人狼議事


193 ―星崩祭の手紙―

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【独】 星先案内 ポーラ

[機械が溢れた、星の見えない明るいところ。
日が昇り、沈んでいく。
とても信じられそうになかった。
目で見ても、わたしは自分の眼を疑うかもしれない。
空が藍色じゃないなんて!
お星さまがずっとそらにいないなんて!]

 大切なひとと、一緒に願い事を。
 マグナ、わたしたちも何かお願いしましょ?
 星が崩れる日に

[わたしはずっと忘れることは無い。
あなたが手紙をくれたことを
あなたが住んでいる星を
あなたが確かに居ることを。

だから、どうか。
わたしの事も覚えていてね]

(-49) 2016/07/20(Wed) 00時頃

【人】 星先案内 ポーラ

[みっつの宇宙カプセルを、
今日も、昨日と、一昨日と同じように見送った。
明日は星崩祭。
わたしは星の光を浴びて輝く、
機械仕掛けの歌姫]

 あなたのために、コエを ココロを
 ウタを綴りましょう。

[あなたの手にわたしのそれを重ねれば、
祝詞のように小さく、コエを紡いだ]

(35) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保険調査 ライジ

 遠くの星の、誰かへ。

 やあ。
 手紙は、届いているかい?
 そっちの星の空は、どうだろう。
 違う星に住む君の気分は、どうだろう。

 俺の空は、星の事情から、
 星も滅多に見えない暗闇だけど、
 俺の気分は、まあまあ、晴れだ。

(-50) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保険調査 ライジ

 星崩祭は、明日だ。
 そっちも明日なんだろうか。
 
 俺の星は暗闇だけど、
 明日の星崩祭になると、一気に空が明るくなる。
 窓の外の住人も、俺の一人娘も、
 それから、俺の 妻 も、
 皆がその日を楽しみにしていた。

(-51) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保険調査 ライジ

 俺の星は、俗に言う、念で考えを送る星でね。
 声の無い星なんだ。
 それでも娘は多く話しているが、
 俺は不器用だから、こういう手紙の方が、楽でね。

 それでも、どうしてだろう。
 少しずつ、伝えていこうと思う俺もいる気がする。
 明日は家族がともに過ごせる一日だから、
 まあ、俺なりに話をしてみるつもりだ。

(-52) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保険調査 ライジ

 君と、君の大切な人は、
 星崩祭を楽しみにしているだろうか。
 君の星の祭りは、どんなことをする?

 君も、君の傍にいるかもしれない人にとっても、
 思いを互いに伝えられる、と。
 そういう日であるように、祈るよ。

 F.

(-53) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【秘】 地下軌道 エフ → 保険調査 ライジ

[ 何時か送った手紙と同じく、
 白い便箋に細い黒字の手紙が、
 無機質で透明なカプセルに入れられている。

 手紙に同封されているのは、
 仏頂面の中年の男と、男の隣に立つ、
 瞳の大きな年頃の少女の写真。
 
 写真の裏には、
 "生憎写真写りは悪いが、俺はきっと、幸せだろう"との、
 走り書きがある。 ]

(-54) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ 暗闇の元、装飾された街から。
 カプセルを、何処かの星へと飛ばす。

 "語る"言葉が少ない、不器用な男は、
 少女とともに、彼女とともに。
 
 暗闇の向こう、
 外に焦がれた彼女が、
 何時か願った星の波を、見るのだろう。 ] 

(36) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【独】 星先案内 ポーラ

/*
今日で終わっちゃうのとても寂しくて、たくさんのココロのこもったお手紙あんどお返事ありがとうっ
とても嬉しかった大切にする。
ほんとうに、こんなに頂けるとは思ってなかったです。ラ神ありがとう。

(-55) 2016/07/20(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[

        “  星崩祭  ”


その名は、いったいどこの誰がつけたのだろう。
宇宙プランクトンの大移動の様から
そう名付けられたとは聞いているが
いまのこの星にとっては
なんとも皮肉の効いた名に聞こえてしまう。


星が、崩れる。
それはいったい どれほど美しい夜なのか。


期待よりも重く胸に広がる
この気持ちに名前をつけるなら、それは

            ────恐怖、だろうか。]

(37) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



       「  パパ、あのね!  」


[俺を呼ぶシンの声に、ハッとする。
いけない。ぼうっとしていた。

いまは明日のためにシンと二人でおつかいに来ている。
星崩祭の準備ではなく、
誕生パーティーのごちそうのため。
食べ物のたくさん入った袋と、
先日贈られてきた鶴たちを飾る、
鳥籠型のドームを脇に抱え
左手には小さな彼の手を握る。]

(38) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  んー?どうした?


