212 冷たい校舎村(突)
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/18(Sat) 01時頃
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/* 大和の落ちロルとか直近の入間とか、もう本当にありがとうだし、皆かっこいいし、見入るし、ドラマチックで目離せないし、なんかもう、すごい……(語彙力)
(-8) 2017/03/18(Sat) 01時頃
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/* とりあえず皆とにかく幸せになってくれ……頼むから幸せになってくれ……
(-9) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ 肩を、掴まれかけた から、>>55 勢いよく 振り向いた。
―― あ 悪い、 振り向きざま 保田を見ていた俺の瞳 多分 だいぶ "いつも通り"じゃあ ない。 死ねって祈り続けたいつかみたいに、 人 殺しそうな、…そんな風、な。 鋭いとか、刺しそう とか、そういう。
びびってないでくれ 頼む。 ]
(67) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ 息を 吐く。心臓が苦しい。
丁度メールは開いていたから、 保田は 見ていなかったから、 ゆっくりと 画面を下に向けて。
…ようく 見えたはず。 ]
(68) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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………橘 [ 文字化けの差出人の その正体。 これで分かるだろう って 一言。 ]
(69) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/18(Sat) 01時半頃
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―― なあ 俺たち 残って、 それで あいつ ホストなんだってさ …今のうちにどうにかしねえと あいつも 世界も ぜんぶ ぐっちゃぐちゃだぜ きっと、…
[ 瞳は多少 剣呑なものから和らいだけれど、 それにしたって、 …いつも通りなんて 何処かに行って、 ]
(70) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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/* 最終決戦の様相
しかし、残るべくして残ったメンバーというか、なんというか すごくしっくりくる
(-10) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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探す。 お前は。
[ ホストが、世界の主って奴が、 橘だけど それでも行くかって、
…覚悟なんて そんな 大げさなものを問うわけじゃあ ないけど 聞かざるを得ないだろ こんなの。 ]
(71) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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/* 入間がいても出来ることが限られてるのだよなぁ。 説得役は那由多くんと通くんのがスマートに通りそうかなって。(通なだけに) 回想軸はどこまで広げていいか分かんないから苦手ですまんなという気持ち。
(-11) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ ぱら ぱら、廊下に降る欠片。 探すようなら、危ないから、 ブレザーを保田の頭にかけた。強引。 …スマートじゃ無いって?知るか。 ようやくできた"ともだち"の怪我を気にかけるのは 定義も知らない ふつう の ことなんじゃないの* ]
(72) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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/* 受動的で申し訳ないけどもとより多角も得意では、ない、ので。 様子見…かな。ごめんよ。
(-12) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ なあ 橘。 俺を俺たらしめるものは、 どうあがいたって絵都さんの呪いだよ。
それはもう、変えられない。 どれだけ指さされようと、笑われようと、 俺はそうできちゃったんだよ。
ふつうじゃないだろ。 それでもいるんだよ、こういうやつ。 世界に同じ奴が誰一人居なくても ここに。 ]
(73) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ …答え合わせなんて、 俺、そんな頭の良いこと出来ないから、 聞きたいことを ただ聞こう。こどものように。 ]
(74) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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[ ……人なんて定義 どうでもよくて お前自身を お前自身たらしめているもの は、 なんなんだよ ]
(-13) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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……、 [ 心の内に、閉まって 歩む。 だって ほら、先生だって勉強仲間だって 目の前にいないと質問が成り立たないだろ?
だから 探さないと、先ずは。 壊れかけた世界の 中で 死の淵に立つ 誰かさんを** ]
(75) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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/* ホストの問いにみんなでそれぞれ答えてるの、すごくいいよな……
(-14) 2017/03/18(Sat) 01時半頃
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/* それか言いたいこと言ってから後は任せたってするかなぁ。 入間のポジだと寧ろ促しかねなくて困る。 もっかいチャレンジすれば?そうすりゃ後からここにくる人の顔見てやればいいよ。的なそれ。しか。言えないなあ。
(-15) 2017/03/18(Sat) 02時頃
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[ ────── ゆさり、 ]
(+0) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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[肩を揺すられる感覚で、私は目を覚ましました。 寒々しい、リビングの真ん中。 テーブルに突っ伏して、私は眠っていた様です。
「遅くなってごめんな。 病院には行けた?」
私の肩を揺する父が、そう尋ねてきます。 それと共に、こんな所で寝てたら風邪ひく、だとか 如何にも父親らしいお小言を、一つ。
……けれど、私はそれに返事をするでもなく 半ば呆然とした調子で、父を見詰めて]
