199 獣[せんせい]と少女 2
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[広い場所へと出たら……そこでヒト型に化けるのを解いて、俺は本来の姿に戻る。
しんしんと降り積もった新雪のような真っ白な毛並みと、氷柱みたいに鋭い牙……これが氷狼の俺。 走るんだったらヒトの体よりもこっちのがいい。
……問題は、狼としての習性がモロに出てしまうこと。これのために二人目の少女には散々弄ばれた。
幸い、彼女に“お手”やら“おすわり”やら“ボール遊び”を仕込まれたことを、ここにいる獣の殆どが知らないということか。
彼女……ゾーイもまた、俺の中に残っている……大事な一部だ、だが、話したくない事情というのもあるのだ。]
(775) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[私の問いかけは半分当たりで半分はずれ。>>765 私は少女らより知っていることは多くあるが 少女らのことを何でもわかってはいない。
少女の行動は予測がつかないことも多々あるから それが面白くもあるのだけれど。]
私を探してくれていたのかい。 私は此処にカリュクスや皆の プレゼントを探しに来ていたから 半分の目的は一緒だね。
[つまみ食いはそんなにしないと胸を叩くカリュクスに 悪戯もほどほどにと私は苦笑して、 彼女のうまく言葉にできない問いには気づかないまま 土を払った左手で、私は木の上から無花果の実をひとつ採ると、差し出した。]
(776) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[もう一つの問いに少女は不思議そうな顔。 さっきの今の出来事だったから 獅子を触りたかったわけではなかったのかと 私は傾けた首をそのままに答えを待った。]
ああ、ねこ…とあれは自分のことを言っていたな。
そう、あれは獅子、ライオンだよ。 大きな猫というのも間違えてはいないけれどね。
[獅子が何を意味するかがわからなかったのだろう。 私は猫の本当の種族を教えると カリュクスの浮かべた笑顔に獅子に触ることは叶ったのだとわかった。]
(777) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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それは良かった。 声は怖いが、獅子も私たちと一緒で きっと君たちのことが好きだから怒ったりはしないさ。
お髭を引っ張っても多分ね。 でも、悪戯しないで仲良くできたなら 客人にも良いおもてなしができたのだろう。
[客人と仲良くできたことを褒めるように カリュクスの傾げた頭を撫でようとして、 私は少し留まった。]
…カリュクスはやはり、ああいう もふもふとした獣がすきなのだろうか。
[人の姿をしていても貼りついた鱗の目立つ私の手に視線を落として、私はいつもより小さな声でそんなことをぼそぼそと。
それを気にしていることは少女らには内緒、の話だから、気にしていないという顔は出来ていたろうか。*]
(778) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[まあ、二人目の少女の思い出話より、今は卵を買いに行かなくては。
獣の姿で庭を突っ切り、麓の町まで一気に駆け抜ける。 まあ、この格好なら二刻くらいで戻れるだろう。]**
(779) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ ちいさな、やさしい声がまだ耳に残ってる。>>758
それはエレノアの答えとは違うもの。 あの子はいつか来るおわかれのために しっかりしなくちゃダメよと私を叱った。
だから私はその言葉をピッパのものと 正しく認識していた筈だ。
それでも、私はとても嬉しかったんだ。 せんせいはひとりじゃないよって 言ってもらえた気がして。
こんな時、言葉には力があると 心の底から思うことができる。 言霊を操る獣なのだから、本当は常に 信じていなくてはいけないのだけれども。]
(780) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ なんとなく感じる憐憫の視線と>>759
( そう、礼拝堂の椅子に足をぶつけると とても痛い )
くすくす笑い声が聞こえて>>760
離れたぬくもりがまたくっ付いた。
私が体を屈めなくても、ピッパの長い腕は 私の頭に届いたことだろう。
優しく撫でてくれるピッパの髪からは、 今はハニーミルクの香りではなく あかるい太陽のかおりがした。 …一緒にお昼寝をしていたからだろうか。]
(781) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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[ しばらくの間おとなしく撫でられて。 せんせいと生徒が逆転したかのような 構図に一年後の契りの年を思い浮かべた。