[ゆっくり、並んで歩きながら彼の話に耳を傾ける。
イースターという子に送った手紙は届いたのか、だとか
菓子屋のおばさんがおまけをくれたのは
クリスマスという子から貰ったコインのおかげだとか、
彼の口から紡がれるのは
ここ数日、手紙のやり取りをした
外の世界の話のことばかり。
時折、なにかの曲を口ずさんでいたが
きっと、あのカプセルから響いた歌声を真似ているのだろう。]

(39) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[そんな家路を辿りながら
シンがぎゅっと俺の手を握る。
「あのね、」
先ほどよりも少し小さな声で切り出されたのは、]


  うちゅう…ひこうし?


[「おおきくなったら、うちゅうひこうしになる」
シンはたしかに、そう言った。
俺は一瞬だけ、言葉に詰まる。]

(40) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  ……おー、すごいな。
  そんな言葉どこで覚えてきたんだ?

  宇宙飛行士かー。
  いいなあ。
  いろんな星に行けたら
  すごく楽しいんだろうなあ。


[できるだけ、自然に見えるように笑顔を作る。
シンはそれを見て嬉しそうに笑い、
また機嫌が良さそうに鼻歌をうたった。
どうやら、文流しをして外の世界に興味を持ったらしい。

“ おおきくなったら ”
その言葉が 胸をきつく締め付ける。

彼の夢が叶うことは、果たし────]

(41) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

  ………ッて!?!?


[コンッ。
俯く俺の後頭部に、何かが直撃した。
地に転がるのは、
掌サイズの淡赤色をした、僅かに光を放つガラス玉]

(42) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  これは、やっぱり……
  あの子から、だよな。


[家に帰ってきた俺は、
頭に直撃した手紙を何度も読み返す。
開いたカプセルは今日は歌わなかったけれど
「世界が終わるとき」
その文面には、見覚えがあって。
送るはずのなかったあれを、
なにかの間違いで送ってしまった ということだろうか。]

(43) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ



  なにを願う、か。


[ごろりとソファに寝転がり、
何度も何度も、読み返す。
部屋の隅では、鳥籠型のドーム中で
折り鶴たちがふよふよと飛んでいる。

シンは、昨日生まれた“星”に
今日あった出来事や、明日の祭のこと、
誕生日のこと、それから…将来の夢を話していた。
ちいさな“星”は相槌でも打つかのように
ゆらゆら、光のカーテンを揺らしながら
虹色に揺れていた。]

(44) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【秘】 保険調査 ライジ → 星先案内 ポーラ



  しあわせ。

  俺は、
  手を繋いで隣を歩いたり
  美味いものを一緒に食べたり
  同じものをみて、喜んだり笑ったり
  そんな日常が続くことが
  幸せだと、思う。

  近頃、その幸せが消えてしまうのが
  たまらなく怖いんだ。
  許されるなら 終わらない世界を願いたい。

  だけど、それはきっと叶わないから
  せめて、最期の時まで
  大切な二人を抱きしめたいと、思う。

   

(-56) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【秘】 保険調査 ライジ → 星先案内 ポーラ


 追伸

  俺はきっと、あんたを知っている。
  覚えていてくれてありがとう。

  俺たちの世界はもうすぐ終わる。
  そのとき、きっとあんたの歌声を思い出すよ。
  この星が崩れるその瞬間も
  どうか、歌っていてほしい。

                 R

(-57) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【秘】 保険調査 ライジ → 星先案内 ポーラ


[届いたのは 透明なカプセルに、金が施された銀の蓋。
半透明の便箋に並ぶ文字は
以前のように乱雑ではなく、落ち着いたもの。
けれど、わずかに震えているようにも見える。].

