263 ― 地球からの手紙 ―
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[つまりはせっかくおてがみをもらったのだ。 返事をすればきっと相手は喜ぶであろう。
ふと、思い出すことがあった。 この世にはいくつもの不思議があると夫が言っていたこと。
水底に暮らすひとじみた知性を持った生き物、 文明のもたらす光のおおよそ届かない場所で生きる小さき人々、 ―――言葉をどこかからどこかへ届けるふしぎないきもの。
ふしぎないきもの、のことは、夫も見たことはないという。 だが、その痕跡は、 世界を見渡せばあちこちに転がっているらしい]
(42) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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[今の私にとっては、存在の確定しないふしぎないきものが本当にいるのか疑うよりも、 顔の見えないどこかの誰かに思いを馳せることの方が重要課題だ。 真新しい便箋に文字を綴り、 咲いたばかりのパンジーや、ビオラの花びらといっしょに封筒の中に収めた]
(43) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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[さあ次はメールを書こう 立ち上がった彼は意気揚々と、それを楽しみにしていたのだが 届いた二通を開くより先に、響いたノック音 母親に促され昼食を取りに階段を降りて。]
えっ、今から出掛けるの?
[食事の途中、思わぬことを告げられた。 親戚が関わる事情の為、自分は家にいるとも言えず 一晩泊まることになってしまって。 残念ながらその日、メールを返すことは出来なかった──]*
(44) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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けとぅとーぅさんへ
こんにちは。わたしはヘザー・ジールです。 あなたからのおてまるをうけとったのでおへんじをします。
あなたのいるところにもはるがきているのですね。 わたしのいるところにもきています。 とはいえ、さくらをみるには、ちょっととおくまであるいていかないといけないのですが。
はなは、みているとおちつくので、すきです。 わたしのいえにもはなが、たくさんさいています。 きいろっぽいはなは、パンジー。 むらさきいろのはなはビオラといいます。 どちらもはるのはなです。 わたしは、きせつのなかではるがいちばんすきですが、あなたはどうですか?
(-45) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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[さて、どうすれば手紙は届くのだろうか。 そのことについて夫は何か言ってたか……言ってなかったような……
結局、ベランダの片隅に封筒を置いて。 家にあった本に書いてあった、 この地球の、私のいる所よりずっと東の方における、 かみさまに祈るためのやり方を再現した。 二回おじぎをして、二回手を打ち鳴らして、 おてがみが届くよう祈りを込めて、もう一度おじぎをしたのだ。
その後、編み物を3時間した後にベランダを見たところ、 封筒はなくなっていた。 風で飛ばされてしまったか――それとも祈りが届いたのかな?]
(45) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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迷い人 ヘザーは、メモを貼った。
2019/04/20(Sat) 00時頃
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/* パンジーもビオラも冬にも咲くんですねなんてこったい ナカノヒトの中で春の花的ないめーじがあったばっかりにはわわ
(-46) 2019/04/20(Sat) 00時頃
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