196 水面に映る影より遠く
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/* 女子の内緒話めっっっちゃ気になる
(-101) 2016/08/22(Mon) 21時頃
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おっす、彰人。
[外の水道で水を汲み終わったあと ゆる〜く現れた彰人に>>320 バケツ片手に声をかける。]
良かった。 寝てんのかと思って 鬼電するとこだった。
[にひひって笑いながら横に並んで 良かった、とまた小さく呟いた。]
(357) 2016/08/22(Mon) 21時半頃
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プール補講、短かったなー。 もっとみんなと泳ぎたかった。 また来年、だな。
[ぶんぶんとバケツを振りながら歩けば ちゃぷん、と少しだけ水が零れ落ちた。]
(360) 2016/08/22(Mon) 21時半頃
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昨日話したこと、覚えてる? 男子会するぞってやつ。 あれ、いつにしよっか。 ちゃんと6人で集まろーな。
[ぶんぶん、ちゃぷん。 視線は、靴の少し先。 彰人は何か言ってくれたかな。 もし黙っていたら、沈黙に耐えられなくて 俺はきっと、取り留めもないことを話し続けたと思う。]
(361) 2016/08/22(Mon) 21時半頃
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……あ、おかえりー
[彰人を連れて二人で校庭に戻れば 大樹たちも帰ってきていて>>346]
おじさん優しい!わー! ありがたくいただきまっす!
[レモンティーを受け取りながら 未だに続く悪ふざけ。 ツッコミを受けたら ごめんごめんってへらへら笑ったことだろう。]
(365) 2016/08/22(Mon) 22時頃
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え、ほんとにくれんの? ありがと、
[パピコをはんぶんこしてくれる律>>359 見返りの提案と共に瞳を覗き込まれれば>>362 その目を細め頷いて]
(366) 2016/08/22(Mon) 22時頃
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ん。了解。 かき氷でもなんでもいーよ。 律の好きなもの、奢ってやる。
[差し出されたアイスを受け取ると 蓋を開けて、律のそれにこつんと合わせ 「乾杯」と笑いかけた。
女子はもうそろそろ来るだろうか。 ちょうどよく溶けたアイスをちゅう、と吸いながら ぐるりと辺りを見渡した。]*
(368) 2016/08/22(Mon) 22時頃
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女子来たらデカい打ち上げのやつ点けて びっくりさせるとかどう?
[ポケットに手を突っ込みながら、片手にはアイス。 我慢できない!って様子の大樹に>>364 ちょっとした悪戯を持ちかけていた時、
“ 刮目せよ! ”
聞き覚えのある、>>370 しかし凛とした声に振り返る]
(375) 2016/08/22(Mon) 22時頃
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…………………
[唇はアイスから離れ、半開き。 いつもとがらりと雰囲気を変えた女子たちに 思わず言葉を失った。 はっとしたのは7秒後。]
(376) 2016/08/22(Mon) 22時頃
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………っ、すげー! ゆかただ! みんな誰かとおもった!
[ぱあっと笑顔を咲かせて なにやら助けを求めるような大樹(何故俺に求めない)の横を通って女の子たちに近寄った。 なんか、すごく、きらきらしてる。 その眩しさに目を細めながら、何度もすげーって口にした。 褒める言葉の語彙力が乏しいのは許してほしい。]*
(378) 2016/08/22(Mon) 22時半頃
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/* やべぇぞKYすぎた
(-107) 2016/08/22(Mon) 22時半頃
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[水着には反応を示さなかった俺も 浴衣姿にはテンションがあがる。]
すごく、いいと、おもいマス
[遠慮無しにその姿を堪能しながら うんうん、と笑顔で頷いて。 八竹ちゃんが着付けたって聞けば>>382 そちらを向いてぐっじょぶ!と親指を立てる。]
………あ、
[小走りでどこかへ行くちびっ子。>>389 手に持つものでなにをしに行くかわかったから 近くの律に、先始めててと声をかけると その後ろ姿を追いかけた。]
(391) 2016/08/22(Mon) 23時頃
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/* 水汲んでくるからバケツ貸してって言うロル書いてたら先に行かれてた…!これ自分行くべきじゃなかった!?なんかごめんなさい!!! 小夏ちゃんにお前じゃねえよ!って思われてたらどうしよううわああああ
(-110) 2016/08/22(Mon) 23時頃
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小夏!
