212 冷たい校舎村(突)
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ええー、ウェイトレスさん達ならともかくわたしまでサービスしてもらうのは悪いって……。 でもありがとう。あとで遊びに行くよ。
[パンケーキが美味しいと評判! そいつはすごいや! >>1:212 とは思ったけれどサービスの話はやんわりと断る姿勢をこの時点で見せて]
りーくんも来てくれてありがとう。 そのギャルソン服とっても似合ってるよ、………ふふっ
[ギャルソン服でつばさちゃんからの右ストレートを喰らう写真を思い出して、 思わず忍び笑いを漏らしてしまった。……いけないいけない]
(95) 2017/03/12(Sun) 02時半頃
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[りーくんだけでなくはるちゃんも、>>1:300 そのままお店から抜け出してきたような制服姿でやってきた。 手にはたこ焼きと焼きそば。ミスマッチすぎる。 何よりせっかくつばさちゃん主導で衣装係がつくった服が汚れないといいけど]
チョコバナナ二本ですねー! ちょっと待ってて。
[タダ券一枚と一本分のお金と引き換えにチョコバナナ二本を渡した後。>>1:301 たこ焼きと焼きそばを渡され、チョコバナナのうちの一本が戻ってきて――じゃなくて、プレゼントされて。 思わず感激のまなざしを送る、わたし]
(96) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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[その癖「ありがとう」「おそろいだね」なんて、 ありきたりな感想しかでてこなかった。 おそろいが琴線に触れてたからこうなったのだけど。
時間があったら一緒に回ろう、という言葉は無事叶えられ、 隣のクラスのお化け屋敷とかにはるちゃんを連れ回した。 チョコバナナとたこ焼きと焼きそばをぺろりと平らげてしまった後だったから、 かえって張り切って動き回っていた――というのは一応内緒である**]
(97) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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/* まるで関西人みたいな言い回しになってしまtt >>82 (ナカノヒトは関西在住ではない)
(-17) 2017/03/12(Sun) 03時頃
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[見詰めれば、返される視線>>79は、 いつも通りだったでしょうか。
彼女とお昼を食べる事も、 お弁当のおかずを交換する事も、あったでしょうから。 非日常の中に、奇妙な日常を見出した気もして ゆったりとしたこの時間は、落ち着いたものでした。
奇妙過ぎる状況にだって、段々慣れてくるものです。 いいえ、これは慣れというより、逃避なのかも。 不安が和らいでくれるのなら、どっちだって良いのですが]
……解ったと、して 私達に出来る事って、あるのかな……。
[悩みを共有もせず、最後に遺すのが遺書だけなんて。 私だって、打ち明け難い気持ちは解りますけれど>>80 助けを求めて欲しかった なんて、エゴでしょうか]
(98) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[遣る瀬無い気持ちの中、微かに湧いた疑問を散らす為に 尋ねようと開いた口は、驚きに形を変えます。
いいえ、聞かない方が良かったのかもしれません。 "ホスト"は、莉緒じゃないよね? なんて だって、もし彼女が何かに悩んでいるのであれば 一番に、私に相談してくれたって、良いじゃないですか。
まるで、友達を疑う様な言葉。 それが飲み込めたのは、私にとっては幸運でした。
けれど、その後に聞こえてきた音は、 耳障りを通り越して、もう、不気味な程>>81]
(99) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[目の前に莉緒が居なかったら、私はどうしたでしょう。 私だって、きっと冷静ではいられなかった>>87。 私は、彼女が居るから、頑張れるのです。
怯える彼女の肩を抱いて、大丈夫 って、囁くみたいに。 私に出来るのは、根拠の無い、励ましを送るだけ。 だとしても、身を寄せ合えば、 彼女を多少は落ち着かせる事も出来たみたいで。
私はそれに、心底ホッとするのです。 仮に彼女が、逃げ出しでもしていたら 私は、崩れてしまっていたかもしれないんですから]
皆と居れば、大丈夫だよ。 何にも、こわい事なんて無いから。
[強く、断言してあげる。 確証が無くたって、誰かがそうやって言ってみせれば それはまるで、真実の様に映るのでしょうから]
(100) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[彼女に手伝ってもらって、 私は自分の鞄に充分な食料を詰め込みました。 パンにお弁当に、飲み物を、詰められるだけ。 その分重くなりましたが、持てなくはありません。
私達は、まるで啜り泣きに急かされるみたいに、 慌ただしく食堂を後にしたでしょう*]
(101) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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─ 三階渡り廊下へ ─
[彼女の手を引いて、小走りで先導しながら 少しばかり息が切れてしまう辺り、運動不足ですね。
