82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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/* 自分はいつまでも見守っていられたらいいってきもい考え方が 童貞臭がひどいから、腹筋がいてえ
(-399) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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[こんなに、求めているのに]
なんで……、分かってくれないの?
[俯きながら、微かに零す。 それは、泣いているかのような声だった。]
(-400) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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――自宅→ケヴィン亭――
[動じず、逆に頬に唇を寄せられて驚いたが、すぐに同じように表情を緩める。 もうあたふたとしてくれないのは少し残念であるけど 慈しむように見守ってくれている眼差しが心地よい。]
手、つなごうか。 そっちの方が歩くペース合わせやすいし。
[そんなことを言いながら右手を差し出す。 それはいつもジェームスをラーマとして握っていた手。
もう共に闘うことはないだろうけれど それでも彼を掴んでいたかったので。]
(485) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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/*だが童貞RPはそれが楽しい(どやがお
(-401) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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[ドリベルの語る村の様子を聞きながら、 椅子の背に深く凭れ、板を指先で撫でた。]
《右腕が使えないなら やっと人間らしく なるね。 熊より巨大で怖い、あのひとが。》
[ケヴィンについては心配にはなったが。 身を案じるのは胸の内でのみとし、軽口を筆記した。]
(486) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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《うん。チィが言ってた。 ドリーが何か作ってくれるって。
今は おなかいっぱいだから あとで食べよう。》
[努めて平常に。文字から嘘も見抜けないだろう。
書き終えた文字を見せてから、 ドリベルを手招き、彼の右手を取って。 その指先へ口付けを。たわむれに。]
(487) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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[>>484俯いてしまうチアキを見下ろし、 感情が宿らない黒の瞳を主の頭部へと向ける。
こういう時、どういう言葉で説得したら言いのかが解らない。
きっと、お互いの想いは――線で繋がらないから。]
(488) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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[ほとんど動かなくなってきた手で、声を出さずに苦しそうに泣く弟の背を撫でる>>428。 置いて行かれる辛さはよく知っていて、それを弟に味あわせる事になってしまった事を悔いたが、一度始まった進行は砕けるまで止まる事はない。]
…………。
[弟の問いかけ>>429に、いいや、と無言で首を振る。 なにか思いつけば気休めにもなったのだろうが。 空気や接触では感染しないとわかっていても、あまり傍に寄るなと言いたくて、同時に死ぬまで傍にいてほしいと。]
(489) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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それは……うん。
[ジェームスは際限なく甘やかす気でいるらしく。 彼の性格を思えば本当にどこまでも甘やかされそうだ。]
ジェームスも、俺に甘えてよ、少しは。
[俺ばっかりじゃずるいから、と。 そう言いながら立ちあがって、彼の瞼にキスをした。]
(-402) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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……よかった、な。
[村の者からだという栞を受け取る>>431のを見て、戻ってきた弟へ微笑みかける。 病を運んできたとも見える異人を気にかけてくれている優しい者がいる。 その事実は弟を残して先に逝く心苦しさを少しばかり和らげて。
ぜ、と呼吸音に雑音が混じり始めたのに、いよいよ近いかと覚悟を決める。 横に投げ出された腕は、もう動く気配はなかった。]
(490) 2013/05/14(Tue) 21時頃
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そういえば、村長から何か話は聞けた?
[食事をしながら問いかければ、他の者達の症状や、あの錬金術師の兄が発病したという話が聞けたろうか。]
……そう。 で、ペラジーだったかな……弟の方は?
[彼らは共鳴しなかったのだろうか。 それとも、弟には薬が効いたのか。 不安が過ぎり、食事の手が暫し止まった。]
(491) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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―自宅→ケヴィン宅へ―
……はい。トレイル様。
[トレイルから右手を差し出されれば、笑顔でそれを握りしめる。 歩調を合わせ、並んで歩く。 主の様子を常に視界に置き、彼の様子を見ながら。]
こうして、のんびり散歩というのもいいものですね。
[これほどゆっくり歩いたことは、戦のことばかり考えていた頃にはなかったことで。 今までになかったほどに穏やかな心地で、主の掌の温もりを感じていた。]
(492) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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……………。 俺が思う最良と、お前の思う最良が、
異なるから、なのだろうな。
[チアキの傍に居れるのなら、形などなくてもいい。 けれど、チアキにはチアキのままで居て欲しい。 必要としている人たちの傍で、笑って居て欲しい。
それを見守る事が許されるなら、それが何よりの幸せ。
――仮に、チアキの記憶に一筋も残らなかったとしても、
彼自身が、いとおしいのだから ――恐ろしくない。
おそろしくなど、ない。]
(-403) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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/* この錬金術師兄弟をつかまえて 「厄災の種を蒔いて 自らは早々に枯れるのか。」 などと冷たい事言いにいきたいと思っているなどと。
(-404) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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─ 食後・庭 ─
[食事が済むと、あとで一稽古頼むと言われていた>>230ことを思い出し、弟とともに庭に出た。 武器や藁人形は、まだ出しっぱなしだったので、特に支度をするようなものはなく思えた。]
さてと。 ケヴィンは片手だけれど、私はいつも通りで構わないね?
[そうでなくては特訓の意味がないかというように、戦斧を手にする。]
(493) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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……こんなに甘えているのに。 気付かないんですか?
