216 【突発RP村】月に沈む
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[周囲から聞こえてくる会話ややりとりから、ある程度状況が掴めれば。>>45>>46 ようやく、幾らか落ち着いては来た。 いや、落ち着いていられる場合ではないけれど。 何も解らないよりはマシという程度だ。
墜落直後の、ショック状態からの昂りも失せて来れば。 周囲に声をかける気力も萎んで、普段通りに寡黙気味になる。
人が集まる場所からは、一先ず離れず。 一旦、腰を下ろした。]
…………。
[横目にした窓の外の風景は、スクリーンに映写されたもののように。 なんとも、非現実的だ。]
(52) 2017/05/18(Thu) 09時半頃
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[── ロケットが足りないかも、か。
立てた膝の上に組んだ腕を乗せて。 そこに顎を置いて俯く。
別段、帰りたい、死にたくない等と心が荒れる事はなかった。 あんなに、沢山人が居たのに。 どうして自分が生き残ったのだろう、という気持ちの方が大きい。
死にたい、とか。 死んだ方が良かった、とまで思う訳でもない。 ただ、必死になって帰りたい場所がある訳でもない。
──でも。脱出不可能で、もし自分の死が決定したら。 そう思えば、ぞっとはしただろう]
(53) 2017/05/18(Thu) 09時半頃
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[>>#4] 〔・・・え?〕
[その後探索から一度戻ってきた] [もう一人の技師から] [本当に宇宙映画のようなことが知らされる]
〔残ったのが10人?〕 〔何言ってるんだこの人は〕 〔じゃあ今この場にいる人がほとんどじゃないの?〕 〔それで、脱出ロケットは見つけたの?〕
[思わず疑問が連発して] [それが口に出そうになったとき] [>>46] [年配の女性と一緒にいる女性が] [聞きたいことを言ってくれていた] [そしてその答えは…]
(54) 2017/05/18(Thu) 10時半頃
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[横に首を振った職員に対し] [その人は怒鳴りつけるように探索を命じていた] [ちょっと吃驚だ] [そこまではよかった…]
(55) 2017/05/18(Thu) 10時半頃
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[>>47]
〔うわ…こっち来た…〕
[気まずそうに身を竦める、が] [案の定声を掛けられた…]
・・・・・・
〔気の強い人だ…〕 〔初対面なのにいきなり顔のことを言われた〕 〔辛気臭いのはきっと生まれつきなのに〕
[ちらと顔を上げて見ると] [やっぱり怒っているみたいで] [「アンタさぁ」突っ立てないでよ] [そう続くかのように] [苛立ちが表に出ていた]
(56) 2017/05/18(Thu) 10時半頃
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〔やはり私の存在は〕 〔人を無条件に苛立たせるらしい〕 〔・・・この人は頑張ってるのに〕 〔私は突っ立てるだけ〕
[>>48] [少し態度が和らぎ] [名乗ってきた] [答えるしかないと思い 言葉を口にする]
・・・ドリベル ・・・
〔きっと次には変な名前だとか〕 〔へぇキモいね とか あっそ とか〕 〔臭いから寄らないで とか〕 〔言われるんだ・・・〕
(57) 2017/05/18(Thu) 10時半頃
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[自分の名前を言ったあと] [少し何かを言いたげにしたのは] [年配の女性の事があったからだ] [そちらも名前を聞いた方が良いのかもと] ["思いはした"][思っただけ]
・・・・・・
〔嫌なこと言われる前に〕 〔ここから離れようかなぁ〕 〔でも、職員の人また探索に行ったみたいだし〕 〔やっぱりここで待った方がいいのかな・・・〕 〔私の居場所・・・ないよ〕
[側にイルマ達が居るのは落ち着かない] [自分が何もしないから]*
(58) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[きょとん、 そんな擬音が聞こえてきそうな表情>>43。 まさか本当に馬鹿になったとは思わないが、 歳の割に何処か抜けている様に見える と。 僅かばかりの心配を募らせ。
とはいえ、不調は言うようにと言っておけば、 それが例え己相手でなくとも、悪い様にはなるまい。
頭をぶつけたのなら一昼夜注意しろと言われているが、 日付が変わるまでに嘔吐なんかが無ければ、 一先ず、安心して良いんじゃなかろうか。 医者ではないから、確かな事は言えないが]
(59) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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ン? ふふ 良い子だね。 あたしは平気だよ。
[心配に心配>>43で返されると、少々面映い。 気を遣わせるのは本意ではないから 己が彼女に不調を訴える事は無いだろうが。 その気持ちだけは、有難く受け取っておこう。
無理をしている、というより。 弱みを人に見せるのが、単純に、苦手なのだ。 若い時分に父を亡くしてから 誰かを頼るという事を、碌にしてこなかったから]
(60) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[己の隠れた呟きに、返される言葉は無い。 それでも 彼女が同じ危惧を抱いていると、 何とはなしに察す事は出来た。
