68 熱砂の絆
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―それから数日―
[長く飼われていた小鳥には、特に嗜好品>>564がある訳でもない。 ただ、ダンが持つオルゴールの音色はとても気に入っていたから、歌っても息苦しくない程に回復すると、合わせて歌うようになった。 このオルゴールの由来などは聞いていない。 自分もこの歌の由来は知らない。 ただ――出会う前からどこかで繋がっていたと、そういう少女じみた「特別感」をこっそり胸に抱くだけ。]
(愛して 愛して 愛して)
[願う相手は、たった一人。]
(582) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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[そうして、動かしても痛みを感じなくなるまでには、それほど長い時間はかからなかった。
起こさないようにこっそり寝顔を見つめる。 治ったら、夜の散歩の約束。>>564 治ったら――――この措置は特例だから。もう、こんな風に寝顔を見られないかもしれなくて。 こみ上げる切なさが大胆な行動を取らせる。 小鳥は、目を閉じて、寝返りを打つ振りをして身体をくっつけた。 肌の感触に、匂いに、寝息が立てる音に、心臓が恐ろしく速く打つのを感じたが、もう暫く、一番近くにいたかった。**]
(583) 2013/01/14(Mon) 02時半頃
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−シビルの部屋−
はい…あの…ありがとう、ございます
[シビルに促されるままに座り、ガーゼの用意を待ちながら、礼の言葉を告げる]
ん…
[濡れたガーゼの冷たさに、小さく声が漏れはしたものの、痛み自体は容易く我慢できた。 発作の酷いときには胸が痛むことも少なくない自分にとって、痛みに対する耐性は、数少ない自信を持てる部分だ]
あの、先生、お話したいこともありますし、トニアは私の部屋の方に戻っていると思いますから、これが済みましたら一度、私の部屋に…
[手分けすると話した後、トニアには互いが探しに行く範囲を探し終えたら、一度自らの部屋で合流するよう言ってある。 それと合わせて、アルフレッド王からの通達を、シビルに伝えておこうと。 そんな心積もりをしながら、シビルの治療に身を任せた**]
(584) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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/* >>582も>>583もかわいいなー、ときめく。
一方ダンは酷い大人過ぎる。 御免、レティーシャ。
(-434) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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終わりだ。 患部を指などでいじらないように気をつけておけば、跡も残らず治るだろう。 声も出さないとは思わなかった。
[無意識にぽふぽふと、シゼの頭をフードの上から撫でてから、ガーゼと水を捨てて]
話? ここではできないようなことか? 解った。
[薬草類を片づけて]
(585) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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症状が改善したという話ならいいな。 君が早く治れば、俺もそれだけ早く帰れる。
[片づけの為に背を向けたまま、なにげなく、そう呟いた]
[本当に帰りたかったわけではなく。 そっちは本当はオマケで。 ……どちらかというと、治らないものが治ればいいと、そっちの方に期待を込めて]
[しかし、それを聞いたシゼが、どう受け取るかは知らなかった]**
(586) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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― 宮殿:物置の中 ―
[あちこち走り回った為に荒くなった息と動悸を、 慣れた調子で整えて気配を殺す。 1人来て、2人来て、1人去ってまた1人増えてと、 静かにしていれば扉一枚向こうの様子は耳から伺えて それらがすっかり居なくなるのをじっと待った。
意識が半分以上外に向いていた為、 無理やり連れて込んだ、もとい 居場所バレを恐れて一緒に逃げ込んだ恩人の、 ショールがずれている事にも、息苦しそうな呼吸にも、 まだ気付いてはいなかった。]
(587) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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なかなか諦めねぇなぁ…。
[暫くすれば荒々しい足音も遠ざかっていったが、 さて出るかと思うと時折戻っては、 また帰って行くのを繰り返してなかなか出られそうにない。
どれぐらい経っただろうか。 ふと、ようやく、一緒に逃げ込んだ恩人の事を思い出して、 視線と意識を扉から内側へと向けると、 なにやら呼吸音が少しおかしい事にやっとこさ気がついた。]
〜〜〜〜! っと、悪…!
