250 ─ 大病院の手紙村 ─
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[いつかのボクが見ていた世界は 昨日までのアタシは知らないし 今日の私も、絵本読むみたいな、そんな気分。
書かれてたのは、同じようなことばっか。 でもね、それを書いていたボクらは とってもとっても、楽しかったのだと思う。
よっつくらい、他のとちょっと、違うページは 今日みたいに、全部忘れた私のものかな。 紙面に踊るたくさんの四文字は 離したくない未練だらけな──そんなもの。]
(66) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[ちょっとぼろっちぃ日記帳。 外れかけた一枚を 丁寧におさめて、ぱたんって、した。
今日のシアワセ、探したいなって 読む前の私は思っていたけど。 日記帳にあったことが たぶん、私の望む、幸せだから。
お姉さんが持ってきてくれたレターセット。 ちょっと待ってね、って、言ったから お姉さんは、優しく笑って、待っててくれてる。]
(67) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[シャープペンシルを取り出して 擦り減らす、頼りないくらい細っこいものに 託すのは、何なのだろう。 いつか、抱いていた期待というものが また、ここにあふれて来てるのかもしれない。
明日と昨日を望みたがっていた。 結局、来ることなんてないから いつの間にか、諦めてたみたい。
昨日のヒカリにハジメマシテ どこへだって、とどけられるなら。 つなげてくれたら、いいなって。]
(68) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[ 私が何かを忘れてしまっても。 ]
(69) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[しわくちゃの日記帳は、一度きり。 今度は、果物柄の封筒に もらったルーズリーフみたいに、きっちり折りたたんだ、女の子の好きそうな便箋。
まるっこい文字の主はね 不思議な生き物だって、毎日忘れちゃうから それがなくなる瞬間も、誰かに自慢したり、出来ないや。]
(-21) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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祝宮先生へ
はじめまして、こんにちは。 起きたらね、テーブルにお手紙があって、とっても嬉しかったです。日記、っていうのも、読ませてもらいました。 私は、祝宮先生に届いたお手紙のことも、日記のことも知らなかったです。 でも、お返事来たのは、そういうこと! って、わかったらね、何回も何回も、嬉しいって、思いました。
祝宮先生は、聞き上手さんなんですね。 お話聞く場所、行ってみたいです。 私、お話が大好きみたいだからね。たぶん、お話全部覚えてたら、飽きちゃうくらい、同じお話、しちゃうかも。 祝宮先生は、好きなものとか、ありますか? 会ったら、私がずっと、お話しちゃって。先生に、なんにも聞けないと思うから。 先生のことも、聞けたらいいなって、思います。
八国メイ
(-22) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[ いつかの欠片は、いっぱいあった。 ]
(70) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[短い問いかけにかえったのは 果物が描かれた淡い色の封筒でした。 きっちり折られた便箋には 丸っこい文字が躍ってる。
それから、白い紙が一枚。 あなたの絵を真似て描いた、そっくり顔の男の子。 笑いあう、ちょっとだけおっきくなったくらいの二人は 子供っぽい文字に対して、お絵かき上手な大人が描いたみたいなもの。]
(-23) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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私の近くにある幸せは、ふわふわ美味しいものと、にこにこ楽しい笑顔です。 ちょっとしたことでも、心がぽかぽかするの。
其処に、「楽しかったね」って、 誰かと笑いあうことの出来る昨日があったら もっともっと、幸せだって、思います。
八国メイ