この子は誰と契りを迎えるのだろう、 私は誰かと契りと迎えられるのだろうか。
そんな考えは、ピッパの言葉によって>>761 一瞬でどこかへ行ってしまった。]
…! ……、
[ 私は寝ぼけてとんでもないことを という気持ちと、やはりあの子への 未練を断ち切れていない現実を 突きつけられて胸がぎゅうっと痛む。
私の呟きを聞いたピッパのように。>>757 ]
(782) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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………、エレノアは私の中にいる。 ずっと傍にいてくれているんだ。
それを信じられない私はダメなせんせいだ。
[ 悪気のない少女の疑問は、確かに胸を 焦がしたけれどきちんと言葉にして伝えた。 少女に嘘はつきたくなかったから。 世の中にはやさしい嘘もあるけれど、>>745 不器用な獣に扱うことは難しかった。]
ピッパも、自分を食べてもらった後で せんせいが悲しんでいたら嫌だろう? 本当は、感謝しなくちゃいけないのにな。
[ 困ったように笑って、眉尻を下げた。 笑って送り出してやるって約束したのに。 私は約束を守れなかった。 そして今も約束を破り続けている。]*
(783) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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/* だめなせんせいだねえええええ(愛しかない
かわ かわいい かわいいいいい……………しぬ ちょっともう食べられたいせんせいおおすぎてわたし何人になればいいの
(-250) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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/* ここの方たち拾い本当にうまいなぁ…!眼福…
(-251) 2016/10/09(Sun) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/09(Sun) 19時半頃
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─現在:花畑─
[花畑から離れる時、シルクの声>>735が聞こえたの]
……シルク。 わたしも、鳥さんにお別れしてたのよ。
[花冠の置いてある場所をわたしは指を指して、静かに笑ったの]
鳥さん、ベットでお花と一緒に眠っているからきっと、寂しくないはずだわ。 素敵なベッドと花冠だもの。
[そっと眺めながらわたしはうつむくの。 言葉にするつもりはなかったのだけど]
わたしも眠る時はひとりは、いやだけど、もうすこしでみんなとは眠れなくなっちゃうのね。 もしも、誰にも連れてっていってもらえなかったら……。
(784) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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―回想:大きな木の上の果実―
[いつのことだったか。
木の上に見なれない果実が成っていた。 否、よくよく見ればそれは 木に登って降りられなくなったシルクだったのだが。
戯れに登ったのか、木の実でも採ろうとしたのか。 シルクはジャムが好きだから その材料を集めていたのかもしれない。
落ちて怪我でもしたら大変だと 私はその理由を問うのも忘れて 慌てて木へ近寄ると 小さな身体に左腕を伸ばしたのだった。]
(785) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[木の実が欲しかったのなら せんせいや背の高いピッパに言えば良かったのに と私は言いかけて、やめた。
その代わり、木登りをするときは せんせいが見えるところで、と言った。
シルクは自分のことを弱虫と思っているようであったが 降りられなくなるような高い木に登るのは勇気のあることと思ったから。*]
(786) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[わたしはひとりで眠っちゃうのかしら。
それってすごく、さびしい。
思わず自分の手のひらを握りしめるの。 でも、真っ白に色が変わった爪を見えたから。 次の瞬間には、すぐに笑みを浮かべたわ]
ごめんなさい。変なこと言っちゃった。 ヘクターせんせいからお仕事頼まれているから、レタスとってくるわね。 [突然、話を変えて下手くそな誤魔化しを。 カゴを抱えて背中を向ければ、わたしはゆっくりその場をあとに]*
(787) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― たまごと少女 ―
[ホレーショーせんせいが良いよ、って言ったから、シルクちゃんの触れる横から、そっと卵に手を伸ばす。>>723]
…あったかい!
