84 ― 手紙 ―
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[私はその後、したためた手紙を持ち、 郵便配達員を待った。
これらの手紙を託すためと、それから、 あの恐るべき結果の封書を待つために。
結果次第では。 私は、この街を長らく離れることになるだろうと 理解していた。 その運命を明らかにするために、私は無為に、あの男を待った**]
(29) 2013/05/25(Sat) 17時頃
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[午後の時間はとても慌しかった。
今日は一段とご機嫌な子猫の荒らし回った部屋を片付けて 書き上げた封筒を懐に仕舞って 昨日と同じ鞄を抱えて、部屋を飛び出す。 扉の先に、朝見たのと同じ郵便服が居ることにも、]
お、驚いた……… ご苦労さんです。 丁度この近くまで配達に?
ああ、じゃあついでと言っては難だが。これを。
[懐でよれよれによれて、少し破れた封筒を 迷っていて綺麗になるわけでもないのだから、手渡した。 郵便屋はそれに、何も言わなかったが、勝手に羞恥心を覚える。]
そういえば、朝の手紙、届けてしまいましたか。 いや、駄目だったわけじゃあないんだが…
(30) 2013/05/25(Sat) 21時頃
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[遣り取りを経て 腕時計の針を気にしながら、走る、走る、乗る。 何時もの列車に如何にか乗り込んで、額を伝う汗を拭った。
車内を見回し、開いている窓を見付けて、ふらふらと 近寄ると、つり革に掴まっていた女子高生が顔を上げた。]
ああ、お早う。 宿題は済ませて来たか?
[挨拶されたことで教え子だと気付き、慌てて講師の顔になる。 先生と呼ばれることが、今は少しだけ歯痒かった。]
(31) 2013/05/25(Sat) 21時頃
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[一方 猫は。
今日も今日とて、器用に前足で窓を開けて りぃん、りぃんと鈴を響かせながら、さて今日は何処に*行こう*]
(32) 2013/05/25(Sat) 21時頃
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[昨日は弟妹たちを学校へ送り出すと、ちょうど通りを歩くウェーズリーを見つけて。書けていた分の返事を託して、さらに手紙を受け取った]
夜に朝に、あなたも大変だね。
[なんということはない中年の郵便配達員だが、妙に飄々とした気配も漂う。弟妹たちとこっそり「手紙の妖精さん」なんて言ってることは、本人には秘密だ]
(33) 2013/05/25(Sat) 21時半頃
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[弟妹たちのいない間に家事を済ませて、睡眠を取る。 学校帰りを出迎えて夕食を作って食べさせて、話を聞いてやって寝かしつける。 それから店に行って朝まで働いて、その繰り返し。
もう長い間変わらない繰り返し。 自分から変えようともできない日々の暮らし。 こぼすような不満もない。
けれど日々の合間合間に、時に睡眠を削ってでもしたためる手紙の数々は、自分にとっての彩りとなっていた。
たとえそれが、嘘と呼ばれるものを含んでいても。 自分にとっては、ただの嘘とは言い切れなくなっていて]
(34) 2013/05/25(Sat) 21時半頃
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[本を抱えてジョージは部屋に戻りました。 机の上、薄暗い灯りの下でそうっとページを捲ります。 全寮制の学校ってどんなだろう。 今は学校に行っていないジョージは首を傾げます。 彼らは、彼女らは。家族と離れて寂しくないのだろうかと。
切ない疑問より、冒険の予感に瞳を輝かせてさらにページに手をかけたところで…扉がいきなり開かれました。 慌てて引き出しにしまおうとして、うっかり中身ごと床に落としてしまいました。ああこの机もお古ですもの。ずいぶん痛んでいたようです]
はい お使いですね
[必要な分よりほんの少しだけ多いお金を手に、ジョージは部屋を後にします。 外に出れば日はもう高く。 ジョージは慌てて、駆け出したのでした]
(35) 2013/05/25(Sat) 21時半頃
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― 図書館 ―
ええ、……それと、R大学論集の43巻2号を。 ありがとうございます。
[司書に頼んで閉架から持ってきてもらった本が数冊。 それらを抱え、空いた閲覧席の一つに座り、本を積み上げる。
連載で引用する予定の詩も論文も無事に見つかった。 必要な箇所だけ引き写し、それから幾らか原稿を書いた。]
(36) 2013/05/25(Sat) 21時半頃
