15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 01時頃
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おっきな、さぼてんさん。
[横たわる箱仙人掌の方へと。]
あなたはどうして泣いているの? 疲れてしまった? 苦しい? 悲しい?
[泣くはずもきっとない、異形の傍で 成り立つはずもない会話を重ねる。 まるで本当に声が聞こえているかのように。 まるで頭がおかしくなってしまったかのように。]
(65) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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>>61 [天気への安堵につられるように窓を見た。 いつも、暗いか薄暗いかの空は赤色を帯びている。 見る時によって少し色味が違うと感じるのは、空に漂う澱みが流れているからかも知れない。]
食べな、のか?
[缶詰を一瞥して問う。 枕元への置き方は、大事に取ってあるのとは違う気がした。]
(66) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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――…うん、
……ソフィア、…ありがとう
[>>56ソフィアの言葉に小さく何度も頷いて]
…探してる…
…名前を忘れた子ではなくて…?
[言いながら、その子とは違うのだろうと思った。 寂しい、その言葉と胸元を握る姿に思わず手が伸びて]
……寂しいね…、
[ぽつりと。同調するように。呟いて 伸ばした手が触れれたのならソフィアの背を撫ぜた。]
……見つかると…いいわね……
(67) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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―城門― [独り言に返ってきた声>>@1に驚いたように。 色のない瞳が瞬いて、声の主へと向かう]
あら、貴女はだあれ?
お水はあちら、ありがとう。
[灰色の髪をゆらして首をかしげ。 示されたほうへと視線を向けて小さく笑む]
貴女もここの人かしら。 こんなに人と会ったのは、久しぶり。
(68) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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[>>65笑う少女に、箱仙人掌は静かに崩れたまま答えない。 彼の足である根が腐っているのが見えたのなら、 異形が既に死に絶えたものだとわかるだろう。]
(69) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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[チャールズと共に歩けば、やがてラルフの姿が見えてくるだろう>>64]
元気そう、ですね。よかった。
ラルフさんが…怪我をしていると、先程コリーンさんから聞いて。 だから、様子を見に。
[来たんですよ、と。 血の匂い、引かれる赤い線には、少しだけ*目を細めた*]
(70) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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……さっきの音は……何だったのかしら……
[他の者達にも聞こえたのだろうか、 聞くだけで不安で耐え切れぬほどに哀しくなったあの音を。 ぽつりと零れた言葉に、 答えを示してくれる者はいただろうか。
足はまた酷く痛んで。 支えきれずに倒れてしまう前に 泉の傍にぺたりとしゃがんでしまうと 暫くはその傍で休むこととなった。**]
(71) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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─古城・中庭─
[>>67ありがとう。短い言葉に、ふるふると首を横に振る]
あいたい時にあう方が、きっと、いいもの。
うん、あの子じゃなくてね。 ここに来る前に、一緒にいたひとなんだ。
[伸ばされる手は、避けない。 触れる感触に、少しだけ嬉しそうに目を細めた]
うん、寂しいから。 探すんだ。
[にこりと笑う。 背に触れた手は、そこに違和を感じるか。 一部分だけ、妙に硬いような、そんな感触に]
(72) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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―城門―
お城の亡霊。
[色のない瞳に僅かに瞬くが、そのまま目を見つめ]
……なんてね。アリーシャ・フランキスカ。そういう名前。
[ぺし、と自分の顔を片手ではたいて、同じように微笑んだ]
ここの人?かどうかは分からないけれど、ここに、しばらくはいる。
ああ。他にも人に会ったんだ。
(@2) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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…あ、それ。
[思い出したように、缶詰めを見る。 ]
ヨナが、くれたんだけど電子部品缶切りがないんだって。
(73) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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ベネットは、電子部品なんてあるはずがなかった。
2010/07/18(Sun) 01時頃
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/* wwwwべねっと */
(-13) 2010/07/18(Sun) 01時頃
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……さっきの。
なんだったんだろうね?
[>>71疑問の呟き。自分も小さく、疑問をもらす]
ん……大丈夫? どっか、痛いなら、休まないとだよ。
[泉の傍に座り込むマーゴにこう、声をかけて。 ぐるり、と周りを見回す]
……じゃあ、ボクはまた、探し物をしてくるんだよ。
[泉の傍に居るものたちに手を振ると。 両足を揃えてぴょん、と一跳ねした後、歩き出した]
(74) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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―城門― さまよってるの? とりついてるの? しばられてるの?
[亡霊>>@2を見ながら歌う。 名乗られればもう一度、色のない瞳が瞬く]
アリーシャ。生きている、人。
あたしはコリーン。 刃の腕と優しい声と守る人に会った。
[ふわり、青い風花が飛んでいく。 灰色に汚れたワンピースを風が揺らす]
あたしはお水を飲むの。
[だから教えてくれてありがとうと。 微笑んだ**]
(75) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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フィリップは、電子式の缶切りは、あっても動力が用意出来ないとおもう。
2010/07/18(Sun) 01時半頃
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>>73 [缶が開けられないらしい。 ヨナが持って来たのなら、彼女は開けられるのだろうけど。 外套の下でポケットを探る。 古い小型のツールナイフをぱちりと取り出した。]
貸して
[横に腰を下ろすと、手を伸ばす。]
(76) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[腐り果てた根に息絶えたと知っても、少女は会話を重ねる。]
違うのね。 穏やかな顔をしているもの。
幸せだから泣いているの?
