227 【RP村】空回る時間の卒業式
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あとは探偵さんの出番ッス!
犯人は、お前だ! よーしよし……おいで、おいで。 ふふっ。
[小柄な体を生かして狭い茂みをくぐり抜け、 木の幹から枝を掴み、ゆっくりとよじのぼる。 威嚇しないように、ふりふりと玩具をふりながら、 そのもふもふした体を導いて、両手で受け止めようと——]
ああっ!
[ぐらり。バランスを崩しながら、茂みへと落下。 猫ちゃんはその拍子に跳んで行ってしまった。]
(417) myu-la 2017/09/27(Wed) 22時頃
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助手さーん! 追いかけてー! はやくー!
[怪我は無かったけど、なんて締まらない。 茂みに受け止められた体勢のまま、じたばたもがく。
木々の隙間から漏れてくる日差しは、明るく暖かくて。 ああ——青春は、まだ続いているんだなあ。 そう思わせてくれた、そんな今日のこと。
ツナマヨの探偵ごっこは、まだまだ終わらない。*]
(418) myu-la 2017/09/27(Wed) 22時頃
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/* 強引に焼き海苔ちゃん巻き込んで、おしまい。 力技(
あとは様子見つつ、書くかもしれないし書かないかもしれない感じで
(-431) myu-la 2017/09/27(Wed) 22時頃
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[あれから。 校舎はまるで砂の城であったかのように 徐々に形を失っていった。
先ずは保健室、中庭 それから 美術室、休憩所、鞄の残った教室や被服室――
時の止まったこの場所から卒業した彼らが、 心的障害を克服していく証のように 少しずつ、崩れ去っていく。
其れを、見届ける者は もう、いないけれど]
(419) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時頃
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[最後に残ったのは、屋上に続く踊り場。 屋上は既に消えてしまい 眠るキルロイの姿は、 もうどこにも見えない。 彼は、この世界からも消えてしまった。 まるで最初から居なかったとでもいう風に。
踊り場のシルエットたちは、演目を変えた。 今日も授業がダルいとか 昨日のテレビでアイドルがどうとか 日常の会話が続いている。
第三者にとって、キルロイは特別ではなかった。 其処にある話題の一つでしかなく 彼に向ける感情というものは、すぐに消えてしまうもの
キルロイの望みは叶わない]
(420) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* めも:話がしたい
(-432) 24kisouth 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[時は流れて、二月の半ば。 一つのマンションで事件が起きていた。 学生の腐乱死体が発見されたという
暖房の効いた部屋の中、寝台に眠っていた少年が 何らかの理由でそのまま目覚めなかったらしい 死後腐敗が進んでいた所為で、死因は不明 新聞記事の小さなニュース欄にはそう書いてあった。
解剖結果病死扱いになるその遺体を 腐敗臭も構わず抱きしめて泣いた人物が二人。
母親の方は、そのまま気が違ってしまったのか 良くありもしない幻影と会話するようになった。 父親の方は、自分が金に任せて本当の愛情を注がなかったからだといつまでも悔やみ続けていた。
どちらの所為でもなく、誰の所為でもない。 ただ、その少年の心が、非常に打たれ弱かっただけ 其れを知る者は、此処にはいない]
(421) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[――そして、三月 卒業式を過ぎた頃。
閉じた世界で 最後まで残っていた屋上への踊り場 行われていた寸劇が、 少し演目を変えていた。
背の高い少年が席について授業を受けている。 隣には小さな少女の影 チャイムが鳴って、昼休み 屋上へ誘う少女と、食堂で食べるという少年 両方に、数名のクラスメイトが寄ってきて 其々に食事を取りに向かう。 他愛ない世間話をしながら]
(422) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[場面がかわって、食堂の様子。 甘いものが好きだという背の高い少年に クラスメイトがデザートをわけてくれる。 照れながら礼を言う少年と、笑う少女たちの声。
また、場面は違って体育の授業。 バスケットボールの試合で、気合を入れる少年たち。 パスをうまく繋げずに、背の高い少年は相手にボールを取られてしまう。 其処から、追いかけて、取り返して 身長を活かしたダンクシュート。 周りの喝さいと ガッツポーズの少年の姿 駆け寄ってくるチームメイトと ハイタッチをして、喜ぶ声]
(423) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[場面を少しずつ変えて 踊り場に流れるそれは キルロイが過ごしてきた高校生活を ゆっくりと再上映している
三年の最終日が終わったら、また一年の初めから。 僅かに違うところがあるとするなら 少年が自分を偽らずに曝け出している事くらい。
それでも、少年を取り巻く周囲の様子は変わらない。 刺激はないが、批難も揶揄もない 平和で穏やかな日常が延々と繰り返されていく。
卒業することなく永遠に**]
(424) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* おっつー 不足はあるけどとりあえず書ききった。 墓は多分その辺の墓地にお父ちゃんが立ててくれてるとおもう。
(-433) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ 唐突に寒さを感じて、意識が浮上する。 ……あれ、卒業式は? そう思って、勢いよく目蓋を開き、 体を起こせば、肩からぱさりと何か ……毛布が落ちる。 学校に置いてあるものとは、色違いのそれ。 ]
……いえ?