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[集中力が切れてきた頃、眼鏡を外して閲覧机に置いた。 休憩を兼ね、今朝受け取った手紙をゆっくり眺める。
うち一通の宛先は――見慣れぬ名前。]
ハナ……? 住所は確かにうちのものですが――、おっと。
[辺りを憚って口を噤む。
年頃の娘同士の手紙らしい、ということは分かる。 返送すれば良い、そう決めて便箋を仕舞おうとしたところ。
同封のすこし日焼けした紙切れが興味を引いた。]
(37) 2013/05/25(Sat) 21時半頃
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[眺めてみれば、大学生の授業ノートらしい。 見慣れた歴史的な詩人や作家の名前が並んでいる。
よく見ると、右上に知った学者の名前が書いてあって、数年前の文学史入門の授業と知れた。どうやら勤め先の大学の、自分が受け持つようになる少し以前の授業のようだ。
ルーズリーフの隅には、ねこの悪戯書き。 ふと思い立って、レターセットの袋をごそごそと。]
丁度良い、使う当てもなく買っておいたのが役立ちそうだ。
[厚手のポストカードを取り出し、万年筆で走り書く。]
(38) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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アイリス・クラム様
初めまして、あなたの手紙を受け取った者です。 誤って届いたようで、おそらくは住所違いだと思われます。
ただ返送するだけでも良かったのですが、ちょっとした偶然に興味を惹かれ、筆を執りました。 じつは僕はKカレッジで文学史入門Bを教えています。もし着任が三年早ければ、あなたにも教えていたかもしれませんね。
今はもう文学に触れる機会もあまりないでしょうか。 僕の尊敬する友人に、勉学は日々の積み重ねだとよく口にしていた男がいます。それは確かでしょう。しかし、裏を返せば、一度積み重なったものは離れてもどこかに残ると僕は思っているのです。
どうか、一時期触れた文学があなたの人生にとって、ささやかな豊かさをもたらすものでありますように。
幸運を レオナルド・マクガイヤー
(-58) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[大きめの茶封筒。
一度封が開けられた 花柄の封筒と一緒に、 几帳面な文字で書かれたメッセージカードが同封されている。
カードの表には、有名な子供向けの詩と一緒に、 バイオリンを弾く とぼけた猫の絵が描かれていた]
(-59) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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/* >>31 ミナカタ 彼の細かい日常描写が好きで好きで。 ミナカタの手紙の端々も面白すぎてついふきだす。
>>33 プリシラ > 手紙の妖精さん いいな、こういうさりげない描写、素敵ですね。 きょうだいとのエピソード、表情が見えるようで本当に好きだ。
(-60) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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/* ジェフリーの苗字はやはり英国の詩人から取っているのでしょうか、そういえば……とふと。
(-61) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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こんにちは郵便屋さん。 …今日はパン屋さんはお休みだったのかしら。
[昼間には夜の憂鬱が嘘のように穏やかでいられた。 冗談交じりの言葉を投げかけ、幾つかの言葉を交換して、勤勉な背中を見送る。 平穏すぎるほどの”いつもどおり”
白い世界を彩る手紙を郵便屋から受け取り、開けて、そしていつもどおりに鼻を寄せる。
近くに母がいればきっと「はしたない」と叱るのだろう。 想像に少し、笑って。]
……あら。
[小さな偶然を手紙に見つけて、いてもたってもいられずにペンとレターセットを選んだ。]
(39) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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アイリスへ
ハーイ、同じく睡魔の妖精さんに誘惑されっぱなしのキャサリンよ。 体調は相変わらずです。 心はというと、お天気続きで今にも走り出して行きたいくらい。白衣が恨めしいわ。