(-24) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[書き上げた二通を、引き出しにしまい込んで それから、もらったお手紙を入れようって 置いてあった宝箱を、開いたら。]
あれれ。
[既に入っていたお手紙。 お姉さんに聞いてみたら 昨日、もらったやつみたい。
心がぽかぽか、嬉しくて。 お手紙、何度も読んでたら お散歩いくの、遅くなっちゃって お日様高くなったくらいで、知らない世界に、ハジメマシテをしにいくの。]
(71) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[急いじゃって、置きっぱなしの日記帳。 気紛れに攫われた一枚にも──メイも、お姉さんも、気づかない。]
(72) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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1月29日
今日は、朝起きて、お姉さんに私のお名前を聞きました。 それから、ごはん食べて、部屋の外にいったら たくさんの人がいたので、こんにちはって、挨拶しました。 そしたら、皆、笑ってくれて、嬉しかったです。
それから、蜜蜂っていう喫茶店にも行きました。 にこにこ笑顔のおねえさんに、はちみつのこと教えてもらって 紅茶にはちみつ入れたのも、季節のケーキも、とってもおいしかったです。
私は毎日、昨日のことを忘れちゃうみたいだけど こんなに楽しいこと、明日の私は知らないって すっごくすっごく、寂しいです。
きっと、いつかは、隣の誰かと 「楽しかったね」って、笑い合える昨日が来たらいいなって。
そう、思いました。
(-25) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[ぱっと見たら、ぼろっちぃ紙。 そんな感じの、切り取った日記帳の一枚が いつの間にか、あなたの近くに。 子供めいた、まるっこい文字は シャープペンシルで書いたから 紙がちょっと、黒っぽい。
そして、もし、その紙を裏返したなら 白いのを埋め尽くすくらい、たくさん書かれた「八国メイ」 丸っこい文字が、だんだんおっきくなっていって 殴り書いたみたいに、力任せの文字だってあった。 シャーペンを引っかけちゃった穴が、幾つもあって 紙がぼろっちぃの、半分くらい、それのせい。]
[隅っこの方には、お守りみたいに 其処だけきれいに残った白い空間と 端に沿って書かれた、綺麗な四文字「八国マイ」]
(-26) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[お手紙なんて言えないような いつかのだれかの、其の日限り。]
(-27) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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/* よし、あとはワタルくんだ。 どんなお手紙おくろうかなぁ
(-28) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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/* ん〜〜 君の幸せも絵で見せてよ的なつもりだったがまさかこっちを描いてくれるとは とてもかわいいな?いや、ロリコンではないが
(-29) 2018/09/24(Mon) 19時頃
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[ 入院してから、小児病棟の方に遊びに行くことが度々あった。どうせ暇な時分なのと、病棟の子供はそこまで走り回らないから、私にも丁度良かった。 そしてその度に、真っ白な包帯は彼らにとっての格好のキャンバスになっていった。 痛々しい傷より先に落書きが目に入るものだから、ちょっとだけ、怪我も悪いもんじゃないな、と思えたのだったか。
さて。 包帯に落書きをしたのは、何も子供だけじゃなかった。 笑顔が可愛い、年の近い女の子。 ここの入院患者なのだから、きっとどこか悪いのだろうけれど、病気の話をする気にはなれなかった。 だから、一緒にクレヨンを持って、おしゃべりまじりにおしゃれな包帯を作り出した。楽しい時間だった。]
(73) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[ 次に彼女を病院内で見かけた時、 私は車椅子の上から、おーい、って手を振った。 彼女はにっこりと、昨日と変わらない笑みで
“はじめまして!”
