162 冷たい校舎村3-1
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── →屋上──
[屋上の戸を開け放つ。 空は、快晴。過ぎた夏を惜しみながらも秋を迎える、9月の青空が広がっている。
今が朝で良かった。心の底からそう思う。 開いた扉の向こう側が夜に満ちていたら、挫けていたかもしれないから。
屋上には、落下防止のフェンスが張り巡らされている。 だけどそれは、のぼってしまえば容易に超えられる程度のものだ。 フェンスの向こう側を見れば、地面は、気が遠くなりそうなほど遥か遠くにあった。]
(42) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[ふと、その風景の中にマネキンが落ちていることに気づく。 3階。コンピューター室の窓が開いていて、その下にマネキンが横たわっている。>>4:185 高層ビルのてっぺんにいるような感覚の中で、何故かそのマネキンはよく見えた。 桂一だ、と気づいて頬を緩める。 良かった、帰れたんだ。
そしてもう一つ。 良かった、と秋野は整わない息を吐く。
この高さなら、きっと今度こそ大丈夫だ。 きちんと、終わりにできる。 がしゃ、と音を立てて、秋野の手が、フェンスを握った。**]
(43) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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だよなあ。 知られてるし、わかられてるし。
[小さいころの失態とか、仕草とか、癖とか。 もしかしたら自分でも知らない自分のことを、彼女は知ってるのかもしれない。 それでいいと思う。]
けど、それは俺もなんで。
[幼馴染だから。 茶化したような口調を改め、繋いだ手の先を見る。]
(+11) 2015/06/28(Sun) 08時半頃
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俺もも、受け止めるくらい出来るから。 だから、さ。疲れるまで溜め込む前に、吐き出してよ。
[ひなこの隣に誰か出来た時は、その人に役目を譲るから。 出来るまでの間、その役目を務めていたい。
なんか、恥ずかしいこと言ったなあ。 ぷい、と前に顔を戻し、仏頂面を作った。]
(+12) 2015/06/28(Sun) 08時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 08時半頃
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牛乳だ、牛乳。カルシウム大事。 今うちの牛乳消費量半端ない。
[兄ちゃん超す、と意気込んでパカスカ牛乳を飲みまくる上の弟に、いい加減にしろとチョップを叩き込んだのはつい最近。 一日で1Lは飲み過ぎだ、馬鹿。
軽口を叩くうちに、もう病院が見えてきた。 ひなこに頷いて>>+3、入り口へと向かう。 自動ドアをくぐった先の受付に尋ね、秋野の友人だと告げた。 受付から廊下の先と案内され、そちらに足を向けた。*]
(+13) 2015/06/28(Sun) 09時頃
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[ 幼馴染の言葉>>+11>>+12に、瞳を瞬かせた。 最初に思ったことは…やっぱり、いいのかなってこと。 だけど、仲直りの握手をした時みたいに、 お互いに助けるってことも、多分大事なんだろうなって、 今では少しでも、そう、思いたいから。 ]
とーるくん。
[ 手を軽く引っ張って、屈んで、って合図。 だけどそれでも背を伸ばさなきゃいけないから、 帰りに牛乳を買うべきかって、ちょっと真面目に考えた。
耳元、内緒話をするみたいに片手を口元に添える。 ――あの、夢の様な通学路でしたことを思い出す。 だけど、きっと、今度は追い詰めそうなものじゃなくて。 ちゃんとした、言葉だ。 ]
(+14) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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…ありがと。
(-23) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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[ ねっ。って。 聞き取っただろう彼と目が合えば、微笑んで。 少しだけ赤くなった頬を隠すみたいに、病院内に入る。
廊下の先では"手術中"とのランプが光る、 きっと、秋野が居るのだろう大きな部屋が見えて。 少し離れた場所、携帯電話使用可能エリア、と。 そう表示がされているベンチに並んで座って。 自分たちと同じく"こちら"に帰ってきている、 クラスメイト>>+10からのメールを開いた* ]
(+15) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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き、キャベツ……いや、うん?