[ 見間違えることもない自室。 どうやら、机に座ったまま転寝していたようだ。 机の上にある時計に目を遣れば。 ]
(425) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* うあああああああ。瀬戸… なんか、だいそれた夢とかじゃなくて、ごく普通にありえたかもしれない光景っていうのがつらい…
(-434) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ 2月1日。 1:22と表示されている。 大丈夫。秒も見ている間に時を重ねていた。 ]
2月1日……、卒業したから? 時間もきちんと動いている、な。
[ 現状を把握して、ふうと息を吐く。 記憶を辿れば、体育館に入った後に、 白の光に包まれたような気もする。 眩しくて、何も見えないような光。 ]
(426) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ 机に広げてある赤本。 あの不思議な場所では一度も開かなかったそれ。 今日はもう、時間は遅いしやめておこう。 それにしても、あれはなんだったのだろう。 ……夢? 現実? ああ、変な時間だった。 変なところで寝たせいか、校舎で過ごしたせいか、 身体は妙に気だるい。
そうして、ベッドにもぐりこむのだった。* ]
(427) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ これは未来の話だ。 ]
(428) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ おれは、第一志望の教育学部に合格する。 両親も、おれも、大層喜んだ。 DHC(という名の愛)のおかげかもしれない。 今後も栄養バランスに気を払いつつも、 ツナを食べ続けることだろう。 マヨネーズはちょっとカロリー高いけど、 わさびと中和するから、欠かせない。
……江利綱との約束は、ツナマヨメモに、 忘れることの内容に記されていたから、 あの空間は、皆で共有していたものだと知る。 いつかあそこで見たものを話す日は来るだろうか。 それに関連することは、聞く日がくるだろう。 聞いたその時は、吃驚するだろうけど、 多少の気遣いはしつつも、 これからも大して変わらぬ付き合いを、 続けていくんだろう。 ]
(429) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[ 大学受験だけじゃない。 頑張っても頑張っても、 それを受け入れられない事は他にもある。 結果が全てだから。
それでも、生きていく。 心にバリケードを築きながらも、 おれは、 レールに乗っていく。 先に何が待ってるかは、眩い光同様に、 わかるはずもない。 おれの時計は、時を刻み続けるのだから、 そのまま生きてゆくしかないのだ。* ]
(430) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* 瀬戸くんの高校生活が切ない……
(-435) neko128 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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― 数ヶ月後 ―
[目が完全に見えなくなってしまう前に、最後の絵が描きたい。 見えるうちにできるだけたくさんの作品に触れておきたい。 両親に話した>>357その通り、俺は卒業式後の数ヶ月をその二つに費やした。 目を酷使することは、医師から止められている。 それでも、毎日数時間はキャンバスの前に座った。
週末になると美術館巡りをした。都合が合えば三神も一緒に。 俺の目が見えなくなってしまう前に、できるだけたくさん見ておきたかった。
医師の宣告どおり、俺の視野は少しずつ削られていく。 それでも、完全に見えなくなってしまう前に、俺は最後の絵を描き上げた。
あの、時の止まった校舎で。 俺は、まだ病気が発覚する前に描いた最後の絵を見て、 希望に満ち溢れていて、反吐が出る、と思ったのだった>>1:345。 それでも、俺が最後に描こうと思ったのは。]
(431) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* >>-434 大体はあの時素直になれていれば、ってのを再現してるシルエットですな。 無理やな。
(-436) Ayame 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[絶望を知ったから、絶望を描く。それじゃ、あまりに芸がない。 それに、たとえ俺の目が見えなくなっても、人間には想像力というものがあって。記憶力というものがあって。 いつだって俺は、脳裏に自分の描いたものをもう一度描くことが出来るはずだ。 最後の俺の作品として、脳裏に焼きつくものが絶望だなんて、そんなのはちょっとあんまりだろう?
