164 冷たい校舎村3-2
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―食堂―
[チャイムが、鳴った。>>#0 食べ終わった食器を返却口に戻して、天井を見上げた。 荘厳な空間に響く耳障りな予鈴は、この上なく不釣り合いだ。そう思う。]
……またか。
[朝と、それから夜、8時50分のチャイム。 二度あることはなんとやら。きっと、だれかが、また。
困ったように小さく笑って、涼介がそこにいたなら、振り返る。]
そろそろ、戻ろーぜ。
[逸る気持ちを悟らせないように、へらりと笑って。 そうして、足を向けるのは、やっぱり自分達の教室だった。*]
(52) 2015/07/12(Sun) 11時半頃
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[>>+6 元気だと、明るく答える声のトーンは 一つの質問によって反対のものに変わる。
理由を聞けば理解は、した。
友人を助けられなかった結果、来夏はどう思ったか。 別所のマネキンに謝る姿を見れば、想像は容易い]
……友人が事故に遭ったのは、気の毒だったわね。 でもそれはやっぱり、来夏のせいじゃない。 ただ、不幸な場に居合わせてしまっただけよ。
["友達を助けられたなかったのは、自分のせい" そんなふうに、彼女は思っているのではないだろうか]
(+9) 2015/07/12(Sun) 14時半頃
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まあ、そうは言っても気にしちゃうんでしょうね。 来夏は、優しいから。
[最近少しだけ、来夏の様子がおかしいと感じていた。 屈託のない笑顔が、どこか違和感があって。
その正体が何なのか。 それともだたの自分の勘違いか。
その答えは分からなかったが、 今の話が関係しているのかもしれない]
でもね、あなたが必要以上に責任を感じることはないわ。 それだけは忘れないで。
[ね?と最後に、微笑みながら付け足す。 >>+7 けれど、来夏は思い出したように謝罪をした]
(+10) 2015/07/12(Sun) 14時半頃
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ああ……別に気にしてないわ。
[体育館で別所のマネキンを見た時のこと。 あんなものを見たら逃げたくなる気持ちは分かる。
でもさっき言った通り、多分、来夏は気にしてしまう。 さて、どうしたものかと考えて、一つ思い付いた]
あのね、来夏。 この間、駅の近くのノルデンカフェに チョコ&ピーチクリームキャラメルラテって 期間限定のメニューが出来たの。
それ一つ、奢って? それで、あの事はチャラね。
[相手からの罰がないことに罪悪感を募らせるならば、 それを軽くしようと提案を一つ。 自分が食べてみたかった、というのもあるけれど]
(+11) 2015/07/12(Sun) 14時半頃
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次の休みに……明後日に行こう。 約束ね、来夏。 [楽しげに、一方的にそう告げる。 そして、また病院でねと言い残し、 来夏の返事を待つ前に電話を切った]**
(+12) 2015/07/12(Sun) 14時半頃
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/* つくよちゃん上手い……!
(-13) 2015/07/12(Sun) 14時半頃
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/* 現実って雪はふってないんかな
(-14) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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── 現在:1F昇降口 ──
── うん。
[ 微かに頷く。 顔は、上げなかった。 項垂れたまま、考えている。
一緒に帰りたいと、 手を、取ってほしいと、 そうしてくれたら、力の限り、 君のためになんでもするから。
そう伝えるくらいは、許されるだろうか。]
(53) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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── うん、ありがとう、志乃さん。
[ 今度は、ちゃんと、 手を引いて帰れたよって、報告できるかな。 それとも、今度は、そこに君もいるだろうか。]
……教室、戻ろうか。
[ まだ、外には出られない。 きっと、それは悪意でもなんでもなくて、 まだ、その時じゃないからだ。
数秒、扉の外を見つめて、 教室の方へと、また歩き出す。*]
(54) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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──夜:自宅──
………っ!
[踏み出した足の先、ふわりとした浮遊感。 そこから、底なしの穴に落とされるような感覚と共に、目が覚めた。 がば、と顔をあげて、辺りを見回す。 小学校の時から使っている馴染みの机に、広げられた参考書。机の隣には大きな本棚がある。 そこに立ち並ぶ本たちを見た瞬間、一気に理解した。]
……帰って、きたんだ……!
[物語の続きが、そこにある。私、帰ってこれた。 その安堵感で、力が抜けたのも一瞬。 自分の片手がしっかりと握りしめているのが、花柄のブックカバーのかかった本だということに気づいて目を丸くする。]
(+13) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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……夢、じゃ、ない?
