191 The wonderful world -7 days of MORI-
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おう、わかった。
[なんだか、様子がおかしいのはみてとれる。 言われるまま、圭一を下すと、もちろん、自分も後に続く。]
(+90) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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ミナカタは、圭一おっかけて、背後霊状態。**
2016/06/15(Wed) 00時半頃
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……鮫は…どうなった……!??
[ぶつけた光球は、今までと比べると遥かに高出力。 鮫へぶつけた雷の光が、辺りへパチパチと広がり視界が眩しい。 目を細めて、自分の攻撃の結果を確認しようとした**]
(+91) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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[話をしていても、霧を掴むような手ごたえのなさ。 彼という人となりの、彼の永い永い人生のほんの末端だけでは きっと、彼が何を考えているのか、何を求めているのか 掴むことは叶わないのだろう。
得体の知れないその影に高圧的な態度はない。>>+85 それなのに偉そうに感じてしまうというのは きっと彼の持つ計り知れないナニカが背後にあるからだろう。]
(+92) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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[あの時の感覚がじわり蘇る。]
[大きな口に鋭く並んだ歯。 その巨体が目の前を横切って それまでそこにあった 自分の頭…──フィリップの頭が 綺麗にそこからなくなって首だけになった。]
[ じわり じわり
大きな口がそのままこちらへ向かって来るのと 怒りの内から恐怖が侵食してくるのとは 同じ速度で。]
(+93) 2016/06/15(Wed) 00時半頃
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[ コワイ ]
[ また、大切なものを
亡くしてしまう。 ]
(+94) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[大きく開かれた死の淵に 眼を大きく見開いたまま 叫ぶことも忘れて。]
[あの時は横切ったものが、今度は自分の正面にあって なんだか あの時のフィリップの頭がそっくりそのまま 自分のモノに置き換わったような。]
[でも今回は横から光の玉が飛んできた。>>+89
あの時が遠ざかり、感覚が今に戻ってくる。]
(+95) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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―スクランブル交差点―
[上空に揺蕩う靄に向かって叫べば、 それは嬉しそうに返答を寄越した。>>+0
ポケットで震える携帯。>>+1 どうやら差出人はその靄の人物のようだった。]
あァ、もう、くッそ! コンポタだかコンポートだか知ンねェけど! つまりはテメェをぶッ飛ばせっつゥことだよな? ……その勝負、受けて立つッ!!
[これまでのミッションよりは、数段シンプルな指示。 設定期間が長いことから、恐らく困難ではあろうが。 説明するだけして消えゆく人影を睨みつける。>>+2>>+3 さっそく、と思っていただけに出鼻をくじかれた思いだ。]
(+96) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[後を追おうにも、自分のサイキックでは適わない。 しかし、 どうしようかと悩んで鉛色の空を見上げたところで、 一際目立つ、鮮やかな赤が横切るのが視界に入った。>>+60]
………ッ! ヒトシっ!!
[この次元には、死んだ者だけがいると思っていたが、 よく考えれば、相方を失った者もまた、消滅するのである。 なんとなくあのインコは生きているような気がしていたが、 鳥飼がここに来ていても、なんらおかしくはなかった。
目的を持ってミタマ電機へ向かうらしい赤を追って、 フィリップもまた、地上を駆けてゆく。]
(+97) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[体力のない身ではあるが、必死で駆ける。 新たなミッションへの挑戦を諦めた元参加者を尻目に、 ヴァニタスコロシアムへ出入りするモノクロの雑踏を抜け、 いくらか視界が開けたところで、電器店の屋上が見えた。
決して近くはないその距離でも屋上の会話はよく聞こえ、 明かされたコンポーザーの目的にゴクリと唾を飲む。>>+69]
なンだよ、それ、 なンだよ…、なンなんだよ…ッ!!
