239 ―星間の手紙―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[新着メッセージは二通。
一つ目の差出人を見て、私の手は止まります。 歓びと緊張が、一気にやってきました。 だって、其処にあった名前は つい最近思い浮かべたばかりの彼だったんですもの!]
( アンタレス……! )
[返信用の新規メールを開きながら、 努めて冷静を装って、メッセージを再生します。
懐かしい彼の声。 私の馬鹿みたいなメールにも、 律儀に応えてくれる事が微笑ましく、 それと共に、私の心を甘く擽るのです。]
(40) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[私に口があったのなら、 柔らかく綻んでいた事でしょう。 私に頬があったのなら、 薄桃色に染まっていた事でしょう。
……でも。 でも、呑気に聞けていたのは途中まで。]
(41) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
…………えっ!?
(42) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[高く、耳障りな音が部屋に響きます。 それが 自分のあげた声だと気付くのにも、 少しの時間が必要だったくらいです。
そのくらい、私は動揺していました。 どうして彼は、 気付いているかもなどと思ったのでしょう。 確かに、よく目が合うな とは思っていましたが、 でも ……だからって。
そんな 混乱しきりの思考回路よりも、 余りに正直に動いたのは、生身の指先でした。 それならそれで、素直に身を任せれば良いものを 下手に理性なんて取り戻してしまったから、 無様なメールを送る羽目になるのです。]
(43) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
わたしm
(-46) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[しまった と思った時には、もう遅く。 言葉にもならない文字列は、 既に 電子の海に放られていました。
何だか泣きたい気分で…… いえ、私に涙を流す機能は無いのですが、 何にせよ、新規メールの作成を始めました。
本当なら、自分の声でお返事したいけれど そんな事、出来ませんから ね。]
(44) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
ごめんなさい! びっくりして、変なメールを送ってしまいました。 どうか 開かず消して下さい。お願いね。
さて。 そんな事より、その、 あの言葉は、本当でしょうか。
いいえ、疑っているわけではありません。 ただ、あんまりにも意外だったものだから。
私は、危険な場所へ赴く貴方達を ただ 見送る事しか出来ませんでした。 そんな私よりも、例えばキャンディの様な、 貴方の隣に立てる女性の方が、 ずっとずっと 貴方に相応しいのだと思っていました。 正直な処、私は彼女を羨ましく思っていたくらいです。
(-47) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
そう。私は彼女が羨ましかった。 だからこそ、貴方が怪我で退役を余儀なくされた時 貴方はもう危ない所には行かないのだと、 もう待たなくてもいいのだと、
ほんの少しだけ嬉しかった って。 こんな事を言ったら、嫌われてしまうでしょうか。
けれど、少なくともあの頃の貴方は、 私を選んでくれていた。こんな私を。 その事実がどれだけ私を歓ばせるか、 貴方はきっと 気付いていないでしょう。
だって、あんなにもさらっと言うんですものね!
(-48) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
酷いわ。狡い。 貴方って、本当に狡い人。
でもね、わたしは貴方が好き。 許されるなら、貴方をぎゅっと抱き締めたかった。 この手だって、その為にお手入れしていたのよ。
言っちゃった。言うつもり無かったのに。 ごめんなさい。好きだったの。ずっと、ずっと。
(-49) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
貴方との思い出は、どれも綺麗なものばかり。 今の私には、少し眩し過ぎるくらいです。 レシピを覚えていてくれた事、作ってくれていた事、 今も私が貴方の中で生きている様で、 すごく 本当に、嬉しいです。
今も私の事を思い出してくれているというのなら、 とても とても、我儘なお願いだとは思いますが、 貴方に良い人が見付かる、細やかな透目だけ、 いいえ 既に居たとしても、
貴方を慕う私でいる事を、許して下さい。
そうしたら、もう ひとりぼっちだなどとは、言いません。
貴方を愛しています
(-50) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[連々と 連々と 此方の想いだけを綴る文章でした。
送る事を、何度 躊躇ったでしょう。 先に誤送信をしていなければ、 そのままこれを、削除していたかもしれません。
同時に私は、酷く浮かれていたのでしょうね。 結局は 歓喜に震える指先で、 拙く綴ったその想いを、ルシフェルに託します。 画面越しの貴方に、どうか 届きますように。]