あー、手を離すが、大きい声は出すなよ、気付かれる。
[そう間近で恩人の目を覗き込むように見つめて、告げた。]
(-435) 2013/01/14(Mon) 03時頃
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……。
[抑え付けている腕を指先で二度叩いた。 何かを訴えるようなその指に気付いてくれたのか否か、 扉の外を見詰める目が漸く此方に向いた。
やっと気付いたか、というように顰めた顔は、 息苦しさからか白い頬が紅潮し、瞳は滲んでいる。 自身を庇う様に硬直した身体もそのままだ。
念押すような声にこくこくと頷けば、漸くと大きな手が離されて。]
(-436) 2013/01/14(Mon) 03時半頃
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……っ。馬鹿者。馬鹿ハー。
[肩で息をつきそうになるのを堪え、 大きな声が出ぬように細く長く息を吸い込んで、そして短く吐く。 暫くそれを繰り返せば、やっと呼吸が落ち着き始める。 身体は動かぬまま、だが。]
――――、
[未だ、外をしつこく行き来する足音が聞こえる。 細い隙間から見える影は部族民の物だろう。 怒号や苛立ちめいた靴音は尋常ではない。]
(-437) 2013/01/14(Mon) 03時半頃
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…追われていたのか? ………なぜ、
[「ふらふらと独りで出歩かせぬよう」――- つい先刻聞いたばかりの、国王の警告が胸を過ぎる。 扉の向こうに聞こえる部族語、口汚い罵りに、眉が寄った。
肩を隠す布の乱れには気付かぬまま、 見詰める瞳から逸らせぬまま、何故と問う。 声色の常と違う抑揚は、昂ぶりからか。]
(-438) 2013/01/14(Mon) 04時頃
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[腕を軽く叩く感触には遅れて気付いた為、 その指が思ったより細いのには気付かなかった。 よっこらやっと目を合わせると、 皮色した瞳に明らかに咎めるような色が見える。 初めて見せた怒りの色に、口端が上がったまま引き攣った。]
きゃー! 悪い悪い……はいはい馬鹿ですゴメンネ!
[苦しいのか怒りからか、涙目になってる恩人をあやすように、 抱くように両手を回して、頭と背中とよしよしさすり、 硬直していた体をほぐした。
その間にも、外への注意は向けておく。 荒い足音が近付けば、その度手を止めて息を潜めた。 恩人の息がまだ荒いままならば、 ショールを口元に近づけて、呼吸音を殺すようにと手助ける。]
(-439) 2013/01/14(Mon) 04時頃
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[落ち着いてくれば、向こうも現状理解は及んだようで。 説明を求められると、今度はこっちが溜息一つ落とした。]
なんもしてねーよ。 サイモンとこ見舞って帰ってきたら、 途中で因縁つけられて逃げてきたんよ。 何か言ってた気がするが、 ここの部族語は俺にゃ解らんからなぁ。
[身に覚えなしと肩を竦めて、視線を下に落とした。 慌てた為か、肩と首を隠すショールが外れかけて、 普段見えなかった所が露になっているのに気付く。]
(-440) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[お互いが呼吸を食い合っているような、息のかかる位置から、 何時ものように真っ直ぐ見つめてくる目を見下ろすと 何だか奇妙な感覚を覚えた。]
………。
[身に覚えのある感覚は、酒の席でも感じたものだ。]
(-441) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[次第に緩やかになる呼気>>576。静かに少女の頭を撫でて、 相手に聞かせるつもりもない呟きを途切れがちに漏らした]
……お前が私を慕うのは、…保護者を求めるが故か、 私に父性を感じているが為か。
(-442) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[二人は父と子程に歳の差がある関係である。 彼女には「団長」に手酷く扱われていたという過去もあった。
歪められて居たのを、真っ当に扱われるようになったために、 反動でダンへの好意が増したということは十分に考えられる。
しかもレティーシャは、この地から決して逃れられぬという掟に 縛られているのだ。
ダンの機嫌を損ねる事は、死活問題とも成りうる]
(-443) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[……向けられた信頼や、立場の差を利用し、 無体を働いてしまった。
あれほど、己が「第二の団長」に代わってしまわぬよう、 自戒したというのに]
私も、……お前を捕らえていた「団長」とやらと 何も変わらないな。
(-444) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[──寂しい、と彼女は言った。
ダンがレティーシャに興味を持ったのは、 思い入れ深い歌を知っていたというのもあるけれど、 権力や陰謀が関わらぬところで、心を繋ぎ合える者が欲しい という欲が、己の心の何処かにもあったから。
……つまりは、同じように寂しくて]
(-445) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[サラサの宿舎にて、彼女を引き受けると決めた時には 確かにそれだけであったはずなのに。
今はそれ以上の欲をも、重ねてしまいそうになっている]
(-446) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[苦く、ため息をついた]
(-447) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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[宮殿には、伽のための女性を呼び込まないようにしている。