(+98) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[ようやくミタマ電機の近くへ辿り着いたが、 中に入って屋上へ向かう時間も惜しい。
肩で息をしている間にも、靄の人影は鮫の形になって――>>+71]
や、……
……やめっ、
[まるでインコを一飲みにでもしてしまいそうな、]
(+99) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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やめ、≫ろォォォォォ!!≪
[サイキックと言っても、元は音波だ。 届くかもしれない。届かないかもしれない。
けれど、そこはもう、問題ではなかった。 ただ、ただ必死に、大声を鮫へぶつけるように。
少し前方の方から、 バチバチと音の鳴る光の球が、宙へ。>>+89 それはまっすぐに、鮫への向かっていった。]
(+100) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[聞き覚えのある大声に一瞬そちらを振り向く。
──北見圭一。 こいつは死んでも尚俺の目の前に現れるのか。
それから「鮫は」という言葉に弾かれるように 距離を取ってそちらを向く。]
コイツ コンポーザー モリク ケスッテ!
[端的にそう伝えると 無性に彼の、フィリップの無事を確認したくなった。 でも、今この場には来てほしくない。 彼に鮫を遭遇させたくなかった。 こんな思いをするのは自分一人で十分だから**]
(+101) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[眩い光も、音波も、その行く末を確かめることなく。 そこそこ人の出入りしているミタマ電機へと入ってゆく。
UGにいた時は時折、RGの人々に認識されることもあったが、 はたして今はどうであろうか。 そんなこともお構いなしに、なりふり構わず、上を目指す。 なぜ自分は飛べないのだろうと思うと、酷く歯痒い。]
ケーイチ、テル、あいつを頼むッ!!
[ちょうど入店前、北見と皆方の横をすり抜けた。 どうやら光球の出所はそこであったらしい。
外でまた何か動きがあれば、彼らが動いてくれるだろう。 鳥飼の知人である彼らであれば信用できると考え、そう叫んだ。]
(+102) 2016/06/15(Wed) 01時頃
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[妨害が入るであろうことは、手に取るように分かっていました。 しかし、来るのが分かっていようとも、避けられないものはあるのです。
>>+100音波が耳に届けば、一瞬だけ、身を止めざるを得ません。 その大きな大きな声量は、純粋に芯へと響きます。
そこへ、ぱち、ぱち、と、>>+89口の中へ光の玉が飛び込んできたので。 それが炸裂するや否や、少しだけ怯み。 後は口を閉じて、光を噛み砕くように咀嚼します。]
……なかなか。 期待には、答えてくださるみたいですね。
どなたの挑戦も、歓迎します。 可能性の種は多いほうがいいので。
(+103) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[新たにここに駆け付けた者に一瞥をくれると、 “サメ”の姿でくるりと宙を旋回、空を泳ぐように舞いましょう。
そして、ぐるりと身を回転させながら。 純粋に押し潰すように、光の玉を放った少年――今はその姿ですが、本来は違うことを知っています――に、突進を繰り出すでしょう。**]
(+104) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[うっかり店内に入ったがために、 鳥飼とすれ違ってしまう可能性も、無くはなく。 けれど気が動転していて、それどころではないのだ。
他に方法を知らない元トリは、 ニンゲンの身でできると思しき最善を尽くそうと、駆けるのみ。
テレパシーで無事でも確認できれば、 多少、冷静さを取り戻すだろうけれど。
その手段を思い出すのは――もう少し、先のこと。]**
(+105) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/06/15(Wed) 01時半頃
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[少し前に、フィリップの声が聞こえたような気がする。>>+100
それが確信に変わるのはテレパシーが頭に響いてきたから。]
フィリップ クルナ!
[叫んでから、獲物を見繕うように悠々と空を泳ぐその影が ぐるりと身を翻して今度は圭一に向かって突進していく。 彼に助けられた借りは返さないといけない。 そう思っているのに身体はなかなか動かない。
そうこうしているうちに相棒は息を切らして屋上まで 来ただろうか。]
(+106) 2016/06/15(Wed) 01時半頃
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─ミタマ電機 屋上─
オマエ ブジ ナンダヨナ…?
[屋上で再会した彼の首と頭は確かにしっかりとくっついている。 死んでなお負けてなお、用意される舞台に ただの慈悲だけではないのだと コンポーザーとやらの話を聞いて そう思う。
彼の話をテレパシーで伝えようとして
一寸、躊躇う。]
[ヒトに戻りたい トリに戻したい?] [やりたいことがある 今でもできるんじゃ?]
[生き返りたい また死なせるかも?]
(+107) 2016/06/15(Wed) 02時半頃
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