(45) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[浮かれ気分から持ち直すのにも、 そう 時間はかかりません。
もう一通。 届いたメールの差出人を確認して、 返信の為に動く指先はやはり軽やかです。 何とも、現金なものですね。]
(46) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
ハロー。お久しぶり、キャンディ。
ケーキも良いけど、普通の食事もちゃんとしてる? 着飾る貴方の事は好きだけど、 もっと他の事にもちゃんと目を向けなきゃね。 栄養不足でお肌が荒れたりしたら、 お化粧の乗りだって悪くなっちゃうんだから。
ついでにもう一つレシピを添えておくので、 是非参考にして下さい。 糧食とか甘いものばっかり食べてちゃ駄目よ!:(
(-51) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[続くのは、貴方の望んだ通りの ベイクドチーズケーキのレシピ。 材料を混ぜて焼くだけの、簡単なもの。
それから、ミートソースのレシピ。 "パスタとか、色々なものに合うからね!" そんな一文を添えて。]
(-52) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[途中まで書いて、ふ と、思い出すのです。
宇宙を駆けていたあの子。 ある時から着飾る様になった、あの子。 ……死が怖いのだと言った、あの子。
当時は心配に思うばかりでした。 けれど、今ならば 彼女に、 もっと 何か言えるのではないでしょうか。
────既に"死"を経験した、私ならば。]
(47) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
貴方は未だ、宇宙を駆けているのかしら。 結局 貴方がパイロットを目指した理由は 聞けずじまいになってしまったから、 無理をしているんじゃないかって、少し心配。
でも きっと 死ぬのって、そんな怖い事じゃないわ。 それで全てが終わるわけでも、ないわ。
貴方がパイロットを続けるというのなら、 それだけは、忘れないで欲しいかな って。 私の個人的な意見、だけど。
心は傍に居ます リザ:)
(-53) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[見る人が見れば、ただの慰めに見えるでしょう。 心配性なわたしからの、精一杯の。 それは彼女にとっても、そうな筈です。
彼女は、綺羅びやかなあの子は、 わたしの実状を、知らないのですから。
知らないままでいてくれれば良いと思います。 あの子に教わったお化粧をする顔は、 私には もう、無いんですもの。]
(48) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
────……ルシフェル。 もう一通くらい、来ていませんか?
……、……、そう ですか。 来てないんですね。
ううん、仕方ありません。 便りがないのは……って、言いますし 彼女もきっと、忙しいんでしょう
(-54) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
…………ごめんなさい。 ほんの少しだけ、 ERRORを疑ってしまいました。 貴方はいつも、頑張ってくれてるのにね。
……ありがとう、ルシフェル。
(-55) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[全てのメッセージにお返事が出来たなら、 私は習慣めいて、通信機を撫ぜました。
いい子、と。 慈しみの手付きで。]
(49) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
/* 一度全部消えてかきなおしました…… ぅぉぉ。。がんばった。。。。
(-56) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[朝食を食べた後、クリスマスはいつものように海を眺めていた。 今日も変わらず空は青い。 だけど、海の様子はどことなくおかしかった。 凪いではおらず、ザザザ……という音すら立てながら不穏そうに揺れていた]
これって……、
[目を丸くしながら浜辺に立ち海を眺め続けていると、 やがて海水が盛り上がり、その下から巨大な生物が姿を現した。 見た目だけならばクジラに近いが、]
すごいおっきい……!
[その大きさが異常であった。 高さは「エデン」にあった高層ビルほどではないが、 それでも首をうんと上に向けないとてっぺんが見えないくらいだし横にもだだっ広い]
(50) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[やがて異常に大きいクジラは、空気を震わせるほどの鳴き声をあげた。 あまりのうるささに耳を塞ぎながら家へと戻ったが、それは正解だった。 鳴き終えたクジラが次にしたことと言えば、 盛大に潮を噴き上げることだったからだ。
あれだけデカいクジラなのだから噴き上げた潮の量も相当なものだと、 天上から、噴き上げられた海水が落ちてくる光景を見なくともわかる。見ればますますわかる。
――巨大クジラが海上に来る。 パパとママから話には聞いていたが、間近で見るのはこれが初めてだった]
(51) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
……嵐ってこんな感じなのかなぁ。 それとももっとすごい?