[飛び出した単語>>12を、思わず復唱してしまって。 口に出してみても間抜けな響きだ。まさかそんなことはあるまい。 否定も肯定も出来ずに、適当な相槌を打つしかなく。
続けられた言葉には、流石に真面目な顔に戻って。]
なら、さ。 今からでも……。
[楽しめばいいじゃん、なんて言葉は、尻すぼみになって。 そんな風に口ごもってしまったのは、多分、まだ頭が混乱しているせい。
秋野とは、中学からの友人で、それなりに親しいつもりで。 けれど、彼がこの空間を作り上げたホストで、この空間に自分たちを呼び寄せる程に、何かを思い悩んでるなんて、正直なところ、全く思いもしなかった。 ……いや、知ろうとしていなかったのかもしれない。
あぁもう、やっぱり、情けない。そう思う。 何を言えば良いのかも分からずに、友人の顔を見上げて。けれど、言葉を発する事はできずに。]
(44) 2015/06/28(Sun) 17時頃
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……え、あ、うん。
[そんな時、そそくさと立ち上がった彼>>32に、流石に素っ頓狂な声を上げる事はなく。ただ、突拍子もないとは思った。 扉に手を掛けた彼を見送ろうとして――けれど、何故だろう。その背>>32を追ってしまったのは。
多分、この世界に来てからの、幾度目かの既視感。背を向けて駆け出した秋野と、追えずに立ち尽くしている自分の姿。
置いていかれる、と、感じたのは、虫の知らせとかいう奴だろうか。
咄嗟に、扉に駆け寄って、教室を飛び出す。 案の定、というべきか、駆けて行く彼が向かう先は、真逆の――階段の方向で。]
このっ……!!
[馬鹿野郎、そっちじゃねぇぞ、と。叫ぶよりも先に、足は彼の背を追いかける。 教室に居たであろうふたりに、声をかける余裕もなく、走る。
遅くもない、けれど、速くもない速度で、廊下を、階段を、駆け上がって。 階上に向かうその背を、ただひたすらに追う。]
(45) 2015/06/28(Sun) 17時頃
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[そうして、階段を登って。 最上階で、その足は止まる。
先程まではお化け屋敷だったそこに、鮮やかさは欠片もない。 辛うじて、学校の様相は保っている、と思う。
けれど、教室の中も、廊下も、まるで嵐が来たかのように、ぐちゃぐちゃと荒れ果てている。>>38 窓ガラスはその形を成していないし、整然と並んでいるはずの机も然り。 ぞわり、と、寒気がしたのは、窓ガラスから吹き抜ける秋風のせいだろうか。
その光景に、呆然と立ち尽くして。 しかし、それも数秒のこと。 窓ガラスの破片を踏みつけながら、廊下を駆けて、秋野の姿を追った。**]
(46) 2015/06/28(Sun) 17時半頃
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[間延びした声を上げて背を向けた秋野>>32に、 何かが重なった。ふわりと消えていく背中。 待って、という前に、視界から彼は消え失せて、 その代わり、物音がして、織部が、動いた>>45。 荒々しい声に、やっと、頭が回り出す。]
──……あ、
[ぱちんと、また何か弾けるように、突然現実感は戻る。 叩きつけるように席を立った。 ガン、と派手な音がして、椅子が転ける。 それを飛び越えるようにして、駈け出す。]
──あ、きの!
[現実感は取り戻したけれど、生きた心地はしなかった。 確かに床を蹴っているはずなのに、背中は遠く、遠くに消えていく。 嫌な"もしも"が頭を過ってしまったから、もう。 表情が歪む。だって、秋野。もしかして。 それでも、足は動いている。床を蹴って、朝日に明るい廊下を駈けていく。*]
(47) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[もしも、と考えた。 もしも、あたしがこの世界のホストなら。
あたしがみんなを、この校舎に閉じ込めて、 今度はひとりずつ、追い出していく。
想像、できてしまった。 そして、同時に思う。 もしも、あたしがホストなら。 もしも、みんなにそれを知られてしまったら。
ああ、あたしは、みんなに合わせる顔なんてないから、 帰れるわけ、ないじゃん。こんなことをしてしまって。 だから、嘘だ。みんな無事に帰れるなんて、嘘。 あたしがホストで、世界がホストの願いを叶えるなら、 そんなこと願わない。起こるはずがない。 自分以外のみんなが、元の世界でちゃんと生きてゆきますように。 ああ、やっぱり、ハッピーエンドなんて、訪れるはずが、ない。]
(48) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[──それが、七尾朱美の考えた"もしも"。 退廃した校舎で想像した、ホストの気持ち。]
(49) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[だけど、自分以外の誰かがこの場所を作り上げたんだと思うと、 なんだか、肩を掴んで、揺さぶって、言ってやりたくなる。 きっと顔を歪めて泣いてしまうけれど、言葉をぶつけてしまいたくなる。
──違う、そういうことじゃ、ないんだ。
理由も、そこに思い至った流れも違ったって、 なんとなく想像できてしまう。 だって、今、逃げる理由なんて、他にないじゃん。
走り行く背中は遠い。 いつだったか、きっと勝てそう、なんて思ったはずなのに、 ちっとも距離が縮まらない。手が、届かない。
だから、本当に今更、突然、前を行くもうひとりの背中を思い出して、無我夢中で叫んでいた。]
(50) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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──織部!お願い、あきの、止めて……!