[焼き芋してるときに焚き火にあたったみたいな、じりりと空気を通して熱が放射する。 その色はやがて青くなって、それからまた、もと来た順で色を戻していく。 そうしたら、色の変化を追うように、あったかい空気はちょっとずつ冷めていった。
シルクちゃんはきっと、せんせいの力を使うのがじょうずだったんだとおもう。 そしたら今度は、あたしの番。>>725>>726
ホレーショーせんせいはいつも、ひとことおおいんだとおもうの。 親しみやすくて、明るいけれど、デメテルちゃんやカリュクスちゃんの悪戯の標的になっても喜んでるせんせいはちょっと"ヘン"だ。
お姉さんになった、と言われたら悪い気はしないけれど。 むす、と拗ねた顔を崩さないのは、そんな"ヘン"なせんせいには、甘ったれをぶつけやすかったから]
(788) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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……、もう、ここのつだもん。
[ぶすくれてそう言うと、せんせいの正面にちょんと座る。 お話を聞くときは、きちんとせんせいの方を見ましょう。って、そんなことを言いそうなのは、メルヤせんせいかな?]
セイレーンってなあに? お歌? 石が歌うの? お口、ないと思うの。
[最後まで説明を聞いてから、疑問を一気に口にする。 まあいいからやってみろ、って言われたかもしれないし、教えてくれたかもしれないけれど。 促されるまま、ひんやりしっとりのたまごの表面を撫でると、せんせいの手がそこに重なる。>>727]
気持ち良い温度… んん…う〜ん〜…
[春先に吹き抜ける柔らかな風、小鳥を抱き上げたときの温い羽毛、それからすこうしぬるめのお風呂のお湯。 少しずつあたためていると、からんころんと歌う声が石から響く]
(789) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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…! うたった! すごいすごい!
[あっためるのには成功したみたい。>>728 ぱあ、と少女の顔が一気に明るくなった。 どうなってるんだろう?って石を卵をひっくり返してみても、石に口なんてなくって、頭に疑問符が増えていくばかり。
そしたら今度は、冷やして見よう。 せんせいの注意は話半分に聞いて(聞き流して)>>729、もう一度、同じように、今度はつめたいものを想像する。
ひんやりとした水晶の卵を撫でたときの温度、井戸のお水でよく冷えたスイカの冷たさ、暖炉であったまったお部屋から冬のお外に出たときのピリッとした空気。
ちゅん、と少し聞こえたような気がしたけれど、それは一鳴きで沈黙してしまった]
……あれ? でも、いま、鳴いた! 鳴いた、よね?
[黙ってしまった石を急かすように卵をぺちぺちとはたいたけれど、それっきり。 でも、たしかにさえずりは聞こえた。よね?とせんせいに同意を求める。 うまく出来た、って褒めてほしかったの。*]
(790) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― →厨房 ―
[シルクちゃんの後ろから、こんにちは。って頭を下げると、ヘクターせんせいがちょっぴりしゅんとした気がした。>>530 それが申し訳なくなって、あたしもしゅんとしてしまう。
どうしてこわいの、と言われても、言い澱んでしまうかもしれない。 きっと内緒にしてないといけないことなんだ、って、あたしは思い込んでいるから]
(791) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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― 或る、冬の日 ―
[少女は時折、一人を好む。 せんせいと、他の少女たちと遊ぶのだってだいすき! だけど、ときどき、言いようのない寂しさにおそわれて、学び舎の裏手で知らない小鳥とかくれんぼしていたりする。
そんなとき、見ちゃったんだ。ヘクターせんせいが狼になるところ。 まっしろの狼は、冬の冷たい空気に輝いて、とってもきれいだった。
物語の「おおかみ」はいつだってわるもの。 子豚さんのお家を吹き飛ばして、赤いずきんの女の子とおばあちゃんをぺろりと人なめでお腹にいれちゃう。
ワクラバせんせいの竜さんも、おっきくてこわいけれど―― 少女にとって、おおかみは怖いものの象徴であった]
(792) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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ありがとうっ せんせい だいすき。
ええとね、いつもの。 夜空を鉄道が駆けるおはなし。
[ニコラスせんせいに朗読をせがむことは何度もあった。 それは今持ってきた夜空を鉄道が駆けるおはなしだったり、 全く別の本だったり。
手を握ろうとして避けられたり、頭を撫でてと強請っても断られるその訳を正しく理解できていないけれど。 ご本を読んでもらっている時が一番、 せんせいの近くに居られるから。]
(793) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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―回想・まことの幸―
[ マリオに読み聞かせしていた事もある ニコラスせんせいは、ぼくの言葉をすぐに わかってくれた。>>687
さそりにどくがある事を、ぼくは他の本で 知っているけれど、あの本のさそりは優しいから 怖くない。唄の一番はじめに出てくるから、 鼻歌だって毎回さそりのことを口遊む。
デメテルに教えてもらって一緒に歌った星のうた。 ぼくはお礼に、このお話しに出てくる歌もうたった。 星のうた、いっぱいある。>>699]
ぼく達の幸が、せんせい達の幸?