"死にたくない"。 生にしがみつく言葉を吐き出した彼女が、 現状では全員が帰れないという話を、 ただ黙って聞いているわけがない]
そうだねェ。 あたしも、こんな場所じゃ死にたくないな。
[──── そう、]
(*14) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[ 例え誰かを、蹴落とす事になったとしても ]
(*15) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[本来なら、若い者等に譲るべきだろう。 十にも満たない幼子より、 己の様な老女が生き永らえる道理など無い。
だとしても 帰らなければいけない理由が、あるのだ。 あァ、そうだ。 死にたくない では、語弊がある。
死にたくない、というより
────"死ぬわけには いかない"]
(*16) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[だってきっと、こんな場所で死んだのでは "貴方"と同じ墓には、入れないから]
(*17) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[応急処置もしてやれない己が歯痒くはあるが、 器具が無ければどうしようもない。 肯く彼女>>45を見つつ、あれば良いと目を伏せた。
途切れた話題に、 頭は自然、今後の対策を考え始めるものの。 状況すら把握出来ていないのだ、良い案も無く。
だから、戻ってきた技師を見掛けた時は 多少なりとも、期待をしてしまった。 伝えられる知らせは、決して良い事では無かった]
……ふゥン。
[たったの十人の中に、己が居る。 その事実が、何やらおかしかった]
(61) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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運が良かったのか、悪かったのか。
[赤く汚れたカートを見遣り、嘯く。 乾いた唇を舐めると、微かに鉄錆の味がした。 皮膚にじわりと広がる鉄味に、 己は生きているのだと、今更ながらに実感する。
唇を舐める癖を無くす為に、飴を求めたのに 今となっては、そういう気分にもなれず。
煙草を喫みたい と。 ヒステリックに叫ぶ彼女>>46を止めるでもなく ぼんやり、考えていた]
(62) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[ロケットが所定の位置に無いのであれば、 例えそれが見付かった所で、使い物になるかどうか。 希望は潰えた、という事だろうか。
俯きがち、眉を寄せて唇を噛む]
(63) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[ ──── 否、未だ諦める時ではない]
(*18) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[全員が乗れないのなら、母数を減らせば良いだろう? 乗れるだけの人数に、してしまえば良い]
例え他の誰が犠牲になっても あァ……帰ってやろうじゃないかい。
[険しい表情で、それでも言葉は軽く。 まるで今晩の献立を語るかの如くの、軽薄さで]
(*19) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[暫しの後に顔を上げれば、 此方を気にする彼女と共に、ホールの隅へ。 気遣い無用と言っても、そう簡単にはいかないか。 己の肩を擦りながら、表情には情けなさが滲む。
足を向けた先には、既に先客が居た様子>>44。 陰鬱とも言える風体の女性に、 その真逆に思える彼女>>47が語りかけるのを、 聞くとはなしに聞いて。
喧嘩でも始まれば止めるだろうが、 名を尋ねるだけの余裕があるなら>>48、心配あるまい。 ぽそりと落とされる名乗り>>57も、覚えておこう]
(64) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[その後、何やら言いたげな所作>>58も見えたから。 ン、と。一拍遅れてその意図を察し]
あたしは雪代だよ。 ドリベルね、覚えておくさ。
[何もしなくたって、責めやしない。 かといって、手を差し伸べもしない。 無関心とは違うにしても 特に怪我も無さそうな彼女に アレやコレやと世話を焼くのも違う気がして。
引き止めるでも、追い出すでもなく 所在なさ気な相手に、微かな笑みを繕うだけ]
(65) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[二人は、会話を続けたろうか。 だが、それに交じる事はせず。
余裕が出てきたというわけではないが、 落ち着いたからか、周囲を見回す余裕も出来て。 やがて黒の瞳が行き着く先は、窓の外の風景。
そういえば、此処は月面なのだっけ。 月の裏側を見たいと言った男を思い出し、 こんなに近くからでは観察も出来なかろうと、 気の毒に思うやら、己も残念に思うやら。
外に出たら、もっと良く見えるだろうか。 さて この状況下で、 そんな事をしている余裕があるかは、解らないが]
(66) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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ちょっと外すけど、 何かあったら声をかけておくれよ。
[軽く頭を示し、言い聞かせる。
頭をぶつけた彼女の傍を離れるのは心配だが、 此処には他に何人か人も居るから そう過保護にする必要も無いだろう]
