181 アイスソード伝記
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[その問いは、まだ、口に出来ていない。
…そうなんだろうとは、思う。 でも、……『持ち主』なんて、物を相手取るような言い方は、
いや だった*]
(*32) 2016/01/26(Tue) 01時半頃
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[オーレリアを学園につれていくというカイルに、 本当に大丈夫ですか。とたずねた結果。
少女の周囲には人垣ができていた。]
(70) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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[先生の鶴の一声で、「転校生」になった少女には、 これまでどうしてたの?という過去に関する質問から、 カイルの家で暮らしてるの?という現在に関する質問まで 様々に周りから素直な興味と好奇心が向けられていた。
趣味は? 好きな色は? どんな音楽をきくの? 特技は?
時期はずれの転校生に向ける興味さながらに 矢継ぎ早に飛ぶ質問に、 少女は時々首をかしげながら丁寧に答えていく。]
(71) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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[逆に、オーレリアが興味を示したのは、 "エア"だというミームという名の少女だった。
人形のようなミームの様子に、 ずっとお話できないのですか。と オーレリアはガーディに尋ねた。]
前は、話せるものの方が 多かったのです。
[人型でこうして並ぶ機会は多くありませんでしたから 直接話す機会は限られましたが。といいながら、 オーレリアは じ、っと青い目をミームに向けていた。]
(72) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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[とにもかくにも、教室にくることを許されたオーレリアは、 生徒らに混じって"授業"を受けることになった。
それはアモル学園の日常になり、 今日も、ガーディとカイルは、 意地をはるようにいい合いをしている。]
ミームさん。いっしょに、 ねずみさんにご飯をあげますか?
[その声が響く教室の後ろ、立っているミームに 声をかけてオーレリアは水槽を示す。
ロッカーの上で飼われているねずみがちちっと鳴いた*。]
(73) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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まわりにたくさんの人が集ってくる それは、とても不思議な生活でした。
(*33) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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エアが珍しいものとなったのは "大戦"のせいでしょう。
私と同じような剣が、槍が、弓が、 壊れていったことを私は知っています。
(*34) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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ただ。社会科の授業で聞いた モッリス条約のせいでしょうか それとも、エアが少なくなったからでしょうか
私が知るこれまでと、 扱いがほんの少し、違って感じられたのは。
(*35) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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これまで私たち、エアと、 ヒトを隔てていた 垣根が低いような気がしたのは。
(*36) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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私は、剣でした。 私は、道具でした。
温かく家族のように扱われたとしても、 賑々しい会話の輪の一角に加わったとしても。
(*37) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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どれだけ、大切にされたとしても どれだけ、情を向けられたとしても
これまで私は、人々の認識の中で、 よく知られた"常識"の中で、
(*38) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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── けして、"人"ではありえませんでした。*
(*39) 2016/01/26(Tue) 02時頃
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(74) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[授業の終了を知らせる鐘が鳴る。アモルの中等部三年にひみつの転校生が来てから暫くがたった。]
今日の部活は、おやすみだそうです
[昨日、手入れをしたばかりでしたので。と少しばかり残念そうに、少女は少年に報告をした。その報告に、「あら、じゃあ今日はいっしょに帰る?」と学級委員長のピッパから声がかかった。]
(75) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[ひみつの転校生は、現在園芸部所属だ。
毎日毎日、水やりに雑草抜きに 地味な花の手入れをよくやっている。
飽きないのか、と、きかれたもしたが、
たしかにゆっくりですが、 生きているものは、 毎日変わるので飽きません。
というのが、少女の見解だった。]
(76) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[どうやら天候初日に「趣味」を問われて考えた結果がそこだったらしい。]
いきものは好きです。
[「好きなもの」にそう答えた少女は、どんな動物が好き?と具体例をきかれて、もふもふなのがよいです。と真顔で答えていた。]
(77) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[なら飼育部とか。と、そんな話も出たが、 少女はそれには首を横にふった。
──私が生き物を「飼う」というのは、 おこがましい気がするのです。と、
静かに少女は自分の手のひらを見て言った。]
──私よりも、 ずっとずっともろいですけど。 いつも一生懸命です。
[かえりしな、花壇前にしゃがんで声をかける。いくぞーと促しに、はい。と立ち上がれば、手にした学校の鞄がゆれた。]
(78) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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(79) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[じゃあなーとカイルが手をあげる横で、オーレリアがぺこりと隣家に帰る少女にお辞儀をした。 最初に転校してきたときになにくれとなく世間知らずそうなオーレリアの世話を焼いてくれた委員長は、カイルの幼馴染らしかった。今日も彼女が面白いという本を、物をほとんど持たないオーレリアに、休みの間に読んでみてよ、と貸してくれた。]
カイル、恋とはなんですか?
[その翌日、日曜に少年へ出された質問がこれだ。]
(80) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[さま、をぞわぞわする、という理由で、さん、を落ち着かない。と言われた結果、オーレリアはカイルを呼び捨てで呼んでいる。]
……お話の内容が、難しくて
[真顔で急な質問をした少女は、 委員長に借りた本を示した。]
(81) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[それはいくつかの恋愛話がオムニバスでまとめられた本で、そのうちのひとつに踊り娘の操り人形に、人間が恋をしてしまう話があるのだという。]
糸を切ったら、動かない ただの人形です。
でも、彼は添い遂げるのだと。
[その理由として、"彼は彼女の笑顔に恋をしたからだ。"と書いてありました。と、少女は言った。]
(82) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[──よかったのでしょうか。と、声が落ちたのは該当のページをカイルに開いて見せているときだった。]
………、人形の彼女に、 もし心があったなら
(83) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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[本に視線を落としたまま、ぽつり口にする言葉は、質問のとき、 常にそうであるように、カイルの名前を前におかなかった。]
──どう、思ったでしょうか
[感想か、独り言か。それを示すように、 語尾はあがらないままだった**。]
(84) 2016/01/26(Tue) 09時半頃
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うれしかったでしょうか。しあわせだったでしょうか。
(*40) 2016/01/26(Tue) 10時半頃
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────それとも。
(*41) 2016/01/26(Tue) 10時半頃
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/* ピコンッ \幼馴染がログインしました/
ほんとうこの、王道ラノベっぷりよ… wwwwwwwwwwwwwwww
(-8) 2016/01/26(Tue) 10時半頃
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……彼のことが、心配だったり、したでしょうか**
(*42) 2016/01/26(Tue) 10時半頃
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/* Σひどいところに挟まった、すまない…すまない…
(-9) 2016/01/26(Tue) 10時半頃
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[白金と黒――モノクロの版画みたいな二色を纏った少女が、 花壇の色とりどりの花の中にいると、遠目にもよく映えた。
少女に世話されている花たちが、嬉しそうに花弁を揺らして咲いている。
ひとつひとつはちっこいのに しっかりと地に根を張って、 ぐんと大きく成長して。
満面の笑みみたいな花を向けてくれる園芸って、 地味だけど……意外と悪いもんじゃないんだなと、
オーレリアちゃんが園芸部に所属するようになって、初めて思った。 我ながら現金だとは自覚している。]
(85) 2016/01/26(Tue) 11時半頃
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[「もっと前から気付いてくれたら良かったのに」とは、 園芸部部長メアリーの弁。
「あーあ。嬉しいけど、ちょっと複雑」と、謎かけみたいなことまで言っていた。 オンナノコは時々よく分からない。]
(86) 2016/01/26(Tue) 11時半頃
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