[トレイルの言葉に、くすくすと笑みを零す。 笑いながらも、それは本心でもあった。
自分を受け入れてくれたこと。 そのこと自体が、一番の安らぎを与えてくれていた。]
(-405) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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攻芸、……俺と一緒にいるの、嫌になった? [やはり、何か気に入らない事をしたのだろうか。 消そうとしていた不安が、また溢れてきて。 そんな問いかけをして、自分で言った癖に、胸が痛みを覚えて]
ごめん、……ちょっと、ダメ、違う。
[涙が、零れてしまう。 慌てて拭って、一歩後ずさった。]
……ごめん、
[何度も、謝るとその場を去ろうと、踵を返した。 これ以上、今の状態で会話を続けたら、苦しくなりそうで
逃げ出したかった。]
(494) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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………………甘えて、いいのなら……。 昨夜だけでなく、ずっと同じ寝台にしていただけると……。
[逡巡の後、恥ずかしそうに呟いた。]
(-406) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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/* ペラジーが可愛くてつい。 遺言落とせるかなー。
(-407) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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…そんなこと言って。 ケヴィンとキリシマさんと……どっちが怖いですか?
[綴られる文字に、軽さを上乗せした問いを。]
(495) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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最良が違うって、何? 違うから……一緒に、いちゃいけないの?
わかんないよっ
[分からない。 好きだから、一緒に居たいのに、 好きだから、一緒に居れないなんて、
そんなの分からない。]
(-408) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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……よか、った。
[二度ほど瞬いて、文字を見つめて。 それから明らかにわかる、ほっとした笑みを浮かべた。
水すら受けつけなかった時はどうしようと思ったが、 トルドウィンとキリシマが うまく食べる方法を見つけてくれたのだろうかと 安堵の言葉を口にする。]
(496) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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……違う。
[>>494零れ落ちる涙に手を伸ばそうとする。 身体を退かれて、手は届かない。
踵を返すチアキを追おうと、腕を伸ばす。
届いても跳ね除けられようが、構わない。]
(497) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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うん、……
[良かった。 そう微笑んでくれる兄>>490
何もできない己が、疎ましい。 抗うことのできない病魔が、恨めしい。
動かなくなっていく兄を抱きしめる。 あぁ、温もりが、失われていく。
温かで優しい兄の身体が、 冷たい無機質なモノへと変わっていく。]
兄さん、……大好き、だよ
[小さく囁いて、兄が動かなくなるまで ずっと、ずっと、その時まで抱きしめていた。]
(498) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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[手招きされれば素直に近づき。 指先に触れた唇に、ぴくりと肩を揺らした。]
……エル?
[名前を呼び、口付けに意図がないと知れば、 頭を抱き寄せるように引いて。 普段お互い立っていると届かない、 今はちょうどいい位置にある額にキスを落とした。]
(499) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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− 村内 −
[ケヴィンと別れ、1人無音の世界に慣れる様に村内を歩く。 きょろきょろと数歩歩いては周囲を見回す為に立ち止まる為 なかなか進まなかった]
視力があるのは助かったが、やはり必要以上に神経を使うな。
[戦士たる者視力ばかりに頼るわけにはいかない。 それこそ嗅覚や触覚。 肌に感じる振動や風に混ざる匂いに、 もっと鋭くなければいけない]
(500) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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…そうか、ホレ―ショー殿の唄も聴こえないか。
[晴れた日は陽気に、雨の日は雨音と共に、 嵐の日は村に災いが吹かぬように祈る様に。
いつも村の中を吹き抜けていくあの風の唄が 聴こえなくなったのは残念だった。
だがホレ―ショー自身は問題ないと ケヴィンが教えてくれていたので、 彼はいつまでも唄うだろうとケヴィンが去った方を見る]
修行に付き合って頂く約束も取り付けたし、 今日は止めておこうか。
(501) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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[家に推し掛けるのも不躾で、行ったところで何を話すでもない。 主と自分の事はケヴィンが話すだろうと、また歩き出す]
今日は鹿肉のシチューを作らないと。
[何処からか漂い出す料理の匂いに鼻をスンと鳴らす。 同時に主から早く戻る様にと告げられていた事を思い出して ゆっくりだった歩みは早足に]
(502) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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[いつもの速度から落としても、少し歩くだけで呼吸は弾んだ。 歩くという普通の行為の難しさを知る。
体に負担のかからない速さで、と思えばそれはとてもゆっくりで。 こんな速度で周囲の景色が流れたのを見たことがなかった。
じれったいほどの速度が精いっぱいで、ジェームスが焦れていないかと不安に思ってはいたので、彼の感想には>>492正直、ほっとする。]
したことなかったもんな、散歩なんて。
[無理やり自分がジェームスを外に連れ出したり 二人で用事をこなすために外に出たことはあったけれど。 少なくとも手をつないだことはなかっし。 こんなにゆっくり歩いたことなどもちろんない。
黙ったままジェームスの手を握りこんだ。]
(503) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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………お前に触れることだけが、最良だとは思わない。
お前を必要とする者は、他にも居るのだし、 俺は、見守れるだけでも、しあわせなんだ。
[その肉が朽ちて その顔から笑みが消えて 骨になってしまうのが、明日かもしれないと。
それがなによりも、不幸で恐怖だ。
彼の手を取る事は、自分でなくともできる。 彼をずっと見守ることは、きっと自分にしかできない。]
(-410) 2013/05/14(Tue) 21時半頃
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