(67) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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……此方でね。 [ ──── それに、離れていても声は聞こえる ]
(*20) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[その場を離れ、ふらり。 多少覚束無い足取りで、歩き出した。 物がごった返して、 大方の者からは、死角になる場所へ。
何故死角へ行くのかって そりゃ、こんな時に煙草を嗜んでいたら きっと 見咎める者も出て来るだろうと思ったから。
強いて隠れるつもりも無いから、 身を乗り出せば、すぐ見付かってしまうだろうし。 そうでなくとも、 薄く散った紫煙だって、隠し様も無かったけれど]
(68) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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[ふゥと一つ、煙を吐き出し。 その時漸く、 此方が見える位置に居る者>>53事に気付いて。
気付かれなければ良い と思いながらも 一度点けてしまった火を消す事もせず。 もし彼が此方を見たのなら、 バツ悪く、そっと 唇に人差し指を当ててみせようか。
内緒にしてくれ、なんて。乞う様に*]
(69) 2017/05/18(Thu) 11時頃
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宗主 雪代は、メモを貼った。
2017/05/18(Thu) 11時頃
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[黙りこんでいても、周囲の気配には聞き耳を立てていた。 苛立ちをぶつけるような声もあったが。>>47 やりとりがある、そちらの方をじろりと横目にすれば。 相変わらず立ちんぼの先程の女。>>57 それに問い掛ける幾分、柔らかになった声音。 様子が穏やかならば、またすぐに目を逸らす。
三人の女性の名前は、なんとなく耳に入っていただろう。
そんな、俯いた視界の端。 動く白い姿が過る。]
(70) 2017/05/18(Thu) 11時半頃
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[少しして、微かに漂う匂いに気付いて。 また、顔を上げる。 探さずとも、その紫煙の出元はすぐに目に入った。>>68]
──…………。
[無自覚の睨むような視線の先で 彼女がとった仕草が悪戯っぽく見えて、一瞬きょとんとなる。 怪訝に、暫く見詰めていたが。
“内緒に”との事のようだ。 それから思ったのは、煙草を吸う事を知られたくない相手でも居るのか、という事位だったけれど。]
…………。
[無言のまま、肩をすくめて返し。 “内緒な”と、口をチャックで閉じる仕草をして見せる。 “こんな事態なのに”なんて彼女の行為を責める思考は無かったろう。 良くも悪くも、他人の動向には深く興味を持たない癖がついていた。]
(71) 2017/05/18(Thu) 11時半頃
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[>>65] (年長者だけあって穏やかそうな人だ・・・)
[服が赤で汚れている] [例の激烈な衝撃時に怪我したのだろう] [イルマさんとは対称的に] [落ち着いている気がする] [怪我していることも考えれば]
・・・・・・
[>>68] [ユキシロさんは何処かへ行ってしまった] [イルマさんはどうするだろうか]
(72) 2017/05/18(Thu) 11時半頃
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[娘が生きていたと安堵していたのも束の間、放送>>26>>27から墜落と緊急時脱出用ロケットのことをしれば不安は募っていく。]
(墜落とか、本当に大丈夫なのだろうか····)
[酸素と体温に大事にと言うことだが、どうすれば良いのかもわからない、そんなとき娘からの寒いの言葉ではっとなり、気づけていなかった背中の傷に愕然とした。]
こ、これは····
[あやの背中側に負った大きな傷、どうして気づけなかったと思うくらいに酷く、服はべっとり血が染み出している。]
だ、大丈夫か!?待ってろ。 今から父さんが医務室連れてってやるからな!
[娘の怪我に抱きかかえて立ち上がると、治療を受けるために医務室を探しにあるきだす、途中に誰かと会えば怪我を説明し、自分を含めて治療を受けられる場所はないかと尋ねるだろう**]
(73) 2017/05/18(Thu) 12時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/05/18(Thu) 12時半頃
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──過去回想・"キッカケ"──
[私は 大学で話す人もなく] [面白いこともない] [親からも見放された] [正にゴミみたいな人生を送っていた]
[でも アルバイトの家庭教師で出会った] [年下の男の子と 仲良くなってしまった] [子供って言うのは純粋で] [こんな私にも優しくて] [お礼を言ってくれる]
[初めて生きた心地がした] [初めて恋心を知った] [初めて生まれてよかったと] [そう思えた]
(74) 2017/05/18(Thu) 13時頃
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