199 獣[せんせい]と少女 2
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[花を差し出した竜の手がある位置は 座り込んだ少女に高すぎるかもしれない。
そのことには漸く思い至ると人型の姿へと変わる。 屈むよりはこの方が確実であると私は想う。
それでも、やはり高いだろうから土に片膝をつけて デメテルの目線に合わせた。
人の姿となれば、ふわりと漂ってくる甘い香り。 新鮮な果実のそれ>>13と、調理された香ばしいそれ。>>16
今日もどこかで生命は、 生まれ>>40、取り込まれ>>46、土へと還り>>44、 この世界を、循環している。
微かに目を閉じると、様々な色が私には見える。**]
(49) 2016/10/07(Fri) 02時頃
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/* >>49 なんかいみしんになってしまったけど 様々な色が云々は想像だから。 想像力の話だから。能力とかじゃないです。
(-20) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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──小鳥──
[ぼく達はがっこうの中で、沢山の事を学ぶ。 いつかせんせいに食べられるその日まで。一緒。
ねぇ、それじゃあ。
祈りの堂……あのばしょは、誰のためにあるのかな? ぼく達のため?せんせいのため? もっともっと、他のもののため? ただしい答えは今もわからないけれど ……数年前、一度だけ助けを求めたくなった。
ピッパと助けようとして…けれど、助けられなかった 小鳥の思い出。>>33
あそこはお祈りの場所で、助けてはくれないのに。 ────……ぼく、変なの。]
(50) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ピッパの言葉に続いて、ぼくもせんせいに聞いたんだ]
がっこうの中にいるのに、ダメなの? おしまいなのに食べてもらえないなら
このこの“いと”は、どこに繋がっているの?
[ピッパの手の中にいた小鳥は、温かくて ぼく達と何が違うのかわからなかった。
ぼくは食べてもらえる事が当たり前だと思っていて ……だから、ピッパの言葉にぶるるって怖くなって 泣きそうになって。
でもピッパもぽろぽろって涙を流すから ピッパの手は小鳥を包んでいるから、ぼくはピッパの 涙を拭こうと思って手を伸ばした。>>35]
(51) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[そこに聞こえたピッパの言葉。
……――わたしは、へいきよね……?]
(52) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ぼくは、ますますぶるるって震えた。 だってそれは……ぼくも思っていた事だから。 心をドンって押されたような気持ちだった。
ピッパの涙を拭こうとしながらせんせいを見上げる ぼくは、泣きそうなのに涙も溢れなくて。 だけど泣きたくて
………とても、とても変なお顔だったと思う。]
(53) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[どこまでもどこまでも一緒に行こう。
僕はもうあのさそりのように、ほんとうにみんなの幸のためならば 僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。
――――けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう]
(54) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[ ぼくよりも背の高いピッパが 夜に添い寝してもらった事は、知らない。
ぼくは、とにかく眠れなくてーー ああもしかして、こういう気持ちの時にあの場所 ……祈りの堂に行くのかもしれない。
そう思って外に出た時、せんせいに呼び止められた。 だからぼく、その時やっと、そのせんせいに 飛びついて泣いたんだ。]*
(55) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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/* 被りそうだからようすみ。
(-21) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より
(-22) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[こつり、こつり――
石畳を打つ、乾いた音を響かせながら。 杖を突いた獣が、まだ薄暗い廊下をゆっくりと歩いていく。
今日はいい天気だから。
画帖を携え、気の向くままに足を運び、 必ず失われる少女たちの姿を。彼女たちが生きた証を。 獣が生きていた証を遺そう。
もし望まれるなら、今日は屋外で絵を教えるのも良いかも知れない]
(56) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[明かり採りの窓から差し込む朝の光に、 獣の輪郭が浮かび上がる。
僅かに引き摺る左脚。 病的なまでに白い膚と色褪せた灰白色の双眸。 何れも、獣が長期にわたり糧を取っていないことの証左だ。
身に纏うのは、黒い三つ揃えとアスコットタイ、 そして、決して外すことのない黒手袋。
例え他の獣たちに奇異に思われたとしても。 その姿は少女たちの教師として、僕として、 最後には送る者として。
