10 蒼い空の、明日へ
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そーなんだ。そんなに難しいものなんだ。
せんせーは生きる意味、見つけた? ……ううん。 せんせーは……さっき、他人が死ぬ方が恐いって言ったもんね。 [ポツリ、零して]
うん。せんせーはランタンの灯。 飴、くれたでしょ? その時ボクは、心がポカッて暖かくなった気がしたよ? 今日だけじゃない。 ……だからね。 ランタンの灯を見ると、せんせーを思い出すよ。
(62) 2010/05/17(Mon) 01時頃
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私は……。
[一度男はヘーゼルを伏せた。 生きる意味、難しいその言葉の意味を自身に問う。 開いた瞳が映したのは、伏せ置かれた写真立て。]
生きる意味を探す為に、“先生”をしているのかも知れん。 他の者の命に、己の生を…。
[それ以上謂えずいた。 狂えたエゴイズムに、自嘲を毀す他はない。]
……嬉しい言葉、だ。 だが、私はそんな優しいものじゃない。 ランタンも、直に触れれば指を焼け落としてしまうだろう?
[嬉しさ半分、申し訳なさ半分。 少女へとそう返した。]
(63) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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他の者の命に 己の生を映す
――なんてエゴイズムだろうかな。
[それは少女にも届かぬ胸の裡、毀れた言葉。 助ける命に己が命を見る。]
――では、“死する命には?”
(-8) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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[途切れた言葉。続く言葉を予測して……]
せんせーは、他人が生きてると自分が生きる事になるの? せんせーはやっぱり、優しいんだね。 [腕にぺたりと触れて]
……ほら、火傷しないよ? [コテリと首を傾げて、緩く微笑む。]
それじゃ、ボクそろそろ行くね。 診てくれてありがとう。 ……これで足りる、かな? [言って、代金を差し出す。]
(64) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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………。
[触れられた頬に言葉は出ず。 男は驚いて、そして…――笑った。]
優しいのは君の方だよ、ペラジー。
[有難う、そう笑う。]
ああ、足りている。 診療に限らず、顔を見せるといい。 粗茶と飴玉くらいの持て成しでよければな。
いつでもここの扉は開いているのだから。
[善あれ悪あれ、拒みはしない。 ランタンの灯が燈されている内は、男が生きている証明。 診療や治療に限らず、訪ねられるも悪くはない。]
(65) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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―― →汚水池 ――
どうじゃろうの
[診療所を出た老人は 極力濡れぬように遅い足ながらも縫うように歩く 頭の中では医師の言葉が残っていた]
居場所、の 霞むものかもしれん
どれほど歳を重ねようとも瞳を閉じてしまいたくなる ……そんなものを優しさと呼ぶのならじゃが
[呟きは誰にも届かないまま。 やがて足は池のほとりへと辿り着く。]
(66) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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レティーシャにも、伝えてくれ。 疎まれるかも知れんがな。
[少女と仲が良かったように記憶している。 生を繋ぐこの場所を嫌うように寄り付かぬ彼女にも、と言伝を頼み 手にしたのは差し出された代金の中の硬貨一枚。 薬代にも満たぬその料金を白衣のポケットへと入れた。]
薬はきちんと飲むこと、そして体は極力冷やさぬこと。 あまり外の雨に降られると、悪化して肺炎にも成り兼ねん。
[傘をさすことは出来ぬとしても、せめて休む時はどこか屋根のある場所で。 男は、そう忠告もした。]
(67) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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ほ?
