233 冷たい校舎村5
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/* 安楽日向はなんなの、ラブなの、なんなの、こわい、ここ二人好きだけどこわい
(-655) sa13ichi 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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/* あ、安楽くん落とす……? トリはいやだーーーと思いながら……。
(-656) mociiiin 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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── 序 ──
[ それも奇妙な話である ── と、安楽一記は笑う。
物語を紡ぐのは脚本家の指先で 頁を捲ってゆくというなら、 それは読者の役目であると思う。
或いは役者の、と言われたって、 めでたしめでたしと口上を述べるのは 舞台上で踊る奴じゃあないだろうしさ。
しかし、まァ エンディングならばまだ遠く、 これはまだはじまりにしか過ぎないから 端書きとして、ここに添えよう。]
(437) nabe 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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── 三月 ──
── あ、
[ なんだか意外な物を見た顔で、 安楽一記は人混みの中に立つ。
其処に在るのは、自信に満ちた笑みでも 今後への思案でも、絶望でもなく
周囲の悲喜交交も聞こえないまま 唐突な展開に巻き込まれたかのような目。]
──…… あった
[ 何だそれ と小さく呟いて、 安楽一記はそこに立っていましたね。 どこかで、胴上げの声が響いている。 サクラサク と誰かが言った。 ]
(438) nabe 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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── 簡単に手に入らぬものもある と それだけのこと 只それっぽっちのこと
(439) nabe 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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繰り返し聞かせた 小さな予言 当たるも八卦 当たらぬも八卦 >>389
(440) nabe 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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散々言い聞かせてきたくせに きたから 安楽一記は喜ぶこともできずに一人 取り残されたような顔をして其処にいるね
つまり、其奴の悪い癖はなおっていない
幾ら言い訳めいた予言を言い聞かせたって 人生なんて、思い通りにはいかないものなのだ
ましてや、安楽一記は 神さまでも脚本家でもないのだから
(441) nabe 2018/02/26(Mon) 23時半頃
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[ どうしようか とでも言いたげな目で 周囲を押し退けるのも構わず強引に其処を抜けた。
その後の事なんてほとんど考えちゃいなかった。 捜したものが何処にもなかった時に どんな顔をして立ち去るかは考えていたのに。
思うがまま、選ぶがままに生きた男は、 未だ自分以外の何者かに導かれたような 道を歩いて行くことに慣れる気配もない。
── 只、あの日迎えた終わり以来 考えた事は必ずしも本当にはならないし、 口にすれば何だって叶うのでもないから、
どんなに生きるのが下手な男だって その内、精々努めて後は祈るというのも 一つ、手段として覚えるんじゃあないかな。]
(442) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ …… しかし、そうはいっても 安楽一記は、再び安楽一記であるから、
人混みは嫌いだし、騒々しいのも好かなかった。 多くの人の醸す熱気が肌に張り付くようで、 不愉快だから早く家に帰ってシャワーを浴びよう。
── そういえば、写真も撮らなかったな。
と思ったが、多分誰も望まぬだろう。 家に帰れば驚く家族もあるだろうけれど、 だからといって、何という訳でもない。
これは、安楽一記の人生で、物語なのだからさ。 ふと、信号待ちにスマホを取り出した。電波は良好。]
(443) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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──────────── To:安楽一記 From:古守日向 ────────────
大学、受かってた。
────────────
(-657) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ だから何という訳でも、 何と言って欲しい訳でもない。
── と、安楽一記は矢張り 誰も聞いちゃいないのに内心で呟いて
漸く青になった信号を、 他人と共にゆっくりと渡った。
ト書通りに振る舞えているのかも 台詞をとちらなかったかも知らぬ。
…… 或いはそこには本当に 筋書きがあったのかどうかさえ。
しかし脚本家によると、物語の終わりは ハッピーエンドと決まっているそうだし、 此処には、嘘など一つもないというので、]
(444) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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柔い光を含む日向の道を行く 桜が綻びかけている 或る日
(445) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ ── 安楽一記の長い物語は、こうして始まる。** ]
(446) nabe 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 切れない糸が欲しかった。 ]
(*2) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ なんのため? ────わかんない。 ]
(*3) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 今はもうわからないそれのために、 様々な代償を高槻椿は支払わねばならない。
