199 獣[せんせい]と少女 2
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/* ひぃっ せんせいいた!
じゃあいっしょにねよ! ねよねよ! ぎゅっとして ぎゅーーーっとして寝よ!
(-805) prin 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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/* いたよ…うまくことばがでなかったという潜伏…(ぐすぐす
一緒に寝る…!おやすみ…(ぎゅーっ
(-806) dix73 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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——約束の日——
[少女はまるで乾いたスポンジが水を吸いこむように、 書物にない教えを次々と吸収していく。
そう、氷の森についたばかりのあの時も。 少し前まで、小鹿のように頼りない足取りだったのが嘘のように、 地に向かう流れを制御する浮き方を会得して。
銀世界に回り回る少女は妖精のようで。 氷に覆われた切り株に腰かけてずっと眺めていたんだった。]
(563) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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[そんなふうに、巡る景色に赤い瞳が輝くのを、 隣で見ていることがいつのまにか普通になっていた。
学び舎の頃は数いる少女の一人で、 これからも通り過ぎてしまう一人であるはずなのに。 もういないことなど考えられないほど、特別に。
毛布に包まって、隣にある暖かさに目を細める。]
(564) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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[初めて言った時は途中まで全然気づかれず、 見せてくれた笑顔は輝くような眩しさだったけれど、 挨拶はまるで夢の中のような扱いだった。
夢と現実の狭間なら照れることも少しは言いやすいから。 つい2度3度と続けて、バレてしまってからもいつものことに。]
私もですよ?
[少女が夢うつつに紡ぐ言葉は甘くて蕩けてしまう。 とろんとした瞳に笑みかけていると、 夢が解けて真っ赤になるのがなんともいじらしい。]
(-807) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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実は、わかっていました。
[目を擦っている少女の髪を梳きながら、 夢から帰ってくるのをのんびり待って。
少女からあの日の光景を見ていたことを耳にすると、 懐かしさに少しだけ目が潤んだ。
屋根の上、カリュクスを横抱きにして飛んで行ったのは、 ——昨日のことのように鮮明に覚えている。]
ああ、あの日にいたのですね。
飛ぶのもいいけれど、どこかに座って見上げたいな。 皆も今頃そうしているでしょうから。
[そうして、キャンプから少し離れた山の岩棚を指すと。 あれはどうだろうかと聞いてみて。 少女の望みと合うならば、背の上に乗せて飛ぶだろう。]
(565) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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ええ、向こうにも届くように。
[少女の星の歌は光を散りばめた天蓋のように透けている。 重ねて深く落ち着いた声を合わせ、山々を越えて響き渡らせた。
同じ空の下、どこか遠くでも同じ歌は歌われていただろうか。*]
(566) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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/* 変化のところも触れたいと思いながらも眠気に誘われてしまう。 おやすみなさいませ、カリュクス。
カリュクス>>-762 そうだと嬉しいなー、やっぱり可愛い子の前では格好良くいたいしね( こっちも、もう。胸を貫かれてくらくらしてしまっていたけど。
(-808) LMN 2016/10/23(Sun) 03時半頃
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[ 気がついたら、ぼくはベッドの中。
すこぅし……焦げた甘い香りはきっとジャムだ。 あれ?どうしたんだっけ?って記憶の糸を手繰る前に ヘクターせんせいの悲しそうな表情。
身体が重たくて、起きていたいのに眠いこと。 その意味がわからないわけじゃない。>>537]
…………ごめんなさい
[ 火を扱ってたのに、焦がしたからだけじゃない。 色んな気持ちがジャムみたいに混ざった“ごめんなさい” 涙は零れなかった。代わりに笑おうとして―― でもきっといつもの笑顔は作れなかった。]*
(567) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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―あるにっき―
なんだか立つとふらふらして 体の力が入らない
お外に行きたいけど、ベッドの中でがまん だけどお家の中でもヘクターせんせいと 刺繍が一緒に出来るから ぼくは嬉しかったよ。
今日はこれだけ。
(568) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ 明るいのに、外を歩くことが減った。>>538 せっかく調子が良いからって外に出ても、途中で くらくらしちゃって、部屋に戻っちゃう。
だからせめて冷たく澄んだ空気を吸い込みたくて 窓を開けていた。市場の元気な声も聞こえるから。 まるで溶け込めているような気がして――……
ぼくはヘクターせんせいと普通に話しているつもり でも気がついたらヘクターせんせいがぶるぶると していたり、ぺろりとほっぺたを舐めてくれたり。
その度にぼくは、ヘクターせんせいを思いっきり 抱きしめて鼻と鼻を合わせる。 大丈夫だよ、ぼくはここにいるよって…… せんせいにもぼく自身にも言い聞かせるように。]
(569) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ チクチク針を刺すどころじゃない、胸の痛み。
ヘクターせんせいはどんどん刺繍が上手くなっていく ぼくは、段々刺繍をしていられる時間が減っていって ――数針縫うのがやっとになってきていた。
嬉しいと悲しいのジャム。 ぼくは食欲がなくて、身体を温めるポタージュを なんとか数口入れるだけ。
ぼくとヘクターせんせいが作った最後のジャムは、 思い出みたいに瓶の中。昼も夜もキラキラとしている]
(570) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ 街の外を見る。白銀がどこまでも続く地の果て。 砂漠の街でみた時とは違う冷たい蜃気楼。 揺らいでいるのは、蜃気楼のせいなのかな? それとも……ぼくがくらくらする事が増えたから?
