16 漂流旅行
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―洞穴 入口―
ん。みんな、遅いよなー…。 こうして誰かの帰りを待つ身というのも、辛いもんだな。
[小さく息を吐いて。]
ねえ、オスカー君、 僕もね、さっき、変な夢みちゃったんだ。
君が、化け物になって 僕を食べようと追いかけてくる、そんな…夢……。
(50) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
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―洞穴 入口―
[近く、地を踏む気配を感じた。]
なに?
[咄嗟に、その気配の相手に対し、獣の襲来の可能性も警戒したため、立ち上がり、身構えようとする。
が、]
――ヘクター先輩!
(51) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
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[気配の方へ向き、そこに居た相手の正体を認め、 警戒体勢を解いた。]
[火の傍へおいで、と、気配の正体―ヘクターへ手招きして。]
先輩ひとりで戻って来たのか…?
アイリス君とセシエル先生は?
[そして、彼の同行者がいないのを見て取って、 湧いた疑問を、口に上らせた。]
(52) 2010/08/09(Mon) 11時半頃
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マーゴ君はまだ見つからないのか…?
[問いののち] [ヘクターの見聞きした事を耳に入れ、咀嚼しようとする。]
セシエル先生が……
マーゴ君が……
[声が震える。 両手を、握りしめた。**]
(53) 2010/08/09(Mon) 12時頃
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―洞穴―
セシエルせんせーはずっと一人で待ってたんだよねぇ…… 今は皆と一緒で寂しくないかな。
[メアリーの夢の話を聞くと目を丸くする]
本当? 俺も同じ夢、見たよ。
(54) 2010/08/09(Mon) 20時頃
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[少しの沈黙の後、口を開こうとした所に何者かの足音がした。 慌てて棒を握り締め、メアリーと一緒に立ち上がる]
……なぁんだ、ヘクター先輩。 おかえりなさい。
[ヘクターの焦燥した様子に少し首を傾げた。 視界に飴が焦げた跡が入り、少し目を止めた]
……え。
[マーゴとセシエルの死を聞き、視線をヘクターに戻す]
(55) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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アイリスは……そう。 わかぞーせんせーが行ってくれたなら、安心かなぁ。
[淡々と、口にした。 続く言葉は極小さく]
……なら、二人の分も食べちゃっていいかなぁ……
(56) 2010/08/09(Mon) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/09(Mon) 22時頃
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アイリス!!どこだ!!
[思わず声を荒げてしまう。 大きな声で辺りを探るが、見つからない。]
…まずいな。声を出しすぎると、自分の居場所を知らせるようなものなんだが…。
[それでも、自分が襲われる分には彼女よりはまともな対抗が出来るだろうと、そう思って声を荒げる。]
どこだ!アイリス!?君が会いたいというなら…マーゴがどこにいるかだって教えてやるから! アイリス!!
(57) 2010/08/09(Mon) 22時頃
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…獣や…他の死に方より苦しまないように殺してあげようって言うのに…。
どこにいるんだ…? 早く、早くマーゴに会いたいんだろう…?
マーゴだって待っているに決まっている。会いたいと思っているに決まっている…。 だから、彼女達のために…早く…。
(*5) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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/*それにしてもこの墓荒らし、どんだけ女々しいんだ。日頃見かけるヘクターよりも若干【高校生の少年】とは意識したつもりだけど、どーしてこーなった。 ……くう、だからイケメンになれないのだろうか。さすがに今回は『あいつキモい』の連呼だろうけど。可愛い言われてたら諦めて泣こう。ないよな。ないと信じる。*/
(-21) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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―回想― [先へ進むヘクターの後を恐る恐るついていく。
瞬間。
黒く大きなもの―おそらくは獣―に体が押し倒される衝撃と感覚。
そして。
捕食される感覚。]
[最後に思うのは、今まで傍にいた生徒たちのこと。 そして、もう一人の教師のことだった。**]
(+0) 2010/08/09(Mon) 22時半頃
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― 洞穴・入口 ―
[……重い足取りで洞穴の入口にたどり着けば、火の番をしている後輩達の姿。 身構えた二人がやがて警戒を解く様子をぼんやりと視線で追うと、手招かれるがまま火の側に腰を下ろし、膝を抱え。聴かれるがまま、二人の死を伝えた。]
セシエル先生、は……森の中で、獣に襲われて…………。
マーゴは……イアン先生が見付けた時には、もう……。
(58) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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[そのまま、イアンがアイリスを追って駆けていった事まで話すと。オスカーの呟きには気付かぬまま、]
……俺が……。……奥で何か動いた、なんて、言わなけりゃ……こんな事にならなかったんだよ、な……。それか、俺がしんがりなら……。
こんなモン持ってたってのに、俺……結局……。
[からり、と。持っていたナイフを落とした。]
(59) 2010/08/09(Mon) 23時頃
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……。
[ヘクターにかける言葉が見つからず、そっと肩に手を乗せた。 身を屈め、落ちたナイフを拾い上げる]
じゃあ、俺が持ってるよ。
[じっとナイフを見つめ、手の中で弄ぶ]
