204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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好きにすればいいと思うけど。 掲示板前混雑してるときとか スマホで見れたら便利なんじゃないか。 蒼井ちっこいし。
[身長に関しては失言だったかなと思ったけど。 例え気にしていたとしても、上手く取り繕う言葉も浮かばない。]
はよ。
[今更挨拶とか。 律儀なやつ。>>59
なんて暢気に思っていたのに。]
(65) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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……プレゼン、ト?
[初耳とばかりに目を見開く。]
栄介のやつ、そんなこと… くそ。あいつ、でこぴんじゃ済まさない。
[呪詛を吐く。 本当はきちんと説明があったのかもしれない。 ただ“アイツ”が来るって聞くまでは、行くつもりなんてなかったから、俺が聞き流していただけで。]
人に寄るんじゃないか。 蒼井のことを好きなやつなら、手作り貰った方が嬉しいし。 どうでもいいって思ってるなら、既製品の方が安心できる。
(66) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[どうしたものかと思案しつつ、 全くアドバイスになっていないアドバイス。 続く言葉に、二回目の衝撃を受ける。]
……俺、は… 手作りとか、無理だし。
[動揺を押し隠し。 途切れ途切れになりつつも、何とか言葉を紡いだ。
言葉とは裏腹に。 脳裏に閃くのは、
自室の机の奥底に仕舞われた。 完成間近の、うさぎのぬいぐるみ。]**
(67) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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─ 現在 ─
[ 1コマ目は、気付けば終わり。 クリスマスパーティー計画書は、白紙のまま。 2コマ目は、確か空きコマだったかな。 椅子の背凭れに置いたコートを羽織り、 わたしが向かうのはサークル室だった。
部屋の前に辿り着けば、 錠が外れていることに気付く。 そろり、覗き込むように扉を開ける。 中に居たのは、…… ─── 。]
…… 栄介、くん ?
[ 小さな音で、名を綴る。 横たわる姿を見つければ、>>37 わたしは、そおっと音を立てないように近付いた。]
(68) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[ 夜に観測を行うサークルだから、 毛布もちゃんと、常備されていた。 棚から引っ張り出しては、 彼の身体にそっとかけようか。]
気持ち良さそうに、ねてるなあ
[ 起こさないように、起こさないように。 前髪をさらりと掻きわけるように撫でて、 こっそりと寝顔を見納める。 整った顔立ちの彼、彼女がいないなんて嘘みたい。 椅子を傍に引いてきて、ちょこんと座れば、 じいっと顔を覗き込んだ。]
(69) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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[ …… ひらひらと、
棚から、毛布を取り出すときに、 上の方から振ってくるのは、一枚の写真。>>0:136 其れに、わたしは未だ気付いてはない。]*
(70) 2016/12/16(Fri) 20時半頃
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/* いま、むっちゃ今後の自分の計算をしたけど、みんなとの圧倒的コアずれは避けられないなと思いました。
(-22) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* 藤くんの写真ネタ拾いたかった…… 同学年…絡みたい……
(-23) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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ちっ………! ちっこいのはしょうがないの! 空と陸が……三つ子の残り二人が無駄にデッカいから目立つだけ!
[眉が吊り上り、大声をあげかけたが思いとどまった。 客観的にみて自分が平均より、少し、ほんの少し小さいのは本当だから。 空と陸と面識があるか分からないため、こんな説明めいた文句を言いつつむすり、眉を寄せたまま。
プレゼントについては知らなかったようで、あれ、と小さく疑問符がつく。]
知らなかったんだー…。 ま、私もどうするのかなって思ってたらセンパイにやるらしいって教えて貰ったから。 三辻君も知らなかったのかもしれない?
[栄介、こと、同じサークルの三辻に恨み言めいた言葉を吐く姿>>66に少しだけフォローを入れておいた。 自分も、やるのかやらないのかと曖昧な情報しか無かったのだ。昨日まで。]
(71) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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ん、やっぱりそうかなあ……。 エコたわし三点セット辺りなら、作ってもそんなに重くないし役立つかなって思ったけど。 それならあと2日、どころか1日で間に合うし……。 プレゼント交換の形式にもよるけど、誰に当たっても、男子でも女子でもって思うと難しくて。
[あははと軽く笑って、けれど相手の様子に目をまん丸にしてしまった。 じっと相手の横顔を見つめてしまう。 そして考えついた思考の先は。]
……樹村君って、もしかして、作りたい人? でも道具ないからって諦めてたり? 大丈夫だよー、ミシン無くても意外と色々作れるよー?