それは白い。 柔らかな羽を膨らませる小鳥だったり、 瑞々しい果物だったり、夜には見えないはずの お星さまだったり――シーツの花弁に思えたり まるで風景が絵に描いたように思えたり。
実際にはないとわかっているのに、ぼくには見える
ぼくの命が、ヘクターせんせいのお腹を 満たすためだけのものだったとしても。 それでも……ぼくは。]
(571) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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あなたでよかったって、思ってるん、だよ。 ヘクターせんせいの空腹を、ぼくが満たせること。
ぼくを大好きでいてくれること。 気持ちが同じだと思えること。
それが嬉しくて――嬉しくて。
(-809) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ そんな境目がわからない毎日が続いていった。 切れた意識の糸が結び直されたような目覚め。 今は朝か夜か、相変わらずぼくにはよくわからない。 けれど……とっても気分がすっきりしていた。
あれ?模様なくなったのかなって思っちゃうくらい。実際は模様は変わらずあったけれど身体も楽で、 今なら完成できるんじゃないかって、ぼくは針を 一つ一つ、すいすいと通していく。]
でき……た!!
[ 紺青色の布に、フォークと同じ銀色の糸で狼と、雪と星模様。それはこの街に来た時に買った、冷気で強くなった絹の消墨色の糸でも同じように縫われている。
きっとすこぅし見ただけなら、消墨色の糸には 気付かない。よくよく見たら銀色の狼や雪、星に 影のように寄り添っているから。]
(572) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ 本当は目を惹くような色合いがいいんだと思う。 砂漠の街で、ぼくは織物をするヒトから聞いていた。 願いを込めながら刺繍をして、それを花嫁道具にする 仕来りがあることを。
その“花嫁道具”は色鮮やかで、動物柄や色んな形が 複雑な模様になっている。 ……別に、花嫁さんになりたいわけじゃない。 ただ、ぼくは伝えたかった。]
ヘクターせんせい、に!
[ 嬉しくて、ヘクターせんせいに抱きついて渡す。 澄んだ夜空の色。月の光で、狼なヘクターせんせいの 毛の色とぼくの髪がおそろいになること。 雪と――星は、ぼくの好きな気持ち。]
(573) belphe 2016/10/23(Sun) 04時半頃
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[ みんなに渡した刺繍。ぼくの星の色を縫う糸が 暗かったのは。ツリガネソウに似た名前のあの子が 汽車を降りる場所。
これからもヘクターせんせいの星に寄り添うように
だけどこれは冷気で丈夫になった絹の糸だから、 ぼくはここにいるよって光っちゃうかも、ね。]
(574) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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ぼく、日記、かいてるね!
