62 好敵手の絆
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── 触手木の根元 ──
──ッ、……は、
[背に強い衝撃。一瞬息が止まり、次いで盛大に咽る。
手元から、握っていた何かが弾かれて、地面に転がったのが分かった。 土に落ちた鈍い音と、金属が擦れる合った音が微かに聞こえ、耳がそちらへと向き震える。
胸を喘がせて、激しい咳による喉の痺れを耐えた。 口元を手の甲で拭い、息をつく。]
何処?……此処は……。また飛ばされた、の……?
[黒い竜巻に身を包まれ、気づけば周りの景色が変じていた。 岩肌は見えず、枯れた木々たちが点在する空間。 空は厚い雲で覆われており、昼とも夜とも判断はつかない。 身を伏せていた地面の色は濃く、粘ついているようにも感じた。栄養価が高いのかもしれない。]
(539) 2012/10/23(Tue) 18時頃
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… ん…………。
[「待たない」、と宣言する声に、 来るなと応えるべきか、しばらく迷った。
ここに彼が来れば、共に怪しげな術中に嵌りかねない。 かつ、目の前には危険な相手がいる。
だが、来るなと言えば彼はむしろ急いで来ようとするだろう。]
(-383) 2012/10/23(Tue) 18時頃
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…わかった。 なるべく早くおまえの元に行こう。
[彼が来る前に、事態を打開しなくてはならない。 蓄えた気が念に滲む。]
(-384) 2012/10/23(Tue) 18時頃
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[先ほど音のした方に目をやれば、星型のアミュレットが転がっていた。 腕を伸ばして拾い上げる。顔前に寄せて匂いを嗅げば、魔力を帯びていることが分かった。
いつの間にか握りしめていたそれ。 纏う魔力は知らぬものだったけれど、どこか慕わしさも感じて、そのまま捨ててしまうのは躊躇われる。
チェーンの金具を外して、首に回す。 再び留めれば、胸元に飾りが揺れる形になった。]
(540) 2012/10/23(Tue) 18時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2012/10/23(Tue) 18時頃
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[コロッケを次々と揚げてゆく。 こんなコトしたことがないはずなのに]
しかし、料理というのもなかなか面白いですね。
[メアリーを探すことをすっかり忘れて呑気に料理中]
(541) 2012/10/23(Tue) 18時半頃
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[次々と揚げているはずなのに、出来上がったコロッケの量が一定量から増えてゆかない事に気づいたのはしばらく後のこと。]
(542) 2012/10/23(Tue) 18時半頃
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― 彫像の廊下 ―
[雲に乗り風を纏って生きる龍族にとって、 岩蜥蜴は堕ちた種であり忌むべき亜竜だった。 生命の環から外れ、生ける屍となっている今はなおのこと、 滅ぼすべき相手である。]
俺の前に現われたのがおまえにとっての救いだ。
せめて、土に還してやる。
[体内に残る気を竜玉に集め、練り上げていく。 その間にも、知性無き死せる蜥蜴は巨体を撓め、 意外と俊敏な動きで宙を跳んで、龍に襲いかかった。]
(543) 2012/10/23(Tue) 18時半頃
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[八本の足を広げて落ちてくる蜥蜴を、大きく後ろに跳んで躱す。 一旦着地した蜥蜴は、八本足を生かして 間髪入れず、バネのように前方へもう一度跳ねた。]
はっ!
[頭の高さで薙いでくる前脚を、前方に転がって避ける。 後ろへ抜けた小さな獲物めがけて 岩蜥蜴は大きく尻尾を振るいながら、体の向きを変えた。
巻き添えで砕ける石像を尻目に、 横殴りの尻尾を前へ飛び込んで越え、一回転して起きあがる。]
(544) 2012/10/23(Tue) 18時半頃
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[起きあがる直前、床についた手の下で白い煙が上がった。
激しい動きの間も続けていた一連の呼吸の最後を吐き出し、 肘を上げ、気の充溢した手の平を合わせる。]
ちょっと熱いが、我慢しろよ。
[犬歯にしては尖っている歯を見せて笑い、 改めて、腐れ岩蜥蜴に向き直った。**]
(545) 2012/10/23(Tue) 18時半頃
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うー…もうやだー…。
[耳を塞ぐように頭を抱えてうずくまり、泣きそうな声で呟く。 怖いし疲れたしお腹も減った。 びくびくしながら歩くのは精神的にも酷く疲れる。]
…ここで待ってたら迎えにきてくれないかな…
[誰が、の部分で浮かべた顔にはっとして、振り払うように首を振ると、浮かんだ涙をやや乱暴に拭って立ち上がった。]
(546) 2012/10/23(Tue) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/10/23(Tue) 19時頃
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いやいや自分で出口くらい探せるもん! …どうせ、誰もこないだろうし。
[人を待つのは嫌いだ。 元々待つ相手など母親しかいなかったけれど、 あの日、すぐに帰ってくるからね、と言って出かけていった母親は、どれだけ待っても帰ってこなかった。 だからもう待つ相手は誰もいないし…誰も待たないと決めたのだった。]
…よし、行こう!