[道具がないか、それとも不器用で作れないと断念している人か。 相手の動揺などには気づきもせず、素っ頓狂なアドバイスをしてみせるのだった。 その顔は大真面目だ。]
(72) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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逆にミシンって怖いもんね。 縫い直しも面倒そうだし……。
[自分は機械音痴なのかもしれない。 何てことは見ないフリをして、そうしみじみと付け足した。]
(73) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* これは、律のやつ新本先輩じゃないっすかね! 残念、ほもじゃない!
(-24) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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[ ふわりといい匂いがした。>>69 すん、と空気を吸い込むと、微かに煙草の匂い。 うちに喫煙者はいない。 身近な喫煙者は ──… 。>>0:144 なんで斉藤センパイと藤センパイがいるんだろう。 うちに呼ぶような仲では……そうして意識を手放した場所を思い出した。サークル室だ。]
いま、なんじ、
[ 出席は死守したい。 勢いよく、上半身を起こせば、傍に誰がいるか知れる。]
(74) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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お、おぐらせんぱい…… おはよう、ございます?
[ 寝起きのためか、声が掠れてしまう。 寝顔を見られるのは、想定外で、頬に赤みが差す。 手が触れるものを、握りしめた。]
(75) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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[ ぼんやりと彼の姿を眺めて、 白紙の計画書を取り出しては、 どうしようかなあとぼやいているとき。 衣摺れの音が、風を切る音が耳に届く。>>74]
… おはよう、 いまは1コマ目が終わったくらいかな。
起こした方が、よかった … ?
[ 赤らむ頬に、ちいさく笑みを零す。 同じ学部だからこそ、出席の重要性は分かる。]
(76) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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でも、きもちよさそーにしてたから、 起こすのは忍びないなあと思って。 …… あ、 そうだ。
[ 肩を竦め、寝起き顔をじっと見詰める。 生憎、寝起きの珈琲は持っていない。 鞄のポケットをごそりと探り、 取り出した包みを差し出して。]
チョコレート、すきでしょ? あげる。
[ と、笑いかけるのだ。]*
(77) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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[ サークル室で、まったり意識を失っていた男。 同期がフォローを入れてくれたように、贈り物については失念していた。さんきゅう、蒼井。>>71
クリスマスパーティー!あの人と過ごせる!告白する! そんな雑念が頭の中を文字通り、パーティーしていたために、プレゼント交換の話は右から左に素通りしていた。 そんなわけで、まあ、許してくれ。律よ。]
(78) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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空?陸? あいつら、蒼井の兄弟なのか。
[そういえば苗字が同じ気がする。 たまに講義で会う同期生。 最近彼女がどうの煩いから、厚紙で作った即席ハリセンで叩いた心温まる記憶。
蒼井のフォローに免じて。>>71 栄介の処刑は半分くらいにしておこうか。 しかしその後の言葉は見過ごせない。]
(79) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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ないわ。 イベントごとに疎い俺でもわかる。
蒼井、クリスマスにたわしは、ない。
[きっぱり、はっきり。 大事なことだから二回言った。 俺は関係ないことだったら放っておいたかもしれないけど。 残念ながらプレゼントの抽選方法がわからない時点で、可能性は皆等しく平等に。 確かに実用的かもしれないが。 俺みたいな実家住みは母親が喜ぶだけだし。 一人暮らしのやつらだって、クリスマスにたわしなんて貰った日には、心境は察するに余りある。]
(80) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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作りたいなら、菓子とかは駄目なのか。
[たわしやスーパーのチラシが身近なら。 普段台所に立つ機会が多いんじゃないかという推測。 まあ目分量でOKな家庭料理と正確さが求められる菓子作りは、正確には違うらしいかもしれないが。]
いや、蒼井。それは違う。 使い方にさえ気をつければ、ミシンは決して怖くない。
[ミシンの話題になれば、思わず反論。 こちらも大真面目で、口を開いて。]
(81) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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キレイに縫えるのは言わずもがな。 作業効率のアップで肩こり激減。 固いボタンやファスナーもつけられるし。 距離があるから手縫いだと手間がかかる フリルやギャザーにも比較的容易にチャレンジできる。