いいなぁ、猫って大きくなってもかわいいけれど、小さいうちは格別にかわいいものね。 抱っこしたくなるわ。むしろ猫になって一緒にお昼寝してみたいくらい。
猫と言えば、私の文通友達の女の子も野良猫さんと仲良くなろうと奮闘しているようです。 やっぱり女の子はふわふわしたかわいいものが好きよね。 もしかしたらアイリスのお店にも行ったことがあるかも知れません。
お互いは顔も知らないのにもしかしたらそういう風に繋がっているかも、なんて。 縁って不思議ね。
(-62) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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いつもお手紙ありがとう。 アイリスも体には気をつけて。お腹を出して寝たらだめよ?なんて。 またね。
キャサリン
追伸―― この間手紙に書いた例のクラス委員みたいなお局ナースさんがついに念願の恋人を捕まえたようです。 毎日惚気話で大変だけど、何だかとっても輝いているの。 恋は女を美しくする、って、あながち間違いじゃないかもね。
(-63) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[その日もやはり昼過ぎに手紙を受け取った。
昨日と同じように夜にここを通るかとウェーズリーに尋ね、また同じように労い彼を見送る。 いつものパターンを繰り返し、青年はまた部屋に戻った。]
さて……
[届いた手紙は3通。2通は見覚えのある字だったが、1通は誰かわからなかった。 その1通を先に開くと、今度は見慣れた文字が飛び込んでくる。]
あれ? ……少し似てはいますが、やはり違う……
[宛名と便箋の文字とを見比べる。 些細な疑問も気になってしまう、それも警察官時代の名残。 細かな自分自身に苦笑をしつつも、やがては便箋の文字へ集中していった。
時折口ずさむメロディは、相変わらず下手くそな旋律だ。]
(40) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[やがてジョージは帰ってきました。 どうしたのでしょう。むき出しになった膝は擦りむいたのか、うっすらと血が滲んでいます。 ああ髪もくしゃくしゃで、擦ったのでしょう、目元が赤くなっています。 それでもお使いのものはちゃんと買ってきました。 それと……あら、なにかしら。 うすっぺらい包みを抱えたまま、部屋まで戻ってきました]
…や、った 便箋買えた!
[今日は叔母さんの機嫌が良かったようです。 子供のお小遣いにも満たないような少しのおつり。 それらをゆっくりためて、ためて、ずーっとためて。やっとレターセットを買えるまで、たまったようです。 おめでとう、ジョージ。 でもお手紙を書く前に、さっきぶちまけた引き出しの中身、片付けなくてはね?]
(41) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[彼女からの手紙はいつも茶葉のような香りがする。 微かだから、どんな種類かまでは検討がつかないけれど、恐らくリラックスタイムに書くことが多いのだろう 彼女の生活が充実している、とそこからも知れるようで知らず微笑んでしまうのもしばしば。
”普通の生活”を営めた学生時代のことを思い出すと少しだけ、今の生活を憂いそうにもなるけれど。
振り切るように、テディベアのイラストカットが入った封筒に封をした。]
(-64) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[明くる日も、いつものような日常がやってきた。 なんの変哲もない朝、郵便を受け取ればそこには恩師の名前が記されていた。 真っ白な封筒。 懐かしい文字に少し笑って、時計をみて、それをカバンに入れると店まで急いだ。
カラカラと音を立てて、シャッターが上がる。 朝一番、そんなに人はこないけれど、やっぱり開けないといけない気がした。 その前に、ふうとうを開けて中身を見る。 ふわりと磯のかおりがして、首をかしげた]
(42) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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/* 起きたの1時間前ですわたしの土曜日どこですか
(-65) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[それにしても。 もう一度便箋を眺める。かわいらしい猫の柄。 ”文通友達”が挑んでいる猫もこんな感じかしら、指先でそのうちの一匹をなぞった。
毛並みはどんな模様だろう。鳴き声は。
束の間他愛もない想像を膨らませてから、大切に仕舞った。 封筒までかわいらしく凝っていて、本当に彼女らしい、なんてまた少し笑って。
今度は薄く花の模様が入った白いレターセット。 (これは父が買ってきたものだ。文具屋でそれを選ぶ父を思い浮かべるだけでいつも愉快な気分になれる。)]
(43) 2013/05/25(Sat) 22時頃