[己を奮い立たせるために声を出して、進もうとしたその足首を掴むものがあった。]
(547) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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[引っ張られる感覚に足元に視線を落とすと、地面から白い骨がこんにちはしていた。 まだ体の下半分以上埋まっている状態で、腕だけ出してアイリスの足を掴んでいる元人間現骸骨が、挨拶するようにカコカコと顎を動かして。]
(548) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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っい、やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
[絶叫して、骸骨の頭に右腕を振りおろした。**]
(549) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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― 飛ばされる前:洞穴 ― [タバサから向けられた笑みに、口を開き、再び閉じる。 首筋を撫でる視線>>502は、獲物を狙う肉食動物を思わせた。]
調子に乗るんじゃない。 だが、まあ、……考えておこうか。
[あくまで安全な環境でなら、先刻程度の魔力と精気をくれてやる分には大した支障はない。 ただ、少しばかり癪なだけで。
彼女の手元に目を留める。 母の形見を預けたままだったことに気づきはしたが、返せというのは思いとどまった。
恐らく、食事が足りていない現状、彼女の戦闘能力はかなり制限されているのだろう。だとすれば、己よりも身を守る術には不足しているはずだ。
そこまで考えてから、不機嫌そうに唇を引き結んだ。]
(550) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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……何故、僕があれの身を気にかけてやらなきゃならない。
[舌打ちをして、内心で毒づく。]
いや……ただ、変に消耗して、精気を要求されても面倒だ。 それに、まだ聞きたいこともあるしね。
[理由付けはどこか怪しかったが、それ以上考えるのは止した。
敵意を剥き出しにしてきたかと思えば、機嫌よく尻尾を振る。 そんな魔物を憎みきれない動揺を、今は見て見ぬふりをした。]
(-385) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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[勇者に突っかかる魔物>>507は、止めるでもなく眺めていた。 まあ、此奴なら大丈夫だろう――なんて思ったのも、確か。
悪びれない彼女>>508に、ふう、とため息ひとつ。]
次からとはなんだ、次からとは。 これ以上、無許可に吸わせてたまるか。
まあ、食事の前に一言あったなら、此方も、 行儀の悪い魔物を仕置く余裕が出来るというものだがね。
[言い返し、此方もふいと目を逸らす。
家族の自慢>>509と聞けば眉を顰めたが、口を挟むことはしなかった。]
(551) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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― 現在:→墓場 ― [ぬめぬめと纏わりつくような、漆黒の竜巻。 魔術を行使しようとしても、粘つくような重い空気に阻害される。]
――…っ、
[目も開かず、声も出せぬうちに、ふわりと体の浮く感覚がした。]
(552) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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[投げ出される感覚に、思わず呻く。 傍に落ちた魔導書を拾い上げると、土に手をついて起き上がった。
外であるのか屋内であるのかも判然としない、薄暗い空間。 見渡す限り並ぶは、朽ちかけた墓石。
大小さまざまに苔むしたそれに触れてみても、刻まれた名前までは読み取ることが出来なかった。]
……ふん、随分と悪趣味なことだ。
[手についた土埃を叩いて、吐き捨てるように。]
(553) 2012/10/23(Tue) 19時半頃
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[一歩歩くごとに、ざくり、ざくりと耳障りな音がした。]
キリがないな、これじゃ。
[向かう指針もなしに歩いても、迷うばかりだ。 魔術を用いて、辺りの様子を探るべきか――そう思い、足を止める。
そのとき、どこかから絹を裂くような声がした>>549。
だが、微かな声の方角へ踵を返そうとした瞬間、目の前に何かが立ちふさがった**]
(554) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[衝撃と痛みが去り一息つけば、黒い竜巻に拐われる前に口論していた余韻が再び舞い戻ってきて、苛立ちが再燃する。 ──あの、勇者ミカリオとか言う奴。]
アタシだって、名前さえ奪われていなきゃ、 曲がりなりにもヒト型をとる程の魔物なんだから……!
[実際には、全力で挑めたとしても健闘出来るかは怪しい。 しかしその事実を口にすることはせずに、強く唇を噛む。むかつく、と地面を殴った。]
(555) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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── 少し前・短剣を投げた後 ──
アイツの恥なんて関係ない!
