35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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/* 勝丸、未来人か! やっべぇ。 (←一番素村っぽいからという理由で仮セット先にした人)
(-13) 2011/08/16(Tue) 21時頃
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―朝―
[昨夜食べた獅子唐といんげんは大層美味かった。 胡麻と甘く和えたいんげんというものは、なぜこうも美味しいのだろう。そんなことをしみじみ思いながら噛みしめていたら、どうも言葉に出ていたらしい。一平太と目が合って、珍しく赤面してしまったのを覚えている]
――…ん、
[朝の光で充分に明るくなった部屋。しょぼついた目をこすりながら起き上がる。今日はきちんと、寝床の中で目を覚ました]
あぁ、そうか。あれは、ぺーたにあげたのだった。
[きゅるきゅるというぜんまいの音が聞こえぬのを訝しく思った後、ほぅっと後から思い出した]
(48) 2011/08/16(Tue) 21時半頃
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―朝・海辺の船大工小屋―
んー……昨日は、結局先生んとこ行けなかったなあ。
[自分の布団の上に身を起こし、汗ばんだ全身を掻く。 昨日、日向たちと焼き野菜を食べた後、家に戻ったら、急な修繕の客が来ていた。 最初に見積もったよりも大がかりな仕事になり、終わる頃には日が落ちていた]
(49) 2011/08/16(Tue) 21時半頃
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ま、無事直ってよかった。 船が使えねえんじゃ、大変だからな。
[裏の井戸で水浴びをして、身支度をする]
……ったく、寝てるだけでべたべたになっていけねえや。 お志乃の傘も、早いとこ仕上げて、返してやらねえとなあ。
[今日こそはと、持って行く物を用意する。 預かった日傘、それを見て自分で書いた図面。
風呂敷に包んで、向かうは鳩渓堂]
(50) 2011/08/16(Tue) 21時半頃
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あさと、ゆうは、どうしたろうなぁ……。
[まだ半分寝ぼけている頭で、ゆっくりと昨日を反復していく。 どんな結論を出すとしても、心折れずにあってほしいと、願う]
……あぁ、日向の質問を聞きそびれた。 団十郎の頼みも聞いてない。
[昨日やり残したことを思い出すと、寝床を抜け出し、顔を洗って身なりを整えて。出かけ支度をしようとしたのだが、うっかり設計図に目を留めてしまい、結局また座り込んでしまった]
(51) 2011/08/16(Tue) 21時半頃
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―鳩渓堂近くの空き地―
……あれ。今日も、勉強は休みか?
[志乃の姿が見えない。 訝しく思いながら、空き地にいた子供たちに尋ねてみる]
え。 祭りの役員になった?お志乃が? そうなのか、ありがとよ。
……仁右衛門に、お志乃か…… 今年の祭りは、どんな風になるんだろうな。
[やや不安げに、呟く。 しばしそこへ佇んでいたが、頭を振って、屋敷の玄関へ向かった]
(52) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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―鳩渓堂―
おうい、朝からすまねえ。 源蔵先生はいるかい?
[入り口で、声を掛ける。 いつもならすぐに一平太が出てくるところなのだが、今日は静まりかえっている]
……? 朝餉の支度中かね。 ちっと、早すぎたか。
[もう少しゆっくり出てくればよかったと思いながら、少し待ってみる]
(53) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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>>51 先生合わせてもらってすまねえ><
(-14) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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――…?
[人の声がした気がした。玄関の方だろうか。 しばらくぼさっとした後で]
あ、ぺーたは朝稽古だった。
[ようやっと思い出して、とたとたと小走りに玄関へと向かう]
あぁ、おはよう、団十郎。すまんね、今僕の方から出向こうかと思っていたところだったんだ。昨日言っていた「頼み」の件かい?