[辿り着いた老人の視界に飛び込んだのは 水面を見つめ続けている少女 >>54]
……
[すぐに声を掛ける事はせず 非常にのんびりした動作で少女からやや離れた 瓦礫の集まった場所へと移動していく]
よっこいせ、と
[瓦礫の上には一枚のトタン板。 カビだらけで雨漏る事もしょっちゅうだが無いよりは好い そこへ一仕事するかの如し声をあげて座り込む]
(68) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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釣り師 ヌマタロウは、聖歌隊員 レティーシャの方へ緩やかに顔を向けた。
2010/05/17(Mon) 02時頃
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おおぉぉぉい レティーシャやぁ
(69) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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[老人は瓦礫とトタン板で出来た堀のような空間から 少女へ向かってしわがれた声を大きく張った。 やや離れた位置の少女へはどう伝わるだろうか。]
……ふぅむ 案外、重労働じゃのう
[ほ、と一息 大声をあげた事は予想以上の負担だった様子。 少女が此方に気付くのなら竿の先を振って見せただろう。]
(70) 2010/05/17(Mon) 02時半頃
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なんで? ボクは自分が生きるのでせーいっぱい。 自分の迷路でせーいっぱいだよ? [言いながらも、ふふ、と一緒になって笑って]
うん。伝えておくね。 うん。分かった。ちゃんと飲むよ。 [他の事は、この街でどれ位実行できるか分からないけれど。返事をして。]
じゃ、また来るね? 飴と紅茶、ごちそーさま。 [にこりとして、診療所を後にした。]
(71) 2010/05/17(Mon) 02時半頃
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−廃墟(地下室)−
[薄暗く朽ち果てた廃墟の中、瓦礫を避けながら慎重に歩を進める。]
えっと。いつもこの辺りに居ると思ったんだけど。 ……ぁ痛っ! [瓦礫の一つにつまずいて、べちっと倒れこむと、ポケットから薬が飛び出る。]
わわわ。 [それを慌てて拾うと、緩く微笑んで。また歩を進めるけれど。 どれだけ歩いても、彼女の姿を見つける事はできなくて。]
れ、レティー? [声を出して、レティーシャ以外が居たら危険だとは思いつつ。 思わず、微かな声で呼んでみた。けれど、その声に反応は無く。]
……どこ、行ったのかな? [首を傾げつつも、やがて地下室へ着けば、かけてもらった上着を干して。 レティーシャを待つつもりで座っていたら、熱があるのも手伝って、そのままくたっと*眠ってしまった*]
(72) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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構わない。 私も精一杯……いっぱいいっぱいだからな。
[笑みが重なれば、それこそ裡は温かなランタンが燈るよう。 薬を飲む約束だけでも、男には大きな一。 一にまた頷きを返して。]
――――。
[診療所を出る少女を見送る、とめはしない。 男は少し冷めた紅茶に口を付けながら、カルテを纏め始めた。]
(73) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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ふぅむ
[空を見上げる 色も先も無い閉ざされた空を ぽりと頭を掻いた]
何か釣れたら……お裾分けでもしたいのぅ
[叶わぬ願いを口にした。 それすらも"明日"へと繋がってしまうのだろうか 何も居ない池に問い掛けてもきっと答えは返らない]
ふぅ
[確かな未来は。 医師のカルテの中に記載されているであろう病状。 恐らくはもうそれほど、長くは無い老体。]
(74) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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[其れでも尚、続けてしまう趣味は仕方の無い事。 誰の忠告があったとしても聞かなかった報い。 辞められはしない、煙草のように。]
ごほっ、ごほっ――!
[唐突に咽る 皺の深い手が口を覆った]
あぁ
[元々、気管支はそれ程強くも無い 耳も随分遠くなってしまった こんな街でもあとどれ程彷徨う事が出来るのだろうか]
(75) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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[ただ雨音だけが静かに辺りを満たしていた。 が、その静寂を破る突然の大声。>>69 びくりと肩を震わして、声の方を見れば、見慣れた老人の姿。]
……何よ。
[その場から、琥珀の瞳を向け、小さく声を出す。 どうせその声は雨音に消されてしまうだろうが。 それでも、こちらが気づいたことくらいは伝わったのだろう。 老人がつり竿を振るのが見えた。]
(76) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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よっこいせぇのぉ せぇ よっこいせぇのっ せぇとぉ
[陽気な歌声と共に竿を振って ぽちゃり 脱脂綿を池へと放り込んだ]
おいらが 竿ふりゃ どっこいせぇ
[掠れた歌声は雨音にも負けてしまう]
先に食いつくはぁ なんじゃろなぁっと くらくにごったぁ 池の中ぁに
(77) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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きょぉっも 見えるかっ やつらの群れがぁ どっこいせぇのせぇ どっこいせぇのせぇっ
とぉ!