[とっさに叫んだ後に、悔しさが増して目元が赤らむ。 勇者の物言いは、まるで魔物の不出来を詰るようで、勇者に単独では勝てないであろうことを前提にされているような気がした。 投げつけた短剣をいとも簡単に防がれたことが、その物言いもあながち間違っていないことを証明しているよう。
一瞬のうちに距離を詰められて、囁かれた声に身を震わせた。]
処分なんて、させないもの。 アンタを迎え撃つのに、魔術師の手なんて必要ないわ。
アイツは赤の他人で、……アタシとは無関係よ。
[声は震えないように、目は逸らさないように、努めて虚勢を張る。 眼差しは強く保ったまま、自信に満ちた言葉を紡ぐ。]
(-386) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[ユリシーズとの関係を否定する際、瞬きの間だけ言葉を詰まらせたが、そのまま首を振って見せた。]
アタシは誰のものでもない。 責任だの何だの、勝手なことを言わないで頂戴。不愉快だわ。
[薄笑う勇者にそう返し── 一瞬空気が凍る。
胸元に沈む指先を見て、ぶわ、と最大限に尻尾が広がった。
声にならない声を発しながら、返された短剣を奪うようにして、再び勇者に投げつける。 けれど、その軌道は勇者からは大きくずれていて、──無意識なのか、意識的なのか──かけられた言葉が影響していることが知れた。]
(-387) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[気を落ち着けるために軽く目を閉じ、立ち上がらせた耳を澄ます──けれど、近くに人の気配は感じない。 風の吹く音と、遠くで枯れ葉が擦れるような音が聞こえた。
深く息を吸っては吐く。深呼吸。
苛立ちが収まれば、思い浮かぶのは、生意気な魔術師の顔。 勇者に妙ないちゃもんを付けられたのも、元はといえばユリシーズのせいではないのかと目が据わる。
あの香りは、今は近くにはない。 周りにあるのは濃い土と樹の香りばかりで、空気もどこか味気ない。]
(556) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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「きちんと還してやる」だなんて、……嘘つき。
[唇を尖らせ、軽く詰るように呟く。
スティーブンの話を聞かせて欲しいと申し出た彼の語調は、何時もより柔らかい気がした。 だから、機嫌よく請け負ってやったし、対価だってごく軽いものにしてやったのに。]
ちょっとだけ、「脱出した後こと」を楽しみに……して、 ……して、…………なんてないでけど。
[思いを馳せるうちに、再び耳はぺったりと伏せっていた。]
(557) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[強い、風が吹く。
辺りは無人。 残った手枷の鎖が、じゃらりと音を鈍く音を立てる。]
……そういえば、アイツ魔術書だってまだ持ってるじゃない。 元の場所に還す云々は置いといて、処分させないと。
[独り言ちたそれから、今後の方針が淡く定まった。 ──まずは、ユリシーズを探すこと。
頷いて、地面に膝を立てる。 軽く目処が立ったことで、耳と尻尾も意気揚々と立ち上がった。
そんな彼女の背から、不吉な音がにじり寄る。 まるで蛇が這うような。
背筋を上る怖気につられて慌てて振り向けば、──**]
(558) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/10/23(Tue) 20時頃
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はて、こんなに少なかったでしょうか…
[コロッケが減っている。知らないうちに誰かが持っていったのだろうか。
ちなみに減った料理はそれ以上減ることはないようで。]
そういえば、私は何か忘れているような…
[とは思いつつ体は勝手に食材を求めて動き出してる。]
どうしましょう…
[とりあえずこの呪いが解けるまでは何かを作るしかないようである。]
(559) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2012/10/23(Tue) 20時頃
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[メアリーが手鎖を手放すことにしたにせよ、なにかの縁に残すことにしたにせよ、サイラスはその判断に従って行動する。]
主の血(ワイン)は身体を温めてくれるありがたいものだけれど、こんなところで寝てしまったら風邪をひく。 あまり量を過ごさないように。
[軽く注意を促して、サイラスも先ほど置いたワインの瓶を手にとり、メアリーの使った道具を借りてコルクを抜いた。
そのまま口はつけずに手にもって、酒蔵から出る扉を探す。]
(560) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[ほどなく、上へ向かう階段と、その先にある扉を見つけた。 扉を開けた先は廊下が左右に伸びている。
左手からは刺激的な匂いが届いていた。 香辛料に慣れていないサイラスはそれを調理の匂いに結びつけることがなかったが、しばし考え、そちらへ向かう。
手にした瓶から、ときおり微量のワインを床に零して歩く。 あるいはそれは手負いの血痕のように見えたかもしれない。]
(561) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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酒蔵を出た。
今、酒蔵ではメアリーという名の少女がいてワインを飲んでいる。 あなたが匂いを辿ってそちらへついてしまっても、そこからわたしの足跡を辿れるはずだ。
(-388) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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[「なるべく早くおまえの元に行こう」と、先ほど赫磊渉《ホレーショー》から伝わってきた思念は喜ばしいものだったけれど、同時に触れて来たわずかな気負いは、彼の遭遇している負荷を予測させるものだった。]
彼は、 約束を守ろうとしてくれている──
わたしも 「共に」
[心の呟きが洩れていることには気づかないまま、左の中指をそっと唇に当てた。]
(-389) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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