68 熱砂の絆
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…… 私は、売られた身だ。
[導く人に従って歩きながら、 ぽつり、ぽつりと言葉を置く。]
売ったものと買ったものが、 どのような会話を交わしたかは知らない。
私はその日から、奴隷商人に犯された。
(-478) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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私は、そういう役にしか立たないからだそうだ。
[顔を歪めるのは、自嘲。]
幾度も、繰り返し、毎日、 躾と称してさまざまに犯され、嬲られた。
――― そう。 あの時、犬に舐めさせていたのも、そのひとつだ。
(-479) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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――――――……っ!!
[一気に状況を理解した。寝ぼけていたといえ自分からあるじに身を寄せる失態に、瞬時に顔が赤くなる。 慌てて飛び起き距離をとった。
部屋に差し込む日の高さをみれば、常よりだいぶ寝坊していたことがわかる]
す、すみませんでした! すっかり遅くなってしまいまして……。 今すぐ身支度の準備をしますので。
[表情を隠すように、必要以上に深く頭を下げて謝罪した]
(598) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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あなたに買われて、奴隷商人から解放され、 奴隷ではなく、人間らしく扱われて、
私は、嬉しかった。
人としての私を、求めてくれたのだと …
[声が途切れ、沈黙が落ちる。 自分の感情を扱いかねたような色が、薄紅を揺らしていた。]
(-480) 2013/01/14(Mon) 11時半頃
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[オスカーが目覚めたと見れば、柔らかな表情でその顔を覗き込む。 その様子に安堵しながら、そっと髪を撫でるも。 慌てて飛び起き、距離を取られれば、幾分残念そうに苦笑いを零した。]
こんな時にまで仕事の事は考えなくてもいい。 もう少し休んでいたらどうだ。
[オスカーが必要以上に頭を下げる様子に、笑いながらも。 取られた距離を惜しむかのように、そっと手を伸ばした。]
…………おいで。
[じっと、オスカーの顔を覗き込みながら。 その身体を引き寄せ、膝の上で抱きしめようと――…。]
(599) 2013/01/14(Mon) 12時頃
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…………お前の仕事、一つ追加、だ。
[オスカーの身体を抱き寄せながら、微かに声を潜める。 耳元に唇を寄せ、震える声で呟いた。]
あんまり不安にさせるな……。 ちゃんと、傍にいろ。
[そういえば自分で遣いに出したのだと思い出せば、僅かに視線を逸らした。]
…………その、すまなかった……。
(600) 2013/01/14(Mon) 12時頃
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でも……だって僕は仕事を言いつかるために雇われて……。
[この人は身内以外にもこんな表情を向ける人だったのか。 いつもよりずっと優しく、穏やかで。 その言葉に強制力は感じなかった]
……………はい。
[マスター、とつけるのを忘れた。 仕事だから、命じられたからなのだと思い込ませる必要がなかったから。
戸惑いながらも、誘いを受けるように手をとって、おとなしく膝に乗ってじっとしている。 今はまだ戸惑いばかりが大きくて、抵抗を考えることもないまま]
(601) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[耳元をくすぐる声が震えている。 いつもと異なり弱気な反応。 初めて見る様子なのにどこか知っているような気がして]
……あの、僕を介抱してくれたのは……?
[腕の中、顔だけでじっと見上げて問いかける。 もしかしてという予感はあるが、常の様子からは予想ができなかったということもある]
(602) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[オスカーが膝の上に大人しく座れば、抱きしめて熱の落ち着いた頬に肌を寄せる。]
体調悪い時に無理をしては、普段の仕事にも差し支える。 ……しっかり働いて貰わなくては、困るだろう。
[視線を逸らし、咳払いを一つ。 赤らんだ顔を隠すように、オスカーの顔を胸にかき抱いた。]
(603) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[介抱したのは誰かと聞かれれば、一瞬、言葉に詰まる。 見上げる視線に戸惑いながらも、慎重に言葉を選んだ。]
……別に、たいした事はしていないぞ。
[幾分、ふて腐れたような口調で答える。 自分がこの少年の事で心を揺さぶられているのを、自分でも信じられないかのようだった。]
(604) 2013/01/14(Mon) 12時半頃
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[泣くこともわめくこともなく、ただ耐え、謝罪と礼の言葉を口にするカリュクスはフランシスカにとってやはり異邦人であり、気にかかる存在であり、守るべき者であった。
「人のいないところへ」 そう望まれることはある種の信頼であり、また、それだけの重みをもつ話なのだろうと思う。
わずかに胸の震えるのを感じながら頷いた。 ]
(605) 2013/01/14(Mon) 13時頃
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坑道の奥に、天の雫が溜まった自然の池がある。 そこならばまず人は近づかない。
行こう。
[明かりの仕度をして、坑道の奥へと向かった。]
(606) 2013/01/14(Mon) 13時頃
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− 坑道 −
[手元の明かりを受けて、壁の鉱石が反射する。 夜の星空にも似て。
間遠にカリュクスが紡ぐ来歴。そして被虐の記憶。
裸足で歩くふたりの足音は空間に吸い込まれ、フランシスカはしばしば振り返りたい衝動にかられた。]
(-481) 2013/01/14(Mon) 13時半頃
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ところで、足でシゼに判別されていたが、俺はどんな格好をしているのだろう。 短パン……?
いや、普通に考えればサンダルか。 帝国内では革靴履いてそうだが。
(-482) 2013/01/14(Mon) 13時半頃
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― 宮殿:どこかの廊下 ―
ええええ何で、今ので!?