心ばかり急く様で、 キラキラ、チカチカ。綺麗だと思っていた光も、 今となっては、うざったくも思えます。 ええ、ただの八つ当たりですけれど。
慌ただしく階段を駆け上がり、 やがて見えてきたのは、渡り廊下の人集り。 私は歩幅を緩め、気が抜けた風にそれに近付きます]
皆、此処に居たんだ。良かった。 でも、何でこんな所に────……
[近付き香るのは、鉄錆の臭い。 誰か、怪我をしたのかしら。浮かぶ心配は、未だ小さく。 皆の視線の先を見れば、帽子の下、目を見開いて]
(102) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[あかい、赤い、血溜まり。 チリリと、額が痛みました。 "女"を棄てる為、剃刀で幾つも付けた傷跡。 そこから垂れる、血を、思い出して 私は、小さく首を振るのです。
血溜まりの中に見えるのは……マネキン?>>91 でも、その格好には、見覚えがありました。
明るい色の髪に、紫のリボン。 それを身に着けるクラスメイトを、私は──── ]
(103) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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[私は、考えるのを止めました。 マネキンは、マネキンです。 いくら血を流している様に見えようと、 これは、"クラスメイト"では、ありません]
(104) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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血塗れのマネキン……なんて、 ちょっと、冗談キツ過ぎる よ
[この場に居る、誰に宛てるでもなく呟いて ブレザーを脱ぎながら、マネキンに近付きます。
この場に居ない、"水野つばさ"を思い出させる、 その紫色のリボンを隠してしまおうと
ブレザーをそっと、マネキンの顔に*被せるのです*]
(105) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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/* 帰り支度してたんだから、ここはコートの方がよかったな……まあよい
(-18) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 05時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/12(Sun) 05時頃
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/* 可愛いの話をしよう ここだ>>17>>87
(-19) 2017/03/12(Sun) 05時頃
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― 3年3組 ―
[チャイムの音。 幼馴染につられるように時計に視線が行く。 8時50分。 朝も同じ時間に鳴っていたはず。 もうそんなに時間がたったのだろうか。
耳障りな笑い声が止んで。 次に聞こえてきたのは外の瞬く電飾と不釣り合いな啜り泣きの声。
幼馴染が固まっているようだった>>23ので 手を伸ばしてその肩をその肩を強くつかもうと。 掴めていたら、力を入れすぎただろうか]
(106) 2017/03/12(Sun) 09時頃
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[そして、響く何かが落ちたような。 心臓がぎゅっとするような、いやな、音>>#2]
なんだ…?
[いぶかしげに、廊下を見やる。 ちかちか。電飾が眩しい。
飛び出した那由多>>48と 追い掛けようとする昴と、 動けないでいる自分]
あ、あぁ。
[声をかけられて>>78ようやく足が外へ向く]
ドジだな。
[痛そうにしているのを笑ったのは 嫌な予感を遠くにやるため*]
(107) 2017/03/12(Sun) 09時頃
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/* はっ。。。クラスは二階でしたねそういえば。三階だと思ってたから渡り廊下に直で行っちゃったけど二階なら何か理由付けしとくんでしたね。。。
(-20) 2017/03/12(Sun) 12時頃
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/* 多分話し声が聞こえたからとかそんな感じでしょう
(-21) 2017/03/12(Sun) 12時頃
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[しばらく、立ち尽くしていたと思う。 頭の中を整理するには、そのキャパシティを超えていて。 オーバーヒートを起こしていた脳が落ち着いてきたと感じたのは、 放送される泣き声の中、同級生たちの集まる様子を見て、ようやく。]
……つばさ氏、って、 違う……。なに、それ。
[少し遠目から見ていた、その血を流すマネキンの出現した一部始終>>55>>56を、 聞いたところで、理解ができない。
つばさ氏。なんでか彼女のことは“氏”をつけて呼んでいた。あだ名みたいなもの。 “つばさちゃん”と並ぶ“ささらちゃん”は、どちらもひらがなしかない名前。 なんだか締まらないよねって、別の呼び方を始めたのはいつのことだったか。
彼女にもらった釣り餌、マロンクリーム餅ショコラの味を、思い起こした。]
