162 冷たい校舎村3-1
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─記憶の断片─
[スカートを折った。太ももを掠めるのがくすぐったかった。 ごついクラブバッグじゃなくて、リュックを買った。 全然、荷物入らなくて、びっくりした。
髪の毛を伸ばすのは、やめた。
バカほど明るくて、前向きで、元気が有り余ってる。 そういうのは、嘘じゃないから、とても楽で、
クラブメイトくらいしかつるむ相手がいなかった中学時代とは大違いで、 あたしは、教室にいることもできる。クラスに組み込まれてる。 野球部の変な七尾さんじゃなくて、教室でも、居場所がある。 名前で呼んでくれる女の子がいる。]
(74) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[そうやって過ごす"学校"には、中学時代とは違う楽しさがあって、
あの日も、そう。この夏の少し前。 いつものように、席の近い人と、お菓子を突っついていて、]
『プール行きたい』『海行きてー』 『受験とかもーやだ』『塾ダリィ』『遊びたいよねえ』 『でも、それにしたって』『そーそー、痩せなきゃ』
[複数人で、わいわいつくり上げる会話。 あたしも、同じように、笑っていて。 途中から、女の子が、会話の真ん中に陣取って。 あたしも、何の気なしに、同じように、言う。]
夏までに、ダイエットしよっかなあ。
[別に、それで、みんなが静まり返ったわけでも、なんでもない。 だよねえ、って言ってくれた子もいて、マジヤバイ、って、 たぶん、気にしてない子もいて、ただ、耳についたのは、]
(75) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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『おまえ、ダイエットってキャラじゃないじゃん』
[会話の隅に追いやられて、少し暇そうにしていたクラスメートの、 その、たった一言。それが、突然、突き刺さった。]
『ああ、でも七尾、ホントよく食べるよなあ』 『わたし、あんたの食べっぷり、好きだよお』 『確かに、ダイエットとか言ってる朱美ちゃんって、』
[朱美ちゃんじゃないみたい、って、誰かは言った。 わかる、って誰かは言った。だよねえ、って、誰かが言った。]
……うん、あたし、食べるの我慢とか、ムリだあ。
[また、あたしは、そう言って笑って、 みんな、だよねえって納得したみたいに、やっぱり笑った。 そのほうがアンタらしいよ、って、笑った。]
(76) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[たった、それだけ。 それだけのことで、ごめん、あたし、今、息ができない。 きもちがわるい。飲み込んだ先から、何かがせり上げる。 めんどうくさい人間でごめん。 あたしらしくなくて、ごめん。 ごめん、あたし、調子乗ってたね、って。
違う、あなたたちのせいじゃなくて、 あたし、自分でそう思う。]
(77) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[高校生になって、教室に居場所ができて、 ひとつ、新しく知ったのは、
あの日、夕焼けの下で、あたしを笑ったあの子たちには、 確かに、その権利があったのだ。あれは、女の子の特権。
だって、今こうして、あたしの隣に立つ、女の子たちは、 とても華奢な身体で、キラキラ笑って、 柔らかくって、いいにおいがして、
こうも、こうまで、あたしとは違う。 別の生き物、みたいだ。]
(78) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[たとえば、淡い色合いの下着を買うことや、 それを身につけて、女の子たちに混じって着替えること、 ムダ毛の処理について囁いたり、 生理痛が辛い、なんて誰かに相談すること。 それどころか、好きな洋服のブランドをあげたり、 ほんの少し、化粧品売場を覗くことの、
そのひとつひとつのハードルがどれだけ高いのか、 きっと彼女たちは知らない。]
(79) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[帆北はきっと、覚えていない。 それは、朱美にとって、確かに救いでもあった。 あの頃の自分を知っている人の前で、今の自分を晒すこと。 例え、その相手が、からかいの言葉を投げるタイプじゃなくたって、 きっと相手が覚える違和感や、「変わったね」という言葉を想像するだけで、 惨めさや恥ずかしさに溶けて死んでしまう。]
(80) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[おんなのこ、といういきものになりたかった。
だけど、今のあたしは、 絶望的に得体のしれない、気持ちの悪い、、 前の無邪気な子どもにも、甘やかな女の子にもなれない、 どうしようもない、なり損ないの、半端者だ。]
(81) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[女の子が、お砂糖とスパイスと、 他のすてきなもの何もかもでできているなら、 あたしは、あたしみたいな出来損ないは、 一体何を継ぎ接ぎしてしまったんだろう。 なんて、気味の悪いいきものなんだろう。
現実と理想は、 今のあたしと、なりたいあたしは、 好きなものと、憧れるものは、 こうも、かけ離れているのに。 その溝を、広げていくのに。]
(82) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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[……ああ、こころとからだ、ぜんぶ、 バラバラにひきちぎれて、死んでしまいそう、だ。]
(83) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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─現在/1F女子トイレ─
[のろのろと身体を起こす。 掃除する場所、増えちゃったなあ。 泣きたくない。泣きたくなんか、ない。
思い出したように、口の中をゆすいで、 べたべたした感触を殺して、それから、 廊下に置きっぱなしだったモップをひきずってきて、 透明な水たまりを、吸い取っていく。*]
(84) 2015/06/24(Wed) 03時半頃
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─現在/1F廊下─
[廊下に出てみたけれど、やっぱり、 あたしを呼ぶ人なんて、そこにはいなかった。
水の溜まったバケツを引き連れて、 少しずつ赤錆色を、拭きとっていく。 乾いてこびりついた足跡を、消し去って、 廊下に広がる赤錆色を、消し去って。
黙々と、その作業に徹している内に、 三度目の、チャイムが鳴った。 顔を上げる。何も、聞こえない。 なのに、また、背中を悪寒が撫でていった。*]
(85) 2015/06/24(Wed) 04時頃
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/* あらためて!