きっと、俺の人生は、これからも平坦なものじゃない。 むしろきっと、楽しいより、苦しいことが多いはず>>285だ。 それでも、一度生きる意味を見失った俺に、やりたいことが見つかったみたいに。 また絶望することがあったって、きっとまた、諦めなければ道は見つかるんじゃないかって。 俺は、そんな風に思ったんだ。 だから。]
(432) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[断崖絶壁。その向こうに広がる虹。 それが、俺が最後に描いた絵だった。 絵に、難しい解釈なんかいらない。好きか嫌いか、それだけでいい。 だけど、俺がその絵にこめたのは。 絶望の向こうに見える、希望。
記憶はいつか色褪せる。 だけど、俺は自分が描いた絵のことは忘れない。 なにしろ数ヶ月をかけて向き合ったんだ。絶対に忘れない。そんな自信があった。 だから、また俺が絶望することがあっても、この絵のことを思い出せば、きっと諦めないでいられるんじゃないかって。 俺は、そんな風に思うんだ。
今でも、時々考える。 時の止まった校舎。 もし、俺があそこにとどまったとしたら、今頃どんな絵を描いてるんだろうな。 でも、これだけは言える。 何百枚、何千枚、あの校舎で描いたとしても、この最後の一枚には敵わない。 そう、自信を持って言えるんだ。**]
(433) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[まあ、ちょっとだけ嘘なんだけどな。]
(-437) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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[俺の部屋のクローゼットの片隅には、過去に描いた俺の絵が結構な数しまってあった。 その中に、実は俺の本当の“最後の作品”が眠っている。
記憶はいつか色褪せる。 だけど、俺は自分が描いた絵のことは忘れない。
だから俺は、決して忘れたくないものを、描いた。 俺の記憶にとどめる、ただそれだけのために。
人物画は専門じゃないんだけどな。 ポニーテールの少女が、満面の笑みを浮かべている>>286その絵のことは、一生秘密にしておくつもりだ。**]
(-438) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* 瀬戸のめっちゃ切ない〆のあとに投下するのはちょっとはばかられたんだけど、峰がはさまってくれたからいいかと思ったなどと供述しており…
>>-436 素直になってても全然問題なく受け入れられただろうに…瀬戸にはそれがどうしても難しかったっていうのがつらい…
(-439) takicchi 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* >>-417十文字 不器用でかわいい。 よし同じ大学に行こうそうしよう。 大学で同高とか同中に会うと急激に仲良くなる法則を発動させよう。 程よく関係性に距離があるのですごい楽しいですね…
>>-426わあい!心の中で三神ちゃんががたっとしてくれたなら本望ですよ。 >>-428好きにエンカしてくれて…いいのよ…?
しつつ瀬戸ーーー!! わああんやはりどつきに行きたかった…!
(-440) 襟 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* きるるぅ…… あの校舎はやっぱりやさしいせかいなんや……
(-441) myu-la 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* おれを緩衝剤にするなよーっていってる。 峰はこれで〆。ゆるゆる見守る姿勢。
(-442) aki_nano 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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/* そしてみねさくおめでとう!! よかった!!
しかし、DHCじゃなくてDHAやで!! DHCはあれだ、化粧品とか売ってる企業や!((
ツナマヨ効果とは別のプラシーボ的な何かが発生していて すごいことに(
(-443) myu-la 2017/09/27(Wed) 22時半頃
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