159 戦国 BATTLE ROYAL
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[逃げた毬のように転がる父の首を大事に抱きかかえて、家臣一同の見守る前で高座に座った。 既に風間の忍びを使って根回しは済んでいる。これはただの通過儀礼だった。]
今日から雪が花柳藤家の主になるけど…。 異論のある人、いないよねぇ?
[白い着物を緋に染めながら、ふわりと花のように綻んだ。*]
(+13) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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/* 素心若雪 【純粋な心は雪のようだ】
(-18) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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[小太郎の口ぶり>>33から察するに、おそらく、自軍の足軽の中に、密偵らしきものが紛れていると考えていいだろう。 しかし、今それを探る手立てはない。 寧ろ無闇に探るより、頭を潰すべきかと、黒根をちらと一瞥し]
ハンっ。 槌熊に腕と肋折られた挙句、花柳藤の糞餓鬼に腹刺されてんだ。 ぼろぼろなんて、可愛らしいもんじゃねぇよ。
…………足引っ張ってくれんなよ。
俺には、約束があるんだ。
(54) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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よく似たご姉弟のようで。
[気丈な女。容易くは折れぬ男。そのまま鷹船悠仁を女にしたような様を思い浮かべて、微かに容姿に疑問もあったが。 李伸睦の名前が出れば、おやと片眉上げて茶席の主人を見やった。]
枷……などと、そのようなもの、では。 しかし、ええ……
そうかもしれませんね。
[躊躇い、迷う。肆番の影であることは、枷などではない。 それが自然なこと、そうあるべき姿だった。 ただ、もう一つの大きな枷は――残した黒千代の名に縛られていた玖の露蝶という存在自身は、風間小太郎の手によってすっかり壊されてしまったような心地である。]
(+14) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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簪など、似合わぬもの、お止めください。
[自分が簪刺す姿は、仕事でもなければこそばゆいだけだ。 目尻を恥じらいに僅か染めて、否定の意を示す。]
(+15) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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/* >>48 はっ!! そうか…元々西軍は大名が2名しかいなかったのか… 忍びと坊主と代理だもんな
東軍も似たようなものだけれど。
(-19) 2015/05/22(Fri) 22時頃
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よく生きてるにゃー。
[呆れが四、感心が六くらいの割合で沙魅助は返した。>>54]
約束は大事にゃんね……! にゃっ、飛んでくるのはおまかせにゃ、じゃれつけ赤猫っ!
[苦無と入れ違いに、爪の先から炎の球を二つ、ぽんぽんと出して小太郎に飛ばした。狙いは、無事な方の右腕…………
に見せかけて、小太郎の体の前で炎の球が方向を変えて、そのまま両の足を狙う。彼の機動力を削ぐ為である。*]
(55) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[放った一撃は、ある意味賭けだった]
[片腕がままならぬ状態で力いっぱい飛び上がっておいて] [まともに着地ができる筈もなく] [外れたら自分が窮地に陥ることになる、と]
[風渦を撃ち放った後の身体はバランスを崩し] [地に引き寄せられるままに落ちる]
(56) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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――!!
[風渦を回避して飛び来る大槌>>46には成す術もなく] [咄嗟に顔だけを庇って―]
ぐっ いゃぁぁっ
[派手に吹っ飛ばされて地に叩きつけられ] [その直後に回転しながら落ちてきた大槌の柄に] [回転の勢いのままに胸を殴打された]
[けふ、と咳込めば唾に赤が混じる]
(57) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[と、戦場の空気がざわりと蠢く] [それは、土下が向かった方向で] [花柳藤か土下か、どちらかが敗れたのを肌で察した]
……ないがっ。
[よもや、と声を上げたが―] [軍勢の動きを見れば、たぶん花柳藤だ] [小さく、小さく息を吐いた]
(58) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[ぐ、と歯を噛みしめて立ち上がり] [擦り傷だらけの顔で馬上の番瓦衛門をキッと睨みあげ] [そこでようやく、放った攻撃が彼に当たった>>47事を知る]
そんなの、まだわからないじゃないか。
[負け戦と口にした>>48のに、眉根を寄せ] [続く言葉に、さらに表情を険しくして]
訳でも、あるのか。
[なぜそんな事を言うのだ] [番瓦衛門をじっと見上げた*]
(59) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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/* 雪若に気づきたいなと思っているけどどうしたらいいかわからない 露蝶にそんな余裕がない
(-20) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[駆け寄ってくるのは、主の部下。 今の戦況を伝えてくるけど、主も上から見てたから分かってるってば。 僕はそう言うように、やっぱりガシャ、と体を鳴らした。]
(60) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[ひとつは。 本物の、土下富楽の今際の際に。 土下家の後を託されて。 ならば今以上に、土下の領地を栄えさせてみせようと。
そして、もうひとつは。 約束と呼ぶには、あまりにも身勝手なもの……だが]
あぁ、大事だな。
[>>55己でも、よくこうして立っていられるものだと不思議に思う。 だが、まだ倒れるわけにいかないのだ。]
(61) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/22(Fri) 22時半頃
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…ほう?