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[次いで開くのは美しく整った文字で書かれた宛名の封筒。 浮かべる表情はどことなく、懐かしさを滲ませたもの。
きっとあのような青年の失態がなければ、この手紙が手元に届くことは一生なかっただろう。 からかわれたことに気がついたときの顔から火が出そうな程上気した頬の熱さは、今でもはっきりと覚えている。]
ふふ、相変わらずのようで。
[静謐の中に笑声が小さく零れる。 会ってもいないのにこうして笑ってしまうのも、彼のトリックに引っかかっている証拠なのだろう。]
(44) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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[最後に開く封筒は、いつもその便箋からして楽しみにしているもの。 今回のそれは黒地に星座の模様が美しく描かれたものだ。]
綺麗ですね。 前回戴いたものも変わった模様でしたし……
[手紙を仕舞っている棚へ視線をやりながら、その便箋を思い出していた。 ファンレターを貰うことは何より嬉しいが、手元の手紙の差出人である彼女の言葉は、その中でも輝くように美しくフレーズを思い出せる。
青いインクを辿って、ゆっくりと読み進めていった。]
(45) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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[流石に高校生は居ないけれど、カレッジに向かう途中だろう学生は時折訪れる。 レポート用紙にボールペン、地味なものから少し高めのカラフルなものまで。 寝ぼけ眼の学生を見送ると、少しだけ時間があく。
その間に封筒の中身に目を通す。 磯の香りの正体は、便箋の端についた猫の足跡が原因らしい。 スタンプのように押されたそれにくすりと笑う。 なんの便箋で返信しようか、便箋の棚をみて、首を傾げる]
(46) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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[読み終えた手紙を大事に仕舞い、代わりにエンベロープから取り出したのは薄紫、薄茶、桃色の便箋。
返事を記していくうちに段々と長くなってしまう。 この勢いが執筆にも生かせればいいのにとやや苦い顔をしながらも、手紙を書く青年はとても生き生きとしている。]
(47) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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―― ジェフリーから届く手紙 ――
[高級なベルベッドを思わす薄紫の便箋に やや角ばった筆圧の強い文字が並んでいる。]
(-66) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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ルーカスさんへ
こんにちは、お手紙ありがとうございました。 近いように鋭気製作中ですよ、どうぞお楽しみに。 何しろ私も、財布の薄さには悩まされていますから。
おや、またあの話しをしたのですね? 若さも原因の一つだったのでしょうが 思い返すと恥ずかしくてしょうがありません。
ええもう、使用料はたっぷりといただきますよ。 その警察官が今は小説を書いていると、一言添えてください。 その一言があれば私を救えます!ルーカスさんの助けが必要です!(こういう詐欺には引っかかってはいけません)
嬉しいお言葉ありがとうございます。 あなたもどうかその素敵な手技で多くの人を魅了されますよう。
ただ、警察官には怒られるかもしれませんから ご注意くださいね。
(-67) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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しばらくお会いしていないうちに あなたは超能力までも手にしたようですね。 残念なことにすっかり夜半に執筆をする日々が続いています。
ですがその生活のおかげで、お薦めいただけるなら喜ばしいことです。 カジノバーというのは行ったことがありませんので よかったら連れて行っていただけませんか? もう不健全でも、構わないのですけれどね。
Avec mes meilleures amitiés, Jeffrey Keith
(-68) 2013/05/25(Sat) 22時半頃
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