今回は、とにかく、女の子をやろう、生々しい感情描写がやりたい、スクールカーストとか、そういうのがやりたい という気持ちを第一に、動かしてて! だから本当に、回想とか長いし独白多いし、見辛いとは思うんですけど、思春期の気持ちの揺れってこんなもんかなあ、ってイメージ先行で
あとは、もともと、このRPネタ、もっと恋愛関係にするつもりで、 最初はただのサバサバ系のコンプレックス拗らせだったんですよねー!相当前に練ってた段階では。 ところが、「冷たい校舎村で恋愛系見ないよねー」という発言を目にし、 あとは、予定してたのが、「仲の良い女の子がいる男の子に片思い縁故を申し込んで、ひたすら女の子に嫉妬する」って恐ろしく絡みづらいやつだったので、自分が愛着もてる気がしなくてやめました! この村だとターゲットは寺田とひなだったろうな!やめてよかった!
七尾さんの恋愛感情については、もうちょっと様子見て入れるか入れないか考えたいです!
(-26) 2015/06/24(Wed) 04時頃
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/* あと今回のお母さんは良いお母さんだよと主張したいです
あとあと寺田の優しさ(女の子扱い)とか、恵冬の視線についてもちゃんと拾いたい
(-27) 2015/06/24(Wed) 04時頃
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/* あ、ちなみになんで今連投したかっていうと、最終日を狼に割くことを考えたら、今沈んでこれからは浮上していって最終日はしっかり狼に向き合えるようにしたいからです!
(-28) 2015/06/24(Wed) 04時頃
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/* 昨晩散々ファザコン披露して落ちたら、 他の父親がなかなか許されないことしてて、はからずもバランスとった感じ。
七尾ちゃん応援し隊に入隊したい
(-29) 2015/06/24(Wed) 06時頃
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/* 早起きっていうか一睡もしてないじゃんばかああああああ
(-30) 2015/06/24(Wed) 07時頃
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/* けいいちくんひなこちゃんあけみちゃんの精神状態がマジで心配過ぎて右往左往する中の人だし、あとまじで秋野は残留しろ!!!と思いました!お前のは…!基本的には自業自得だ……! でもここで秋野死んだらみんなの心にトラウマ追加されるんだろうなって わあ
(-31) 2015/06/24(Wed) 07時頃
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/* あと落ちロル読み返してきたんだけど、徹くんの、ひとつひとつが積み重なって大丈夫じゃなくなるのほんと好きだし、めいやちゃんの、ハルくんきちんと受け止めて生きてゆこうとする感じもほんとすごく、つよくて素敵だったし。やばい すき
(-32) 2015/06/24(Wed) 07時頃
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/* ひなこの『大丈夫』が無くてもいつかはこうなってたし、 むしろひなこちゃんがいてくれたお陰で甘えられる場所があったので、 うん。寺田はもっと回りを見よう
(-33) 2015/06/24(Wed) 08時頃
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──朝:教室──
[チャイムの音で目が覚めた。>>#0 のろのろと上半身を起こす。光が、眩しい。 一瞬、自分がどこにいるのか分からなくてきょとんとする。数秒も経たないうちに、記憶が蘇ってきて「あー」と間の抜けた声を上げた。 辺りを見回せば、那由多と桂一の姿がそこにあっただろうか。 女子は保健室に行ったから姿はないにしても、徹と健五郎の姿がないのは引っかかった。 思考を巡らせる。たぶん、昨日一番遅くまで起きていたのは桂一だったように思う。>>44 寝袋から這い出して、桂一の元まで近寄る。もう既に、彼も那由多も起きていただろうか。]
おはよー。 あのね、徹と健五郎が、いない。 昨日、2人とも教室、帰ってきてた?