きっと、相応しい]
(57) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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―現在:祈りの堂―
[ 今朝、ぼくが拾った小鳥はもう助からない。 わかってる。わかってるんだ。 あの時と同じ気持ちになったぼくは、ピッパのように 怖くなんかないって、まだ言えなかった。>>35
ピッパだってその胸の中で、針がチクチクした みたいな気持ちになってるとは思わないまま。
どうしよう……エリの背を撫でたり あの時のように傍にいればよかった。 だけど不安で、怖くて。 ぼくは、エリをひとりぼっちにしてしまった。 きっと誰かに傍にいてほしいはずなのに。>>42
ぼくはその誰かになれないまま。 お祈りの場所に逃げ出したぼくは
本当に弱虫で意気地なし……]**
(58) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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[こつり、こつり。歩いていると。 廊下の向こう、まなびやの裏手の方から微かに嗚咽>>44が聞こえた。
また、あの子だろうかと。 獣は困ったように、少し目を細めた。
あの子――エリが思っているように>>41、泣き虫の彼女に呆れているわけではない。 ただ、幼子にどのように触れれば良いのか困惑しているだけだった。
何しろ、獣が少女と契るのは初めてのことだったから、勝手が分からない]
(59) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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/* あああニコラスせんせい挟んでごめんなさい… 小鳥繋がりで、拾っちゃった……
(-23) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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……エリ、どうした? 何かあったのか。 [それでも、放っておくことも出来ず。 彼女がいるらしき、小さな花畑へと歩を進める。
廊下に響く杖の音に気付いて、彼女は逃げ出してしまうかも知れない。 跛行の獣を置き去りにするのは、きっと容易いだろうから。
そんな逃げ出したがる少女の内心など知らぬまま。>>17 エリにどう声を掛けたものかと、思案するのだ**]
(60) 2016/10/07(Fri) 02時半頃
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─かみさまの木─
[誰かが ないしょで見守っていた小鳥の雛>>17 小鳥が奏でる可愛らしい声を瞼の裏側で思い出しながら伏せるの。 色鮮やかに輝く硝子の元で、糸がほつれた様な声>>32が響いていることも知らないまま。
温かな場所から落ちてしまった椋鳥のおはなし>>33を]
(61) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* とりあえず寝て、明日コアになったら まなびやに戻るつもり
(-24) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[びっくりしたの。 氷が足元に広がってしまったみたいにわたしは、固まってしまった。 でもまたすぐに元気になると思ったの。 だって、わたしが読んだことのある本ではかならず───しあわせな、さいごを迎えるから]
だいじょうぶ。すぐに、いつもみたいに歌ってくれるよね。 これでおしまいなんて、そんなおはなし知らないもの。
[だけど、もう一度、さえずりを耳にすることは出来なかった。 あの時そこにいたわたしは、きっと。 ただただ、目を丸くしていたでしょう。
それ以外の終わり方を知らなかったから、 誰かの中に帰ることもできない存在があることに驚いた。 シルクの言葉>>51に胸がきゅうっと、痛んだ気がして…とうとう、わたしは、うつむいちゃった。
でもね、結局わたしは。
泣けなかったんだ]
(62) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[なきむしのエリ>>41はとってもやさしい子。 あの子の泪がわたしにも少しはあればいいのに。
また、ビッパみたいに怖がることもできなかったの>>35
シルクみたいに誰かに手を伸ばすことだって、できずに>>51
ただ、ただ、驚いて。 わたしは言葉を失ったまま、立ち尽くしてた。
つめたいわたし]
(63) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* あ!デメテルちゃんがいた!! ああえごめんなさいごめんなさいぼくは余計なことをしました
(-25) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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[今日に起きた悲しいおはなし。 まだ詳しくは知らなかったけれど、何処かで誰かが泣いている声>>44が聞こえた気がして唇を引き結んだ]
しあわせなおはなしを書いたら、今度はみんな、笑ってくれるかしら。
[それとも、ふきんしんって怒られてしまうのかな。 少しだけ悩んでしまっていたらいつの間にか、膝を抱えてしまっていたみたいで、お日様を隠してしまったくろいろ>>38]
…………!