[何がどうしてさっきので怒るのか 全く理解できないといった顔で、もう片方が廊下に出た。 同じように服も髪…は元からだが、やや崩れている。 一応先ほどまでの慌しい怒号や足音が聞こえてこなくなってから、 暫くたったので問題ないと踏んではいるから声や音自体を気にはしていないが。]
へーへー、左様ゴザいますね…って
[またホに戻りやがったなとはこっそりぼやく。 ホレーショー・ヘップバーンは偽名とはいえ、 苗字で呼ばれるのもあまり好きではなかったが、 この間の抜けたような1音で呼ばれるのは、もっと嫌だった。 今の恩人に嫌だと訴えても、おそらく聞き入れはしまいが。]
(607) 2013/01/14(Mon) 14時頃
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なんだよ、ちょっと触っただけじゃねーか…。
[当人は悪い事をしたという意識が欠片ほども無い為、 憮然と呟き見ると恩人の後ろに、ゆらりと幽鬼が見えた気がした。
これはこわい。無言も怖い。 おそらく今までで一番怒らせている。
でもどうしてと、思い込みに嵌っている男には、その理由を思い至れずに。]
……はーぃ…。
[触らぬ鬼に祟り無し。 今はやや恩人の後ろを、同じように無言で歩く。
所在無さげに頬に手をやると、薄ら熱を持っていたのは、 きっと頬に艶やかに咲く紅葉のせいだろう*]
(608) 2013/01/14(Mon) 14時頃
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[ゆっくりと身体を離す。 その気もない人物から思いを押し付けられる苦痛は、散々味わってきたもの。 拾った事を後悔させるような態度を取ってしまってはいけない。 感情を殺して忠実なペットでいる事には慣れている。]
(こんなに近くにいるのに)
(誰よりも貴方が遠い)
[何年もこの歌詞の意味を理解できていなかった。 今は、 ――――痛い。]
(609) 2013/01/14(Mon) 16時頃
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/* 見覚えのある組が居るなー。 主従んときと同じコンビが居そうな気がする。
(-483) 2013/01/14(Mon) 17時頃
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─ それから数日 ─
[執務の間を縫って、ダンの部屋で独り休んでいる小鳥の 様子を見に来ることが増えた。
より歌声を聞く機会が増えたのは、ダンにとっては喜ばしい ことだった。
愛して、と異国の言葉による囀りを耳にする度に胸が騒ぐ 気がするのは、気づかないふり]
(610) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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[ダンの眠りは元々浅い。
微かな音や気配にも反応して目を覚ましてしまうのは、 命を狙われる可能性もそれなりに高い、彼の立場にも よるものだった。
同時に長い睡眠はあまり必要としない質でもあったから、 眠りの浅さに酷く悩まされることもあまりなかった]
(611) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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────……。
[だから、レティーシャが寝返り己の身体に触れた折にも、 直ぐに意識は浮上した。
二の腕辺りに額を付け、俯いているために彼女の表情は 伺うことが出来ない。
ただ触れた肌と、かかる呼気の熱に、ダンの体温も 少しばかり上昇する]
(612) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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[聞こえてきた呟きには息が止まって、次いで自身が 夢見の最中である可能性を疑う。
瞼を閉じて、呼吸を整えるために息を吸った時、 唇には柔らかな感触が]
(-484) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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レティー……シャ、
[名を呼んだ声は酷く掠れていて、目を開けば、 小鳥はゆっくりとその身を離すところであった。
距離が出来たために、苦しげにも悲しげにも思える表情が 見て取れて]
(613) 2013/01/14(Mon) 17時半頃
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今しがたの言葉が幻でなければ、 もう一度聞かせてくれないか。
…………愛していると、……聞こえた。
[そうして、離れようとする彼女を捕まえて。
指先を伸ばすと、その唇を撓ませる]
(-485) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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――っ?!
[起こしてしまったと、動揺する。 取り繕おうとする顔が、真っ赤に染まった。]
それは、その、 ……っ、
[歌詞だと誤魔化そうとして、言葉に詰まる。 隠せない程に朱い顔では何を言おうと無駄な気がして。 唇が熱い。]
(614) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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[今この瞬間も、その視線に声に指先に加速する想いを隠そうなど、何故思えたのか。 蒼い瞳は、たった一人をいつも追いかけていたのに。]
……………幻じゃ、ありません。 ――――わたしは、ダンさまを、あいしています…………。
[喉から心臓が出そうな程に緊張しながら、小鳥は小さく、それでいてしっかりと発音した。]
(-486) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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[夢現に聞こえた呟きについて問いただせば、 眼前のかんばせが鮮やかに朱く染まった。
元々白い肌に熱が広がる様は、薄暗い中でもよく目立つ]
うん。それはその……?
[言い淀む相手の言葉を真似て、続きを促す。
触れさせた指を滑らせ、そのまま彼女の唇をなぞれば その感触は覚えあるもので]
(615) 2013/01/14(Mon) 18時頃
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/* このくらいなら表でも大丈……
いやそのえーと、どうだろう。大丈夫なはず。
(-487) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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[少しばかり舌っ足らずな口調で、小さく望みの言葉が返る。
その響きは耳に甘い。 頷いて返すと、小鳥の身を更に抱き寄せた]
…………もう一度。
[抱き込む形で、彼女の肩に頭を預けながら、 繰り返し同じ言葉を強請る]
(-488) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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[小さく繰り返し、主を見上げた。 言葉以上の想いが伝わるだろうか。
唇をなぞる指の動きに甘い声が出てしまいそうで必死に堪える。]
(616) 2013/01/14(Mon) 18時半頃
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