろと空き教室を抜け出した。**]
(98) 2018/08/30(Thu) 02時頃
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>>3:92 蒲生くん大活躍だなー。影の主人公。
(-20) 2018/08/30(Thu) 02時頃
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/* お は よ う ご ざ い ま す
(-21) 2018/08/30(Thu) 02時半頃
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[もしかしたらアイツも、あの子も、とアタリを付けてたメンバーはすでに教室にはほとんどいなかった。
その代わりそこには きょろきょろと誰かを探す金髪頭の姿が。
心の底で勝手に共感すらしていたその人物に 今はドロドロとした、なにかよくない感情が 生まれつつあって。
恋なんてしたことないから、この激しい情動がそうだというなら、池田は河野に恋でもしていたのだろうか?
眼鏡の奥、二つの瞳が此方を捉える。 途端、金縛りの様に動けなくなる身体。 差し出されたメモを受け取るだけで精一杯で。>>43
河野はなんて言ったのだろう。 自分の鼓動が大きすぎて、もはや思い出すことすら難しい。
ただ、別れ際、彼の顔に浮かんでいたのは とても柔らかい――見覚えのある微笑みだった。]
(99) 2018/08/30(Thu) 03時頃
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[いつまでそうしていただろうか。 気付けば教室が茜色に染まっていた。
かさり、ゆっくりと開いたメモは 衝撃的な内容に反して主の人柄をそのまま表すような優しい字で綴られていた。>>42
何度も何度も読み返して。 うやむやになっていた天体観測の約束も、ちゃんと生きてたことを知ったら。]
……!
[天井にメモをもつ両手を突き上げて、それからほうっと大きく息を吐いた。がちがちに固まっていた身体から一気に力が抜けていくのがわかる。
朝から目撃したあれもそれも、 全ては杞憂で終わりそうだ。なにせすべて
「源さんならしょうがない。」
その一言に尽きるのだもの。]
(100) 2018/08/30(Thu) 03時頃
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[貰ったメモは大事にポケットにしまい込んで、 いつもよりちょっとだけ素早く荷物を纏めたら 一番星を背に家路についた。
勿論、池田夏海宅へ。 途中まで自宅へ向かっていたのは内緒だ。
「そのうち戻るっしょ」という池田の言葉を信じて 今は気楽に構えていたいが ポケットの中のメモを読み返すと 一刻も早く元の身体に戻りたくなった。
不安と焦燥と宙ぶらりんな感情を持て余しながら 「日常」を願って床に就く。
教えられたての将棋アプリを起動しながら。**]
(101) 2018/08/30(Thu) 03時半頃
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/* ロールが進まないがここで二度寝すると次は夕方以降になるので何とかこう!書き終えたい!!
(-22) 2018/08/30(Thu) 03時半頃
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/* ぐあああああ明日の0時半エピ入りだから…だから 急げ急ぐんだヨシダァァァ
(-23) 2018/08/30(Thu) 04時頃
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/* ヨシダじゃねえイケダだよぉ!!
(-24) 2018/08/30(Thu) 04時頃
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/* 常世くんにお返事→帰る→翌日 まで取り敢えず書いてあとは何とかしようなんとか
(-25) 2018/08/30(Thu) 04時頃
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/* >>101一番星を背に家路についた。 綺麗で素敵。
(-26) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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/* 眠いんじゃ… と、とりあえず翌日軸まで移動したぞ…
(-27) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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[ 実のところ一見距離感ゼロの イケダの行動を好かない人なんて 数多くいるのだろうし、 それを一々気にかけているほど 池田夏海も暇ではない。
それと同じで。 毎日視界に少し入るきりの人について 今日ほど確りと考えた事があっただろうか? …いや、ない。
まだまだ知らないことばかりだ。 何が好き?何が嫌い?趣味は? 毎日どうやって一日を過ごしている?
あの味も素っ気もない部屋の中で、 きみはどうやって生きてきたんだろう。 そして、今は何を考えているんだろう。 ]
(102) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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( 私は、きみの心を知りたい。 )
[ 一見理路整然とした部屋の中に ぽつんと落ちていた駒の欠片。 それがきみにとって一体何なのか。
親し気な呼び方をしていたって 今まで一切知ろうとしてこなかったこと。
一握の反省と関心を持って、 池田夏海は自分の顔をした別人と対峙する。 ]
(103) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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[ まずテスト前に見た付箋の話から始め それから自分なりに組み立ててみた 入れ替わり事件についての仮説と考察をして、 意見を尋ねてみる。>>85
どちらにも心当たりはないと言われたなら もうなるようになるさという気持ちになって 池田夏海は考えることを放棄した。 考えても仕方がないことは仕方がない。
問題はこれからどうするか、 どうしたいか、…ということ。
行動で示すその答えが相手にとって どれほど意外であったとしても、だ。 ]
(104) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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[ 開けた掌の上から小さな木片が 摘み取られていく。
女性的な丸い爪の色が眦を掠った。 ]
ふうん、それで将棋を。 安心して。イケダも強いよ、将棋。
…いや、
[ 他愛のない話題に続いて その場に沈黙が満ち始めてようやく、 今は常世碧としてここにいるナツミは 重い口を開ける。
言葉を促すように小首を傾げる所作は 嘗ては自分もよくしていたもの。>>86 胸底のざわめく心地は知らない振りをして。 ]
(105) 2018/08/30(Thu) 06時頃
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