[すっかり座り込んでいたのは棚上げだ]
(54) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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おっと先生、すまねえ。
[源蔵本人が出迎えに来たのには、少しだけ慌てたが、さほど遠慮もせず]
ああ、昨日言ってた件だ。 こっちからお願いすることなんで、出向いて貰うのは申し訳ねえ。
実はなあ、これ、お志乃から預かった傘なんだが……
[風呂敷を広げ、日傘を取り出す]
どうも、開くときに変な感じがしてな。 寸法がおかしいのかと思って、見てみたんだが。
[玄関先で、図面まで広げようとする]
(55) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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――回想・?――
[帰り道。 ずっと二人、手を握っていた。 いろいろなことを聞いて。 思い出して。 ふわふわした、不思議な気分。
質問したいことも、たくさんあるのだけど。
『未来の事は、聞かないでね』
そう言われたから。 それにその時は。 手をつないで歩いているだけで、胸がいっぱいで。 それ以上のことを考える余裕は、あまりなかったのだ。]
(56) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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[自分もわりとあれこれこだわらぬ性質なので、玄関先に座り込んで図面を覗きこむ]
変な感じ、とは具体的にどういうのだい。 これが普通の傘じゃないということなのか?
[まさかバネ仕掛けじゃあるまいなと思いつつ、傘を受け取ろうと手を差し出す]
(57) 2011/08/16(Tue) 22時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 22時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 22時半頃
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─ 神楽邸・縁側 ─
[一頻り、音色を風に散らした所で笛を下ろす。 柱にもたれたまま空を見上げ、澄んだ色にふと笑みを浮かべた]
……今日も、暑いですねぇ……。
[これは、中々出られないかな、などと思いつつ、笛を置いて借りた本に手を伸ばす。 小鳥は近くに作られた止まり木の上で翼を広げ、忙しない羽繕いを始めていた]
(58) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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何つったらいいもんかね…… 上下が逆さ、みたいに思えてならねえんだ。
[片手で図面を指さしながら、もう片方の手で源蔵に傘を差し出す。 いわゆる和傘ではなく洋傘の造り、なのだが、 船大工にその知識は無い]
お志乃が自分でこしらえたのかね。 詳しい話を聞いてみたかったが、あいつ、祭りの役員に選ばれちまったって? しばらくは、あっちで手が離せねえだろうなあ。
(59) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 22時半頃
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―神社―
行ってらっしゃいませ。おみつ様が無理されていないか、見てあげて下さいな。
[稽古がひと段落つき、旅館に向かうという勝丸をお辞儀をして見送る]
兄様、御茶をどうぞ。 今日も稽古を付けてくださり、ありがとうございました。
[木刀を片すと、水筒を兄に手渡しつつ改めて礼を述べた]
……………………。
[何かを言いかけ、止めて、ぽっかりと僅かに沈黙が流れる]
――…兄様が次に戻ってこられるまでには、 私、もっと稽古に励んで、強うなっていますから。 楽しみにしていてください。
[言い直した言葉に重ねるように、珍しく、にこりと柔らかく微笑んだ]
(60) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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―鳩渓堂―
[屋敷に戻った頃には、既に日が高くなり始めていたか]
―――――……お待たせいたしました。 おや、おみつ様、こんにちは。御加減はいかがですか?