[ちまちま走る桃色に すぐに追いつくことができたはず。]
なにやってんの、 俺汲んでくるからいいよ、貸して。
[隣に立って手を差し出せば バケツを渡してくれただろうか。 目に入るのは、結い上げられた髪と細い首筋。 なんだか見てはいけないみたいで、 うろうろと視線を泳がせた。]
(393) 2016/08/22(Mon) 23時頃
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/* やばい、なんか申し訳なくなってきた 行っちゃってごめん!なさい!
(-111) 2016/08/22(Mon) 23時頃
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/* はっ、律がさびしそうにしてる……!
(-112) 2016/08/22(Mon) 23時頃
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/* あれ、わかりにくかったか…! 圭一は校庭にいるつもりで書いてた…まあなんとかなるか!
(-117) 2016/08/22(Mon) 23時半頃
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/* おっ!?告った!?のか!? 線香花火早くない???
(-118) 2016/08/22(Mon) 23時半頃
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悪いって……あのなあ…
[そうじゃない、と小さく息を吐けば 小夏が校庭の方を見ていることに気がついて。>>417 それを追うように顔を向ければ、 高く登る火花が目に入る。
……ほら、あっちに戻りたいんだろ? 落ちた視線も、 浴衣を握る手も、 きっと向こうの誰かを想ってるんだって そう、思うから]
(431) 2016/08/23(Tue) 00時半頃
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[戻れよって言おうとした瞬間、]
って、ちょっ、 競争!?
[がばっと顔を上げられる。 俺は、小夏の顔をこっそりと見ていたわけで。 つまり、ばっちり目が合ってしまうわけで。 急なことに、数度まばたき。 その間にも小夏は駆け出して]
(432) 2016/08/23(Tue) 00時半頃
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……っ、だから、
[すぐに追いつくと、 その手からバケツを奪い取る。 もちろん、小夏が転ばないように 力加減はするんだけど。]
貸して。 走んなくていいから。
[真面目な口調でそう言えば、 小夏は従ってくれただろうか。 戻れって言ったって戻らないのはわかってるから 諦めて、静かに息を吐く。 そうして少し歩けば、水飲み場に到着しただろう。]
(433) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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あのなぁ、
[ジャアァァァー…とバケツに水を溜めながら 視線は向けず、いつもより落ち着いた声で話しかける。]
俺、これでも男なの。 んで、さっきから俺 小夏のこと 女の子扱いしてんの。
[わかる? そう問いながらも、視線は流れる水のまま。]
(434) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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……せっかく可愛いかっこしてんだから あんまり無茶なことすんなよ。 とりあえず、走んな。 いい?
[キュッ、と蛇口を捻り水を止める。 視線だけ小夏に向けるけど その姿を瞳に映せば またすいー…と視線を泳がせて。 片手でバケツを持ち上げれば そのままゆっくりと来た道を戻り始めた。]
(436) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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……あーもうっ
[戻る途中、突然大きな声を出しながら 頭をぐしゃぐしゃと掻く。 視線はやっぱり、合わせられぬまま。]
(437) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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だめだ、なんか。
おれ、よくわかんないけど いまめっちゃ緊張してんの。 んで、小夏のこと、ちゃんと見れないの。
だから…えーと…… さっきの、感じ悪かったら、ごめん。 怒ってるとかじゃ、ないから。
[水飲み場での無愛想とも言える態度を思い出し ぼそりと小さな声で謝罪。 それからもう一つ、付け加えるように さらに小さな声で囁きを。]
(438) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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おれ、小夏が転校したら、いやだ。
(-128) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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───……
[遠くで花火の音がする。 最後に呟いた言葉は、小夏の耳に届いただろうか。 初めての感情に戸惑う俺は、]
……ごめん、なんでもない。
[そう言って眉を下げ笑うと また、ゆっくりと皆の元へ歩き出した。]*
(440) 2016/08/23(Tue) 01時頃
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/* めっちゃ眠くてわけわかんないこと言ってるし、一人で突っ走っててどうした?って感じになってる…… うわあごめんね小夏ちゃん… ねむ…ねむい……
(-135) 2016/08/23(Tue) 01時半頃
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/* 小夏ちゃんめっちゃかわいい… 遅い時間までごめんね、ありがとう。 ねむい。〆られるかな。
(-140) 2016/08/23(Tue) 05時頃
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[ 俺は、 恋愛なんてただの一度も経験してなくて 自分のことに関しては 疎い、なんてレベルじゃないくらい。
だから、 いまけっこーすごいことを言ってるって自覚も もちろん、なくて。
この気持ちはなんだろう 戸惑いながらも それでも
俺は、 俺、は──── ]
(466) 2016/08/23(Tue) 06時頃
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