[びっくりすると言葉が出ないのは本当。 もう随分と前から知ってるの。
何処まで聞かれたのか分からないけれど、もう一度座り直して向き直ったわ]
(64) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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――おそと――
[ 少し大きな石の上で爪先立ち。 誰かいないかな。なんて辺りを見回すのは そう、悪いことをする時の癖。
きょろきょろ。きょろきょろ。 あんまり何度も首を振ったから ちょっと目が回っているけれど。]
えーいっ
[ 企んでいた悪いこと。
体を屈めて靴を脱いだなら 脱いだ靴をぽいっと放り投げ 裸足の足を地べたへぺたり。]
(65) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* みんな寝たかな、と思った結果 余計なことをしました。ううう、ごめんね デメテルちゃん…
(-26) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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……おはよう。ワクラバせんせい。 おはなしを聞いてくれる妖精さんと鳥さんを待っているの。
[お腹の虫は幸いなことにならなかったから。 ここへ訪れた理由の一つをせんせいには教えたの。 でも、わたしがいつもここに訪れる度におはなしを聞かせていることを、せんせいは知っていたかもしれないけれど。
かみさまの木。 真っ白な枝で啼いていた鳥さん探したの。 でも今日はいないみたい。 しょんぼりと肩を落としたわたしに向けられたのはせんせいの左手>>39]
わあ…! ありがとう。せんせい!
[すぐに笑みを浮かべたら大事しそうに右手で受け取ったの。
片方ずつ違うせんせいの手>>37のうち、わたしはせんせいの魔法みたいな左手がだいすき。 でも、なかなか届かなくてふくれっ面をしていたら、今みたいに視線を合わせてくれるせんせいはとってもやさしい>>49]
(66) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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ね。せんせいは、覚えてる? 何年か前に、小鳥が…眠っちゃった時のおはなし。
[いつか、せんせいの左手をつかんで、お願いをひとつしたこと。 “鳥さんを助けてほしい”って。 驚いてばかりで泣くことも悲しむこともうまくできなかったわたしがこっそりお願いをしたこと。
あの時のことをせんせいは覚えているかな。 また、あの時、ちかくにいたみんなは、その言葉にどんな顔をしたっけ。 数年前の出来事を。 そしてせんせいは、なんて答えてくれたっけ。
懐かしくって思わず、はにかんじゃった。 でも、あの時も涙を流せなかったことを思い出せば誤魔化すようにおはなしを始めましょう]
(67) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/07(Fri) 03時頃
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今日はあの子のためにも作ったの。 鳥さんがあおい海を渡って、手紙を届けにいくおはなし。 真っ赤な太陽の下を飛んで、しあわせの糸をつなげるおはなし。 [めぐるいのちのおはなしを。 わたしの右手にはせんせいからもらった花が揺れている]
鳥さんが届けた手紙があったら、鳥さんが眠ってしまっても、覚えてくれているでしょう?
[どうかな。 なんておはなしの出来をせんせいに尋ねてみるの。 誰か悲しむ子のこころに、届くかな。 でもきっと大丈夫。やさしいせんせいがが見つけてくれるはずだから>>60 濡らしたことのあまりない目尻はいつも、乾いてた]**
(68) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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/* いちばんじめじめした少女が ぼくです。ひっそりしておこう……
(-27) 2016/10/07(Fri) 03時頃
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