(60) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[ヘクターの話によれば、 この島で遭遇した6人のうち、2人が減ったことになる。]
[先刻の別れぎわの、あの音楽教師の笑顔と声。 それが霞がかり遠くなってゆく、心地がする。]
[代わりに鮮やかさを増すのは、追われる悪夢。]
(61) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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―洞穴 入り口―
…………。
[ヘクターの自責の言葉、 そこにかける言葉も無いと、思ったけれど。]
そんなん言いだすなら… 僕だって同じようなものさ。
あの時…マーゴ君の着替えを待って… 一緒に戻れば…よかったんだ…。
……アイリス君に、恨まれる、かな、僕。
[ぽつりと、言い。] [オスカーの手に渡ったナイフを、見た。]
(62) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[それから、目を伏せた。]
[もしもあの世でセシエルが ヘクターの言葉を聞いていたら、どんな感情を抱くのだろう。 死後の世界なんて、自分には見えはしないけれど。] [思いつつ、ふ、と息を吐く。]
セシエル先生のことなら、少しは知ってる あの人なら、ただ生徒の無事だけを喜ぶだろう、 そう、思う。
[自分の体調より、 生徒の捜索を優先した教師の姿が思いだされて。]
(63) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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[二人はマーゴとセシエルの死を悼むものの、 オスカーには実感がわかないままだった]
(-22) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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わかんないよ、そんなの。
[ナイフをきっちりと握ると火の煌きが映りこむ]
……ご飯、食べない? 元気出すには一番だよ。 わかぞーせんせーは不味いっていってたけど。
[木の上の青い狼を見た]
(64) 2010/08/09(Mon) 23時半頃
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ご飯。僕は、いらない。
[体力が落ちているのは感じていたけれど断った。]
あっちにあるみたいだから、 オスカー君たちは食べるといいよ
[樹上の狼の影には気付かず、上の空で イアンとアイリスはどうしているだろうと、思い馳せていた。]
(65) 2010/08/10(Tue) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時頃
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ああ、まだあったんだっけ…… 俺、お腹すいてたまんなくって、さ。 じゃ、狼はまだ食べなくていいか。
[淡々と言うと木の上の屍骸から目をそらし、 洞穴の中へ歩き出す]
……先輩は?
[くるりとヘクターを振り返った]
(66) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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/* 感情控え目のキャラ難しいなぁ……
(-23) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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[オスカーの手にナイフが渡るのをぼんやりと見やり。聴こえたメアリーの呟きに]
……アイツなら、恨みはしねぇだろ……多分……。
[生前のセシエルをよく知らない彼は、続くメアリーの言葉に]
…………イアン先生も、似たような事言ってたな……。
[呟きを返した。]
(67) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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[オスカーの食事を奨める言葉にも。]
……俺も、食える気しねぇ……食うなら先食っとけ。
[樹上の青い狼が視界に入ると。胃の底から込み上げる何かを抑えるよう、押し黙った。 体力は確実に落ちているのだろうが、それ以上にセシエルの最期の姿が目蓋に焼き付いていて。……食欲は、湧きそうになかった。]
(68) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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/*>>64>>66 そっちかwww三人誰かの死亡フラグかと思ったwwwww*/
(-24) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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─森の中─
[先生の声が遠くに聞こえる。] [しかし、聞こえるだけで、頭の中に入ることはなかった。]
マーちゃん……マーちゃんっ
[親友を求め走るうちに、周囲は霧に覆われていた。]
(69) 2010/08/10(Tue) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 00時半頃
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アイリス君王子様…で、当たってたのかな?
(-25) 2010/08/10(Tue) 01時頃
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─森の中・霧─
[霧は、桃色だった。] [その霧の中にいると、夢の中にいるようにも感じられる。]
[だんだん、瞼が重くなってきた。]
(70) 2010/08/10(Tue) 01時頃
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……そっかぁ。
[二人が食事を断ると、一人洞穴の食糧を漁り始める]
んー……チョコパイまだあったんだ。 あまぁい。
[暗い顔をする二人を余所に、菓子を頬張る]
(71) 2010/08/10(Tue) 01時頃
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/*えっ。
アイリス死ぬ気満々=多分非狼非王子 ⇒イアン首無しだったらどーなるんだこれ。
……いや、まあ。異様になってきた食欲を察するに、オスカーなのかなとも思い始めてるけど。うん。←だからナイフ落とした*/
(-26) 2010/08/10(Tue) 01時頃
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