[姿を見ていないか、尋ねてみる。 ……ちなみに、寝落ちる寸前に半ば寝言まがいの言葉を彼に投げたことは、綺麗さっぱり忘れていた。>>19**]
(86) 2015/06/24(Wed) 08時半頃
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/* 発言欄からスクロールして、下のメモへのリンク開こうとするたびに目に入るこれです↓
1日目の夜、ソフィアを殺害した。 2日目の夜、メルヤを殺害した。
(-34) 2015/06/24(Wed) 08時半頃
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―廊下→三階へ―
[だいじょうぶ、なかないで。逆に慰められてしまって、>>38情けなくて、涙ぐんでいた目を少し乱暴にぐいと拭った。 それ以上は話したくないというように足を進める駒鳥に少しさみしく思うも、握られた手は嬉しくて、曖昧に笑う。 嬉しいけど、悲しい。ほっとするけど、不安。 相反する感情が、…の笑みを曖昧にさせた。だからとりあえず友人がさみしくないように、…は握る手の力を、少し、強くした。] [>>60しかし三階の、とある部屋についた時、…は、彼女を守ろうとする前に、恐怖に呑まれてしまう。きっと自分より、駒鳥の方がショックが大きかったし、自分が言ってあげるべきなのだ。だいじょうぶだよって。 それでもその光景は、どう見たって、ショック以外の何物でもなくて。]
て、てらだ、くん……?
[震える声で名前を呼んで、…は再び悲鳴をあげた。]
(87) 2015/06/24(Wed) 08時半頃
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―回想・兄と母の記憶―
[母子家庭で、母は毎日働きに出ていた。幸い父の残した遺産がそれなりの額あって、体を壊すまで働かなければならない事はなかったけれど、それでも働かないと、お金はなくなる一方だから。 母のことを、嫌いだと思った事はない。むしろ、大好きだった。ただ、自分にとって家族の順位は兄が一番で、母は二番だった。だって兄は、なによりも一番。 兄と初めてキスをしたあの日から、母がいない時は二人で恋人ごっこを楽しむ。 兄と妹ではない、指を絡めるつなぎ方で手を合わせて、兄のにおいに包まれて、甘ったるい声で名前を呼んで。 あぁ。なんて幸せな。
人は幸せな時程、人に対して薄情になる。そして自分が不幸になって初めて、自分がどんなに薄情だったかを自覚する。 …は幸せの絶頂だった。おままごとでも、憐みでもいい。兄と一緒でいられるなら。 だから、…はきっと薄情になっていたのだろう。そしてきっと、兄と母は、それに巻き込まれた不幸な被害者。 幸せに包まれていた…は、母の目が日に日に虚ろになっていく事に、気付かなかった。]
(88) 2015/06/24(Wed) 08時半頃
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/* いまさらだけどたいふわすれた…… ごめんなさい朝はどうしても慌ただしくなるからだめだね…… あと神楽くんの過去すげー萌えるんだけど、なに?ケイイチチップはホモに好かれやすいの? まあわかる。襲いたい顔してるよね!!
(-35) 2015/06/24(Wed) 09時頃
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/* 七尾の生々しさがほんっと惚れ惚れする……
(-36) 2015/06/24(Wed) 09時半頃
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/* あかんなー、今回は男くさくいこうと思ってたのに、 いろいろ動いてみたらいつもと変わらないっていうな。
どうすればいいんだろーなー
(-37) 2015/06/24(Wed) 09時半頃
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[そうして、少しの間、呆然としていたら、 ────ガン! って、何かを、殴るような音が、何度も。 何度も、響いて、>>6それから、
また、細くて高い、女の子の悲鳴>>87が、聞こえた。]
(89) 2015/06/24(Wed) 10時半頃
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[ 悲鳴が、聞こえた>>87。 聞こえても、まだ、口を開けないで、 ただ、マネキンを見て、ずうっと立ち尽くしたまま。
何が、あったんだろう。
積み上げられた紙の山が、 異常なことは直ぐに分かったけれど。
染められたワイシャツを見て、砕かれた頭を見て、 痛そうだ、って思ったけれど。
じゃあ、だから、何があの人にあったというの。 知らない、なにも。気付かないふり、ばかりで。 自分のことばっかりだったわたしは、何も知らない。
…ああ、やっぱり、これって罰だよ。 ]
(90) 2015/06/24(Wed) 10時半頃
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[ 罪悪感。だから、名前を呼ぼうって、思った。 せめて、呼んであげなきゃって、思った、のに。 ]
………、
[ 小さな、か細い息しか、出てこなくて。 どうしよう、幼馴染の名前すら呼べなくなった。 やだな、おとうさんみたいに、抜け落ちるのかな。 …それは、いやだなあ。
ねえ、こういう時、どうしたら良かったん、だっけ。 何を言えば、良いんだっけ。 ]
(91) 2015/06/24(Wed) 10時半頃
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