(+1) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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…………ただいま
[「おかえりだろ?」って、父は笑います。
ううん、違うよ。ただいま だよ。 そうは思っても、私は微笑むだけ。 肩に添えられた手を、そっと取って その勢いのまま、着替えもしていない父に抱きつくのです。
外から帰ってきたその体は、ひやりとしていますが 暖房もつけないリビングで寝ていた私の体も、 意識してしまえば、酷く冷えていると気付きます。
だけど、今はそんな事、どうでも良いのです]
(+2) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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お父さん、私、お母さんに会ったよ。 全部、聞いたよ。
["貴方と血が繋がっていない事も聞いた" と 言外に、そんな意図も含ませた囁き。
父は、全て解っていた風に嘆息して、 一度だけ、肯きました。 ……いいえ。掠れた声で、一言 「ごめんな」って いつだかみたいな、謝罪]
私とお母さん、すごく、似てた だけど────
[あの人みたいに、なりたくないの。 昏い本心は、喉の奥に突っかかって、出てきてくれません]
(+3) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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[だけど、父は言うのです。
「似てないよ」
って、私の心底欲しかった言葉を、事も無げに。
「似てないよ。 ちよは、ちよだからね」
言い聞かせるみたいな、優しげな声音。 もしかしたら、父は 私の悩みを、察したのかもしれません。 いいえ、それは流石に、希望的観測でしょうか。 もしかしたら、ただ、事実を言っただけかも。
だとしたら、それでも良いのです。 父が"似てない"というのなら。 きっとそれは、誰に言われるよりも、確かな事実で]
(+4) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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うん。…………そっか。
[最後に一度、ぎゅっと縋り付いて 私は、父から体を離しました。
優しげな笑みには、少しの翳りが。 母と会ったという事実を告げて、 傷付けてしまったのかも、しれません。 だけど私はもう、 踏み込んで来ないでとは、言えないのです。
私が、自分でつけた傷の理由を 父にもちゃんと、伝えなければいけないと……、]
(+5) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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[そんな思案が中断されたのは、 ついさっきまで居た場所を思い出したからでした。
冷え切り、時の止まった校舎。 誰かの、心のなか。
……そういえば。 先に消えた皆も、ちゃんと帰って来れたのでしょうか? 私が此処に居るのです、問題無いとは思いますが それが確実とも思えず。
慌てた様子でスマホを取り出す私を、 怪訝そうに見る父にも構わずに、 ロックを解けば、一通のメールが目に入りました。
──── 水野つばさ。 ほっと息を吐くのは、まだ、早く]
(+6) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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…………おとうさん、 私、病院行かなきゃ。
違うの、そっちの病院じゃなくって、 友達が、学校の屋上から、飛び降りたって……
[彼女は帰ってきていたのだ と 喜びと共に開いたメールの内容に、 私の心はすぐに萎んでしまいました。
幸い、"彼"が運ばれた病院は、遠くありません。 徒歩でも充分、行ける距離。 だから私は、何にも考えず 着の身着のまま、泣き出したい気持ちで駆け出すのです*]
(+7) 2017/03/18(Sat) 04時頃
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─ 外へ ─
[病院に向かって、歩きながら 考えるのは、"最悪の可能性"。
理一の状態だとか、 そういうの、書かれていませんでしたから。 この心配が、どの程度的を射ているのか 私には、解りません。
もしかしたら、病院に行けば いつも通りの笑顔で迎えてくれるんじゃないかな? ……そんなの、流石に楽観が過ぎるでしょうか。
でも、ねえ。 貴方、いつも笑っていたじゃない。 どうして急に、死のうとなんてするの]
(+8) 2017/03/18(Sat) 04時半頃
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[ぢりぢり、責めるみたいな思考。 吐き出せない悩みを抱え込む気持ち、解ってるつもりです。 だけど、あんな世界を作りあげる程辛いなら 死を選ぶ程、悩んでいたのなら ……遺書を遺す前に、する事があるじゃないですか]
…………ッは、
["向こう"で、級友が一人一人居なくなった時より、 よっぽど心が重くなります。 早足で歩きながら、 悪い方悪い方に流れる思考を、持て余して。 進む一歩の、なんてもどかしい]
(+9) 2017/03/18(Sat) 04時半頃
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[病院へ向かう、途中。 長い信号に捕まってしまい、 私は舌を打ちたい気持ちで立ち止りました。
焦っても、意味は無いと解っていますから 何度か深呼吸をして、息を整えます。 幾らか落ち着いてくれば、 手に持ったままのスマホを、ぼんやり見て。
……ふ と 先に此方に帰った筈の莉緒の連絡先を、呼び出しました。 かじかむ手で、簡素なメールを一通。 ああ、今朝もこんな事をした……って あれは、何処から何処までが現実だったのでしょう?]
(+10) 2017/03/18(Sat) 04時半頃
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To:莉緒 From:ちよ ───────────────
莉緒、此方に居るよね? 理一の話、聞いたかな? 私は今から、 病院に向かうつもりです
p.s.勝手に帰るなんてひどい お詫びに今度、お菓子奢ってね
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(-16) 2017/03/18(Sat) 05時頃
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[文末に付け足した一言は、本気なわけもなく。 けれど、"何処にも行かない"って約束を破って 彼女がそれを気に病んでしまっていたら、嫌ですから フォローというか、気にしてないよって、ポーズのつもり。
いつか彼女に、彼女の"ヒーロー"の正体を 伝えねばなりませんね。 彼女の中の、文通相手への期待値が、 随分上がってしまっている様ですから。 正直に言うのは、心底、こわいのですけれど。
……でも、隠し事をしたままでは、いけませんね。 だって莉緒は、私の一番の親友なんですから]
(+11) 2017/03/18(Sat) 05時頃
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