[分からない。だけど、夢だとすれば、あまりにも生々し過ぎる。 血の色もにおいも。シャワーの温度、食事の味。 あの手のぬくもりさえも、鮮明に思い出すことが出来てしまうのに。]
(+14) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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[咄嗟に、携帯を手に取った。 誰か、誰でもいい。あの世界にいた人たちに、連絡を取りたい。 だけど、その手が止まる。 メールが1件。差出人に息を飲む。別所 篤人。 携帯のロックを解除する、自分の指先の動きがもどかしい。文面を見て、息を呑んだ。>>3:+4]
七五三、くん、……?
[ああ、思い出す。繋がってしまう。 理由なんて分からない、知る筈もない。それでも、全ての歯車がかちりと噛み合う。 あの世界は、あの閉ざされた校舎は、きっと。
コートを羽織って、携帯と財布だけを持つ。 2階にある自室から階下へ降りる階段を駆け下りる時に、兄と鉢合わせした。 怪訝な顔を向ける兄に、必死の表情で告げる。]
(+15) 2015/07/12(Sun) 15時頃
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お兄ちゃん、私、出かけてくる!
[「は?」と兄が顔を顰める。 お前、今、深夜だよ。どこ行くの? 北洋病院、と答えた。兄の顔がますます呆れたものになる。
「あのさ、電車もう終わってるよ。どう行くつもり」
は、とする。北洋高校は、私の家からはだいぶ遠い。>>0:62 同様に、北洋病院も遠い。 どうしよう、と思ったのは束の間だった。]
歩いて、行く。
[兄の顔を見て、きっぱりと告げる。 何時間かかるんだろう。せめて、朝までにつけばいいけど。 そう思っていたら、大きなため息が聞こえてきた。]
(+16) 2015/07/12(Sun) 15時半頃
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[ため息つくこと、ないじゃない。 そりゃ、現実的に考えて、無茶苦茶なことを言ってるかもしれないけど。 不貞腐れかけた時、私の脇を抜けて階下へ降りた兄が、「父さん、車借りていい?」とリビングに向かって声をかける。 ぱっと顔をあげた。]
……え?
[送るよ、と、兄が車のキーを手にしてくるりと回す。 「やめてなさいよ、何時だと思ってるの」と、父の代わりに母の声が非難がましく飛んできて、思わずびくりと肩が跳ねる。 ちょっと待ってな、とリビングに足を向けた兄が、ほんの数分で母を説き伏せて帰ってきた。 「行くよ」と、颯爽と玄関へ向かう兄をぽかんとして眺める。 ゲンジツ的な兄の、あまりにスマートな手際の良さ。私じゃ、きっとこうはいかない。 待って、と慌てて後を追った。**]
(+17) 2015/07/12(Sun) 15時半頃
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/* お兄ちゃんをやばいぐらいイケメンに……と思いながら描写してるんだけど、見た目イメージはヒューかトレイルあたりかなぁ
(-15) 2015/07/12(Sun) 15時半頃
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/* ジェフでも行ける ちょっと微妙か?
(-16) 2015/07/12(Sun) 16時頃
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[ 声に、頷く。 礼にも、返事にも、ゆっくりと。 ]
うん。戻ろう。
[ そうして、教室に戻ることにも、頷いて。 廊下の方へと向かう前、思い出したかの様に。 ちょっと待って、って。再び昇降口の扉に触れる。 雪の中にいるあの子に、言いたいことがあった。 ]
――いってらっしゃい、千佳子。
[ 今度は、同じ場所で送って行った日の様に、 小さな頭を撫でることは、出来ないけれど。 きっと、それでいい* ]
(55) 2015/07/12(Sun) 17時頃
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―3-2教室―
[ 戻った頃には、他のクラスメイトもいただろうか。 黒板に並ぶ文字を見て、 ああ、皆帰ってるんだな、と、改めて思って。 もうひとつ、少し、躊躇いはしたけれど、 歩み寄って、白の文字を書き足す。 書こうとした、その近くにある、 小さな赤の文字>>3:240に、目を細めながら。
『昇降口の外に、千佳子のマネキンがいます』
マネキンに、います、って変じゃないだろうか。 でも、他に表現がしっくりこなくて。 まあいいやとチョークを置く。 ぱん、と、手に着いた白い粉を払って。 指の赤が目に入った。 ]
(56) 2015/07/12(Sun) 17時頃
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…流石に血ついたままじゃまずいだろうし、 手洗ってくる、あと着替えも。 終わったらまた、此処に戻るつもり。
[ そう言って、もう一度教室を出ようとして。 歩む途中、恋は?と言いかけて、やめた。 言わなくても、きっと大丈夫だって、そう思ったから* ]
(57) 2015/07/12(Sun) 17時頃
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――教室――
[教室に向かう途中で、チャイムが鳴った>>#1。また、誰かがここから居なくなったのだろう。
自分の席で一息つく。 瑠希に言いたいことをまとめながら天井を見ていると、葛城>>56も帰ってきた。 増えていく文字を眺めながら、随分減ったなあとのんびり思う。