[噴き上げられた潮が落ちていく様はまるで雨のよう。 どんどんとびしょ濡れになっていく家の外を窓越しに眺めながらぽつりとつぶやいていたが、]
いっけない!
[くるりと窓に背を向け、 端末を手に取ると「ルシフェル」を起動した。 新着メッセージは1件。 そろそろ来るだろうかと思っていた、料理好きのあのひとからのもの]
(52) 2018/04/25(Wed) 23時頃
|
|
[メッセージには特製のレシピが綴られている。 それをじっ、と読みふけ、 レシピから完成図をほんのりと想像してみる。 想像図は記憶の中の、あのひとが作ってくれたお菓子とも合っていた。 そうそう、そんな感じだったよねなんて思いながら、 返信するかの問いには「YES」と応えて、軽快に端末をタップしていく]
(53) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
|
リザさんへ。
お返事ありがとう! うまくできるかはさておき、私、はりきって作ってみちゃうのです。 食べるのは私だけってことになっちゃいますけど。
リザさんも体調を崩してたんですね……。 ピスティオ、って覚えてます? 私の幼馴染。 事故に遭ってパイロットはしばらくお休みだってメッセージがこの前来てて。 たまたまだとは思うんだけどびっくりしちゃいました。知り合いが二人も……って。
私のことは心配には及びませんよ。 何せ、パパやママからも元気だけが取り柄、って言われてるくらいですから!
でも、リザさんが私のことを子供のように思ってくれてるのは本当に嬉しいです。 だから近況を伝え合うのも大歓迎!
メイドはリザさんにとーっても似合うと思います!
(-57) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
|
パパとママには私からよろしく伝えておきます。 お身体に気をつけてお仕事も頑張ってください。 またお手紙が来るのを待ってます。
追伸:あの果物を初めて見た時は驚きました。 きっとリザさんも驚くかも。 いつか遊びに来てくれると嬉しいです……なんて。
あなたの娘(ちょっと照れる) クリスマスより
(-58) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
|
[ふぅ、と息を吐いて続きのメッセージに耳を傾ける。
真っ赤な真っ赤な操縦士さん。 私の目の色と少し髪色が似てるあの人は、 私からするととても背が大きくて首が疲れたこともあった。 あちらもあちらで下を見過ぎて大変だっただろうか。
高い所の物を取る時に手伝ってもらい、 抱き上げられた時は驚きすぎてしばらく耳が上に伸びて 降りなくなってしまったのを覚えている。]
あれから、だったでしょうか。 よく色んな人に抱っこされるようになったのは。
[軽いからと女性にも持ち上げられた記憶があり、 懐かしさに目を細めながら、録音ボタンをぽちりと押した。]
(54) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
|
はろー、はろー。お久しぶりです、アンタレスさん。 私はとても元気です。この惑星でも無事にやれています。 ああ、でもこちらは水が貴重だったので、 長かった髪を思い切って短くしてしまいました。
それは良かったです。アンタレスさんみたいなお方は、 操縦桿を握っている姿がとても格好良いと思いますから。 私も、なんだか最近皆さんを思い出して寂しいですね……。
蜂蜜ですか。白い雲が流れたら、蜂蜜ミルクみたいですね。 なんだかとってもお腹が空いてしまいそうです。 スプーンを持ってお空を掻き混ぜてみたら、 ちょっと楽しい気分になれそうだと思いませんか?
こちらは綿帽子みたいな惑星ですが、空は白に近い青ですね。 なのでもし私がそちらの方に向かったなら、 アンタレスさんの赤や他の色で目がちかちかしそうです。
忙しいのなら遅れても構いませんよ、と、 お返事を期待していることを私は隠しませんとも。
(-59) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
|
[通信終了のボタンを押してから、自分の首をぺとりと触る。 昔はもっともっと髪が長く、腰の辺りまであったことを あの人との通信の最中に思い出したからだ。
よく話しかけてくれた、きらきらした金髪のあの人や 他の人に髪を梳いてもらったり編んで貰ったこともあった。 私自身は何もせずに伸ばしたままだったから、 余計幽霊として勘違いされやすかっただろう、と。
この星に水が少なく手入れしづらいからと切ってしまった髪。 別の場所に行く時には伸ばしてみようかと、毛先を摘まむ。]
(55) 2018/04/25(Wed) 23時半頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る