そう、そうなの。
[触れた指先は棘の奥。 伸ばした腕に幾つか棘が刺さる様を、肩のネコミミトカゲが心配そうに見守っている。]
(77) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[>>70 連れ立つ2人の姿を見比べる。 意外、でもなかった。チャールズはベネットの件で世話焼き……献身とでもいえばいいのか、そんな風に見えたから]
怪我は、してないよ。 …いつもみたいに“餌”にしただけだから。
ああ、でもそうか。 知らない人は驚くよね、だから治療って…そうか。 ――…彼女に、悪いことしちゃったかな。2人にも。 ありがとう、うん。怪我は、ないし、 俺、そんな簡単には、死なないし…… ぁ
[セシルが少しばかり目を細める様子には、 どうしたものか、と自分自身を見下ろして困惑の色を見せた。]
……そうだよね、血はやだよね。 なんで、こんな当たり前のはずこと、わすれちゃうんだろ。
(78) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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さまよっていて とりつかれていて しばられている。
[歌うような声に、ふわりと、踊るように手を右の宙へと差し出し、くるりと回った後、硬直したように、天を見つめ、そうして、胸を抱くような仕草をして、それから苦笑して、名乗った]
そ。透けてはいないね。 刃と……?
[どれも心当たりはなかったので、少し語尾が上がる]
ああ。いくらでも湧いてるみたいだから、好きなだけ飲むといいよ。
[向かうようなら、小さく手を振って、見送った]
(@3) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[歩きながら考えるのは花の事。 立ち止まって考えるのは誰かの事]
……しろとか、あかとか、きいろとか、だいだいとか。
いろんな色があったよね。 たくさん増やすんだ、って言っていたよね。
[紡ぐ言葉は、浮かんで消える断片]
あの花、名前。 ええと、確か……。
(79) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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ソフィアは、誰かの声が聞こえた気がして、ひとつ瞬く。
2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[誰かが話しているような、声。 でも、聞こえてくる声は、ひとつ。 疑問を感じて、歩みはそちらに]
……あー……。 なんか、倒れて、る?
[少し進んだ所で目に入ったのは、倒れた異形と傍らの少女>>77]
あ……そうだ、あの花の名前。 ポーチュラカ、だよ!
[その場の様子を見た瞬間、唐突に言葉がひとつ、浮かび上がって。 ぽむり、と手を打ち鳴らしながら、大声を上げた]
(80) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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/* 電子部品缶切りってどんななんだろう だめだ頭からはなれねえ */
(-14) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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/* 自分で言うのもなんだけど、なんという唐突さ。
そして、そんな突っ込みが初独り言なのです。
(-15) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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…うん。 [缶詰めを手渡し、彼がどうするのかを興味深そうに見守る。]
(81) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[セシルと共に城へ向かうコリーンを見送る。 城へ向かうよりも、城から離れる方が危険であるのは 肌で感じられることでもあるか。
セシルの促しに頷いて、歩み始めれば ほどなくしてラルフと合うことができた。
ラルフの質問へは、セシルに同意を示すことで答えとする。]
―――……血を餌に、ですか。
[セシルの妹の件と同じく、またチャールズにとって 踏み込んで佳いのか迷う言葉が聴こえた。
二人の会話を聴きながら、また逡巡するような表情を浮かべる。]
(82) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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[細い腕、くすんだ白いワンピースに赤が滲んでいく。 幾ら話し掛けても、異形から返る言葉などあるはずもなく。 けれど少女が会話を止める気配はない。]
護れたの、そう。 大切ななにかを護ったのね。
とっても素敵ね?
[腕を目一杯伸ばして触れたのは柔らかで優しい、異形の仙人掌の肌。 それは冷えてしまっていたけれど。]
(83) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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あなたの躯を少しだけ、分けて貰ってもいいかしら?
あなたの名前はわからないけれど。 私もまだ名乗る名前がないけれど。 壊れた世界で出会えたのだから、私とあなたはお友達。
その、証に。
[赤く濡れた手で、同じ色の花へと触れる。 異形が躯に咲かせていた、たった一輪の花。]
………ぽーちゅらか?
[そんな時だったろうか、後ろから大きな声が聞こえて。 ゆるりと振り向いた。]
(84) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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未読発言が2409だって? そんな多弁村付き合いきれる気がせえへん
(-16) 2010/07/18(Sun) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/18(Sun) 02時頃
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しまった。 もう始まっている。今からじゃ脱出出来ない。
それにしても、ブラウザが異常に重い。 なんでやろ?
(-17) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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やあ。
[>>84ゆるりと振り向く少女に向け、ぱたぱた、と手を振る]
また会えた、良かった。 約束どおり、考えてきたんだよ。
[考えて、というか、思い出して、というかだが]
……なに、してたの?
[倒れた異形と、赤く染まった手。 記憶から、花の名を引き出したのは、その光景。 でも、何故そうなっているのかはわからずに、こう問いかけていた]
(85) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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>>82 [チャールズにも小さく頭を下げる、]
驚かせて、すみません。 ――……あ、うん、この方法なら、 寄ってくるのは人を食う異形だけだから、少しは効率がいいかな、って。
[その逡巡が非難にも聞こえて、急いたように言葉を重ねる]
……これも、罪な こと?
[小さな問いかけは、先に交わした言葉の記憶]
(86) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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>>81 [ツールナイフを弄って、引き切り型の缶切りを出す。 興味深そうな視線にそれを示した。 掌に握り込める小さなグリップに、複数の部品が詰まっている。]
開けて、良いんだよな
[缶のふちに刃を当て、力を入れた。 かしりと小さい音がして蓋に穴が空く。 切れ味は鈍っているが、何とか使えそうだ。]
名前は? ……俺はフィル
[やがて、開けた蓋を上に曲げて、ベネットの前に置いた。]
(87) 2010/07/18(Sun) 02時頃
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