[きっと、そんなこと言わなくたって分かってる。 分かってるってこともわかってる。 だけど、叫ばずにはいられなかった。
消えてしまった、あたしたちのおばけやしき。 その奥。その先には、また、階段があった。
ただ、無心に足を踏み出す。やっぱり少し、泣きたかった。**]
(51) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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ん?
[手を引っ張られて、振り返る。 すぐに『しゃがんで』という合図だとわかったから、ひょいと膝を折った。
いつかの時のように、耳元に顔が近づいて、 聞こえた声に一度瞬きをして、今度はこちらが近づいた。]
(+16) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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こちらこそ。
(-24) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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[そう囁いて、目を細めた。
ランプが光る廊下へと辿り着く。 携帯の電源を落とし、携帯使用エリアに残るひなこと別れた。
静かな廊下にぽつんと置かれたソファに身を沈める。 そのまま深く息を吐きだした。]
生きろよ。
[ポツリ、と一言。絞り出した。]
(+17) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* 秋野くん女の子泣かせ過ぎ
(-25) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* なんでいきなり屋上にすっ飛んだって、たぶんまったり話してるだけじゃ秋野くん弱音とか一切吐かないなぁ……と思ってしまったからです……。 あと、この世界で文化祭を楽しんで満足したとして、待っているのって「最後にもう一度文化祭を楽しめた、ありがとう。さよなら」でしかないな、と思うと(それもひとつの願いとして正解ではあるけど)、それだと生の方に転ばないよなと。 という思考の果てにいきなり暴走しました スミマセン!
(-26) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* たのしいことをやるなら、それこそ幻想の中ではなくて、けいちゃんが言うように、未来で、新しく何かやってくれって思う
(-27) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* どうするか、な……。
折角だから水瀬の本を借りてくのもいいかなと思ったけど、 余計なことせずに織部に任せるべきか。
(-28) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* 図書室に寄って水瀬のマネキンを見つけて、その本の内容を確認して持って行くだけの、 合理的な理由が健五郎には無い……。思いつかん。
すまぬ水瀬
(-29) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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[ 万里からのメールに、良かった、と息を吐く。 あの時、手を離してしまった後悔は、 やっぱり、あったから。
スクロールして、内容を読み進めて、 "ほっとけないな"――って>>0:172。 ずうっと思っていた友人の、言葉を見て。 ]
(+18) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[4階へ行くという提案に、秋野は首を振って。>>30 そして、彼はいつもの穏やかな様子で、教室を出て行く。>>32
この校舎の中で、彼がいつも見せていた様子と変わりなく。]
……。
[少しだけ、そのまま固まっていた。 その間に、織部>>45と七尾>>47が動き出していた。
胸騒ぎがした。 >>4:97あの時のように、自分の元を去っていく背中。 その後に起こった、取り返しのつかないこと。
それがフラッシュバックした。 だから、俺も3人の後を追いかける。]
(52) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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………
[ ……少しだけ、目を丸くした。 あの子がまっすぐ立つことを決めた様な。 そんな、内容だったから。
そしてそんな彼女が、自分にくれた言葉が嬉しくて。 目を、今度は細めて。 ゆっくりゆっくり、言葉を飲み込んで。 顔を綻ばせて、返事を送る。 ]
(+19) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[秋野はどこに行ったのだろう。 先に追いかけた織部や七尾が階段を駆け上がっていくのが見えた。
その後を、遅れながらも追う。 上って上って最上階へ。
階段は3階で止まってはいなかった。4階があった。 しかしそこに広がっていたのは、黒板に書いてあった“おばけやしき”などではなく。 荒れ果てた教室や廊下の、何かの光景。
そこに足を踏み出そうとして――足元に散らばるガラスが邪魔をする。 まるで、踏み入られたくない、来て欲しくないというように。]
(53) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[一瞬だけ迷う。 俺にはあいつの心に踏み入る権利は無いだろう。 この先に秋野がいたとして、かける言葉もまだ見つけられていない。
だが、――このままでは取り返しがつかなくなりそうな、そんな予感がする。 いや、予感ではない。はっきりとした確信。
先を行く2人に続き、ガラスの破片を踏み砕きながら追いつこうと走る。
その先に、更に階段が見えた。]
(54) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[フェンスにかけた手。 もうそこまできてしまえば、あとは、乗り越えて、飛び降りて、それだけだった。
──それなのに、どうしてだろうなぁ。
息が整わなくて、指先が小さく震えていて、足だって雲の上にでもいるように頼りなくて。 こんなんじゃ、フェンスを乗り越えることすらろくに出来やしない。 あと一歩。踏みとどまってしまったその僅かな間に、誰かが追いついてきてしまっただろうか。
泣き出してしまいそうで、唇を噛む。 秋野は、きっと、どうしようもなく弱い。*]
(55) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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