けれど。 楽しくない話は心の内に留めておくものだ。 結われたおさげをさらりと揺らせば、 髪飾りは光を反射させ、高槻椿は笑う。 ]
(447) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ この世の中で、一番に強い糸は呪いだ。 呪いに囚われて、 私は。誰かは。生きている。
人生は記憶の積み重ね。 体験をすれば、記憶の引き出しが開かれる。 特に傷がついたことなら、頻繁に。 もう傍に居ない誰かとの楽しい記憶が、 取り出されたならば、 それは、呪いだ。 人の中で、ずっと生きている誰かの呪い。 ]
(448) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ ママのことは、好き。 でも、同時に許せない。
今すぐ、ママとの記憶を封じ込めることは無理だ。 できたなら、既に記憶喪失になっている。 聞いたことはないけど、パパだってそうだ。 ]
(449) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 今の、高槻椿が纏う糸は、ママだけじゃない。 受験で忙しいだろうに、 見舞いに来てくれるクラスメートがいた。 ベッドサイドに飾られた花や、 もう胃袋に収まってしまった食べ物の差し入れ、 本やあみぐるみセット等の暇つぶし道具。 それらは、 見えない糸が形をとったものだったのだろう。 ]
(450) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ この糸がずっと続くとは思わない。 思えるのなら、自殺なんてしなかった。 ]
(451) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 卒業したら、糸も弱くなるだろう。 だけれども。 いつかはなくなる縁だからと、 ないがしろにしてしまうのは、 勿体ないと思えるようになった。 ]
(452) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 呪いたい、というわけではないけれど、 手の届かない遠くに行ってしまうあなたに、 一つ言葉を送りましょう。
『椿の花が咲いたら、私を思い出してね。』 ]
(453) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ 卒業するまでに。 いろいろな、記念日を勝手に作った。 肉じゃが記念日。苺記念日。ケーキ記念日。 髪形を変えた記念日。 スキーしたいなとねだった記念日。 食べ物関連が多いのには、目を瞑ろう。
来年までには、いくつ覚えているだろう。 ところどころ、忘れて、 ところどころ、忘れない。 もしもたくさん覚えていられたのなら、 高槻椿はこう言うのだろう。 ]
(454) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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私、生きてて、よかったなあ! **
(455) aki_nano 2018/02/27(Tue) 00時頃
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―あったかもしれない話―
[ 胸に花飾りをつけて卒業証書を貰っても モラトリアムから抜け出せはしない。 まだ複雑に絡み合った自分は自分の事で いっぱい、いっぱいである。
アルバムの背表紙に連なった文字を見る。 お行儀よく撮られた縦長の写真の未来は どうなるのだろう。 指でなぞりながら、立ち入り禁止の屋上 給水塔の上で眺めていた空を見る。
ムカつくくらいに良い天気に眼を凝らし、 電話をかけてみた。 何コール目かの後にもし、出てくれる事が あれば、息を吸って。 それから告げた。 ]
(456) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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もしもし。今、どこにいる?
[ 教えてもらったらそちらに行っていいかと 告げた。 わざわざ電話でなくてもと思いながらも 立ち上がる。 ]
悩んでたけど決めたから、 会いに行くけど、いい?
[ とんとん、と階段を降りて。 それから教えてもらったんだろうか、 教えて貰わなくとも姿を見つければ 後ろから腕を伸ばした。 ]
(457) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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なあ、ちゃんと、見てて。 救ってくれるんだろ。 なら、捕まえてて。
[ 空気読めないし、人の顔も碌に見やしないけど、 それでも言わない後悔より言う後悔を 残すことに一先ず決めた。 そうしたら頭の中で騒ぐ数人を納得させら れるような気もしたし、 どうせ残るならそちらの方が良かったから。 ]
(458) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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なあ、ちゃんと、見てて。 救ってくれるんだろ。 なら、捕まえてて。
[ 空気読めないし、人の顔も碌に見やしないけど、 それでも言わない後悔より言う後悔を 残すことに一先ず決めた。
そうしたら頭の中で騒ぐ数人を納得させら れるような気もしたし、 どうせ残るならそちらの方が良かったから。 ]
(459) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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[ まだ消化できていない問題は山積みで 全てが全て受け入れられた訳ではないけれど 体は健康体そのものなので恐らく人並み以 上の時間は残っている。
それら全てを放って逃げようとも考えたが 手首に纏わりつく赤よりも鮮明に残る温も りを記憶してしまった。
血は水より濃いと思っていたのに、 根底から覆されたからには中々、 抜け落ちられないんだろう。 ]
(460) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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ん。
[ 一緒に帰ろう、と伸ばした手は 受け取られることはあったんだろうか。 あったかもしれない話に続きがあるのかは その後の彼女が選んだ道次第で。 ]
やっぱり、芽依のせいだな。
[ 同じセリフの癖に呟きは幾分か、 棘がなくなっていた。 ]**
(461) mociiiin 2018/02/27(Tue) 00時頃
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