欲の解消には、身分を伏せ、外の街で女を買うか 行きずりの関係を持つなどして、徹底して権力闘争の 火種と成り得る関係を作る事を避けていた。
それは万が一にも己の相手をする女性に危害が加わることが 無いようにという配慮もある。
しかし、小鳥を迎え入れてからというもの、ダンはシッドを 離れていない]
……久し振りに娼婦でも買ってくれば良いんだろうか……。
[そう呟いてはみたものの、一向に気乗りはせず]
(-448) 2013/01/14(Mon) 04時半頃
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/* 「シッド→ジッド」を誤字りすぎである。
(-449) 2013/01/14(Mon) 05時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2013/01/14(Mon) 05時半頃
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[頭へ、背中へと温かな手が滑り降りる。 びくりと、今度ははっきりと肩が跳ねる。
始めこそ硬くした身が更に強張ったが、 規則的に撫で続けらる手に徐々に、恐々と力を抜いてゆく。
黙ってそうさせているのは、声を出してはいけないからだと。 理由の付かない身体の震えも、呼吸が苦しいのも、 狭い物置に殆ど隙間なく押し込められているからだと、 そう、自身に言い聞かせて。]
(-450) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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………あ、っ――!
[息苦しそうに身じろぐ為か、口元に当てられたショール。 そこで初めて、布が大きくずれ落ちていたことに気付いた。 瞳を瞠り、受け取ってかき寄せた。
首筋が隠れ、口元も隠れる。 懼れからか、動悸が少し早まった。]
(-451) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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因縁を……向こうから、か。 確かに、あのグループは保守派の一党だけれど…、
実は最近、怪しい人影がうろついているという噂があって。 お耳に入れた国王陛下が、注意を喚起しているから、 もしかしたらその為かも知れない。
[ひとりひとり、ゆっくりと馴染む十分な時間が得られぬまま、 一時に大勢の異国の民がジッドに組み込まれたのだ。 何か起きた時の矛先が異端へと向かうことは、嫌と言うほど教え込まれてきた。
理屈としては分かるのだ。 けれどなぜだろう、理不尽さを感じずには居られない。]
(-452) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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……何もしていないというその言葉、信じよう。
ジッドの空気がどこか緊迫しているとはいえ、 あれほど血眼になって追い回すのは尋常じゃない。 後で私の方から、角が立たぬように上に具申しておく。
彼らが言っていたことは、 …そうだな、分からなくて良い。 大方予想が付いているだろうけれども、下品な言葉だ。
[一度揺れた声も、今は常の淡々とした抑揚に戻っている。 浮かんでは消える思考の断片を整理するのと、 慣れぬ体勢に燈る熱を抑えることで精一杯で、 視線の方向には気付くことが出来なかった。]
(-453) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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………どうした?
[急に言葉少なになった男を、見上げたまま。 殆ど囁くような声で、不思議そうに問うた。]
(-454) 2013/01/14(Mon) 05時半頃
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[慣れぬのか驚いたのか、 体が跳ねればそれごと包んで落ち着かせるように背を摩る。 借りてきた猫が徐々に懐いていくような、 力の抜けるような感覚に安堵した。
外の事に必至だった為に始めは何も感じなかったが、 触れる手や腕から伝わる感覚にもまた、 奇妙な物…つきつめて言えばズレを感じる。]
(-455) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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?
[ズレの正体にはまだ気付けなかったが、 ショールを掻き集める様子に、「こっちは白人なのだから、 そんなに肌の色を気にしなくてもいいだろう」と、 言いかけたが、自分の肌の色を省みて止めておいた。
もしかしたら、同族以上に思う所があるのかもしれないと、 そう、勝手に納得して。]
(-456) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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あーあー、成る程。 なら仕方ねぇなぁ。
[因縁の理由らしき情報を聞けば、 此方はあっさりと仕方ないとする。]
いくつかのグループが集まった集団の中で、 何か良くない事が起こると 少数のグループが槍玉に挙げられるのは必然だしなぁ。
[その図式は帝国の中でも良くある事だったし、 むしろそれを利用した“活動”をした事もある。 因果だねぇとは胸中だけでぼやいた。]
(-457) 2013/01/14(Mon) 06時頃
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