[戸を叩く音に顔を出せば、おみつの姿>>39を認めて頭を下げる。きっと団十郎がやってきたより後の出来事だ]
そんな。迷惑だなんて、きっと誰も思ってはおりませんよ。
ですが心配はすると思いますので、無理はなさらずに。 気を張らずに、その場その場を楽しむことも大切です。 ……と、お志乃様が仰られていました。
[差し出された包みを、少し迷った後、有り難く受け取ることにした]
感謝の御言葉は皆さんに確り伝えておきますね。 届けてくださり、ありがとうございました。 旅館の旦那様にもよろしくお伝えください。
(61) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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誰かに手を借りるというのは、 決して格好悪いことではありません。
でも、其れが自分で許せないのならば、 誰かに助けてもらったと思う分、 他の誰かにお返しすれば良いのではないでしょうか。
おみつ様の頑張りは、十分過ぎるとは思いますけれど。
[手布を受け取ると、大切そうに持ち直して]
日向様に、ですね。分かりました。御渡ししておきます。 彼女によく似合う、優しい絵柄ですね。
[去っていくおみつにお辞儀をした**]
(62) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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/*PL的素朴な疑問その二
「未来」っていう仏教用語が、「future」も意味するようになったのは、時代的にいつ頃なのでしょうね。実は前からちょっと気になっていたり。 「未来人」という言葉は、過去人にとって了解可能な概念なのかな? 輪廻を前提とした「来世」的未来の観念には、もしかすると中世以前の人たちのほうが、我々より親しみがあったのではないかという気もしますが。
ああ、でも中世にはもう「未来記」という単語がふつうに存在するのでしたね。
(-15) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 22時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 22時半頃
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/* お志乃様の傘って、多分、ときめき相手の未来人さんから頂いた物なのではないかなと思っているんです。
(-16) 2011/08/16(Tue) 22時半頃
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[上下逆。その言葉に、はぁ〜、と感嘆の声。確かに妙に骨の少ない傘だとは思ったが]
骨の少ない和傘ではなく、骨の多い洋傘なのだな。
[傘を閉じて逆さにしてやれば、開いてくることなくしっくり落ち着いて]
これはこう、布を張るようにしてやるといい。
[団十郎の設計図に、舶来ものの万年筆で書き込みを加えていく]
……さすがに、傘のために準備の邪魔はできんわなぁ。
[そう言って、寄合所でてんてこしている志乃を想像してみたが。何故かうまくいかなかった]
(63) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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―回想・旅館― [稽古をつける為の支度を整えて部屋を出れば、眠そうな表情の飯綱と対面する。]
おはよう、もう身体は大丈夫なのか? まぁ……早起きに関しては約束もあるから、な。 そっちこそ、やけに早いんだな。宿の仕事かい?
[日課でもあるが、今日に関してだけ言えば約束の面が強い。]
そうか、それならば二度寝もたまにはいいものだが。 寝る時間が惜しいという性格の人も居る。難しいものだ。
いや、私は気にしていないし、何もしていないよ。 ただ、次からは気をつけて。折角の祭りの時期だ、楽しむ余裕が無かったら残念じゃないか。
[そう言って、軽く笑めば。それでは、と軽く頭を下げて神社へと向かった。]
(64) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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―神社― ふふ、一平太が一番乗りか。精が出るな。
[おはよう、と素振りをしていた一平太に挨拶をして。 程なくして勝丸が来れば、おはようと声をかけた。そして、例の物のことを聞けば嬉しそうに]
おお、ありがたい。 平太さんと民子さんによろしく伝えておいてくれ。
こちらこそよろしく頼む。
[そう言って、二人の素振りを眺める。 時折、木刀の構え方や素振りの仕方を見せたり、姿勢を正すために手で支えたりして。]
はっは、でも前よりちゃんと上達してるぞ。
[サボっていたことを見抜きはすれど、それでも前の年より悪くなることはない。 その上達ぶりを見るのも、村に帰ってきた時の楽しみで。]
(65) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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よし、こい。勝丸。
[少し離れて面と面を向きあえば、木刀を構え。 去年の手合いと比べれば、精神面も成長があったように見える。]
よ、っと。