思いを形にするという点では、 ミシン程頼りになる相棒はいない。
[ここまで一息で言い切った後。]
(82) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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……けれど、確かに俺は手縫いの方が好きかもしれない。 機械に負けないくらい細やかに縫えると気持ちいいし。 糸の一本一本に愛着が出る。
完成作品を見返すたびに、ここはこうだったなと、 制作過程を思い出して何とも感慨深い。
まあ、そう言っていられるのも 今は学生で比較的に時間が取れるからだし、
今後より高いクオリティを求めるなら やっぱりミシンも――――
(83) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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………それじゃあな、蒼井。 プレゼント選び頑張れよ。
[当たり前だけど、語りすぎた。 気付いた途端。 急上昇していたテンションを、唐突に下げる。
言い訳しようとも思ったが、取り繕うのは苦手だから、 教室についたのをいいことに、一方的に別れを告げ、
そのまま何事も無かったかのように、 無言で前方の座席に着席した。]*
(84) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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[ 時間を聞けば、そっと胸をなでおろす。>>76 まだ時間はある。なあんにも問題なかった。]
や、大丈夫です。 次は3コマ目なんで。
[ 息をする合間もないままに、返事をする。 ふる、と首を横に振る。 柔らかく笑まれた口許に、また赤みが増す結果となった。]
(85) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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このソファ、ちょっと煙草の匂いがついてるけど、 寝心地いーんですもん。
[ 昨日小椋センパイがまさにそのソファに横たわっていたことも知らずに、感想を答える。>>77 見詰められれば、やっぱりセンパイは美人だな、顔整っているな、と思うのだ。 にこりといつものように笑みを作り、首を少し傾げ、何かを探す様子を眺めていた。]
(86) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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[ 差し出されれば、握っていた毛布から手を離し、包みを受け取る。]
わ、うれしいですっ! チョコだー。
[ サークルのメイン活動である天体観測にも、チョコレートを持参しながら参加していたためか、チョコレートが好きなのは周知の事実だった。]
(87) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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ちょっと早いですけど、 なんだかクリスマスプレゼントもらったみたいで、 嬉しいです!
[ それから毛布もありがとうございます。 と、慌てて付け足す。 そんな言葉がでたのも、センパイが持つ紙に書かれた“クリスマスパーティ案について”の題名がちらりと目に入ったせい。]
(88) 2016/12/16(Fri) 22時頃
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─ 回想/サークル室にて ─
[ 欲しいもの>>56、を言われたのならば ]
それは難しいかもね。 どうも不眠症がちなんだ。
[ 藤はまるで雲の様な軽さで、自らの抱えた病を暴露したのです。 それもそのはず、特に隠す事もしていませんでしたし、隠すような事でもないと思っていたが為。
さて、先輩の持病に後輩は反応を示したでしょうか。 藤は、そんなことより、と言わんばかりに話をつづけたのですが。 ]
(89) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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……というか、 そんなに元気無さそうな顔してるかな、俺。
[ 缶を顎に当て、考え込むのはその疑問。 すっかり肌に馴染んでしまった隈を、缶を持たぬもう一つの指先でなぞりました。
今や管理はしっかりと行えていますし、他人に迷惑をかけることもありませんが、後輩に心配させるほど顔色が悪いのかもしれない、と思うと少々気に掛かるものではあります。 自分の隈などよく見ていなかったが、他人から見れば幾らか不快な面をしているのかもしれない。 新事実発見だ、と考えては、また一口珈琲を飲むのでした。 ]*
(90) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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── ニモのおうち ──
[ 新本家は6人家族である。 優しい父と明るい母、 ちゃらんぽらんな兄とやんちゃな弟妹 ……そして、私。
決して裕福ではないけれど 毎日賑やかで楽しい我が家。 クリスマスは毎年家族全員揃って ご馳走を食べるのがお約束だった。
大きなチキンにかわいいケーキ シュワシュワのシャンメリー 私の背よりも大きなツリーには 大好きなおほしさまがたくさん。
目に映るすべてが、きらきらして見えた。 ]
(91) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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