次に思うのは、ここのホストのこと。]
(58) 2015/07/12(Sun) 17時半頃
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[一人だけ、思い当たりがある。 自分の他に、ここの世界を肯定した人。 彼なら、食堂が豪華な理由も納得できる。
彼がホストなら、言わないといけない事がある。
2つのことを考えながら、じっと天井を眺める。*]
(59) 2015/07/12(Sun) 17時半頃
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――回想・中学生――
[家の近所を歩いていると、急に大きな声で呼び止められた。 驚いて立ち止まる。 肩を掴まれた。 喉の奥で引き連れた声が上がった。
何。誰。怖い。嫌だ。
『あんた、なんて顔してるの?』
聞き馴染んだ声。そういえば見覚えのある服。 母だった。]
(60) 2015/07/12(Sun) 17時半頃
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え、えっと。
[『無視しないでよ』 そう言われた。 違う。無視したんじゃない。母だとすらわからなかったんだ。
その日、母は髪を切っていた。*]
(61) 2015/07/12(Sun) 17時半頃
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―1F女子トイレ―
[ 指先についた赤の他に、流れる水の音以外に。 違うものが混ざるのに、そう時間はかからなかった。
水道をじっと見ていた自分の頭の方から、 べたり。べたり。音がする。 つられるように、音の方を見上げれば、 目の前の鏡に、赤が、はりついていった。 ]
(62) 2015/07/12(Sun) 18時半頃
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『私は』 『私は、誰かを助けられてる?』
[ 自然と読んだ赤い文字の向こうで、 ついさっきも出会った気がする、 自分の姿をした、自分じゃない誰かが、 にいと、笑っていた。
静かな瞳で、掃除用具の入っている棚から、 雑巾を取り出して、水に濡らす。
べたり、べたり。その間にも、音がして、 うるさいなあ、って、悪態をついて。 ]
(63) 2015/07/12(Sun) 18時半頃
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『声をかけたところで』 『ありがとうって言われたって』 『結局一番大事なところって、変わらないよね』
『身体が壊れちゃったことだって、眠れないことだって』 [ 黙れよ、って、端から拭いて、消していく。 雑巾が赤に染まっていくから、水にまた濡らして、 赤がどんどん、流れていく。 ]
『ちょっと暴いた気になって、満足した?』 『それで変われると思った?』
[ 真っ直ぐに、拭き取っていく。 はりついていく文字は、鉄臭くて、それでいて、 ]
(64) 2015/07/12(Sun) 19時頃
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『止まり方を知らない、可哀想な子』
[ ―――真っ直ぐ突いてくるから、ちょっと、きつい* ]
(65) 2015/07/12(Sun) 19時頃
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[郁くんのマネキンをしばらく抱き締めながら、スクリーンに映るみんなの笑顔を眺めていた。 出演したキャストたちが勢揃いしている、希望に満ち溢れたラスト。
その中には、あたしもいて、笑っている。 エキストラとして少しだけ出してもらった。
みんなの後ろで、殺された被害者を見下ろして泣いているだけの小さな役だったけど。 涼介くんや、みんなと同じ舞台に立てたあの一瞬は、記憶に焼きついている。
スクリーンの中、泣いていたあたしも、エンディングでは笑顔になる。
――篤人くんが書いた物語。 それに意味を求めてもいいなら、あたしは、笑いたい。
心の底を塗り潰すだけに使った笑顔ではない、本当の笑顔で。]
(66) 2015/07/12(Sun) 19時頃
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郁くん、あたし――まだ帰らない。 “最後まで”いる。
[マネキンから体を離す時にそう言って、その場には手をつけずに、スクリーンもそのままにそこを去る。
ねえ、あたし。 分かってるんでしょ。
辛いことから目を背けなければ――とっくに気付いているんでしょ。
この世界の主が、誰かってことに。]
(67) 2015/07/12(Sun) 19時頃
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[あの変貌した食堂を見た時に、薄々とだけど、感付いていた。
>>2:234>>2:235ハムレットの舞台を見に行った時に、感動と共に記憶した、その舞台の上の豪奢な装置。 確かにひとつの荘厳な世界を形作っていたそれを、覚えている。
>>3:111郁くんのように、頭の中で像を結ぶのが怖かった。 ホストがあの人だと認めてしまうことから、目を逸らした。 今までと同じように。
――そろそろ目を覚まそうよ、あたし。
素敵な夢を見た後は、現実が待っている。 いつかは、お別れしなきゃいけないんだ。
だから、その前に。この哀しい世界があの人を覆い隠してしまう前に。 誰でもいい。あたしに、勇気をください。*]
(68) 2015/07/12(Sun) 19時頃
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