[ ぼくが言葉に出来ないでいたら、難しいかもしれないね、ってニコラスせんせいは笑う。]
(794) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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よい しょ
[用意してもらった椅子に腰かけて、 時折書見台に乗せてある本を覗きこむ。 せんせいの口から紡がれる大好きな物語に耳を傾けて。 夢ではない夢のような時間に浸る。]
(795) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[せんせいは優しいんだって、知っているの。 みんなのまえで獣になろうとしないんだって、なんとなく気付いていたし、それは怖がらせないためなんじゃないかな、ってあたしは勝手に思っていた。 それに、せんせいのお菓子はいい匂いだし、一口かじればじゅわじゅわとあまくてあったまる。
でも、――時々、おおかみさんの眼でぎらりと少女を見ている、ような気がしてしまう。 それはきっと少女の見間違い、あるいは妄想とか、そういう言葉で表されるもの。
怯えられてしゅんとするせんせいの気持ちはとっても優しいものだと思う。だから、とても遣る瀬無くなっちゃうんだけれど―― この気持ちをどうやって片付けたら良いのか、いまの少女にはわからなかった]
(796) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[お話が終わったころ、思い出したように椅子から降りる。 ソファに置いたままのせんせいの上着を大切そうに手に取る。]
せんせい、上着貸してくれてありがとう。
あのね、ワクラバせんせいが、 せんせいはみーんな魔法使いだって言ってたの。
ニコラスせんせいはすてきな絵をかく魔法使い?
[上着を差し出しながら、無邪気な問いをかける。 もしかしたら、上着は皺になってしまっているかもしれない。*]
(797) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* 悉くひとのロルに挟まる私… (リロードしてから投下しなきゃと思いながら忘れてしまう、すまない…)
(-252) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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[ その瞳がぼくの胸に向けられたことを、ぼくは 最初なんでだろう?と思った。 そこはちくちくしたり、どきどきしたり、わくわく する場所。それをニコラスせんせいは、星だと言った。>>689]
ぼくにも星があるんだねぇ……
[ ゆっくり焦らなくてもいいって、ニコラスせんせいは言ってくれる。 せんせいが星だと言った場所に手をあてる。
冷たいぼくの手。前はきらいだったけど、デメテルが好きだって言ってくれたから、今は好き。>>699 ぼくもおんなじように、デメテルの手が大好きって 言った。伝わっているといいけれど…… 自分の手ではあたたまりそうにないぼくの星は、 何色だろう?]
(798) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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─おそと─
[空っぽのカゴを抱える足は軽やか。 もう転けることもなく、ひょいひょいと進んでいくの。 その途中だったかしら。 近くにホレーショーせんせいの後ろ姿>>767が見えたわ。
そっと、息を潜めてみるの。 屋根の上に誰かさんがいたなら、その姿はバレバレだったでしょうけど。
そぉっと、そぉっと、しのび足。 気づかれないように広い背中にとんっと、触れることが出来たらにんまり顔で。 出来なかったら少し拗ねた顔で]
おはよう、ホレーショーせんせい。 今日はお寝坊しなかった?
[なんてひとつ尋ねてみたの]*
(799) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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ありがとう、ニコラスせんせい ぼくも……ぼく達も! せんせいの幸が、ぼく達の幸だよ!
[ 抱きつこうとして、ひょい。 寂しいけど、すぐに笑って「ありがとう!」って 頭を下げた。そうしてお部屋にまっしぐら。 心に浮かんだものを、とにかく絵に描いた。
“アステリズム”が出来るまでに随分と時間が経っちゃうことを、この時のぼくは知らない。]*
(800) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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/* ちらっと覗いたらなんかぎゃんかわな生物がいた……! ああああああ!!くっそ猫にしようか迷ってたんだよ!!←※そういう問題ではない
(-253) 2016/10/09(Sun) 19時半頃
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