(-58) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[何かが、頭上の触角に触れた。
そのまま、くいくいっと引かれるような気配]

――――んぅ。

[触角で、触れてきたその『何か』探りながら、唇の端から零れた涎を手の甲で拭う。
ああ、これは]

おはよう、鳥。

[昨日宇宙の何処かから贈られた機械仕掛けの鳥の頭を、涎を拭っていない方の手で撫でてやる。
単にスイッチ《頭のセンサー》を押したからだと分かっていても、まるで返事をするように『ぴちち』と囀る姿は愛らしい]

……あー。
久し振りに誰かに「おはよう」って言ったなぁ。

(45) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


[昨日届いた透明な花弁を持つ花が、
白い箱の上で、光を受けてきらりと光る。

君は、目を覚ましてから再び、
白い箱に手を伸ばしていた。
すると、浮かび上がる映像の中で、
外部からの異物反応が幾つか見られていた。]


  わ、わぁ。 わあぁ。


[君の瞳は、まんまると縁を大きくさせ。
異物の存在に胸を踊らせる。
はしゃぐ君は、白衣の袖を揺らして、
私に何も告げずに駆け出すのだ。]
 

(46) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


[その背中はまるで、私の側からいなくなる。
そんな様を映すように見えたから、
私に ココロ があったのならば、
かなしみを抱いていたに違いない。]


  ほし、ほしぃ〜〜!


[昨日の如く、両腕にカプセルを抱え。
(昨日より数は多いみたいで、必死な様子)
跳ねるように、私の目の前にやってくる。
そうしてまた、ひとつひとつ開いてゆく。]
 

(47) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


[先日は、自分の送った文の返事だけだった。
でも、今日は違うらしい。
それが君の好奇心を掻き立てているのだろう。]


  んと、えっと。
  まずはぁ、これから!


[自分の送った文の、返送用のカプセル。
開いて中身を取り出して、返事に目を走らせる。
頬杖をつき、一文字一文字丁寧に。
真剣な君の表情に、私は魅入る。]
 

(48) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


  ………家族、かぁ。
  いいお父さんなんだろうな。


[そういえば、私は君の家族の話を聞いたことがない。
君は、私に教えてくれなかった。
家族の存在について、家族の役割について。]


  僕も、パパンとママンと
  家族で一緒に暮らしたかったな。


[けれどもそれは、叶わぬ夢なのだろう。
家族とは、共に過ごすものなのだろうか?
家族について話す君の瞳は、
ちょっとだけ俯いていたから。
なにか、かなしい思い出でもあったのかもしれない。]
 

(49) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


[そして、君は私に視線を映す。]


  でも、僕は君の親だものね。


[にこり。目元を弛めて、
目元を細めて、私を見る君。
そう、君は、私の親なのだから。]
 

(50) 2016/07/20(Wed) 01時頃

【人】 好奇診 キカ


[そうして、次なる文を開く。
白い便箋。封を開けると落ちる何か。
拾い上げると、それは写真というものらしい。
写っているのは、男女の姿。
恋人にしては年が離れすぎていて、
友人にしても少し可笑しなものだ。
これもまた、 親子 だろうか?]


  クス。 ひとは誰しも、
  星を持っているっていうのかい?


[ふと、目に入った写真の裏に刻まれた言葉。
君は、口許から思わず笑みが零れた。
細められた瞳はまた、何を映しているのだろう。
丁寧に便箋を取り出して、並ぶ文字を追いかける。]
 

(51) 2016/07/20(Wed) 01時半頃

【人】 好奇診 キカ


[やっぱりだ。とでもいうかのような君の表情。
三人親子だろうと、紐解く内容。
家庭を持てば、子を大切にするのが定石なのは
どの星も同じなのかと、君は呟いていた。]
 

(52) 2016/07/20(Wed) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

── xing ──

[パパがおへんじをかきにいったとき
ぼくはちっちゃなこえでおほしさまにはなしかける]


   あのね、おほしさま
   ぼく こっそりおてがみかいたんだ
   パパにもママにも ナイショだよ

   かみさまに おねがいごとするの


[いひひってわらって
ぼくはまどから かぷせるをとばした。
だれにもヒミツ。
ぼくと、おほしさまと、
おそらのどこかの かみさまだけがしってるおてがみ。]

(53) 2016/07/20(Wed) 01時半頃

【人】 好奇診 キカ


[そうして最期の一つ。
金色が眩しくて、赤い色がアクセント。
開いて次々現れるものに、君の興味は有頂天。
丁寧に取り出した、歪な模様のコインを摘み。
白の天井に翳して見つめ、鼻を掠める良い香りに
君は穴が開くほどその液体を眺めていた。
どれも、この星ではもう見ないもの。
物々交換もしくは配給が主流、
食事は、基本的には睡眠中に
白い箱が勝手に何かしているらしいとのこと。
見慣れぬ二つ、君のココロは踊る。]
 

(54) 2016/07/20(Wed) 01時半頃

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