[ まだ身体が軽い気がしていて、ぼくは久しぶりに 日記帳を開く。これまで調子が悪くて描けなかった分 雪と氷の世界の絵を描く。
そうして書き終わる前に、ぷつりと糸が切れた。
ヘクターせんせいはどのくらい、ぶるぶるって したのかな?ぺろりと舐めてくれたのかな? ぼくは目を覚まさなかった。
何日も、何日も――何日も。]*
(575) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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―さいごのにっき―
ヘクター
(文字はそれだけ。白と銀の風景が描かれている。 以降記述なし。)
(576) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[ 目を覚ましたら、“いつも通り”ヘクターせんせいを 抱きしめる。だけどぎゅっとしてるつもりでも、 ぱったりと腕が落ちちゃう。手足の爪先までも――]
そっか……ぼく……
[ ここまで、なんだ。 やっぱり寂しい、悲しい、切ない……苦しい。 だけどその時は来ちゃった。 夜を無くしても、時は止まらずに、やってきた。
こうして一緒にいた部屋の中にいるのも悪くない。 悪くないけど。]
(577) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[ ヘクターせんせいの指先を握る。 まったく力が入っている気がしない。力の入れ方を 忘れちゃったみたいだ。]
ねぇ、ヘクターせん、せ…… お外に――ぼく達だけの、場所に行きたい
[ おねがいする。 どこかに行きたいなんて考えはなくて、ただ静かで 雪に囲まれた、2人しかいないところに行きたかった。]*
(578) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[ いつかがっこうで読んだ、あのツバメと王子様の 悲しい物語の台詞が。 死が眠りのきょうだいだってことが、わかってきた
だけど伝えたいのは、おやすみなさいじゃない。 ぼくは、ヘクターせんせいに、まだ――まだ……]**
(-810) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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/* 柱をおっ立てて眠るぅ…… 泣きながら書いてるから意味不明かも しれない……ごめんね**
(-811) belphe 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[みっつの色の中から、せんせいが選んだのは紫苑色。>>543 今まで訪れたどこかの国の言葉では、 "星"なんて呼ばれるらしい。 聞けば、紫苑と云う名の花があるらしく。 その花びらが開く様が星に似ているのだそうだ。
地上に咲く、紫苑色の星。 叶うならば一緒にみたいと思う。 親切な店主はその花言葉まで教えてくれたけれど、 おしえてくれたふたつのうちのどれも 僕たちには合わないように思えたんだ。]
(579) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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( 僕もせんせいも星に願わずとも互いを忘れはしない。 遠く、離れることもないんだ。 )
[それは、確かな事実。変わる事のない真実。 そう信じていたいなんていう夢物語じゃない。
せんせいが紫苑色の着物に袖を通してくれたなら、 かっこいい!にあう!流石僕のせんせい! そう言葉を贈った。 そうしたら、せんせいの方が恥ずかしい言葉を 髪の上に花びらを散らすみたいに降らせてくれた。>>544 言われ慣れないお返しに、 頬はみるみるうちに朱に染まっていく。 せんせいはいつもじゃなくて、 たまにこういう言葉を贈ってくれるのが、ずるい。]
(580) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[梅雨の間。せんせいの育った村に居る間に。 教えて貰った品種の桃を、一緒に山頂に埋めた。 春になればそこから見下ろす景色は大層うつくしくて。 何年後かに、大きく育った桃の木が 花を咲かせ実を結ぶのだろう。 この村を発つ時には、 やっと小さな芽が顔を出したばかりだった。
せんせいに見つからないよう、 こそり 小声で芽吹いたばかりの命に祝福を。]
(581) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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ハッピーバースデー。 きみの名前はマリオにしよう。 僕の名前だよ。きみにあげる。
[膝を折って、愛おしげに目を細めた。 せんせいに名前を呼ばれては、別れの挨拶をして、 うすぼんやりと映る輪郭と、優しい声の元に駆けていこう。
村人たちの噂話を、せんせいが聞くことがあるのなら。>>546 それがいつであろうと、僕にだって聞えているんだから。 いつまでもいっしょ。 せんせいの瞳に映る事の出来なくなった、そのあとも。]
(582) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[おんぶや肩車ももちろんすき。>>547 おんぶは身体中で体温と鼓動を感じられるし、 肩車は高い視界で、 せんせいの髪を思う存分撫でまわすことが出来るから。
でも、だっこがいっとうすき。 せんせいも分かってくれている通りに。]
(583) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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せんせいも? ふふ、僕もねえ。
僕も、せんせいの顔が 表情がようく見えるから、 だっこがいっとうすきなんだあ。
[疲れた、という言い訳を使うことは、 結局のところ一度もなかった。>>548 見えなくなってきていると、一度も言っていない。 でも、せんせいは気付いているんだと思う。 気付いていて、何も聞かなんだと思う。
僕の瞳に映る景色は、あの頃と変わらない色鮮やかなままだよ。 遠くは見えなくても、 だっこしていてくれればせんせいの表情はよく見える。 それに、みんなのこえが色んなことを教えてくれるんだ。]
(584) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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[僕は普通に、 客観的に見た僕たちの関係性を述べただけだったんだけど。 なぜかせんせいは目を白黒させては、 傍らで膝を折って、視線が交わった。>>551
違った?って、視線を向ける。]
うん。そうでしょう? 僕はせんせいに喰べてもらうために在るんだもの。 ……間違ってないでしょう?
そうだね……? 並べられるわけないもの。 僕たち以外で、せんせいのお腹は膨れないでしょう。
(585) かの 2016/10/23(Sun) 05時頃
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