[戦の風が動いた気配に、とっさに玉愛が気にかけたのは勝ち負けではないように感じられた。 戦の中で芽生えたものがあったりするのか。]
鬼姫らしいわ。
[すぐに振り向けられた玉愛の真摯な眼差しが、ここで手を止めるわけを問う。 そこに籠められた感情がこそばゆい。]
(62) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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[本当によく似た顔立ちをした姉弟の器量については 李伸睦が知っているだろうから、掘り下げないでおこう。 掘っても誰も幸せにならない結果が在るとだけ。
伸睦に目配せひとつくれ、 ふと、辺りに藤の香が在るように思えて そのまま眼差しを辺りへぐるりと巡らせた。 気のせいかもしれないが。]
――赤が鮮やかなものを選ぶかね。
[そぞろ巡った視線は再び露蝶の顔に戻り、 目元の赤を肯定と捉え、 ついでのそこに浮く色の艶やかさを示唆した。]
(+16) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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さて、見届けに行かねば。 日ノ本の明日を。
[藤の香が気になった事もあって、 後ろ手に槍を掴むと 茶の席を辞して、再び甲板へ出てゆこうかと。
三途の川の水底、現世の戦をしかと見届けるべく。*]
(+17) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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知れたことよ、 これより国元へ戻り、次の戦の支度をする。
[周囲をはばかることなく宣言する。]
(63) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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ならば任せた、黒猫!
[小太郎の出方は、元主である黒根の方が熟知しているだろうと。 攻撃は、そちらへ合わせる旨を伝え]
現界喰よ……もう一働きしてもらうぞ。
[放たれた苦無>>52を防ぐべく、黒刀を振るう。]
(64) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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とはいえ、ただ帰るのも芸がない。
鬼姫、しばし遠乗りに付きあってもらおうか!
[海賊が波間に浮かぶ宝物を掬い上げるごとく、玉愛を捕えんと太い腕を伸ばした。 強引に掻っ攫って連れて行くつもりだ。
髭のうちに囁きをひそませる。]
(65) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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退き口の手本、 特等席で見せてやろうほどに。*
(-21) 2015/05/22(Fri) 22時半頃
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/* やーん、もじゃもじゃー
(-22) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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人の話を聞かない方ですね……
[ぽつりと零し、出ていく背を見送る。 妙に暑い気がして、こんな成りでも暑い寒いがあるかと、外の風求め船窓へ手をかけた。 どことなく届く花の香が冥府送りらしい、などと失礼千万思いつつ。]
(+18) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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山芭と義姉の名が口に上るを耳に挟めば視線もついそちらへと向き。]
決めたことは頑として譲らないところはそっくりよね。 下手したら戦にも参じていたかもしれないわ…。
[片翼を失った鳥は、高みを飛ぶより止り木こそを選ぶのだと言い切って。自ら鷹を討ち落とさんと弓を持つのを甥がいるのだからと引き止めたのだ。 万一私が戻らなければ鷹船に…と弱音を吐こうものなら弓の胴で活を入れられた。]
守るものを持つ女性とは、かくも強いものかしら。
[山芭への問いかけに、返るものはあったろうか。]
(+19) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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綺麗な髪だから、簪がよく映えそうよね。 聞かれれば助言はするから悠仁殿が選びなさいな。 [性別を長く違って捉えていたといっても、過ごした日の長さから、相応しい品を選ぶのは悠仁の方が適役であろう。
手前に置かれた椀を、悠仁へ軽く頭を下げた後持ち上げる。 土を焼き固めた手触りを数度回し、口をつければ少し粗い泡が喉を通った。 そのざらつきは、現世に置き去りにしてきたものへの未練のようで。喉のつかえと諸共に飲み込む。]
(+20) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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ちっ。右手が狙いか。
[沙魅助の放った火の球>>55に、軽く舌打ち。 両腕が使えなくなれば、さすがの小太郎も戦えない。 とっさに体を捻って攻撃を避けようとして]
……な。
[火の球は大きく急カーブする。 狙われていたのは右腕ではない。両足だった]
相変わらず頭の回る。
[無理な体勢で攻撃を避けようとして。 火の球が右の足を抉った。チリチリとした熱い感覚。 当然着地が上手くいくはずもなく]
(66) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[相変わらずひとところに落ち着かないお人だ。 空席になった亭主の席に一礼して席を締めくくり、開かれた船窓から流れ込む風に当たるよう、座る角度をやや変える。
戦の流れは今はどこにあるのだろう。 この屋形船に乗る魂は東の者が多いが、その目で確かめるための腰はあがらなかった。*]
(+21) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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……ぐはっ。
[つんめのって、頭から地面に落ちる。 口から吐血した。すぐさま忍刀を支えに立ち上がって]
こなくそっ!
[もはや捨て鉢であった。 忍刀を右手に持ち、いつも通りに駆けようとして]
ぐ。
[右足に走った火傷の痛みを。必死に見て見ぬフリをして。 一歩。二歩。三歩。―――跳躍。 沙魅助に向かって、大きく忍刀を振りかぶった*]
(67) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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/* コピペ前半抜けた……。
義姉何者。
(-23) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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[国を発ったその時から] [己が命は無きものと、そう思っていた] [だから、預けるという単語が頭に入らずに] [どうして?と困惑と共に問いかけたのだが]
なっ…そんなこと! させるわけなっ
[>>63戦の支度をすると聞けば] [どこと構える気なの問いただすつもりで] [身体中が痛むのを堪えて近づき] [至近で重たい銃を向けようとした]
(68) 2015/05/22(Fri) 23時頃
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