確かに、そう言った。
ぐらっと、目眩を覚えたと同時に、 なるほど、そういうことか、と 理解した。]
(74) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[白い横位置の封筒は、三角の封の部分に薄く蔦模様の透かしが入っている。 対する便箋はシンプルなもので、白地に薄いグレーの罫線が引かれただけだ。]
[もとの送り主の書き方を真似したカタカナ2字は、偶然にもあなたが送った便箋と同じ音。 それもこれも、リ・ジアンさまの気まぐれかどうか。]
(-30) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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カイさん
こんにちは、はじめまして。 今きみは、病棟にいるのかな。 もしそうなら、退院したら好きなことをしてください。 全部が全部できるようになるには少し時間が必要かもしれないけれど、 きみが好きなことを、好きなときに、好きなようにできるため。 そのためのサポートは、この病院のものがきっとするから。
私の夢は、そうだな。新鮮な毎日を送ることかもしれない。 明日にも、明後日にも、きみが望むならきっと希望はあるよ。現にこうして、私は夢が叶ったんだから。
アオ
(-31) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[よくよく見れば、“夢は、”の読点に少しのインク溜まり。その後には、一文字分の修正テープの跡。 白いばかりの紙だから、裏から透かせば反対向きになった「許」の一字が見つかったかもしれない]
(-32) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[手紙の体を取るのなら洒落たインクペンでもあればよかったものの、そこは業務に必要のない私物は持ち込まない人間。面白味がないのは仕方がない。 黒いインクが乾くのを待ってから、便箋を半分に折りたたみ封筒に収めた。]
[ポストの代わりはデスクの上。カウンセリングルームの一角、パーテーションで区切られたその場所の机上を勝手に触る職員はいない。]
で、これだ
[躊躇いもせずに、2通目の白い紙を開く。 1行目に書かれたあだ名も、少しガタついた癖字も、最後の署名も、当初の想定通りの相手だった。謝り損である。]
(75) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[ただひとつ、想定もしていなかったのは送った覚えも見せた覚えもないメモ書きの話。 文面を上から下まで何度か追って、同じ数だけ首を傾げて、最後にデスクの1番上の引き出しを開いたところでようやく気付いた。超能力。何ヶ月前のものだ。]
[僅かばかり恥ずかしいような、バツが悪いような気持ちになって、先と同じ綺麗な封筒を使いつつも表面にぐりぐりと落書きをしてからデスクに放った。]
(76) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[ こういう形で置いてかれる事もあるのか。
彼女との楽しいやりとりを、私だけが覚えている。 以前の話をしようにも、彼女は何にも覚えていない。 思い出を積み重ねても、一瞬で崩されて消える。
それでも、私は彼女とはじめましてを繰り返した。 だって、なんか、悲しいじゃん。 ずっと、ずっと 忘れたままにされてしまうのは。 せっかく出会って、友達になったのに。]
[ 文面の中でも彼女ははじめましてだった。 でも良かった。 向こうに届いたことが、何より重要だったから。]
(77) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[ 可愛らしいお花の模様の便箋も、 色とりどりのカラーペンも、 ちょっぴり失敗して滲んだイラストすら、 あの子らしい、と 頬を緩ませた。
私とはまたちょっと違う、丸っこい文字は 全く同じ物が包帯の何処かにまだ残っている、筈。]
(78) 2018/09/24(Mon) 19時半頃
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[ 今日はほとんどぼうっとして過ごしてしまった。 嫌な事を思い出したせいだ。多分。 レターセットをひとつ引っ張り出して、 それでもあの子への返事は、 うんと楽しいものにしたくって。]
………。 甘いもの食べたいなぁ。
[ 言っても自分が動かなければ来ることはない。 でも、なんだか車椅子に移るのすら億劫だった。]
(79) 2018/09/24(Mon) 20時頃
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/*
メルちゃん見てめっちゃにこにこしてる にこにこしてる そうなんだよ 忘れちゃうってそういうことなんだよ
(-33) 2018/09/24(Mon) 20時頃
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そうだ、蜜蜂……
[ 今朝の出来事から少し経って ベッドの上から窓の外を眺めていた僕は ふと昨日のことを思い出す。 苺の乗った洋梨のタルト…… せっかくだからどうしても食べたいけれど、 勝手に食べたら先生たちに怒られるかな。 看護師さんがきたら聞いてみよう。
………手紙は、届いただろうか。 いちごと言えば、せんせいにも。
テーブルの上には教科書とノートが広がっているけど 手紙と違って、こっちの文字は一向に増えなかった。]
(80) 2018/09/24(Mon) 20時頃
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[ 散歩にでも行こうか。 なんとなくそう思い立って立ち上がったとき ポケットでかさりと鳴った紙の音。 ]
………え?
[ 中に入っていたのは、 何かから千切り取られたような一枚の紙の切れ端。
───手紙だ。
すぐにそう直感し慌ててベッドに戻れば 膝を抱えるように三角に座って わくわくしながらそれを開いた。 ]
(81) 2018/09/24(Mon) 20時頃
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[ 結論から言うと、 僕はこの手紙を読んだことを このあと少しだけ後悔した。 ]
(82) 2018/09/24(Mon) 20時頃
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