(108) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[>>105制服を着たマネキンの顔は、すぐに蝶美ちゃんのブレザーに覆われてしまうだろうか。
その後、わたしもつかつかとそれに歩み寄って、 マネキンの制服に、肌に、触れる。 ブレザーをめくって、ブラウスをぐいっと引っ張って、中を覗き見る。 下着までしっかり身に着けた、人形にしては精巧な何か。
端から見たらやりすぎだと咎められるかな。 でも、人形が服を着ているなんて、着せられているなんて、おかしいでしょう。 幼い頃に着せ替えして遊んだ、小さな玩具の人形とか、 デパートのファッション売り場で広報のために着飾らせた、マネキンのモデルとか、 ……そういう意味があるのでないのなら。
人間の体温は感じない。これは見た目に違うことなく確かに人形だ。 それなのに、傷口から流れ出て、べっとりと周囲を汚すこの血は、本物にしか見えない。
手に付いた赤黒い液体を、舐める。 鉄錆のような味がした。]
(109) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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……つばさ氏が、どこかにいないか探してみる。 いないかもしれないけど。
[手の中で血をにちゃりと握って、 そこに揃うそれぞれの生徒の顔を一回り、眺めて、 わたしはまた一人で先走る。
考えてもわからないなら、思い立ったことをするしかない。 つばさ氏がトイレにでも駆け込んでいて、そのうち何もなかったかのようにひょっこり現れる可能性も、 ……まあ、ゼロだと思うけど、否定しきれないものだし。
どこへ向かおうか。 なんとなく、階下へ。1階へ。 誰かがついてきても、そうでなくても、歩みは止めようとせず。*]
(110) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ 入間と元賀の言葉を聞いていて、 その間、また 人が増えていた。 大和が"水野のようなマネキン"に ブレザーを被せたのなら>>105、 渡り廊下の壁に凭れ、座らせるように、 そのマネキンを寄せよう。 胸元の包丁は相変わらず マネキンに突き刺さったままだけれど。 …冷たい廊下に寝転がったまま じゃあ きっと 可哀想、だから。
制服が赤く染まっていく。 ]
(111) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* 寝落ちるかもってメモに言い残していると、 安心しちゃって結局寝落ちちゃうというオチ
今日、残りの悩み出しがんばらないとな……。 明日は運が悪いと遅くなっちゃうかもしれないし。
(-22) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ いつかも触れた、死の臭いだ。 ]
(112) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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[ ―― 死んでないと、言うけれど。 目の前の光景には、 確かに 死 が、あって。
まるでこの非日常から退場したかのよう。 だから…、どこにいった?と 言うなら、 行き先は、何処 だ? たどり着きそうな、答えを探すけれど、 何処にしても。 ―― 本当に探したところで "水野"はいるの?って そう 言えるはずも、無かったから、 ]
(113) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* 多角がアレだから投下する文章をちまちま準備しつつ、 若干人がはけてから突撃する所存 今教室出たらりーちいそうだしな
(-23) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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入間、は ……探す前に、 着替えた方が良いんじゃ無い
[ 血、すごいぜ。 なんて 自分のことは棚に上げて。 彼女がどうするかは、さておき。 ]
(114) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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―― 俺、 いったん教室戻るわ。 気分悪い奴いたら、 離れて休んだ方が、…いい、よな? [ 最後は、"これでいい?"って、 大和に窺うように。
…そういえば、今は何時だったか。 チャイムだけが頼りで、 時間の感覚も曖昧になっていた。 やるべきだろうことは、 きっと多くあるけれど。 まずは、あまり気の進まない状況報告。 した方が、良いんじゃあ ないのかって。 自分の歩みはまた、教室へと* ]
(115) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* >>73>>74>>75 積極的に刺しに来てくれる悠ちゃん好き
もしかしてナギさんかな…… (朝比奈を思い出す全方向強縁故攻撃)
(-24) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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/* マネキン発見周りいろいろ読み込み雑だったことに気付く 悠ちゃんも探しに行く提案してたわ……
(-25) 2017/03/12(Sun) 14時頃
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