[ただし、ここは彼らしさが出ていたというか。 そこが彼の良い所でもあるのだが、体躯の差もあり。 彼の突進をかわし。隙ができたところを軽くトン、と獲物を当てた。]
うむ、お相手ありがとう。 去年より手ごわかったぞ。でも、相手の近くで大振りになるのはその分隙ができる。
[棒の長さと、それをその体躯で扱うこと考えると仕方のないことなのかもしれない。 そう思いつつも、礼をした後、勝丸の頭を撫でて褒めただろう。]
(66) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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[その後、一平太と勝丸の手合いを眺め。 勝負あったところで、声をかけた。]
ふふ、今日は一平太が勝ったか。 二人とも良い物を持っている。それぞれの良い所を吸収できるといいな。
[優しく言って、二人の顔を見る。二人共、いい顔をしていた。]
ああ、お疲れさま。お遣い行ってらっしゃい、勝丸。 一平太もお疲れ。お前も頑張ったな。
[水筒を一平太から受け取れば、ありがとう、と礼を言う。 気がつけば喉も渇き、水筒も持ってきていなかった。どこまでも気の効く弟である。。]
(67) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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へっへっへ。 (なでられごろごろ
(-17) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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(朝ちゃんには、あたし以外にも家族がいるのかな。) (父様や母様や、きょうだいがいたりするのかな。)
(あたしの知らない友達が、いるんだろうな。)
(あたしたちに知られちゃいけないのが決まりで) (一年しかここにいられないのも決まりで)
[考えたら止まらないことばかりで。]
(68) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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……。
[水筒の中身を口に含み、てぬぐいで額を拭う。 ふぅ、と一息ついて。神社の静寂が僅かに場を支配する。]
……ふふ、そうか。楽しみにしていよう。
[微笑む弟の表情に、つられるように小さく笑んだ。 弟も立派に、そして健やかに育っている。幸せなことだ、と静かに思う。]
さて、今日はこれまで。ありがとうございました。
[す、と姿勢を正してお辞儀をしてみせ。笑ってみせた。]
(69) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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洋傘……ってえと、異国の傘かね。 へえ、そんな風になってんのか。
[感心した声を漏らし、源蔵の書き込みをじっと目で追う]
紙よりは、布の方がいいんだな。
[軽く丈夫な布となれば、仕事柄いくらか手持ちがあるのを思い出しながら頷いた]
ああ、それだけ詳しく書いて貰やあ、こっちで仕上げられるだろ。 そしたら、役員の誰かにことづけて、届けてもらうくらいはできそうだ。 あちこち話し合いに回ったりしなきゃならねえかもだから、日傘はあった方がいいだろ。
(70) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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[まだ乾かぬ線に触れないように、図面の少し上空を指でなぞる。 しばし考える様子を見せた後]
……お志乃のやつ、仁右衛門の言ってた海岸の見張り、行きたそうにしてたが。 祭りの準備があるんじゃ、無理そうだなあ。
まさか、見張りなんかされちゃたまらねえってご先祖様が、神通力でお志乃を役員に……なんてな。はは。
[苦笑して首を振る]
(71) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2011/08/16(Tue) 23時頃
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―蕎麦屋― [稽古が終わった後、勝丸から貰った土産と共に蕎麦屋に来ていた。遅い朝食といったところ。]
竹三さん、お久しぶりです。もりそばを一つ。
[威勢のいい声と共に注文が受理されれば、土産の中の茄子漬を一口。身体を動かした後では、塩気の効いた茄子の漬物がより美味しかった。]
あぁ、すみません。勝丸のとこから戴いたもので。 竹三さんも、よかったら一口。
[蕎麦屋に来て何食ってんだよ、と茶々を入れられれば嬉しそうに茄子漬を薦め。蕎麦が来るまでの間、茄子漬を味わっていた。 すると、竹三は思い出したように話を切りだし。]
……はぁ。今年の役員の選出、確かに妙ですね。
[苦笑がちに言う。博史はまだしも、志乃のような若い娘が選ばれたのは凄く希なことだと言っていいような気がする。
まぁ、それも。少し引っかかっただけであり、それ以上は特に考えることはなく。目の前に蕎麦が運ばれてくれば、自身の空腹を満たすことに専念するだろう。]
(72) 2011/08/16(Tue) 23時頃
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