[意気揚々と首を降り始めるが 視界入る少女の視線に気付くと優しく微笑んで ちょい、ちょい、と手招きした。]
(78) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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[纏めるカルテの中目に留まるは、書き記した独逸語。 それは皮肉にも残酷な文字。 未来も明日もないこの街で、刻々と明日を削る死への宣告。]
………。
[未来を夢に見ることさえ苦痛にさせるこの街で 明日を当たり前に生きる世界でも、凄惨な宣告を老人に向けるは幾らの職務とはいえ辛いものがあった。 幾らか前にその死への言葉を口にした時、それでも釣りを辞めぬと笑った老人をしっかりと覚えている。 処方し渡す薬は飲まれているだろうか。 子供だましにしか成らぬ、けれど痛みは抑えられるであろうその薬は。]
(79) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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[老人の存在に気づいても、少女が近づくことは無い。 だが、少女が逃げることもなかった。 男を憎む少女でも、かつて世話になった恩人、ましてや自分が多大な迷惑をかけた相手には、少しは心を開いていた。]
[少女は、その場所から動くことなく、ただ雨の降る中、池と老人を眺め続ける。]
(80) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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ほほほ。
[笑う、老人。 その笑みは何時か医師に向けたものと差異はない優しさ。 処方される薬は飲まなかった。 貰ったもの全てにきちんと礼を言い。 そして穴倉の自宅の隅へ保管されて居た。]
どうじゃろの、今日は。
[水面を見つめる老人の、身勝手な夢。 先の無い己の穴倉を、調べて欲しいと医師に伝える事。 先の無い己よりも他の者へ限られたものを使って欲しい。 けれどそれは、この街では口に出来ないままの願い。]
(81) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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ふぅむ。 ……魚なんぞより難儀かもしれんな、人間は。 特にレデエは解らんもんじゃ
[老人なりの冗談を独りごち。 まるで警戒する仔猫のような視線の少女へは 変わらずに優しい笑みを向けている。]
忍耐じゃな ……何事も
[この距離を崩す事はせずに。 竿の先を、振りながら何か少女を笑わせられないだろうか。 そんな事を考え始めている。]
(82) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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――――。
[男はまた一枚とカルテを捲る。 ヒールを高く鳴らして歩く女の名前が記された一枚。 堕胎施術は体にも心にも深く負担をかけるものである。 その為、施術後もこちらには通って貰いたいのだが…。]
生きる意味、か。 生まれ、この街に訪れた私たちに生きる意味が在るのなら 生まれず、死しか知らぬ子供には死んで逝く意味が在るのだろうかな。
[男女の間に愛が在ろうが無かろうが、燈る命の灯を吹き消す吐息。 その息は己の手の平かと、視線を移す。 耳には子供の泣き声のように、雨が降り続ける音が責めた。]
(83) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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ほ
[ぴくんと身体を揺らす 何か思いついたのだろうか もそもそと身体を動かし始めた]
む
[竿を傍にそっと置いて]
……ほ
[汚水に塗れた地へうつ伏せに寝転ぶと ぐぐぐ、と尻だけを天へと突き上げた ぶるぶるぶるぶる、辛そうに震えている]
(84) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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釣り師 ヌマタロウは、聖歌隊員 レティーシャが笑って呉れるものだと信じ込んでやまない。
2010/05/17(Mon) 03時半頃
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[ぼうっと眺めていた先、突然老人がうつ伏せになり、ぶるぶると震え始めた。]
[どこか悪いのでは?何かの発作では?という疑問が少女の頭の中に浮かんでいく。 辺りを見回しても人影は無い。 たとえあったとしても、他人の死に関心を示すような者は、此の街には存在しない。一部の例外を除いて。]
[少女はしばしの葛藤を見せたあと、恐る恐る老人へと歩み寄る。 本来なら、自分も他人の死になど興味は持たない。ましてや男である。 だが、見捨てようとすれば胸の奥がチリチリと痛む。 少女は初めての感覚に戸惑いながらも、伏した老人の側まで行くと、そっと声を掛ける。]
だ、だいじょうぶ……?
[喉から絞り出した声は、掠れていて、とても自分の喉から出た声とは思えなかった。]
(85) 2010/05/17(Mon) 04時頃
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[降ってきた少女の声にびく、と震えた 突っ張っていた腰がびちゃりと地へ落ちる]
……だ
[顔だけをあげれば少女は微塵も笑って居ない むしろ声も表情も心配の其れ。]
だいじょうぶ、じゃ
[しまった、という顔で バツが悪そうにその場へあぐらをかいた]
其処に座らんか? 少しの間、ワシの話相手になってくれんかの
[*笑う*]
(86) 2010/05/17(Mon) 04時頃
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[歓びに揺れる菫が、この地に咲く事は少ない。 哀しみに濡れる紫陽花は汚水を吸い上げ水色に咲くのに。]
命の灯を燈すは難しいのに、消すのはいとも簡単に出来てしまうものだ。
…―――なぁ?
[写真立てに切り取られた永久の刹那。 けれど男は写真立てを伏せたまま置く。 話かけても返される事のない返事を待ち侘びるように 男はヘーゼルをそっと*閉じた*]
(87) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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/* サンホラネタと気付いた人はエピで僕と握手!(←
ヌマタロ…なんて癒し系、きゅんきゅんするよ!! ペラジは遅くまでありがとう!かわいかたー! レティにネタふりつつも、タバサにも絡みフラグは立てといた。
うし、今んとこ全員と会話できているっ! 人が集まってくれるといいねと気持ちは全力で村を応援しています。
(-9) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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[大丈夫だと言う老人の様子を見て、ほっと胸をなで下ろす。 そして気づく。自分が安堵しているということに。 なぜ?どうして?という疑問が少女の胸の中に渦を巻く。]
[戸惑いながらも、少女は老人に勧められるままに腰をおろす。 少し離れたその距離は、老人への警戒の表れか**]
(88) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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/* なんだろう。これ、すごく何かに似てる。
ああ、反抗期の娘とその父親みたい、だ。
(-10) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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